総合トップSS一覧SS No.4-076
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 619氏(17スレ目) ルーク×ティア 2005/12/23 2005/12/30

「はぁ…なんでこんなことになっちまったんだろう…」
ベッドに寝そべっている青年…ルーク・フォン・ファブレは
ため息とともにぽつりと独り言を漏らした。
泣く子も黙る公爵子息様である彼がなぜこんな辺境の村・エンゲーブで休息をとっているのかというと
突然現れた謎の女性・ティアとの間に発生した『超振動』のせいで屋敷から連れ出され、
キムラスカに戻るまでしばしの旅を強要されてしまったのである。
「くっそー…メシはまずいしベッドは硬いし、遊びは何もねぇ…ってこれは屋敷でも同じか…
 でも屋敷から出たいとは思ってたけど何もこんな…
 それにしてもあいつらこの俺を泥棒だと…ふざけやがって…」
マルクトに誘拐された後の七年間をずっと屋敷の中で何不自由無く暮らしていたルークにとっては
突然の外での生活は耐えがたいものであり、
先の泥棒騒ぎなどの事件も重なってルークの機嫌はまさに最悪であった。
「師匠…俺のこと心配してるかな…探しにきてくれるかな…?
 あーあ、今ばっかりは屋敷の生活が恋しいぜ…
 ティアもよくこんなところで寝られるよな…」
ふと自分の横で寝ているティアを見やると、さすがに旅慣れしているのか
もう寝息を立ててすやすやと眠っている。
「こいつも寝てりゃあ可愛いんだけどな…中身はまさに最悪ってヤツだな」
ルークにとっては一人だけ事態を理解して
自分に上からああしろこうしろと言いつけるティアの存在も、やはり面白くない。
黙っていれば悪くないんだがな、とすることもないのでルークはティアをじっと見つめていた。
「ん…ぅぅん…」
「っ!?…な、なんだよ。ビックリさせやがっ…」
と、ティアが寝返りをうった拍子に布団がめくれ、白い太股が顔を覗かせる。
月の光に照らされた太股は艶やかさを増し、ルークの悪戯心を少なからず刺激してしまった。
「…顔もいいけど、身体もけっこうイケてんだよな…
 胸なんか丸々しててまるでメロンだ…」
机の上にティアのナイフと杖が置かれているのを確認すると、
ルークは細心の注意を払ってゆっくりとティアに近づいた。
無防備なティアの寝顔を見ていると、今まで存在しえなかった
黒い欲望がふつふつと湧きあがってくる。
「この身体でそうとう遊んでるんだろうな…
 …触るくらいかまわないよな。どうせいつももっとエグいことやってんだろ…?
 そうだよ、それによく考えたら全ての原因はこいつじゃないか…」
自分を納得させるように小声で呟きつつも、ルークはゆっくりと布団をめっくていく。
スルスルと、布の擦れる音だけが夜の静寂を支配していく。
布団に隠されたティアの身体が徐々に月明かりのもとに晒されてゆく。
「起きるなよ…頼むから…」
ティアを起こさないように慎重に布団を剥いでゆき、
ついにルークはティアの身体全体を引きずり出すことに成功した。
「…やっぱ、すげぇな…」
ルークは自分でもわずかに口元が吊り上がるのを感じた。
形もよく大きさも申し分ない胸、ムダな肉がなく引き締まったウエスト、
綺麗なラインを描く脚、ところどころに覗くなめらかな肌…
服の上からでもわかる魅力的なティアの肢体が、月明かりに映える。

「き、気付いたら何されるかわかんねーし…かる〜く触って終わるか。かる〜くな…」
最初はほんの悪戯のつもりだったのに、
ルークはいつの間にか本気でティアの肉体を求め始めている自分に気付いた。
屋敷にいた頃もなんとなく気に入った使用人を強引に部屋に連れこんだことは何度かあったが、
これほどの強い欲求を抱くのはルーク自身初めてのことであった。
「かる〜くだぞ、かる〜く…」
まずは長い脚に指で触れ、そのまま滑らせて感触を楽しむ。
思ったとおりのなめらかな感触が体温とともに指伝いに感じられる。
軽く、軽くと念仏のように唱えていたルークからはもはや言葉が消え、
純粋に感触を楽しむ体勢に入る。
「いいぜ、ティア…予想以上だ…」
太股に指を滑らせる片腕をそのままにもう片方を内股に伸ばし、
ゆっくりと、しかし確実にやわらかな肉の感触を楽しむ。
肌が触れ合う音だけが静かな空間に響き、それがいっそうルークを昂ぶらせる。
「次は…やっぱ胸かな…」
ティアの様子に注意を払いつつも、ルークは胸に標的を定めた。
片腕では相変わらず脚を楽しみつつ、もう片方を今度は胸に触れさせる。
「うわ…すっげぇ柔らかい…まだ脱がせてもないのに…
 …揉んでみてぇ…」
これ以上大きな刺激を与えることは危険だとわかっていた。
わかっていても、ルークはもはや止めることができなかった。
「へへ…片手じゃ収まりきらないな…」
言って、ルークは手のひらに神経を集中させ、ゆっくりと揉みしだいていく。
ティアの胸は柔らかく、それほど力を込めなくともルークの指は容易にその感触を捉えた。
ルークの昂ぶりはいよいよ最高潮に達し、
徐々に力を強めながら荒々しくティアの身体を求めていく。
「ティア…最高だよ、お前…」
思わずこんな言葉がこぼれたその時、
「…ぅ…ん……?ル、ルーク!?」
「!!やべっ…!」
「ルーク、何し…んむぅっ」
…予想外の出来事が起きた。
調子に乗りすぎてティアを起してしまったのだ。
ルークはとっさにティアの口を塞ぎ腕を押さえつけたが、気持ちは完全に動転していた。
(ど、どうする!?どうする!?
 言い訳しても絶対こいつは聞かないだろうし…
 つーかそもそも口塞いじまったこの状況も意味わかんねーし…)
「んんっ!んーっ!んーっ!」
バタバタと暴れるティアの身体を押さえつけつつ、ルークはとりあえず体裁を取り繕おうと
何かうまい言い訳をさがしてティアのほうを見やった。
…しかし、そこでルークに悪魔のような考えが浮かんだ。
(…こいつ…もしかして逃げ出せないのか?)

ルークが掴んでいるティアの腕は女性らしく細い。
自由なほうの腕でルークを押しのけようとしてくるが、ルークの体はびくともしない。
(そうだ…口を塞がれてりゃあの変な魔法は使えないし、
 武器がなきゃ力もいくらなんでも俺のほうが強いに決まってる…)
ティアは徐々に落ちつきを取り戻し、息を荒げながらルークをじっと見ている。
(元はといえばこいつが全部悪いんだ。俺は被害者なんだ…
 …へっ、こいつにはおしおきが必要ってやつだな…)
ルークはふっ、と笑みをこぼすと、ティアの身体を改めて舐めまわすように見た。
(例え捕まったって親父か師匠がいつか助けてくれる…
 今は楽しませてもらうぜ…)
ルークは口と手を抑えたままティアに馬乗りになり、ぐっと顔を近づける。
「なぁ、ティア」
突然耳元でささやかれ、ティアは一瞬ビクッと身体を震わせる。
「今、俺何してたと思う?」
気味が悪いほど優しいルークの声に、
ティアは驚きとも恐怖ともとれる視線をルークに向ける。
「そんなに怖がるなって」
ルークの生暖かい息が耳にかかり、ティアの身体が一気に緊張する。
「すっげぇ…いいことだよ」
そう言い終わった途端ルークはティアの耳に吸い付き、舌を這わせた。
「んんっ!!」
ティアの身体がさっきよりも大きく反応する。
ルークは気にせず、舌でティアの耳を隅々まで味わう。
ティアは顔を引き離そうとするものの、口を塞ぐルークの手ですぐに引き戻される。
「普段隠してるから敏感なんだな。っつーか、敏感だから隠してんのか?」
そのままルークの舌は首筋に下り、細く白い首筋に透明な線を引いていく。
「んっ!んんっ!んっ!」
ルークの舌のぬめぬめとした感触に、ティアはたまらず声を上げる。
「へぇ、可愛い声出すじゃんかお前も。
 さて、いつまでも片手が使えないのは不便だな…」
ルークはティアの口から手を離し、ティアが何かを言う前に
すかさず唇を奪った。
「ふっ!ん…んむぅっ…!」
ルークは遠慮無く舌を進入させ、ティアの口内の感触に浸る。
「ん…ぅっ…!んくっ…!」
ティアの口の中に次々とルークの唾液が注がれ、否応なしにティアはそれを飲み込まされる。
(さて…口ばっかりにかまってられねぇな。
 さっきは服の上からしか触れなかったからな…)
ルークは再びさっき満足に味わえなかった胸に狙いを定め、
ティアの服をまさぐって脱がせようとする。
(あ?なんだこの服…全然外し方わかんねぇ…
 …あーあ、仕方ない。ちょっと口を使わせてやるか)
ルークはやれやれといった様子で、やっとティアの口を解放した。

「ぷはっ…はぁっ…はぁっ…!」
「おい、ティア」
ぶしつけにルークは声をかける。
未だ体勢はルークに有利なので、ティアに服の脱がせ方を聞こうというのだ。
「ルー、ク、…今すぐ、こんなこと、やめて…
 …今ならまだ、全部、忘れてあげる、から…」
「はぁ?」
息も絶え絶えにティアが発した言葉に、思わずルークは素っ頓狂な声を上げる。
「だから…ルーク…」
ティアはほとんど懇願するような声でルークを諭す。
しかしそれは些細なことかもしれないが、今のルークには一番言ってはいけないことだった。
「…忘れて『あげる』だぁ?今は俺のほうが有利なんだぞ!
 俺に指図すんな!俺はお前のそういうとこが気にくわねぇんだよっ!!」
(服の脱がし方を教えてくれりゃあちっとは優しくヤってやろうかと思ったが、
 やっぱこいつは気にいらねぇ…!)
ティアの何気ない物言いにルークはすっかり逆上し、力任せにティアの服を引き千切る。
「いやぁぁっ!ル、ルーク!やめてっ!!」
そしてついに、ルークの求めていたティアの全てが露わにされた。
ルークは破いたティアの服を使い、ティアの両手をベッドに縛りつけ
しばしその裸体を眺める。
「へっ、こいつでどんだけの男としてきたんだよ?」
ルークはそのまま荒々しくティアの乳房を揉み、舌でティアの耳を貪る。
「ひゃぁっ!…や、ぁぁ…っ!わ…わたし…そんな…!」
(すげぇ…やっぱこいつの胸、最高…!)
ルークはしばし待ち望んでいたティアの肌の感触に溺れる。
そのまま背中や腰、脚と、ルークは手と舌でティアの身体を蹂躙していく。
「どこ触っても感じるんだな、お前。」
「こんなことされて恥ずかしくないのか?」
「本当はこうされるのが大好きなんだろ?」
身体を弄びながら、ルークは言葉でも徹底的にティアを追い詰める。
両手が使えないティアにもはや抗う手はなく、
羞恥心を煽られつつもルークの言葉責めに俯きながら耐えるしかなかった。

「さぁって、お待ちかねのメロンの味はどうかな?」
一通り言葉での陵辱を済ませた後、ルークはティアの胸に吸い付く。
ルークはすっかり硬くなっているティアの乳首を舌で弄び、赤ん坊のように吸い付く。
「ぷはっ…ホラ、やっぱ感じてんじゃん。冷血女どころか変態女だな」
「やぁっ…!ル、ルーク…本当に、もうっ…や…め…!」
「そんなにやめてほしいか?
 …そうだな。そろそろフィニッシュにいくか」
そう言い放つとルークはグッとティアの脚を開き、隠されたその部分をまず目で犯す。
「へぇ、けっこう綺麗じゃんか。すっかりグチョグチョになってるぜ、ティアのここ」
「だめっ…そんなところ…!」
ティアは真っ赤になって思わず顔を背ける。
「脚も綺麗だし、これで誘われて落ちない男はいねぇだろうなぁ」
両手で脚をさすりながら、ルークはティアの秘所にふっと息を吹きかける。
「ひゃぁっ!?」
ティアの全身に電気が走ったかのような快感が駆け巡る。
「うん、もう準備OKって感じだな。いくぞ…」
「!!お…お願い、ルーク、やめっ…!」
ティアの制止など聞きもせず、ルークは熱くたぎる自分自身を取り出すと
ティアの中に力任せに沈めていく。
「やぁぁっ!!あっ…ぐ…ぅぅっ…!!」
「うっ…すっげ…キツッ…!」
ルークはそのまま腰に手を回すと、欲望をそのままぶつけるかのように激しく腰を打ちつける。
「いっ…ぁ…ぁぅっ…んぅ…!」
ティアの中からは純潔の証である血が流れ、愛液と混ざってベッドのシーツを汚していく。
屈辱と激痛でティアの目からは涙が流れていた。
「あれ?お前、ほんとに初めてだったのか?そりゃわりーことしたな。
 でもお前、うちの使用人なんかより全然いいぜ。マジで最高だ…!」
「や、ぁぁぅっ…!くっ…!」
ルークは腰を打つスピードを早め、さらなる快感を求める。
ティアはせめてもの抵抗として涙目になりながらもルークをキッと睨む。
「最低ね、あなた…!無理矢理女性をっ…!」
「へっ、なんだよ?もう入っちまったんだからお前も楽しめって!」
(たまんねぇ…ゾクゾクする…)
しかしそんなティアのささやかな抵抗も、今となってはルークの加虐心を引き出させるだけだった。
「そろそろ離してやってもいいぜ。よ…っと!」
そう言ってルークはティアの手を縛っていた服の切れ端を解くと、
ティアの身体を起こして自分にまたがらせ、対面座位の形を取る。
「くっ…あ…!」
今までよりも強烈な異物感と、次第に身体の奥底から湧きあがる未経験な快感に
ティアは思わず声を上げる。
「いやらしい身体だな、ティアは…
 こうやって無理矢理されて気持ちいいんだろ?
 恥ずかしいこと言われるのがイイんだよな?」
下から激しく突き上げつつ、ルークはさらにティアの羞恥心に訴える。
「そ…んなっ…こと…ないッ…!」
「へぇー…こんなにぐちゃぐちゃのベタベタになってんのになぁ…」
「そっ…それはっ…!」
顔を真っ赤にしつつも必死に耐えるティアの表情に、ルークはいっそうの快感と征服感を覚える。
「ま、どっちでもいいか。俺もそろそろヤベーしな。
 このまま出すぞ、ティア…!」
「え…!?や、やめっ…!!」
ティアはなんとしてもそれだけは避けようとしたが、既に遅かった。
ルークは突き上げるスピードを増し、溜まっている欲望を全て放出しようとする。
「あぁっ、ティア、出るっ…!!」
「あっ!ぁんっ!…んっ…!やっ…!いやぁぁぁぁっ!!」
ルークは大量の白濁液をティアの中に吐き出し、二人は果てた。

ルークは言いようのない満足感を覚え、その場で天井を仰ぐ。
ティアはしばし呆然としていたが、やがて正気を取り戻し
震えながらもルークを睨みつけ言い放つ。
「あ…あなたの…こと…許さないっ…!
 絶対に…!…二度と、こんなこと…できなく…!」
「は?お前何言ってんの?」
「え…?」
「さっき一回出しただけで、全部終わり〜とか思った?」
「……!!」
「もっと楽しもうぜ…ティア…」
「い…いや…来ないで…!来ないで…!!」


翌朝―
「おじさん、服くれよ。女物のヤツ。」
「女物なら300ガルドになるね。」
「ちぇ、また金かよ。めんどくせー…」
ルークは服を買って宿に戻り、シーツをかぶっているティアに差し出す。
「ホラ。ちょっとだせーけど、これで我慢しろよ。」
「…え…ええ…」
ティアは微かに震えつつ服を受け取った。
昨晩の激しい行為のため、ティアの身体には濃い男の精の臭いが染み付いている。
「臭い、取れてねぇなぁ。チーグルの森に行く前に風呂入っていこうぜ。」
「そ…そうね。じゃあ私…」
一人で、と続ける前にルークはティアの肩を掴み、自分のところへ引き寄せる。
ティアはびくっと肩を震わせ、すがるような目でルークの言葉を待つ。
「一緒に入ればいいだろ?」
「…わ、わかったわ。そうしましょう…」
ティアの首もとに残る無数のキスマークを眺めながら、ルークは静かに言い放つ。
「楽しい旅になりそうだな。なぁ、ティア?」
ティアは、無言で頷くしかなかった。


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