総合トップ>SS一覧>SS No.4-038
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
悠樹氏 |
ジェイド×アニス |
2005/11/20 |
2005/11/25 |
大体夜ごろ、と言った方がいいのか。
今、部屋にはジェイドとアニスだけしかいなかった。
「ちょっと大佐!いつまでここにいないといけないんですか!」
「まだ来ないからですよ。少なくとも2時間は戻ってこないという話ですが何か?」
「…ウソ……」
だけど、あることで大変なことになった。
それは、部屋が一緒だからというのも当てはまる…が、もうひとつ当てはまるものがある。
「でも、まさか部屋が別になるとは思わなかったですよ?」
「まぁ私もですが…なんでこんな子の相手をしないといけないのでしょうかね全く…これだから年はとりたくないんですよ」
「うわ、すごいオヤジ発言」
実はルークが部屋を決めた。
何故ルークがジェイドとアニス、一緒の部屋にしたかと言うと「余りもの同士」…らしい。
そしてルーク達は、買出し&町を見てくるとか言ってしばらく帰ってこないそうな。
多分少なくても2時間は戻ってこないらしい。
「はう〜、なんでこんなに待たないといけないんでしょ〜か…」
「ま、どうせ夜中だと思いますけどね」
「そうですよね〜…ま、夕食は食べたから大丈夫ですけどね?」
そう自信満々気に言うアニス。アニスはある事に気がつく。
「あ、そういえば…えと、大佐はお風呂先に入ります?私ちょっと書きたい事あるので大佐が先に入っちゃってくださいよ?」
「それじゃあ、そうしてもらいますけどね…」
「?何ですか?また「は〜い大佐、お呼びですか〜?」なんて言われたいんですか?」
「いえ、何でも。それではお先に」
…ジェイドが先に行くと、何か分からないがアニスは不気味?な笑みを浮かべていた。
そして、10分後くらいして、ジェイドが風呂から上がってきた。
が、アニスはあることに気がつく。
「わ、大佐眼鏡外しているんですか!?」
「そんなに驚くことなのですかね…」
「そうですよ〜、だっていつも眼鏡かけているから…あ、眼鏡かけてないと何かいい感じですね〜♪」
「ま、眼鏡が無いと見えないのですけどね。かけてなかったら視力が0.6ですから」
「ウソ!?それでもいいほうなんじゃないですか?」
何か眼鏡眼鏡…とうるさいが、その話はすぐに終わり、アニスはすぐに風呂へ行く準備をする。
「ん〜…何処行ったんでしょうかね〜…」
「どうしたのです、アニス?」
「大佐、タオル知りません?あれが無いと髪の毛がふけないんです…」
「?行けばあるはずですが?」
「え、あ〜、そうなのですか?じゃあ行って…」
アニスが行ってきます、と言おうとしたが、不意に、後ろから腕が回ってくる。
「…た…い、さ…っ…?」
「私が逃がすとでも?」
「ぇ、あ…っ、ちょ、待ってくださいっ…!」
まさかいきなりやるんじゃ、と思ったアニスは、必死でジェイドの手を解くように頑張る。
が、何をしても放してくれないので諦めてしまった。
「こ、こんなの見られたら〜…っ、大変ですぅ…」
「どうせ誰も居ないのですし、大丈夫ですよ?」
「ち、違っ…そういうことじゃな…っ…、だめぇ、っ………!」
突然下半身に手が伸びて、それに驚くアニス。
抵抗しようと思ったが、止めることはないだろうと思い止めた。
「や…大佐の馬鹿っ…だめ…」
「今じゃないと駄目なんですけどね?」
「え………………っきゃあっ!?」
突然近くにあったベッドに押し倒され、驚くアニス。
もしかして、初めからこういうことを考えていたんじゃないか、とアニスは思った。
「帰ってこないのはいい、ですけど…」
「じゃあ、いいって事なんですよね?」
「ちょ、まだいいって言っていな…っ!?」
突然服のボタンを外され、どうなっているのかわからないアニス。
こうなる前にルークたちと一緒に外出しておけばよかった、と今更ながら後悔する。
上半身は薄着(と言ってもちょっと厚い)と下半身は下着だけになり、もうどうしようもないと思った。
「…嫌…っ…ど、して…?私っ…何か熱い…変ですよっ……」
「変なんかじゃあ無いのですから、安心してくださいよ」
「で、でも…っふぁ!?」
いきなり下半身に手が伸びて、驚きを隠せないでいた…が、何かを考える暇もなかった。
「ひゃう…っあふっ…!そ、そんなに弄っちゃ……っ……」
「へぇ…アニスはここが弱いんですかね?」
「ち、が…っあう…、んっ………!」
不敵な笑みを浮かべるジェイドを憎たらしく思うアニス。
今はただじっとしているしかなかった。…それでも、つい反応してしまって声が出てしまうが。
「ひゃ…っ…!?や、ちょ…まさ、か…ですよね、大佐あっ…?」
「まさかじゃあないですよ?…ここまで来て、何も分からないとか、そういうのは無いですよね?」
「え?多分……」
多分無い、とアニスが言おうとしたとき、すでに遅かった。
「〜〜っっ!?ひ、ひああっ!?ゃあっ…、痛っ…」
「痛い?それは間違いじゃ…!?」
「っ、う、くぁ…っ…っう…バカぁ…っ…」
本当に痛かったのだろうと思うが、目から涙が出ていた。
それに気がついたジェイドは、気がつくのが遅かった、と思った。
「ぇ…っ?ふ…大佐?」
「痛かった…んですよね?」
「ど、して…私が言ったとおりにしなくても…いい、のに……」
「まぁ、色々あって。…やめるのなら今のうちですけど?」
「…いや。」
「なっ!?」
アニスがやめないで、と言うと、ジェイドはそれに驚く。
「…えと、その…初めてはっ、とっても大好きな人にあげたかったのですよ…。…だから………、お願いします……」
「…私なんかで良いのなら」
「っ、はい…っ……」
そうアニスが言うと、ジェイドの方に手を回す。
まだ緊張が解れていないのか、目をぎゅうっと閉じていた。
「…っ…!ひああっ、ぅく、ぁあっ…!」
「っく…!」
さすがにまだ幼いからなのか、初めてだからなのか。
彼女の中が予想以上に締め付けがすごかった。
「は…っ、んんっ……、はぁ、っ、ぁ……たい…さぁっ……」
「痛く…っ…ないですか?」
「ん、ふぁ…痛い…けど、何か不思議…っうぁ、…」
さすがに初めてだから痛がるのも無理は無い。
それに、体勢もキツい感じがした。
「っは…あ……あっ……」
「…あと1時間半、ほどですか……」
「え…?っあ、っくああっ!?」
いきなり動き始めてしまったことに戸惑いを隠せないアニス。
他の部屋の人に気がつかれないように、なるべく小さい声を出すつもりでいたが、次第に大きくなっていた。
「ひああっ…いっ、た…さぁ…たい、さあっ……んくあっ…!」
「っ、本当は…っ、限界、なんでしょう…っ!?」
「いっ、あうっ…!だいじょ…ぶ…っくう!」
本当は彼の言ったとおり、限界が近づいてきている。
それでも、本当は彼の限界が近づいてくるまで我慢してみた。
「ひあ、うっ…んあっ、やあんっ!」
「っ、アニス…っ!」
「うんっ…ぁくうっ!た、たいっ、たいさあっ…も、だめ…気持ち、い…」
「私も…っ、そろそろ……ですね、っ…」
「ん、ああっ……ふ、あ、駄目えっ、もう駄目…!おかしくなっちゃ…!」
その瞬間。
突然のことにアニスは驚いた。
「ひ…っ、ああ…っ…!」
何せ、二人同時に達したのだからアニスが驚くのも無理は無い。
アニスは、まだ息が荒いが、小さくジェイドに言った。
「はぁ…っ…大佐っ…」
「何です、アニス?」
「…えへへっ、嬉しかったですよ…」
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