総合トップSS一覧SS No.5-024
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
弧鈴がんばる! 腹黒堕天使氏 弧鈴×しいな 2006/01/22 2006/01/24

「あーもー!腹立つー!!」
突然だがテセアラを救うためシルヴァラントの神子を暗殺しにきた藤林しいなは荒れていた
なんとかマナの神子を見つけることはできたのだが・・・落とし穴に落ちるわ大勢でボコられるわで散々だった
「女相手に4人がかりなんて卑怯だろ!あれが世界を救う奴らのすることかい!」
今は宿屋の一室でクッションをバンバン床に叩きつけ鬱憤を晴らしていた
「しいな少し落ち着こうよ」
「そうだねシャワー浴びてくるよ」
舞い上がった埃に咳き込み正気に戻ったしいなは相棒の弧鈴を残しシャワーブースに入っていった
「しいな・・・」
しいなを見送りながら弧鈴は不安になっていた。強がってはいるが任務に失敗したことで落ち込んでいるのは確かである
「そうだ、こういうときは・・・」
ここで弧鈴はある事を思い出した。しいなが落ち込んでいたら慰めるようある人物から言われていたのだ
「え〜と、どうするんだっけ?」
そこで弧鈴はその人物から教えられた方法を思い出していた
「あ〜さっぱりした」
しばらくしてしいなが出てきた。宿の浴衣に着替え冷えたドリンクを飲みながらソファの上で横になる
意を決し弧鈴はしいなに近づいていった

ゴソゴソゴソゴソ・・・

「コラ!なにするんだい!」
驚いたしいなは弧鈴の首を掴み持ち上げた。弧鈴はいきなり股の間に首を突っ込んできたのだ
「なにって、しいな慰めたいの」
「あぁアリガト・・・ってどういうこと?」
「女の子はそうやって慰めるんだってゼロスが教えてくれたの」
「・・・・・・・・・・・」
しいなは一瞬で目の前が暗くなった。そして頭痛がした
弧鈴は人工精霊で人間の間の常識というものを知らない、だから教えられたことは素直に受け止めてしまうのだ
そんな真っ白とも言える弧鈴にとんでもないことを吹き込んだ男に呆れ怒りが込み上げてきた
「あの変態アホ神子・・・帰ったら絶対殴る!」
しいなのシルヴァラント行きが決まった日、ゼロスの家に行ったことを思い出した
彼の部屋で話しをしていたのだがトイレから戻ると弧鈴とゼロスはバルコニーでヒソヒソと話していた
内容を尋ねても内緒の一点張りだったが、あの時だろうか?などと考えてる間に弧鈴はまたも股の間に首を突っ込んできた
「コラ!アイツの言うことなんて・・・ひゃぁ!」
そこまで言いかけてしいなは言葉が詰まった。ゾクッとした感覚が全身を走ったからだ
それは相手を黙らし動きを止めるには充分なもので、しいなは反射的にソファの背もたれと肘掛に捕まり不安定な体制のまま固まってしまった

ペロペロペロペロ・・・

弧鈴はなんの疑いもなくゼロスに言われたとおりにし始めた。それがどういうことなのかも知らずに・・・

「あ・・・弧鈴やめ・・・」
下着の一部が弧鈴の唾液で湿っていく。腕を伸ばし弧鈴を捕まえようとするがどうしても体が言うことをきかない
無意識のうちに片足が床に落ち、もう片方の足は膝が立ち大きく足を広げている状態になっていた
「うぅん・・・」
股の間がゾクゾクし足がガクガク震え息が乱れていく
暖かい液体が溢れ代えたばかりの下着はグショグショになっていく
「ダ、ダメだよ・・・弧鈴・・・」
なんとか手を伸ばし掴もうとするが弧鈴の頭に手を乗せるだけに終わり弧鈴は一生懸命舌を動かし続けた
「あ!あぁぁぁぁぁ!」
ソファの背もたれを掴んでいた手に力が入った
弧鈴が鼻先を下着の隙間に入れ下着の汚れた部分を横にずらし濡れてしまったそこを直接舐め出したのだ
もちろんこれもゼロスに言われたとおりにしているだけで意味は分かっていないのだが・・・
「あぁ!はぁん!ダメぇ・・・やぁん!」
なにも分かっていないからこそ、加減というものが分からず攻め続けた
「あ・あぁ・・・あぁーっ!!」
突然しいなの目の前が真っ白になった。ほんの一瞬のことだったがしいなには物凄く長い時間が流れたように感じた
次の瞬間には体内からドロリとした液体が下の口から吐き出され股の間がジワリと暖かくなったのを感じた

チョロチョロ・・・ジョロジョロジョロ・・・ジャアァァァァァ

「あ・・・やだ、どうしよう・・・」
しかし、それの正体に気づいた時には手遅れだった。絶頂を迎えたと同時に失禁・・・
しかし一度氾濫してしまっては止めることはできず、しいなはなす術もなく呆然としていた
「弧鈴、誰にも気づかれないように何枚か雑巾を探してきてくれないか?」
氾濫が済むとソファから降りたが下着も浴衣も両足もビショビショになっている
すぐにでも掃除したかったがこんな状態で廊下に出て雑巾を探すなどできるわけがない
「ベットの上じゃなくてよかった・・・」
弧鈴を廊下に出すとしいなは再びシャワーを浴びることにした。果たして鬱憤は晴れたのだろうか?

バチー−−−−ーン!!

それから数日が過ぎた。ここはテセアラのゼロスの家である
「いきなりなにするんだよ!」
「自分の胸に聞いてみな!弧鈴に変なこと教えんじゃないよ!!」
テセアラに戻ってきたしいなは目的どおりゼロスを殴ることに成功した。だが一発では気が済まないようだ
「変なこと?あぁ〜なるほどね〜♪」
ゼロスの顔つきが変わった。怪しいくらいニヤニヤしながらしいなを見ている
「ちゃ〜んと慰めてもらったわけね♪」
「そ・・・そんなわけないだろ!」
しかしそのことで自ら墓穴を掘ってしまったようだ
「で、どうだった?気持ちよかったでしょ〜♪」
「う!うるさぁーい!!」

バシバシバシバシバシーーーーーーーーン!

口は災いの元とはよく言ったものだ、翌朝ゼロスは顔中アザだらけになっていたのだった
事情を知らない仲間達に何度も聞かれたが、当然原因など口が裂けてもいえる訳がない・・・

〜お終い〜


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