総合トップ>SS一覧>SS No.4-043
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
腹黒堕天使氏 |
クラトス×しいな |
2005/11/24 |
2005/11/25 |
ユニコーンから力を貰った一行はアスカードで一泊することに、その日他に宿泊客がいなかったことと宿の人の好意で1人1室が宛がわれた
「しいな〜弧鈴お散歩してくるね」
「そうかい、夕飯までには戻るんだよ」
「はぁ〜い」
弧鈴は窓から飛び出し樹の枝に捕まるとあっという間に降りていった
「じゃああたしはシャワーでも浴びるか」
しいなは帯を解き上着を脱ぐとシャワーブースに入った
「どうしたもんかねぇ」
熱いシャワーを浴びながらしいなは考え込んでいた
「ルインの人達は助けたしピエトロ治したら離れないとね」
もとはと言えばシルヴァラントの神子コレットを殺す為に来たというのに行動を共にしているなんて可笑しな話だ
これ以上一緒にいたら情が移ってしまう。だがこの世界の人達は貧しく辛い生活を送っている人が多い
ましてや、あんな純粋無垢な女の子を殺すというのは抵抗がある。
だがここでコレットを殺さなければテセアラは・・・
「迷ってる場合じゃないんだ・・・」
しいなは自分にそう言い聞かした
「ここでテセアラを見捨てたらテセアラが今のシルヴァラントのようになるんだ」
シャワーを止めバスタオルを体に巻きブースを出た。着替えは鞄の中だった
「!?」
突然何者かが背後から抱きつき手でしいなの口を塞ぎ、もう片方の手でしいなの腰に手を回し押さえつけた
「無用心だな鍵くらいかけろ」
耳元で聞き覚えのある声がした。この声は・・・クラトス!
「随分と気を許しすぎたな隙だらけだぞ」
クラトスはバスタオルを剥ぎ取った。目の前の姿見にしいなの裸体が映しだされた
「なにするんだい!」
しいなはクラトスを突き飛ばし離れた。だが身に纏うものがないしいなは両腕で胸を隠し床にしゃがみ込んだ
「用があるなら後で聞くから出てっておくれ!」
なんとか気丈に振舞ってはみるが体は恐怖から小刻みに震えている
クラトスはそんなしいなを目で犯すように見ながらしいなに近寄った
「お前はどうするつもりなんだ?」
しいなの前に座るとクラトスは尋ねた
「神子を殺す気だったんだろ、これ以上我々と行動を共にする必要はないはずだ」
「どうって、あたしらは敵同士なんだ・・・たまたま利害が一致したから手を組んでただけなんだから」
「では、また神子を殺すというのか」
「そう・・・かもね・・・」
「ならば仕方あるまい」
そう言うとクラトスはしいなの腕を掴み強引に引っ張ると床の上に仰向けに寝かした
「悪く思うな神子を守る為だ」
そして胸を隠していた腕を無理矢理どかし、しいなの体に馬乗りになった
「いや!やめて!」
クラトスの目的を察したしいなは必死に懇願した
だがクラトスは口元に笑みを浮かべながらしいなの豊満な胸に手を伸ばした
「あぁ・・・いやぁ・・・」
クラトスは両手でしいなの胸を力強く揉みだした。胸は手の動きに合わせ形を変え指の間から脂肪がはみ出てている
「嫌ならもっと抵抗したらどうだ?」
嫌がるしいなの反応を楽しみながらクラトスは胸の谷間に顔を埋め、乳房で顔を挟むようにその感触を楽しんでいる
抵抗したくとも体格の大きい男が乗っていては小柄なしいなには手も足も出ない
「もうやめて・・・コレットにはなにもしないから・・・」
目に涙を浮かべながら訴えるがクラトスは聞き入れようとはしなかった。頭を上げると無言でしいなの唇を奪い貪る
「んん・・・ふぅん・・・」
その巧みな舌使いにしいなの意識は朦朧としてきた。その為クラトスの手が下肢へ向かっていることにしいなは気づいていなかった
「やぁ!痛っ!」
しいなの体に痛みが走った。いつの間にかクラトスの指が己の割れ目の中に入っていた
「そういえば初めてだったな、もと体の力を抜け」
クラトスの指が中で蠢いている。痛みと同時にそこから熱いものが滲み出ていることに気がついた
「あ・・・はぁん・・・」
痛みは徐々に和らぎ全身が蕩けそうになってきた
(こんなのあたしじゃない・・・)
好きでもない男に弄ばれているというのに抵抗する気が失せてしまい、なすがままになっている自分が嫌だった
しかし頭では嫌だと思っていても体は正直に反応している。このままでは自分が自分でなくなってしまう・・・
「こういうのを気持ちいいって言うんだ」
クラトスが指を動かすとグチュグチュと卑猥な音が聞こえる。その音は確かにしいなの中から発する音だった
「今度は感じるということを教えてやろう」
そう言うとクラトスをしいなの足を大きく広げ濡れているそこに顔を埋めた
「あ!あぁぁぁん!」
しいなの体に電撃が走ったかのような衝撃が走った。クラトスが舌で秘部を攻めている
「やぁん!はぁん・・・」
しいなは体をくねらせ必死に逃れようとするがクラトスに腰を押さえつけられ逃げることができなかった
しかし耐えることも出来ずただ、その衝撃に身を委ねるしかなかった
「あ!ああーっ!」
しいなの体が弓のように大きく仰け反った。蜜がドクドクと溢れ出している
「イッたか、随分と淫らな清き乙女だな」
クラトスは体を起こすとしいなに見えるようにズボンのチャックを下ろし中の物を取り出した
「嫌!もう止めて!」
それが目に入ったしいなは恐怖を感じた、大きく膨れ上がり固くなっているそれは凶器としか言いようがなかった
「ダメだ!お前の要求は受け付けん」
クラトスはその凶器を入り口へ当てた。そこは今にも貫いてくれといわんばかりに涎を垂らしている
「大きく息を吸え、体の力を抜くんだ」
しいなに覆い被さるとクラトスは中へとそれを進めていった
「や・いやぁ・・・」
ゆっくりと侵入してくる異物を排除することもできず、しいなは涙を零していた
「いくぞ」
半分ほど中まで進むとクラトスはしいなの膝を持ち上げ蛙のような格好にすると一気に貫いた
「嫌あぁぁぁぁ!」
今まで感じたことのない激痛が走った。まるで体が真っ二つに裂けそうだ。
「あぁ・・・お爺ちゃん・・・」
しいなの脳裏に祖父の姿が浮かび上がった
(お爺ちゃんゴメン・・・もうお嫁に行けないよ・・・)
最早しいなには泣くしかできなかった。そんなしいなの泣き顔をクラトスは見つめていた
「痛いか?最初だけだすぐによくなる」
だが、いまのしいなの顔は火に油を注ぐようなものでクラトスはそれを見ても止めようとはしなかった
「ひゃあん!あぁ!はあぁぁぁん」
クラトスは腰を上下左右に激しく動かしだした。それに合わせてしいなの口から官能的な喘ぎ声が発せられる
「あっあっあっあっ!」
しいなの体はクラトスに従順になっていた。クラトスが激しく腰を打ち付けるたびに迫って来る絶頂を心待ちにしている
「イクぞ!」
「や・・・あぁぁぁぁぁ!」
しいなの体に中に熱いものが放たれた。それと同時にしいまはまたもイってしまいそのまま気を失ってしまった
「気がついたか?」
目を覚ますとベットの上に寝かされていた。体も洗われ服も着ている。だが内股の痛みは消えていなかった
「あ・・・」
自分の身に起きたことを思い出しまた涙が零れた。クラトスの顔が近づいてくる
「もしも神子を殺そうとしたらこんなもんじゃ済まないぞ」
しいなはなにも言い返せなかった。ただ脅す為だけに処女を奪われた・・・そこに愛情などない・・・
「う・うわぁぁぁぁん!」
クラトスが部屋を出て行くとしいなは激しく泣きだした。枕を抱きしめひたすら泣いている。ただ泣き続けていた
その日はしいなが部屋から出てくることは一度もなかった
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