総合トップSS一覧SS No.6-035
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 826氏(23スレ目) 主人公×カノンノ 2007/02/17 2007/02/17

俺は、宿屋の窓から星を眺めていた。
(明日、世界樹の麓にあるギルガリムの本体を叩く。
でも、そうしたら…モルモとも、そして…カノンノとも別れることになる。)
「どう?、眠れない?」
「ん、うん、少し緊張しちゃってさ、モルモはもう眠ってるけどね」
後ろからカノンノが話しかけてきた。
「私も…ちょっと不安で、あなたの顔が見たくなっちゃったの」
「そっか」
(何やってんだ俺…もしかしたら最後かもしれないのに…)
この世界に来て、記憶も何も無かった俺が最初に見た人
(一目惚れだったのかもしれない…俺はカノンノが好きだ)
「どうしたの?」
心配そうにカノンノが俺に声をかけてくる。
「あ、いや、何でもないよ」
「ふ〜ん、じゃっ顔も見たことだし戻るね」
そう言って、カノンノは歩き始めた。こころなしか、がっかりしてる様な気が…
(おい、ここで引き止めなきゃ…本当に最後だぞ…どうするどうするどうするどうする)
「ま、待って!」
頭がヤバイ状態の中、唯一出てきた言葉がこれだった。
「?」
カノンノが立ち止まって、こっちを見た。
「何?」

「あ、いや、その…カ、カノンノはさ、ギルガリムを倒したら、また世界を作るんだよね?」
(俺アホ俺ヘタレ俺氏ね俺──)
「うん、今度はテレジア…あなたの世界に負けないくらい、いい世界を作る」
「カノンノなら、絶対作れるよ…俺も頑張らないとな〜」
カノンノが俺を見ながら微笑んでくれた。これだけで、もう良い様な気も
(良いわけあるか!!!!)
「でさ、急にこんなこと聞くのもあれなんだけどさ…」
「うん、何?」
(心臓がやばい…破裂しそうdwせdrftgyふじこ)
ふぅ・・・一呼吸おいたあと
「お、お俺ってどう?」
「えっ!?」
(ストレートだな俺;;orz)
「とっても、頼りになって…私は……」
「ぇ??」
(なんだか、カノンノ赤くなってるような…)
少し照れくさそうに、カノンノはこう言った。

「好き…だょ」
(何ですと!!!????俺の妄想もここまで逝ってしまったのか)
とりあえず、自分で自分にビンタしてみた。
「痛い…じゃなくて、今好きって言った?」
「ぅん…」
カノンノは恥ずかしいのか、下を向いて目を閉じている。

多分、こういうのを勝手に体が動くっていうのかもしれない。
俺はカノンノを軽く抱きしめていた。
「!!」
驚いたのか、カノンノは急に顔を上げた。
そこで、軽くキスをしてあげた。軽く、ポンッぐらいだ。
「ん!!」
カノンノの体が少し震えた。
「ご、ごめん…嫌だったよね」
急いでカノンノから離れる俺。
だが、カノンノは首を横に振って、
「嫌じゃないよ、嬉しい!」
そう言って、今度はカノンノからキスしてきてくれた───


どのくらい時間が経ったのかな…俺たちは互いに唇を重ね合わせていた。
「ん、んん〜;;」
俺は、ゆっくりと舌を入れてみた。
「ん、ぷちゅ、ちゅ、んっ、んん〜!!…ぷはっ、はぁ〜、な、何か今の凄かった…」
「嫌い?」
「き、嫌いじゃない…むしろ、好き…もっとしたい!」
ぴちゃ、ぴちゃ、と舌を絡ませ続けていた。
ふいに、カノンノの胸を触ってみた。
「あっ!?」
ガブッ、舌を噛まれてしまった;;
「ご、ごめんね…急に驚いちゃって…」
「いや、俺が悪いから。…そのカノンノの体見てみたいな〜って思ってさ」
(俺は、変態か?…変態だ)
「ぁ…い、いいけど、その…ちょっと後ろ向いててね」
「わかった」
俺はカノンノに背を向けて、どきどきしながら待っていた。
カノンノが、服を脱ぐ音が聞こえる…
(後ろに向いて襲い掛かりたい気もしたが…さすがに、それは無い!)
「もういいけど…がっかりしないでね」
後ろから声が聞こえて、俺が振り返ると…カノンノは可愛らしい胸を恥ずかしそうに隠しながらパンツ以外なにも穿いていないで立っていた。
見とれてしまった…
「そ、そんなに見られると恥ずかしいよ;;」
(恥らう姿が可愛いなぁ…って俺はおっさんか!)
「全然がっかりしないよ。むしろすっごい可愛くて綺麗だよ」
カノンノの手をどけて、小さい胸を撫で回した
「んぁ!…ん、ふっ…くぅ」
「凄くやわらかい…もう固くなってきた……ちゅぅ〜」
カノンノの乳首を赤ん坊のように吸ってみる。
「ぁ、そ…れ、だ…だめ、ひゃっ」
舌で乳首を転がしている間、もう片方の乳首を、つまんだり、ちょっと弾いたりしてみる。
「…だ、だめ、もう…ぁ、ん…何……かっ…きちゃっ…う」
その声を聞いた瞬間、乳首を甘噛みした。
「だ、ぁ、だめぇぇぇぇぇぇ………ふぁぁ」

ポタッ、ポタッと床に愛液をたらしながら倒れてきたカノンノを支えてベッドに寝かせて、
もはや下着の役割を果たしていないカノンノのパンツを脱がせ、
自分のズボンを脱いでさっきから臨戦態勢だった己の分身を取り出した。
「…凄い……こんなになっちゃうんだ…」
カノンノの視線が俺のモノを見つめている。
あろうことか、カノンノは俺のを握りはじめた。
「…っ」
ピクンッと俺のモノが動く。
「あ、ごめん…痛かった?」
「いや、大丈夫だよ…」
「良かったぁ」
そう言うと、カノンノは俺のモノを手でしごきはじめた。
「すごく…熱…い…ちゅっ」
「うぁ!」
(ああ、カノンノが俺のにキスをしてくれるなんて……)
「んっ、ちゅ…ぷちゅ…ん、」
カノンノは幹から亀頭まで丁寧に舐めて、時折口を離して、手でしごいたり…と
(って、まてよ…)
「か、カノンノ、何でそんなに慣れてるんだ?」
「ぷちゅ、え…本とか…んっ見たりして…ちゅっ時々、練習してたから…んっふぅ」
(れ、練習………)
「んぁ、なんか、出てきた…ん、ちょっとしょっぱいかな」
(やべ、想像しちまった……あ、頭のねじが取れそう…てか、取れる!)
「カノンノ……リミッターを外させてもらおう!」
「え?…ん、んんーーー!!??」
俺はカノンノの頭をつかむと、乱暴に腰を動かし始めた。
「んーーー、ぅ、ぅぶ…ん……ん」
(あ〜カノンノの口を犯してるみたいだ…)
グボッ、グチュッという音が部屋中に響き渡る。
「っく、カノンノ出る!!!」
「ん、んーーーーーーーーー!!???」
こくっこくっと少しづつ俺の精液をカノンノは飲み干していった。
「んっ、ぷはっ…はぁ、はぁ、あ、あまり美味しくは無いね〜」
笑いながら口元にある精液を舐め取っていくカノンノを見て…俺のモノはまた固くなっていた。

「か、カノンノ、そろそろ……」
「ぁ…ぅん…ぃぃよ」
恥ずかしそうにベッドに横たわるカノンノの秘部に、俺は自分のモノをあてがい
「いくよ…」
「──っ!!」
カノンノはやっぱり処女だったらしく、結合部から血が滲み出ている。
(なるべく早く終わらしたほうがいいよな…)
俺は一気にカノンノの奥へと抽入した。
「──いっ!!!」
「カノンノ…」
優しくカノンノに口づけ、舌を絡ませてやる。
カノンノもそれに応えるように舌を絡まらせてきた。
「大丈夫?」
(何言ってるんだ俺、平気なわけ無いだろ…)
「だ、だぃ、…っじょう…ぶ」
しばらくそのままの状態で、俺たちは口付けあっていた。

「──そろそろ動いていいよ…」
カノンノがそう言うと、俺は、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ぅ…ん…ふぃ、ぁん………」
ずっ、じゅっ、ずっずっずじゅ、じゅぷという水音とともに、だんだんとカノンノの口からも気持ちよさそうな声が聞こえてきた。
「ふっ、ん…んぁ……ぁ…」
だんだんと腰の動きも早くなってきて、
「っく、気持ちいいよ…カノンノ」
「ぅあ、わ、私……も、ぃ…ぃい…よぉ」
(くっ、そろそろ、限界…)
俺の溜まりきった欲望もあと少しで限界だった…
「カノンノ、いっイクぞ」
俺が腰を引こうとすると、カノンノが腰を足でつかんできた
「か、カノンノこのままじゃ、中n「中に…んぁ…ん、中に出しっ…て」
カノンノは俺を離そうとはしない、そして、
「くっぅぅぅぅ、か、カノンノーーー!!」
「───っぅぅぁぁぁぁ………あ、熱…い」
カノンノは、中にそそがれる精液の快感を、嬉しそうにしていた。


「良かったのか?中に出しちゃったけど…」
「うん、だって……」
(だって?)
「あなたとの繋がりが欲しかったから…」
嬉しそうな笑顔を見た俺は、もう何もかもどうでもいいような幸福感を感じた。


そのあと、結局カノンノは俺と一緒に寝た。
何が何でも、俺の愛する人のために負けるわけにはいかない、と強く心の誓った。



〜おまけ〜
「昨日は随分と激しかったみたいだね」
「「・・・・・・・・・・・・」」
朝起きた俺たちは、ようやく小さい猫みたいな動物がいたことを知った。


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