総合トップ>SS一覧>SS No.5-047
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
この気持ちを大空へ |
ミエル氏 |
ガイ×アニス |
2006/02/18 |
2006/02/19 |
一人、突っ立っていた。それは、私。
私って言うのは分かってるのに何故か他人事みたいに思えてくる。
「・・・・・・・はぁ。」
大きなため息。それは愛しき人物、ガイ・セシルに向けての事だった。
彼女はアニス・タトリン。ピッチピチの15歳。(本人談)
彼女は今、恋で悩んでいた。
「おいアニス、どうしたんだ?」
「がっ、ガイ!?な、なな何でもないよ!さ、出発〜!」
「・・・今休憩入ったばかりだぞ?」
自爆。
「・・・あはは、お腹空いちゃったぁ・・・。」
と、ごまかす。恐らくごまかしきれてないが。
そしてルーク、ティア、ジェイド、ガイ、アニス、ナタリアの六人は闘技場に着いた。
「今度はヘタレるなよルーク?」
「おう!任せろってーの!」
このときも同じ、上の空。アニスは意味も無くじーっと突っ立っていた。
・・・ふと、空を見上げた。「ああ、こうしてみるときれいだな」と思う。
普段では絶対そんなことは思わない。けれど、何故か今思った。
「・・・ニス、アニス。どうしたの?」
「・・!」
アニスを呼ぶ声、それはティアから発せられた。
「アニス、元気ないじゃない。どうしたの?」
「別に、なんでもないよ!ルークカッコよかったねー!」
「でも三回戦で負けたのが少し惜しかったわね」
「そ、そそそうだね!」
「?」
ティアはアニスの異変に気付いた。
ガイがいる方向を見ないのだ。故意に。
(何かあるのかしら?)
そして宿屋へ向かった。
食事を済まし、みなそれぞれの部屋へと帰った。
「今だったら・・・大丈夫だよね。よーしっ」
コン、コン。ガイの部屋のドアをノックする音が響く。
「開いてるぞ」と、ガイの声が聞こえたので中に入った。
「アニス?どうしたんだ、こんな時間に」
「あっ、その・・・星空綺麗だね」
「・・、ああ、そうだな。ちょっとベランダ出るか?」
「うん」
そしてガイとアニスの二人は窓ガラスをあけ、ベランダへ出た。
夜風がかすかに吹いていて、気持ちいい。夜空に輝いている満天の星。
その光景にガイは見とれていて、いつしかアニスも見とれていた。
「・・で、どうしたんだアニス?いきなり部屋を訪ねて。」
いつまでも鈍感なガイに、アニスはヒントを言った。
「夜中に女の子が男の部屋に来る理由・・・、分かるよね?」
「・・・! お前・・・。」
アニスのヒントにようやくガイは気付いた。
「ガイ・・・・・。」
アニスのその声は、少女でも幼女でもなく、一人の女。
「アニス・・・、俺で、良いのか?」
「うん。そのために来たんだよ?お願い・・・・ガイ・・・・・。」
ガイはアニスを仰向けして寝かせたそしてアニスのパジャマを脱がせていく。
そして凄く薄い下着を丁寧に外すと…、発達途中の乳房が露わになった。
「んっ・・」
外気にさらされた桃色の乳首がだんだんと硬くなっていく。
ガイはその乳首を中心に愛撫を始めた。
「・・あ、んっ、ふあ・・・」
口から喘ぎ声が漏れる。いつも自分がやってるのとはまた違う感覚がアニスを襲った。
そしてガイは左の乳首に口付けをし、軽く吸う。
「あああっ」
「可愛いよ・・、アニス」
ガイはそういうとアニスの下半身の布に手を当てた。
「いいよ、脱がしてぇ・・・」
そう言われるガイは下半身をも脱がし、アニスを全裸にさせた。
パンティにもしみこんでいたアニスの愛液が秘所から溢れ出た。
「今度は・・・したげるね」
「ああ・・・」
ガイはズボンのジッパーを下ろし、勃起した陰茎を取り出した。
その陰茎の大きさはアニスにとっては大木のようだった。
「はむっ・・・」
「・・っ」
アニスはその陰茎の先端を口に含むとその部分を舌で丁寧になめ始めた。
最初はあまり上手ではなかったが、途中から舌使いを覚え始め、ガイが呻き声をあげる様になった。
「いいぞ、アニス・・・。」
するとアニスは口から陰茎を離した。
「そろそろきて、ガイぃ・・・。」
「ああ、分かった。」
ガイはアニスの細い腰をつかみ、秘所の中に自分の陰茎を入れ始めた。
「はぁぁぁぁ・・・っ」
少し痛みが襲ったが、大丈夫だった。
するとガイの陰茎は根本まで入りきった。
「ガイの、気持ちいい・・・。」
「アニスの中も気持ちいいぜ・・・!」
そしてガイはゆっくり、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「はぁんっ、あああっ、い、ぁぁんっ」
アニスの喘ぎ声を聞いて、無意識に腰の動きが早くなった。
「あああん!はああぁ!いぅんっ!!」
「くぅ・・・アニス・・・!」
ガイ、アニス、互いにも限界が近づいてきた。
「ガイ、イっちゃうーーーっ!!」
「俺も・・・イく・・・!!」
二人は同時にイった。ガイの陰茎からは精液が溢れ出した。
そして二人は気を失ってしまった・・・。
「・・・イ、ガイ」
「アニス・・・。」
「ガイ・・・ありがとうっ」
アニスの眼から大粒の涙が溢れ出していた。
ガイはそれを支えるようにアニスを抱きしめる。
「お前が泣きそうになっても、俺が支えてやる、俺が助けてやる。」
「ガイ、大好きだよっ・・・」
「ああ、俺もだよ・・・」
end
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