総合トップ>SS一覧>SS No.4-066
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
明けない夜 |
195氏(17スレ目) |
ガイ×ティア |
2005/12/13 |
2005/12/17 |
暗闇の中、月明かりに一組の男女の影が浮かび上がる。
女は猿轡(さるぐつわ)を噛まされた上、両手をシーツで一纏めにされており、中途半端に剥かれた肢体をのし掛かる男に曝す格好になっている。
上半身は胸当てと乱れた衣服、下は完全に脱がされたため、身につけるのは脚の大半を覆う長めのソックスのみだ。
「良い格好だな、ティア」
このような状況下にあって尚、まっすぐに睨み据えてくる瞳を軽く躱すと、申し訳程度に茂った陰毛を軽く弄ぶ。
「薄いな」
「っ…ん!」
予想外の行動だったのか、ティアはガイを威嚇するのも忘れて、まだ少女らしいあどけなさの残る顔を真っ赤に染め上げる。
ガイはそんなティアを見下ろしながら、口の端を吊り上げた。
「今更純情ぶっても仕方ないだろ。ああ、それともルークのやり方と違うのか?」
「んー…ぅ!んんっ!!」
言い終わる前に、肩と腕に引っ掛かったままの服と下着を剥がしにかかる。
ティアは傷ついた様な、あるいは何かを訴える様な、
そんな複雑な面差しでこちらを見上げて必死に唸っているが、何であれガイに彼女の意見を聞くつもりは毛頭ない。
視線を首から下に移して、目を反らした。
「…ルークの奴、今までこれを独り占めしてきた訳か」
生まれたままの姿になったティアの全身を、嘗め回す様に見つめる。
若い肌は弾力があり瑞々しく、そして透き通る様に白い。年の割に早熟な躯は、燻ぶる欲望を更に煽った。
「んんっ?!!」
ぷくりと勃ち上がり、存在を主張する胸の中心に誘われるまましゃぶりつくと、細く締まった腰が揺れる。
「んぅーっ…んっ、ぅん…!」
くぐもった声が訴えるのは拒絶なのだろう。しかし先程までは見られなかった甘さも、僅かにだが滲んできている。
その微妙な変化を感じ取ったガイは、赤子が母乳を吸うようにそこへ吸い付く。
そのまま軽く歯を立て唇で挟み、もう片方は指で摘み上げながら、執拗に攻め立てた。
「っふぅ…ぅん…」
不意にティアが、もじもじと太股をこすり合わせる。
ガイは一旦上半身を起こすと、頑なに閉じようとする脚を力づくで割り開いて、太い指をその間にある秘所へ這わせた。
「んんーーっ!んっ!!」
「へえ。ティアは無理矢理されても感じるんだな」
意地っ張りな態度と違い、快感に従順なそこは熱く潤み、粘着質な愛液を溢れさせて、ティアの疼きを伝える。
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