総合トップSS一覧SS No.4-016
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
真夜中の仕置き 106氏(16スレ目) ユージーン×アニー 2005/10/26 2005/10/27

アニーは見てしまった。毎晩、深夜に目を覚まし、バイラスの潜む森の中へ入っていく彼の恐ろしい行動を。
彼――ユージーンは、化け物だった。いつも黄金に輝いている瞳は血走り、獣の鋭い牙を剥き出しにしていた。
思念から沸き出てくるヒューマへの憎悪をバイラスにぶつけていたのだ。
ユージーンの恐ろしい行動を一部始終見ていたアニーは足がすくんだ。
ヒューマであり、一度彼へ刃を向けてしまった自分は、近いうちに殺されてしまうかも知れない。勿論、仲間の事も心配だ。
「私が、やらなくちゃ……」
彼女は決意し、ユージーンが休んでいる、宿から貸し出された部屋に、一人忍びこんでいたのだった。
幸いな事に部屋の人数を割り当てる際、ユージーンは自ら、一人の部屋にして欲しい。とヴェイグ達に頼んでいた。
ユージーンは、突然自分の心に思念が働きかけ、同室の仲間を襲ってしまう事を予想出来た。だから一人の部屋を選んだのである。
しかし、それはアニーにとっては好都合だったのだ。彼を殺害するチャンスなのである。

アニーはゆっくりと、彼に気付かれぬよう近付いた。衣の擦れる音もたてずに暗闇の中を忍び寄る様は暗殺者のようである。
「…………」
ユージーンは静かに眠っていた。昼間の、バイラスの大群との激しい戦闘により、屈強な大男でもさすがに疲労が溜まっているのだろう。
アニーはユージーンを見下ろしながら、懐から冷たく光る短剣を取り出した。
刃渡りの小さなものでも急所を刺せば、この強靭な体を持つ男でさえひとたまりもない。
「くっ……お父さんの……仇……!」
アニーはユージーンの太い首めがけて短剣を力いっぱい振り降ろした。


手ごたえがある。短剣は彼に命中したように思えた。
しかし、刃は首に刺さっていない。短剣の刃よりも大きな手がそれを受けとめていたのだった。
「…………」
ユージーンは無言で刃を握ったまま上体を起こす。
彼はアニーが部屋に忍び込んだ時、既に目が覚めていたのだ。
ユージーンは毎晩、この時間帯になると、思念による苦しみで目を覚まし、バイラスでそれを発散していた。
最悪な事に、アニーはそれを把握していなかったのである。

「なっ……!?」
アニーは驚き、とっさにユージーンから離れるが、その際、短剣の柄を握っていた手まで離してしまった。彼に短剣を預けてしまったのである。
「しまった……っ!」
「……アニー、何をしているんだ?」
ユージーンの目が暗闇で不気味に光る。
彼はベッドから降りると、アニーに向かいゆっくりと歩き出した。漆黒の体が闇へと溶け込んでいく。
まるで怪物でも見ているかのように、アニーの顔は青くなった。
「どうした?」
悪意のなさそうな顔でユージーンがアニーの顔を覗き込む。
牙を剥き出しにして怒り狂うよりも、何を考えているのか予測出来ないこちらのほうが恐怖であった。
「……こんな玩具で俺を殺すつもりだったのか?」
アニーを壁際に追い詰めたユージーンは彼女の首に短剣を突き立てる。
「ひゃっ!?」
「寝込みを襲うなど卑怯な真似をするヒューマには仕置きが必要だな……」
ユージーンの態度はいつもとは全く異なるものであった。
思念に心を支配され、ヒューマに何をするかわからない、危険な状態だ。
恐怖のあまりアニーの体は震え、その場から逃げ出す事は出来なかった。


逃げ出せたとしても、彼は間違いなく追ってくる。
現在の彼を外へ出してしまうのはまずい。アニーはおとなしくユージーンに身を委ねるしかなかった。
「……アニー、お前……その歳にもなれば、自分を慰める事ぐらいは知っているだろう?」
ユージーンの唐突な質問にアニーは戸惑った。
「そ、そんなこと……知らないわ……」
「とぼけても無駄だ。今ここで、俺の前でしろ」
「えっ!?」
途端に柔らかかったユージーンの口調にトゲが突き出る。
それと同時にアニーの首元に添えられた短剣の刃がギラリと光った。
「わ……わかりました……」
この男を刺激しては自らの命が危険だ。アニーは素直に従う事にした。
就寝用の衣服のズボンを下着ごと膝のあたりまで下げ、白い太股を露出する。上着の丈が長いので秘所は隠れていた。
「ここも脱がなくては駄目だ」
「きゃあぁっ!?」
満足のいかないユージーンは、アニーの上着を短剣で無理矢理引き裂いた。
未だ発達のみられない小さな胸が姿を現すと同時に、上着に隠れていた、
陰毛の生えていない秘所が露わになる。彼女は、15歳とは思えない体型だった。
「うぅっ……」

「いいザマだな……」
ユージーンは床にぺたんと尻をついたアニーに合わせて座ると、彼女を片手で抱き寄せ、再び首に短剣を突き立てた。
アニーは覚悟を決め、軽く深呼吸すると、秘所の割れ目に沿い指先を這わせ、
徐々にそれを開いていくと、綺麗な桃色の唇や芽のようなものが見えた。
おそるおそる、小さな細い指を膣の中へ侵入させると、内壁を指の腹で軽く擦り始める。
他人の前で自慰を行うなど恥ずかしくてかなわなかったが、その恥ずかしさが更に快感を生んだ。
「ん……はぁ……っ」
やがてアニーはそれだけでは物足りなくなり、指を出し入れさせ始めた。くちゅくちゅと淫らな音が聞こえてくる。
ユージーンはアニーの体が段々と熱を帯びていくのを、彼女を抱きかかえている腕で感じとった。
「……んあぁっ……あっ、あぁっ……」
「そうだ。いいぞ……良い子だな、アニーは……」
アニーの髪をとかすように撫でる。
口調こそ穏やかだが、未だ彼は短剣をアニーの首筋に突き立てている。
彼女が少しでも変な真似をすれば殺す事が出来るように。
アニーはそんな自分の置かれている状況を忘れるほどに、ただ快感に酔いしれている。
膣からは愛液がとろりとこぼれ出していた。
それを指ですくうと、ぷっくりと小さく膨らんだ硬い芽に塗り付け、快感はより一層増した。

「あぁぁっ……!あっ、んあぁっ!」
濡れた指で芽を擦ったり、くりくりといじりながら、もう片方の指で膣の中をかき回す。
声を上げるたびに彼女の体はびくびくと震え、絶頂が近い事が伺える。
手の動きを速めると、秘所はぴちゃぴちゃと激しく音をたて、雫を巻き散らした。
「行儀が悪いぞ、アニー……」
ユージーンはアニーの耳元で囁くと、露出したまま手付かずだった胸をさする。
「あっ……!ああぁぁっ!いっ、いやぁ……ふあああぁぁっ!」
アニーは一際大きな声を上げガクガクと震えると、体から力が抜け、くたりとユージーンの広い胸にもたれかかった。
「はぁ……はぁ……」
呼吸を整えているアニーは、腰から伝わる熱く硬い感触に気付く。
「ククッ……そろそろ本番といくか?」
「え……?」
ユージーンはアニーを抱え、放り投げるようにしてベッドに降ろすと、はちきれんばかりに膨らんだ巨大な逸物を取り出した。
「い、いやああぁぁっ!」
アニーにとってそれはとても猟奇的なものに見え、たまらず悲鳴をあげる。
お構いなしにユージーンは先走り汁によって鈍く光っている剛直を、アニーの膣へ力まかせに押し込んだ。

「ああああああぁぁっ!!」
「くっ……狭すぎる……」
二人の性器は大きさが合わない為に、お互いに負担をかけた。
あまりの痛みにアニーは気絶しそうになる。出来ることならばすぐに気絶したかった。
ユージーンはそんなアニーを気にも止めず欲望に従うまま乱暴に腰を動かす。
そのたびに彼女から苦痛の叫びが発せられるが、それはユージーンにとっては欲望を増大させるものにすぎなかった。
腰の振りはますます乱暴さを増していく。
「ふっ……凄い締め付けだな……俺のを一滴残さず絞り取るつもりか?」
「ああっ!そ、そんな、ああぁっ!ち、がう、ううっ!だ、出さないでっ!」
アニーの意思に反し、膣は中に侵入しているものを締め付けた。
丸太のような剛直を抜き挿しされ、アニーの入り口は裂けそうなほどギチギチに広がっている。
ベッドに何度も叩き付けられた腰は今にも砕けそうだ。
未だ幼さの残る顔は、汗と涙にまみれ、表情は苦痛で歪んでいた。
「淫乱なヒューマめ……欲しいならばくれてやるわ!」
そう吐き捨てるとユージーンはアニーの最奥まで剛直を突き刺し、大量の子種を注ぎこんだ。
「いやあああぁぁっ!」

「安心しろ。ガジュマとヒューマの間に子供が出来ることはごくまれなことだ」
「ううっ……ひど……い……」
アニーは絶望した。自分の憎んでいるガジュマ、それも父の仇に汚され、種まで植え付けられているのである。
ユージーンは長い射精を終えるとアニーから自らを引き抜く。
大きさはおさまっているものの、それでも彼のものは、彼女には巨大すぎた。
ユージーンはアニーの体を起こしてやった。
「見ろ」
彼の促すままに目をやると、ユージーンにより広げられた膣から、
精液や愛液、そして鮮血の混じりあったものがどぼどぼと流れ出てきた。
「実にいい眺めだ……」
「っひ……うぅ……ぐすっ……」
「恨むなら俺を殺そうとした自分を恨むんだな……」

真夜中の仕置きはまだまだ続くのであった――――


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