総合トップ>SS一覧>SS No.4-026
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
*氏 |
ジェイド×ティア |
2005/11/09 |
2005/11/10 |
「っふ…ぁ、やぁっ…ルー…ク…」
規則的な音、熱い身体。彼は私の愛液を指に絡める。
「やらしぃ…そんなに俺が欲しい?ティア…」
「んっ…早く、ぅ…」
耳元で囁かれる事すらも、快感にしか変わらず、ただ彼自身を求める。
「仕方ねぇな……挿入るぜ?」
「っ…ぅん」
散々慣らされた秘部に、ルーク自身が侵入してくる。嘘みたく、あっと言う間に最奥に辿り着く。
「っあ!…は、ぁっ…」
小さな振動で声が出る…抑え切れない。
「っ…ティア…」
「ぁ…っ、ルークっ…」
四肢の自由が奪われたみたいに、身体に力が入らない。私の中に在る“彼”が、私の全てを掻き乱す。
「んぁっ!!はぁ…ぅ、んっ…ルー…クっ!!ひぁあっ!!」
頭の中には、彼の事しか浮かばなくて、他の事が入り込む隙なんてない。“彼”を感じるだけで精一杯で…。
「ティ、ア……っは…も、で…っ!!」
「んん…っ!!」
彼の欲望は全て放たれ、全身が一瞬硬直する。彼は私に口付けると、必ずこう言う。
「…ティア…凄い良かったぜ…」
「んぅ…ルーク…」
毎日のようにルークに抱かれる。だけど…私は、誰にも言えないことがある。例え、ルークでも。
「じゃあ…俺、部屋に戻るわ…おやすみ」
「……うん…」
ルークはそう言い、私の部屋を出ていく。足音が遠ざかったと思えば、新たに聞こえる別の足音。
カチャ…。
「今日も激しかったですねぇ…ティア?」
「…っ…」
肩までの金髪を揺らし、ジェイドが入口に立ち、手招きをする。その顔は嫉妬に歪んでいる。私は逆らえない。何故なら…。
「…早くいらっしゃい?でないと、君の愛するルークを殺しますよ…?」
「っ…解、りました…」
「ふふ…いい子だね…」
…彼は本気だ。暗闇に不敵な笑みが浮かぶ。だから私は、従うしかない…。
宿から離れの倉庫。ジェイドは力任せに私を倉庫に連れ込んだ。
「痛っ…!!」
「…ルークにしてた事、俺にも奉仕して戴けませんか?」
腕を思い切りねじられ、背中で縛られる。足も同様縛られ、ジェイドの前に正座させられた。
「ティア……舐めて」
「っ…!!」
口にジェイドのモノをあてがわれ、私は顔を背ける。ジェイドはそれを許さない。
「…抵抗するんですか?抵抗したら…ルークがどうなるか知っているんですか?」
「っ…ごめ…なさ…」
「じゃあ…舐めて下さい?」
「っ!!」
ぐいぐいと口の中に押し込まれ、鳴咽を吐きそうになり、涙が浮かぶ。…それでも、私は必死にジェイドのモノを舐めた。
「ふふ…ティアのこの顔が…一番そそりますね…恐怖に歪む顔は美しい…」
…酷い趣味。ジェイドは、私の口から自身を引き抜いた。…ぬらぬらと厭らしい液体が糸をひく。
やっと自由になった私の口に、ジェイドはすかさず猿轡をはめる。そして衣服を剥ぎ、一気に私の中にねじ込んだ。
「つッ!!」
突然の痛みに、私は叫ぶ事も抵抗する事も許されず、ただただ“愛玩人形”になっている事しかできない。
愛してもいない人間の、欲を受け入れるだけの玩具。愛している人間の為に、そうするしか他ない。
彼を守れるなら……私は死ぬまで愛玩人形になろう。
END...
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