総合トップ>SS一覧>SS No.4-095
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
麟氏 |
ルーク×ティア |
2006/01/05 |
2006/01/08 |
ジ「・・・先日の計画は失敗に終わりましたが今度はいける筈です。」
男3人。バチカル宿屋での密談はこの一声から始まった。
ル「おーい、ジェイド。まだ懲りてなかったのかよ・・・。」
ジ「勿論です。私は昔から一度思ったことは最後までやりとげないと気が治まらない主義なんですよ。」
ガ「ははっ、旦那はそんな感じだな。で、計画の程はどうなんだい?」
ル「(お前もやる気満々じゃないか・・・。)」
ジ「完璧ですよ〜。この日の為に恐るべき新薬まで開発しましたね。」
ル「(このおっさんも・・・堕ちるとこまで堕ちたな・・・)」
ル「で、その新薬ってのはなんなんだ?」
ジ「聞いて驚いてください。これは人の意識のみを奪う・・・いえ思考回路麻痺させる薬です。勿論その間のことは記憶に残りません。」
ガ「おいおい、そりゃいくらなんでもヤバイだろ・・・」
ジ「大丈夫ですよ、一人分の適正量を作るのに大体100万ガルド程必要とするので、個人で作ることは不可能ですよ。」
ル「ひゃ、100万ガルド?!そんな大金・・・一体何処から・・・。」
ジ「勿論私が出したわけではありません、そもそも無理ですしね。」
ガ「じゃあ・・一体誰が?」
ジ「ピオニー陛下です。」
ガ「ま、まじでか・・・?」
ジ「はい、薬の効果を話したら喜んで一財産潰してくれましたよ。」
ル「(どんな皇帝陛下だよ・・・・。)
ガ「あの人も物好きだねぇ・・・。」
ジ「二人の疑問も解けたところで、本題に移りましょうか。」
ジ「まず、ターゲットを各々場所に呼び出します。」
ル「各々場所っつうのは?」
ジ「そうですね・・・できたらバチカル内が好ましいですね。」
ガ「じゃあ、ルークとオレは自分の私室で、ジェイドは宿屋・・・でどうだい?」
ジ「悪くないですね、他にいい場所も思い浮かびませんし、それでいきましょうか。」
ル「わかった。オレは私室にティアを呼び出せばいいんだな。」
ジ「そうですね。じゃあガイ、あなたはナタリアがいいですか?アニスがいいですか?」
ガ「そうだな・・・薬を作ったのも旦那だし、旦那が選んだらどうだ?」
ジ「じゃあ私はアニスにしときますよ。」
ル「(ジェイドってろりこんって奴なのか・・・・)」
ガ「(やっぱり旦那はロリコンだったか・・・・)」
ガ「わかったならオレはナタリアだな。」
ジ「あーそうそう、この薬に大きな欠点があります。」
ガ「なんなんだい?その欠点ってやつは。」
ジ「効き目が飲ませてから1時間しか持ちません。後、200ml以上飲ませないと効果が出ない事です。」
ル「ってことは好き放題できるのは1時間以内ということか。」
ジ「はい、そういう事になります。まぁ多少は大丈夫でしょうが・・・。」
ガ「それは、仕方ないとして、200mlってのは結構多くないか?」
ル「確かに・・・怪しいからなぁ・・・簡単に飲んでくれない気がする。」
ジ「その辺は、愛ですよ、愛。前の事があったとはいえ、好意は抱いてくれているでしょうから。そもそも、好意がなければ今頃他人ですよ。」
ガ「旦那の言うことも一理あるな。」
ル「愛って・・・愛ってなんだよ?!」
ジ「いいですか、ルーク。簡単なことですよ。ティアの為にこれ作ったんだ、飲んでくれないかって言うだけでいいんですよ。」
ガ「ルークには似合わないくらい甘いな。」
ル「でも、いくらオレが・・・っていっても薬なんて飲んでくれないっつーの。」
ジ「馬鹿ですねぇ・・・ジュースとか言って飲ませればいいんですよ。」
ル「あ、それもそうだな。」
ガ「よし、話がまとまったところで各々行動に移そうか。」
ジ「ええ、幸運を祈りますよ。」
ル「よし、やってやるぜ。」
ルーク。
テ「何、ルーク。話って?」
とりあえず、部屋にティア呼び出した。これからする事を考えると顔がニヤつきそうだが、そんな事にならないように細心の注意を払う。
ル「そ、その、なんだ・・・実は、お前の為にレシピ考えてこれ作ってみたんだけど・・・。」
フルーツ等を入れ、味を調えた例の薬を取り出す。
テ「ぇ・・・ルークが私の為に?」
ここまではジェイド達との打ち合わせの想定内。
ふぅーと心の中で深呼吸を入れる。
ル「そうなんだ・・・お前最近元気ないから・・心配だったし・・・。」
テ「あ、ありがとう・・・・。」
ティアを騙すのも気がひけるが、これも野望達成の為だ、っと自分に言い聞かせる。
ル「じゃ、じゃあ・・・飲んでくれるか?」
テ「ええ、せっかく作ってくれたんだもの・・・。」
やったと心底から思った。そして、ティアにグラスを渡す。
まぁティアが乗り気じゃないのは、おそらく自分の料理の腕のせいだろう・・と苦笑。
テ「・・・こくっ・・・こくっ。」
ゆっくりがティアが液体を喉に流す。
(そういえばジェイドが・・・・。)
(ジ「いいですか?あの薬は飲ませてすぐ効果を発揮します。後、効果の出ている間は、意識は奪われますが気絶したわけじゃないので、ちゃんと喘ぎますし反応してくれます。まぁ記憶には残りませんがね」)
(ってことはこのままだとティア倒れるのか・・・?!)
流石に倒れて怪我でもしたらマズイのでティアの両手を掴む。
ティアが「?」っという顔したが薬が効いてきたのか・・・。っと勝手に解釈。
ル「さてと、お楽しみに時間だな。」
自分にだけ聞こえる程度の声で呟く。
テ「ん・・・・。」
そのまま、唇を重ねベットへと押し倒す。
(ええと・・・この後どうすればいいんだっけか・・・。)
必死にジェイドの言葉を思い出す。
(確か、胸にいく前に、口とかで感じさせるって言ってたっけ?)
緊張してたのか、うろ覚えだがとりあえず実行に移してみる。
テ「んぅ?!・・んん・・・・。」
もう一度唇を重ね、そのまま舌を侵入させ、ティアの舌に絡めるように攻める。
ル「・・・はぁはぁ・・・。次は・・・・。」
そのまま、頬舐めるように移動し、今度は執拗に首筋を攻め立てる。
テ「ぁ・・・ぁあ・・・ひゃぁ・・・。」
(こんなもんか・・・。)
ティアの頬は紅潮し、息遣いも荒い。いつもと違う、想い人の様子に思わず呑まれそうになる。
(っとあんまり夢中になりすぎてもやばいな・・・。)
ここまで約20分程。初めてのルークが全ての行為を終えるのに、どれだけかかるかはわからない。
(あんまり時間を無駄にすると・・・危ないからな・・・。)
約数秒の思考を終えるとまた再び行為を開始する。
ル「・・・ティア、脱がすからな・・・。」
どうせ、分かってないかなっと思いながらも、服を脱がしていく。
テ「・・・んん・・・・。」
流石に教団服。一見シンプルだが、その防御力の為か作りは複雑になっている。
取り掛かってから約数分。四苦八苦しながらも、ティアを生まれたままの姿にすることができた。
(ジェイドの脱がし方、教えてもらっててよかったな・・・。)
感謝する一方、何でこんな事知ってるんだよ、と疑念の意を抱くが今はそんな事考えている場合じゃない。
実際は極上の獲物を前にしてルークの理性は、暴走寸前だった・・・。
ル「・・・やっぱ、でかいよな・・・。」
初めは軽くほぐす様に揉んでいく。
テ「ぁぁあ・・・・ひゃ・・・。」
次第に要領を得て、激しく攻めていく。そして、乳首を口内に含み弄ぶ。
テ「・・・あぁ・・・ひゃんん・・・・ぁぅ・・・」
舌で転がすように、軽く噛むように、できる限りの方法でティアを感じさせていく。
さらに胸が唾液まみれになるくらい、しつこくしつこく攻め立てる。
ル「ん・・はーっ・・・はぁはぁ・・・。」
気付いたときには完全にティアの身体に溺れていた。もう、考えるとかそんな事の前に体が動いている・・・そんな気がした。
(そろそろ・・・だな。)
すっと自分の分身を召還する。
ル「・・・ティア。・・・いくぞ。」
少し躊躇いつつも、ゆっくりティアの秘所にそれをあてがう。
テ「・・・・ぅ・・・ぁ・・・。」
直感的に身体はわかっているのかティアの体が小刻みに震える。
そんな彼女を見て、心底愛しく思った。
ル「・・・大丈夫。オレに・・・ゆだねてくれれば・・・いいから。」
やさしく声をかける。
テ「・・・るぅ・・・く・・・。」
その言葉と共に、ティアの中へと沈めていく。
テ「んぁ・・・ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ。」
叫び、激痛を堪えるティア。
ル「う・・・きつ・・・い・・・・。」
だがゆっくりと少しずつ、奥へ奥へと侵入する。
それと同時にティアの膣内も異物を拒むように締め付けてくる。
気を抜けば、一気に解き放ちそうだがなんとか持ちこたえ、最深部まで挿入。
テ「・・・ぅぁ・・・・あぁ・・・・。」
ル「・・・全部・・・入ったな・・・。」
予想通りティアも初めてだった。それが何となく嬉しかった。
テ「・・・いい、よ・・・続け・・・て・・・。」
ティアの言葉を受けて、ゆっくり前後に動いていく。
(やべぇ・・・めっちゃ気持ちいい・・・。)
これまで味わったことのないような快感がルークを襲う。
テ「・・・ぁあ・・・あっ・・・んぁ・・・・。」
ルークが一度押し上げるたびに一度喘ぐ。
テ「あっ・・・ぁっ・・・・ぁっ・・・・ぁっ・・・・。」
だが、初めてのルークがそんな快感に長時間耐えられるわけもなかった。
ル「・・・・うっぐ・・・やべ・・・ぇ・・・・そろそ、ろ・・・げんか・・・・・ぃ。」
流石に中に出すのは・・と思い、分身をゆっくり引き抜こうと・・・。
した時にティアの手が背中に回り、そのままもう一度もとの場所へ。
テ「・・・・・このままで・・・いい・・・か・・・ら。」
最後はほとんど消え入りそうな声で告げる。
ル「・・・わかった・・・・。」
ルークの動きが一気に加速し、絶頂へと駆け上がっていく。
テ「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ。」
ル「・・・ぅぁあああああああ。」
テ「んっ・・・ああぁぁぁぁあ!!!!」
絶頂へと達したルークはティアの中へと欲望を解き放った。
ル「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。」
一時の達成感に浸る。
数分の空白の時。
テ「るぅ・・・く・・・・もう、まんぞ・・くした?」
こっちの顔を覗き込んでくるティア。
ル「ああ、よかった・・・って?!」
一気に1m程飛び退く、ルーク。
テ「・・・?」
ル「いや、なんでお前意識あるの?あるなら、なんで抵抗とかしないの?!つかオレが薬でくぁwせdrftgyふじこlp;」
思わず本当の事を滑らす。
テ「・・・わ、私は・・ルークがそういう事したいならいいかな・・・って・・・その・・・ちょっとは、きょ、興味とかあったし・・。」
ティアから意外な言葉が返ってきて、唖然とするルーク。
(そっか・・・ならこんな事しなくてもよかったのか・・・。)
今になって少し後悔。
テ「でも、ルーク薬って何のこと?」
当然ながらティアが突っ込んでくる。
ル「いや、あの、そ、それは・・・。」
・・・本当の事を言えるはずもなく言葉をにご・・
テ「・・・もしかして、また良からぬ事を企んだの?」
顔こそ、微かに笑っているが、口調は冷たく、その目は笑っていない。
ル「う、わあああああああ。ごめん、ホントにオレがわるかっ
同刻。ジェイド。
ジ「ふぅ・・アニスもまだまだ発展途上ですね。まぁ悪くなかったですが。」
ルークとは違い、迅速に事を終え宿から出るジェイドの姿があった。
テ「大佐!!!!」
物凄い勢いでこちらに向かってくるティア。
ジ「おやおや、どうしました?」
冷静を装うが、少し動揺しているようにも見える。
テ「全てルークから聞きました。あなたはまたこんな事をルークに吹き込んで・・・。」
ジ「(ルーク・・・裏切りましたか・・・。)」
ジ「いえ、ルークの意思ですよ。」
明らかに私は悪くない、というような口調。
そのとき、バタンと宿屋の戸が開いてアニスが飛び出してきた。
ア「た、た、大佐!!よくも乙女の純潔を破ってくれましたね・・・死にさらせえええ。」
ジ「ァ、アニース、仮面が取れてますよ・・・。」
ア「別にいいんですよぉv。これから目撃者は、・・・・なりますから。」
・・・・・・・。
ルーク happy end?
ジェイド bad end。
ル「・・・・あ。ティア半分しか飲んでなかったのか・・・。」
ジェイドの悲劇も露知らず、ルークが一言呟いた。
オシマイ。
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