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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
試作品に要注意 腹黒堕天使氏 クラトス×リフィル 2006/02/01 2006/02/02

世界再生の旅をしている神子一行はパルマコスタへとやってきた。今日はここで一泊する
「じゃあ私達は買出しに行ってきます」
「は〜い♪」
部屋に荷物を置き一休みするとリフィルとクラトスが食材等の買い出しに出かけた
「ちょっとそこのお2人さん」
宿を出ると露天商の男から声をかけられ2人は足を止めた
「今晩そこの宿に泊まるんですよね?もしよかったらこのグミいかがですか?」
露天の男は赤紫色のグミを差し出した
「こんな色のグミ初めて見るわ」
「なんだこれは?」
2人はそのグミを見るのは初めてのようだ。露天の男はニヤニヤしながら答えた
「これは先日作った新製品のグミなんですよ、モニターになってくれませんかね?」
「私達に?」
「えぇ…これはちょっと苦くて子供の舌には合わないかと思いましてね、大人の方に試してもらいたいんです」
「構わんが…効果はなんだ?」
「効果は疲労回復ですかね、栄養剤みたいなもんですよ」
こうして2人は謎のグミを受けとった。しかし後に2人はモニターになったことを後悔するのであった
「さて寝るとするか」
時間は過ぎ夕食も入浴も終わりあとは寝るだけとなった。
部屋割りはロイド&クラトス・リフィル&ジーニアス・コレットとなっている
リビングでお喋りをしていた5人はそれぞれの部屋に向かうことにした
「そうだこれを食べないとね」
「そうだったな」
リフィルとクラトスは露天商からもらったグミを口に含んだ。露天商曰くこれは寝る前に食べると効果が現れやすいとのことだ
それから30分が過ぎた・・・

「変だわ、体が熱い」
リフィルは全身が熱くなってしまい眠れずにいた。だが体温を測るが平熱、高熱が出たというわけではなさそうだ
「おまけにこのモヤモヤした感じはなに?」
じっとしていられなかったリフィルは干しておいたタオルを握り廊下に出た
冷水を浴びれば収まるかもしれないという根拠のない思いからだった
「やだ!なにこれ!」
脱衣所で寝巻きを脱ぐとリフィルは驚いた。失禁したわけでもないのに下着がグショグショに濡れていた

ガラガラガラ・・・

誰かが脱衣所に入ってきた。鍵を掛けていなかったことに気づいたリフィルは反射的に振り返った

「きゃあ!」
「す・すまない!」
そこにはよく知っている男が立っていた。一緒に世界再生の旅をしている仲間のクラトスである
リフィルは脱いだ寝巻きをかき集め体を隠した
「まだ起きてたのね・・・」
鍵を掛けていなかった自分に非があるため殴るわけにはいかない、リフィルは体を隠ししゃがみ込んだままクラトスが出て行くのを待った
「あぁ何故か体が熱くてな」
だがクラトスは出て行くどころか逆に入ってきた。しかも鍵までかけている
「あなたもなの?」
リフィルはしゃがみ込んだままクラトスから遠ざかった。どうもクラトスの様子がおかしい
「そうだ、前にもこんなことがあった」
「そ・そうなの・・・」
クラトスは寝巻きを脱ぎながらリフィルに歩み寄ってきた。角に追いやられたリフィルは逃げ場がなくなった
「きゃあ!」
小さな悲鳴が上がった。クラトスがリフィルの腕を掴み抱き寄せたのだ
「ある女と初めて宿に泊まったときだった」
そのままリフィルを押さえつけクラトスは話し続ける
「彼女に愛情を抱いていた私は、その女を抱きたいと思っていた」
「へぇ・・・あなたにもそういう時期があったのね」
リフィルの体は小刻みに震え声は緊張からかトーンが上がっていた
「そのときと似ている」
「そ・そう・・・」
そこで2人の目が合った。こんなにも顔が近い状態で目があったことで2人は頭の中で何かが弾けたような衝動に襲われた

「んん・・・ふうぅん・・・」
頭を抑え唇を奪われたリフィルはなすがままになっていた。口内に異物が侵入し暴れているがどうすることもできない
(私とクラトスに同じような異変・・・原因はあのグミしかないわ)
舌を貪られながらリフィルは思考を巡らした。露天商の男から貰った赤紫色のグミ、それ以外に原因はない
(迂闊だったわ、成分を聞いておくべきだったわね)
しかし今更原因が分かったとこでこの状況に変わりはなく、リフィルは体を隠していた寝巻きを奪われ床に寝かされてしまった
「あ・・あぁ・・・」
クラトスの唇が形のいい胸に、指が下着の中へと入ってくる
裸を見られている・触れられているということより、すでに濡れてしまっていることに羞恥心を感じたリフィルは思わず顔をそむけた
目の前には壁に張られている鏡があり、そこには愛撫されている自分の姿があった。そのことが羞恥心をますます強めた

グチュグチュグチュ・・・

「あぁ・・・あっああ!」
下着の中から卑猥な音が聞こえる。入り口を広げられ2本の指が根元まで埋まり中で蠢くとそれに合わせリフィルも反応する
指の動きにあわせ湧き出る液が潤滑を促していった
「リフィル・・・すまない・・・」
耳元で囁くとクラトスはリフィルの下着を脱がし足を広げ足の間に移動してきた
「どうしても耐えることができない・・・」
男女で効果が異なるのか、それともグミとの相性が最良なのかクラトスは自分のガチガチに固まっているモノを取り出した
「ま・待ってクラトス」
リフィルが覆い被さってきたクラトスの肩を抑えた
クラトスの体で遮られ見えないが入り口に固いモノが当たっているのは分かったようだ
「その・・・中には出さないで・・・」
グミの効果なのか欲っしていたのかリフィルにはその行為から逃げようという気はすでになかった
「分かった」
「あ!あぁぁぁぁぁぁ!あぁー!!」
クラトスはリフィルを抱き寄せリフィルはクラトスの背に腕を回ししがみ付いた
2人の体が密着していく。2人は互いにもっと密着しようと無意識に腰を揺さぶり、できるだけ奥で繋がろうとした

「中はやめてって言ったでしょ!」
「すまん・・・」
浴室から怒り気味のリフィルの声がする。夢中になっていたクラトスは我を忘れて全てリフィルの中に吐き出してしまったようだ
「万一の場合は責任とってもらいますからね」
「あぁ・・・そうする」
クラトスは湯船に浸かりながら体を洗っているリフィルを見つめていた
色白で細身でバランスの整った彼女の体は実に魅力的だった
「それにしてもあの露天商、一体どんなグミを作ったのよ!」
泡を流しリフィルも湯船に入ってきた。イクとこまでイってしまったので一緒に風呂に入ることに抵抗はなかった
「そうだな明日問い詰めるとしよう」
「そうね・・・って何?」
クラトスはリフィルの横に並び彼女の手を握り締めた
「あのグミの効果がまだ残っているようだ」
「え?ちょっと!きゃあぁぁ!」
一瞬で復活してしまったクラトスは容赦なくリフィルを押し倒した。一度ヤッてしまえば二度も三度も同じだと開き直ったようだ


「おぉ!あなた達は、夕べはいかがでした?」
翌朝、痛む腰を堪えながら二人は露天商の所へ向かった
「なんなのよあのグミは!!」
「あれは媚薬と精力増強剤に使われる成分を色々と混ぜて凝縮したんですが、どうでした?」
悪びれもなく露天商は答えた。このことからグミを間違えたわけではなさそうだ
「疲労回復じゃなかったのか!騙すとはいい度胸だな」
露天商の態度に腹が立ったのかクラトスは今にも抜刀しそうな勢いでリフィルは杖を握り締めている
「騙してなんかいませんよ〜ちゃんと回復したでしょ、あ・そ・こ・が♪」

プチンッ!

その一言についに堪忍袋の尾が切れたようだ。二人は無言で露天商の腕を掴むと人気のない裏路地へと入り込んでいった

その後、その露天商の行方を知るものは誰もいなかった

〜お終い〜


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