総合トップSS一覧SS No.5-052
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
ロイドとしいなの珍道中 腹黒堕天使氏 ロイド×しいな 2006/02/27 2006/02/27

世界が統合されロイドはしいなと共にエクスフィア回収の旅に出たのであった
しかし!しいなにはそれ以外に目的があった…それは、ロイドと深〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い仲になることだった
そう・・・例え夜這いや色仕掛けを使ってでも!!

「あ〜食った食った♪」
どこかの街のどこかの宿に泊まっていた2人は夕食が済み部屋へと戻ってきた
「じゃあお風呂入って寝ようか」
部屋に戻ると2人は着替えとタオルを持って浴場に向かった。いつも通りのことだが今日のしいなはある決心をしていた
「今夜こそ・・・今夜こそは・・・」
体をキレイに洗いムダ毛の処理をしたしいなはあるモノを握り締め燃えていた。それは・・・旅に出る前に恥を忍んで買った勝負パンツである
「ロイドは鈍感だからアタシが積極的にならないと・・・」
面積の狭い白いレースの紐パンを穿き宿の浴衣を纏い部屋へと戻っていた
「zzzzzzzzzz」
部屋に戻ると先に戻っていたロイドはもう寝ていた。小さな机をベットが2つ押し込められただけの狭い部屋だが寝る分には問題ない
「ロイド・・・」
部屋に明かりを消しベット横のスタンドを点けるとロイドの耳元で囁いた
「ん〜?」
「ロイド起きて」
「なんだ?」
しいなの企みに気づいていないロイドは呑気そうな顔を布団から出した
「あのねロイド・・・」
ロイドの顔を見たら躊躇いが出てしまったが、しいなは思い切って布団を剥ぎロイドの上に跨った
「アタシ、ロイドが好き」
心臓が物凄い音を立てて鳴っているのが聞こえる程しいなは緊張していた
しかしここまで来て引き下がるわけにはいかない。しいなは震える手で浴衣の帯を解いた
「だから・・・アンタのものになりたい」
帯を解くと浴衣が肌蹴て左右の胸が半分ずつ姿を現した
「え・・・」
しかし突然のことにロイドは呆然としていた
親友のような存在だった女の子に好きだと言われ目の前で半裸になられて・・・
こういう場合はどうすればいいのか童貞のロイドにはサッパリ分からなかった
「ロイド・・・」
だが、そんなロイドに追い討ちが!しいなが体の上に覆い被さってきた
互いの体に挟まれしいなの胸が自分の胸の上で潰れる感触がした
「あ・あの・・・しいな・・・」
ロイドは声が裏返っていた。必死に平静を装ってはいるが頭の中はパニックに状態なり指一本動かせないでいた
「ロイドはアタシのことどう思ってるの?」
耳元でしいなの声が聞こえた。熱い吐息が耳にかかりロイドはますます錯乱していった
「え!えぇぇぇぇぇっとぉぉぉ・・・あああああの・・・」
もしゼロスなら「俺様も好きだ〜♪」と言いながら浴衣を剥いで一気にそのままガーッといってしまうのだろうが、経験のないロイドには無理なことだった
「ねぇ教えて」
しいなが上体を起こしロイドの顔を覗き込み・・・そのまま自分の唇をそっとロイドの唇の上に重ねた

((((BOMB))))

ロイドはついに思考回路がショートした。まさか女の子に迫られファーストキスを奪われるとは夢にも思っていなかった
「し・しししししししし・・・しいな・・・」
覚悟を決めたのかロイドはガクガク震えながらも両腕を上げしいなの浴衣に手をかけた
「そ・その・・・あの・・・」
なんとか平常心を保ちながら浴衣を脱がすと豊満な胸が視界に入ってきた
「ほ!本当に・・・おおおおおお俺でいいいいいいのか?」
その胸のボリュームに圧倒され視線を反らすと今度は白の紐パンが目に入った
「うん、ロイドでなきゃ嫌」
もはや邪魔でしかなくなった浴衣を床に落とし、しいなはロイドの手を自分の腰部分に持っていった
そこには、蝶結びになっている紐パンの紐があった。その紐を引くともう後戻りはできない
「わ・分かった・・・」
ロイドは大きく深呼吸をしながら恐る恐る紐を引いた。紐は簡単に解け黒い茂みが現れる
『この後はどうするんだっけ・・・?』
しいなの腰を抑えロイドはある記憶を辿った。それは以前ゼロスの家に泊まった時、
大人の勉強だと言われ無理矢理ゼロスに見せられた教材用ビデオの内容だった
『確か・・・股の間に穴があってそこに・・・』
しいなを抱き寄せ体位を変えて自分がしいなの上に跨った。始めて見る女性の裸にロイドは興奮を隠せなかった
『でもその前に色々やってたよな・・・』
胸の上に手を乗せるとフワフワのムニュムニュでプルプルな感触が伝わってくる
「しいな・・・」
ロイドはしいなの胸の谷間へを顔を埋めていった



「あれ?ここはどこだ?」
突然ロイドの視界に白い天井が飛び込んできた。今までの出来事は全て夢だったのだろうか?
「病院だよ!」
横からしいなの不機嫌そうな声がした。明らかに怒っているのが分かる
「へ?病院?なんで?」
周囲を見渡すと確かにそこは狭い宿屋の部屋ではなく広く整理された病室だった。何故こんな所にいるのだろうか?
ロイドは昨夜の記憶を辿っていった。だがどうしてもボインちゃんの味を顔全体で堪能した後のことが思い出せない
「鼻血吹いて倒れたんだよ!このバカ!」
「あ・・・」
その一言でついに思い出した。
実はロイドは、あの後しいなが恥ずかしさを我慢しながら足を開いた瞬間壊れたスプリンクラーのように鼻血を噴出し出血多量で病院に運ばれたのだった
「恥を忍んであそこまでやったってのにアンタって男はー!」
コップがリンゴが皿が果物ナイフが飛んできた。これからという所で全てが台無しになってしまったことで、しいなは怒っていた
「ゴメンしいな!次は頑張るから!」
「アンタみたいな男知るかー!一生童貞のままでいろー!!」
しいなは容赦なくロイドをポカポカ殴った。童貞とはいえ、これからというところで鼻血を出して倒れるような男に呆れ冷めてしまったのだろうか?
だが、こんな男にまた迫ろうという女はそうそういないだろう
果たしてロイドに次はあるのだろうか・・・それは神のみぞ知るのであった

〜お終い〜


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