作品名 | 作者名 | カップリング | 作品発表日 | 作品保管日 |
the seed becomes the rose 〜実践的性教育のススメ -アーヴィング殿編-〜 【終章】 |
533氏(20スレ目) | ロイド×コレット | 2006/02/20 | 2006/02/21 |
「とりあえず、そこに座っていろ。」 部屋に戻るなり、クラトスはベッドを指し、俺に言った。 コレットとは当然部屋が違う為、途中で別れた。さっきのは予感は、ただの予感でしか無かったようだ。 しかし、あんな事のあった後に部屋で2人きりというのも、どうにも気まずく所在がない。 今更知っているとも言い出せず、大人しくここまで付いて来てしまったが、 俺はひょっとしたらとんでもない判断ミスをしてしまったんじゃないだろうか。 (コンコン) 「私です。入りますね。」 「コ、コレット!なんで?!」 幾らか安心していた所への突然のコレットの登場に、俺は動揺を隠すことが出来なかった。 動揺とは裏腹に、下半身は見っとも無く下らない期待で大きく膨らんでいる。 俺の初めてはこんな、こんなNHK教育お父さんといっしょになってしまうのか。 「来たか。なかなか似合っているではないか。」 「はい、ありがとうございます。それでクラトスさん、私は何をしたらいいんですか?お部屋のお掃除ですか?」 「いや、掃除はいい。前にトリエットで教えたことを覚えているか?」 「え?はい、覚えてますけど・・・。」 「それをロイドで実践してみろ。」 「今ですか?」 「ああ、そうだ。」 「分かりました。でも、なんでこの格好に着替えて来いって言ったんですか。」 「意味か・・・。フッ、そうだな、ロイドの事をご主人様とでも呼んでやれ。」 「あ、はい、分かりました。よろしくね、ご主人さま。」 トリエットで・・・、俺とジーニアスが合流する前の話か? 俺を無視して平然と繰り広げられている会話に混乱し、意味も理解出来ぬうちに、コレットが俺の目の前にひざまづいた。 「じゃあ、ご主人さま。出してみて。」 「だ、出すって何をだよ。」 俺はこの場に置いても知らないフリを続けた。父兄参観を唯々諾々と受け入れてしまう訳にはいかない。 「何って・・・なんだろ。クラトスさん、これ何ていうんですか?」 俺の股間に視線を置いたまま、無邪気な声でクラトスに尋ねる。あまりにも中途半端な知識に、俺は苦笑した。 ひょっとして、これからする事が何を意味するのか、ちゃんと理解していないんだろうか。 「教えてなかったか?それはおちんちんと言うんだ。」 「おちんちんだって、ご主人さま。」 コレットは俺の目を見つめ、にっこりと微笑みながら答える。 「ロイド、早くしてやれ。据え膳食わぬは男の恥だぞ。」 なかなか思い切れない俺に業を煮やしたのか、偉そうに腕を組み、 こちらを見下ろしながらクラトスが急かす。急かしているのはクラトスばかりじゃないが。 眼前の誘惑と重苦しい雰囲気を前に、恥というただ一つの支えは儚く脆かった。 邯鄲の夢と覚悟を決め、俺は黙ったまま立ち上がり、穿いていたものを一気に足元まで下ろした。 目の前に飛び出したものを眺め、尚も無邪気に言ってのける。 「あれ?ロイド・・じゃなくて、ご主人さまのおちんちんってフニャフニャじゃないんだね。クラトスさんのは」 「神子!余計なことを言うな!」 「あ、はい!ごめんなさい。怒られちゃった・・・。」 会話の意味をさぐる余裕も今の俺にはない。 クラトスの一喝に舌を出しておどけてみせる、ただそれだけの動作にしか映らなかった。 「じゃ、いくね。」 と言い、俺のものをつかみシゴき始めた。 「どうだ。言葉も出ないか?」 快感にベッドに倒れこんだ俺を、からかうようクラトスが言った。 状況は確かに目に見えているはずなのに、熱くなった身体が思考を妨げる。いつも以上に頭が上手く回らない。 「コレット・・・気持ちいいよ。」 「ほんと?うれしい。もっと頑張るね。」 本能が抑えきれず、つい本音をもらしてしまった。 俺の言葉に受け、まだ経験が無いとは思えない、頂上を刺激したり裏側をなぞったりとあらゆる方法で俺を開放に至らせようとする。 しかし、快感は波のように押寄せるのに、どういう訳か達しない。こんなになっても、まだ自制心が残っているらしい。 今は一刻も早く楽になりたい、ただそれだけなのに、分からない所でまた邪魔が入る。 「神子、そろそろいいぞ。」 俺の焦りを見抜いたのか、クラトスが何かを促す。 言われるままにコレットは手の動きを止め、次の瞬間、俺のものは温かいものに包まれた。 「あっ・・。ん・・・・っ。」 未知の快感が、経験不足の俺を襲う。 深く、浅く、唇は一定のリズムを刻み、舌は這うように蠢く。 ぬちゃぬちゃと嫌な音を立てて、コレットの唾液が俺のものに絡む。 これには唯一健闘していた自制心も成す術を失ってしまった。 数秒足らずで熱いものがこみ上げ、俺はたまらずコレットの頭を強く掴んだ。 それで限界を察したのか、コレットはそれに答えるように一気に俺のものを吸い上げた。 EDテーマ:trf「BRAND NEW TOMORROW」 ♪揺れ動く想いから 私を取り戻せるよ 慰めはいらないよ 時間がもっと欲しくて コレット慣れた様に液体を飲み干すと、茫然自失としている俺に笑いかけた。 「ごめんね、少し残しちゃった。」 そして、口の周りをシーツで綺麗にすると、クラトスと言葉を交わし、部屋を出て行った。 「これでやり方は分かっただろう。後は自分でやるんだな。」 クラトスもいつも通りの低い声で言い、俺を一人、部屋に残して出て行った。 当分ズリネタには困らない・・・。これで良かったんだ。これで・・・・。 続編予告! トリエットでコレットの身に何が起きたのか! 出演:コレット・ブルーネル、クラトス・アウリオン、リフィル・セイジ 豪華メンバーが送る、期待の大スペクタクルアドベンチャー!(大嘘) <<the seed becomes the rose 〜実践的性教育のススメ -雌神子編-〜>> 乞うご期待ください!!(巨嘘) (構想は出来てるけど、少ない語彙を今回で使い果たしたので、書けないかもしらん。) 同時上映:<the seed becomes the bloody rose>