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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 532氏(121スレ目) ティトレイ×ヒルダ 2005/05/07 2005/05/08

 子供たちが集まってボールを投げ合って当てっこをしていた、何の変哲も無いうららかな昼の穏やかな風景。
だが、ある点で何かが違っていた。その子達の頭には牛のようなもの、
猫のようなもの、そして果ては魚のエラのようなものが耳についていた。
彼らはヒューマ、ガジュマとの混血、『ハーフ』と呼ばれる子供たちだった。
この子達は本来ならどちらからにも受け入れられることは無く、辛く厳しい運命が待っているはず…であった。
が、今の彼らの顔には笑顔が浮かび、笑いながらボールを投げ合っている。

そんな、彼らの一人、牛の耳を持った少年が目ざとく丘の向こうから馬車にのってこちらに向かってくる若い男を見つけ出す。
ぱぁぁっと、その子の顔が輝くと大きな声でその青年に向かって声を上げる。
「あーっ!ティトレイ兄ちゃんだーっ!」
「え!?ティトレイにいちゃんっ!?」
「ほんとだっ!お兄ちゃんだ!」
「おーいっ!ティトレイ兄ちゃーんっ!!」
 子供たちは初めに見つけた少年の声に、ボール遊びをほったらかしてその訪問者に笑顔で駆け寄る。
ティトレイと呼ばれた青年は目深に被っていた麦藁帽子をくいっと上げると、
人好きのする笑顔をにかっと浮かべて子供たちに答える。
「おーう、お前ら!元気にしてたか!?」
「うんっ!兄ちゃんはっ!?」
「はっはっは!俺はいつだって元気爆発だぜ!」
 くしゃくしゃと、子供たちの頭をなでるティトレイ。
そんな外の騒がしさにガチャリ、と子供たちが遊んでいた庭の横の家屋のドアが開くと一人の女性が姿を現した。

「あっ!おかあさんっ!ティトレイ兄ちゃん来てくれたよ!」
「よっ!ヒルダっ!」
「あら、また来たの?」
「んがっ!なんだよその言い草は!」
「ふふふ……冗談よ、また、野菜や穀物を?」
 久々に顔を合わしたというのにつらく当たられたように感じて、前につんのめったティトレイ。
その頭から麦藁帽子をとると、それを胸の前に抱いてにっこりと微笑むヒルダと呼ばれた女性。
(戦ってたころにゃ、ほとんど見せなかった顔だよなぁ……)
 ぼうっとその笑顔に見とれて彼女のその笑顔に引き付けられていたが、ぺしっとヒルダにいきなり頭をはたかれる。
「な、何すんだよ!」
「ほらほら、さっさと野菜を屋内の冷蔵室に積み込む!うちの子たちに痛んだものを食べさせる気?」
「へーい……(こーゆーところは変わってねぇのな……)」
「何か言った?」
「いえ!なーんにも言ってません!」
 ぶつぶつといいながらもテキパキと手馴れた様子で荷物を降ろして運び込んでいく様が、
一度や二度だけでなく何度も同じ作業をした経験があることを物語っていた。
「うーい、終わったぜー」
「はい、ご苦労様……もう遅いし、ご飯食べていくでしょ?」
「おう!」
「じゃあ、久々に腕によりをかけておいしいもの作ってね」
「って、俺が作るのかよ!!」

 世界を襲ったユリスの脅威から二年弱……
ヒルダはその戦いの中で知った自分にできること、やらなければならないこととして、
自分のようなハーフの子たちを保護し、養うための孤児院を創って院長として切り盛りしていた。
ゆっくりと、ゆっくりとわだかまりは消えつつあるが、いまだヒューマとガジュマ、
双方から違和感の対象としてハーフは敬遠されている存在だった。
親からも、周囲からも見離された子供たちを見つけて孤児院に誘った際、
心を閉ざした彼らのフォルスによる攻撃を受けることもしばしばだった。
だが、彼女はそれに対して反撃を一切しなかった。
どれだけ自分の体が傷つけられても最後には子供たちの体を優しく抱きしめて、
穏やかに彼女のハーフを護ってあげたいという想いを告げた。
戦いの中で知った言葉、「心に色は無い」という言葉を添えて……
彼女の暖かさに触れたためか子供たちは大人しくなり、彼女の胸の中で泣き続けた。

 しかし、孤児院を経営していくにしてもそれは苦労の連続だった。
何人かの成人女性のハーフが孤児院のことをどこからか知って手伝いに来てくれたが、
育ち盛りの子供たちの食料をまかなうにはそれなりの金額が必要となる。
戦いのなかで得た武具や道具を売って最初はやりくりしていたが、それもしばらく経つと底をついてしまった。
そんなとき悩むヒルダの前に現れたのは、かつてともに戦った戦友、ティトレイであった。
彼は戦いの後、ぺトナジャンカ近郊の土地を開拓して農業を始めた、
木のフォルスの能力をうまく使ったためかその畑からは質のよい野菜や麦が取れたようである。
ティトレイはその一部、といってもかなりの量を無償で孤児院に月に一度ほどのペースで孤児院に持ってきていたのだった……。

 ティトレイが作った量も味も子供たちの満足のいく食事を終えて、ティトレイ相手のバイラスごっこに興じ、
子供たちとの入浴も終わり、疲れが出てきた子供たちが眠りに着いたころ、
院長室でティトレイとヒルダはティトレイ持参の果物酒を傾けていた。
「本当にいつもありがとう……おかげで経営もだいぶいい感じだわ」
「よせって!作りすぎちまっただけだってんだ!!」
「ふふ……そういうことにしてあげるわ」

 酒の肴の話題は子供たちの成長具合、昔の仲間たちの動向、ぺトナジャンカで起きた珍騒動やティトレイの笑い話……
昔ならば軽く流される話であってもヒルダは微笑んで聞いてくれるのがティトレイにとっては何よりの楽しみであった。

「ん……ちょっと、子供たちを見てくるわね」
 話も一段落し、少しほほを朱に染めたヒルダが寝室の様子を伺おうと立ち上がった瞬間、彼女の足がふらふらとたたらを踏んだ。
「お、おい大丈夫か?」
「あら……ちょっと飲みすぎたかしら?」
 それでもドアのほうへ向かおうとするヒルダだったが、カクンとヒザが落ちて倒れそうになる。
「あぶねぇっ!」
「きゃっ……あ、悪いわね……」
「か、かまわねえよ!」
 その体を支えたティトレイだったが、タイミングが少しずれて彼女を腕の中ですっぽりと抱きとめる形になってしまう。
ヒルダのふわふわとしたローブではわかりにくいが、細くやわらかい体に触れてしまいドギマギとする。
「じゃ、じゃあ、あの子達を見てくるわね」
 ヒルダもティトレイの大きくて暖かい胸に抱かれて、酔いが一気に覚めたが、
別の理由で赤く染まるほほをティトレイに見せないように体から離れようとする。
だが……
 
 がし……っ

「あ……テ、ティトレイ……?」
 鍛え上げられた固く締まった腕が彼女の体を抱きしめ逃がすまいと絡みついた。
ドキドキとその腕にそっと手を置いて、自分との距離がゼロの位置にいるティトレイのほうを伺おうとする。

「……ヒルダ……」
「あっ……」
 ツンと立っている獣の耳元で自分の名を呼ばれる感覚、それだけでゾクゾクと何かがこみ上げてくる。
「放さないと……ぶつ……から」
「嫌だ」
 ティトレイの中で、姉のようなヒルダへの想いが高まってくる。
姉のセレーナは半年前に工場に新しく入ってきた男性と近頃結婚した、
確かにいい人であり好感が持てたがティトレイにとって何かしこりがのこる結婚だった。
そして、それからだった、ティトレイの中にヒルダへの想いが膨らみ始めたのは。
だが、それは決して姉の代替としてではなく、「ヒルダ」という女性自身に対する思慕の感情であった。
恋しくて、恋しくて自分のものにしたい女性、として……その感情が今、ティトレイを意固地にさせてヒルダを求めていた。

 ふにゅ……

「ふ……っん、ちょっ、ちょっとティトレイ本当に……っ、あ、ひゃっ……こ、こらっ…はなしっ……んっ……」
 ヒルダを抱きしめている手のひらがそのローブを膨らませている乳房に絡みつく。
放してもらおうと体を捩ろうとする度に、ティトレイは指先に少し力を強めて揉みしだかれる快感に言葉が詰まる。
「やわらけぇ……」
「そ、そんなこと言わないでっ!」
 かああっと顔を赤く染めながらティトレイの手首を掴んでなんとかはがそうとするが力で敵うはずも無く、
先端を服越しに摘まれ、やわらかく乳房に食い込む指先から送り出される快感に
手首をぎゅうっと握り締めることしか出来なくなっていた。
「はぁ……っ、はぁ……っ、お願い、ティトレイやめて…んッ、くぅんっ!あふ……あ……」
 ティトレイの唇がヒルダの首筋に落とされては吸い上げ、痕を残していく。
首筋を這う暖かくぬめる舌先がゾクゾクとヒルダの興奮を高める、
おへその下辺りがきゅぅぅっと疼き出し、太ももをこすり合わせてその感覚を忘れようとする。
そのもじもじとする様を見逃すティトレイではなかった。
右の手を乳房から外すと、そっとローブの下に指先を這わせて暖かなふとももの内側をゆっくりと股間のほうに上らせていく。
「ひゃ……っ?や、だめ……」
 ゆっくりと、ゆっくりとただ太ももを撫で上げるだけ。それだけなのにヒルダは秘所を撫でられたような感覚に混乱する。
(あ……もう少しで、もう少しであそこに……)

 熱いティトレイの掌が少しずつだが確実にヒルダの秘所に近づいていき……とうとう足の付け根に指が辿り着いた。
(さわられちゃう…………)
 きゅっと目をつぶって覚悟を決めたかのように、ローブの端を握り締めながらティトレイの指先の到着を待つヒルダ……
だが、彼の指は再び太ももを降りて膝へと向かっていく。
「え……?なんで……」
「お?触ってほしかったのか?やめてって言ってたからやめたんだけど」
「っ!!!」
 びくっと羞恥に体を強張らせて後ろを振り向こうとするヒルダ、
だが、力を抜いたその瞬間にティトレイの指がヒルダの秘所に下着越しに這わされた。
「ひゃんっ!!」
 甘い、子供のような声を上げて鳴くヒルダの反応がティトレイの嗜虐心を高める。
「あ……やっ、いやっ……んく……っ、ふぁっ……ひゃうっ、だめっ…だめなの……おねがいっ…きゃんっ!」
 そのまま下着越しに割れ目をゆっくりと、
だが少しだけ力をこめて往復させる度に首筋や肩がびくっ、びくっと強張って切なそうな声を上げる。
後ろの穴近くまで潜り込んだ指が、湿り始めた下着を水音を上げながら這い上がっていき秘豆を軽く摘んで更に上に登っていく。
「あ……ん?え……あ……きゃっ……」
 そのまま疼く子宮のあたりを優しくもんだかと思うと、まだ上に登っていき、おへその周りをくるりと指が一周した。
そんなところからも快感がくるとは思ってはいなかったヒルダは、
ローブの下で行われているティトレイによる愛撫を涙の潤んだ目で見下ろすだけだ。
「じゃあ今度は直に……」
「えっ?……あ、きゃあっ!やめてっ、んっ、ひ……ひっひ……はぅん!指……入れないで……」
「あったけぇぜ……お前の中……」
 下着の下にもぐりこんだティトレイの指先はそのままヒルダの秘所に潜り込み、
敏感なところを探すかのようにすでに愛撫で濡れそぼった肉壁をさまよう。
 くちゅっ、くちゅくちゅくちゅ……っ
「やっ、いやっ……恥ずかしいっ!音、立てさせないで……っ!」
 快感にもだえながらもティトレイの腕を掴んで引き剥がそうとした瞬間……
ティトレイの指先がヒルダの中の一部を強くこすった。
「!!!!!!!!!」
 ガクンッ!と大きく体を強張らせてヒルダの体が反り返る。

「お?……なるほどなるほど……」
「あああああ……っ!だめ……だめぇ!!」

 ティトレイはその反応に味を占めたかのようにそこを徹底的にこすり上げ始めた。

「あ……あぁぁっ!はぁぁあああっ!ヤッ!嫌っ!そこばっかり…そこばっかりしないでっ!
 ダメ……っ、ダメなの…おねがいぃぃ……っ!!」

 漏らしたかのように液体が噴き出してティトレイの手首までもびしょびしょに濡らしていく。
ぐちゅっ、ぐちゅっとはしたない水音があふれて、それすらもヒルダの羞恥心を煽って興奮ともわからない感覚に追い込む。
ヒルダはもう何もわからなくなっているかのように、長い髪を振ってティトレイの愛撫に身を任せていた。
腰をティトレイの指先にあわせてクイッ、クイッと揺らす様がなんとも浅ましいが、そんなことに意識は完全に回らないほどに。

「んんっ!あッ!だめ……ッ!もうダメっ!おねがい、ゆるして…!あッ、アッ、アァァンッ!」

 そんなことを言いながらもヒルダは自身の空いた手でその豊乳を揉んでそこから贈られる快感にも酔っていく。
 快感という混乱に矛盾した反応を示しながら、ヒルダが身を揉んで懇願するもティトレイが止める様子は無い。
むしろ彼女が上り詰めるのを近づいているのを感じ取ったティトレイは、
勃起した男性器のように、ピンっと興奮して立ち上がっている山羊の耳先をカリッと弱く噛む。
ヒルダの肉壁がティトレイの指をきゅううう……っと締め上げた。

「ひゃわううっ!!!?あ、あぁっ!!んあああああああッ!!!!!!」

 その瞬間、ヒルダは体に一本の芯が通ったかのように体を硬直させて何度か体をぶるぶると痙攣させると、
かくり、とティトレイの体にもたれかかった。
ぬぽ……と、跡を引きながら塗れたティトレイの指が引きずり出される。

「は……あふ…はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ……」

 荒い息を吐くたびにローブの上からでも分かるくらいに勃起した乳首が頓挫する乳房が上下に揺れる。
汗に髪が行く筋か頬や額に張り付き、口元に髪が一筋垂れている絶頂の表情がたまらなく妖艶だった。
そのヒルダの目の前に今さっきまで彼女の中にあった、濡れる指先を突きつける。

「すげー……見ろよコレ、めちゃくちゃエッチなんだな、ヒルダって」
「いやっ!」

 牝臭のするその指先を、顔を赤くしながら目を背けるヒルダ、
だが、ティトレイはもう一方の手でさらに彼女の乳房を再びもみ始める。

「や……やめて……んくっ!!?ん……ちゅ……ちゅぶっ……ふぅ…っ」

 制止の声を上げた瞬間、ヒルダのその口腔内に自身の愛液に濡れる指先が突きこまれた。
怯えたように硬直したヒルダの舌を摘まみ、その温かい粘膜に彼女自身の愛液を塗りこんでいく。

「んぐっ!……ひゃへぇ…ひゃひぇふぇ……んふっ、んぷぅっ!!……んおッ!ンッ!ンッ、ンッ、ンンン……ッ!!」
「何言ってるかわからないぜ……」

 涙目で逃げようとするヒルダの口から指を解放すると、今度は唇で彼女の口をむさぼった。

「んくぅ……ッ……んァ……あっ…ちゅっ……ん……んちゅ……ちゅくっ……」
「ん……ぷはぁ…ヒルダ……ヒルダッ……」

 ティトレイの胸元を掴んで息苦しそうにしているヒルダの口腔内の舌を逃さないとばかりにティトレイの舌が絡みつき吸い上げる。
温かい舌同士がぬめって、いやらしい音が響き渡ると、
ヒルダはもう何も考えられなくなったみたいに抵抗をやめてティトレイの首に腕を回した。

この、年下だけど頼りになるところもあって、真っ直ぐでちょっとおっちょこちょいで、優しくて馬鹿で……
自分が命を絶とうとしたときには体を張って止めて、母に出会ったときも、聖獣の試練のときも自分を支えてくれた人……
意地を張って小馬鹿にしたような態度をとっても、暖かく見てくれていたティトレイ。
あの戦いの後、この孤児院が成り立っているのも彼のおかげでもあった。

(やっぱり……わたし、ティトレイのこと……)

 昔、子供たちにティトレイとおかあさんは結婚しないのか、
と聞かれてひどく慌てたときのことを思い出しながらヒルダもティトレイの舌を求めていく。

「ん……あ、ティトレイ……わたし……」
「ああ……わかったぜ」
ぐいっと、脱力したヒルダの体をお姫様抱っこの形で抱き上げると、そのままベッドに押し倒す。
ふわりとしたローブと美しい髪がシーツに広がり、それを嬉しそうにティトレイは見下ろした。
「さてと、脱がすぜ……」
「えっ!?…あっ、ちょっ、きゃあっ!」
 一秒でも惜しいと言わんばかりにそのまま彼女のローブを剥ぎ取るように脱がしていく。
あっという間に自分の体を隠すのはただ下半身の薄く、湿らせられた下着のみ。
ティトレイに背を向けて、恥ずかしそうに乳房を隠すようにシーツの上で身を屈めて震えているヒルダ。
その時、ヒルダの黒い下着からぴょこんとはみ出して立ち上がっているシッポがティトレイの目に止まった。
ニヤリといたずらっ子のような笑みを浮かべながら、それに手を伸ばす。

しゅっ……

「ひゃっ!?え……な、何を……」
「いやぁ、なんかガキのアレみたいだなって思ってよ」
「ば、馬鹿……えっ!?あっ、きゃっ、きゃぅぅぅんっ!」

 男性の自慰行為のようにヒルダの固く起っているシッポをしごき上げるティトレイ。
そんなことをしたはずもなく、初めての快感に体から力が抜けていってしまいシーツを握り締めて悶える。
知らず知らずのうちにティトレイに向けてその肉付きのいい臀部を突き出して
四つんばいになっていることに彼女は気づいていなかった。

「ほらほら、どうだ?どんな感じだ?」
「ンっ、あんッ!やぁ……そんなところでなんて恥ずかしい……」

 はぁはぁと熱い息を吐きながら涙目で訴えるヒルダに、空出ししかねないほどにティトレイは興奮しきっていた。

(ダメだ……もう限界だ!!)

 ヒルダの下半身から無理やりに下着を引き剥がす。
熱く蒸れた陰部が外気にさらされて冷まされる感覚に「ひゃん」と声を上げるヒルダ。
ティトレイに見せまいとソコを手で隠そうとしたが、その手首を掴まれて阻まれてしまう。

「あ……やっ、見ないで……」
「ヒルダ……もう我慢できねぇよ!」

 切羽詰ったような声と同時に背後で衣擦れの音がする、
まさかと思い後ろを振り向こうとした瞬間、敏感な肉に入り込む熱い塊を感じとった。

「はぅンッ!!」

 いきなりの最奥までの侵入に体を震わせて甘い声をあげるヒルダ、
挿入の余韻に浸る間も無くティトレイは腰を振り始める。
パンッ、パンッと突き立てるたびに高い音が部屋に鳴り響く。
「アンッ!……んう……ンッ、んん……!ンッ、アンッ!……んあ……んああ〜ッ! 」
「すげぇ……ヒルダのココ、熱くって柔らかくって……ぎゅうぎゅう締め付けてきて……スゲエいいっ!!」
 暖かい肉壷の快感にヒルダの腰を掴んでバックスタイルでひたすら彼女の尻に向かって腰を振りたくるティトレイ、
ヒルダもまた四つん這いで半開きになった唇からいやらしくよだれを垂れ落としながら
きつく瞳を瞑って自分からも腰を振ってあえぎ続ける。
ティトレイの先端が子宮口をこづくたびに頭の中に白い閃光がチカチカと走って頭がボーっとしてくる。

「はぅん……あッ、アンッ、……ひはぁぁ〜……ッ!気持ち……イイッ!そこ、スゴくイイのぉッ!!」
「ハァ…ハァ…おいおい。いいのかよ、ヒルダ?」
「ンッ、アンッ……なんの……こと?」

 ヒルダの耳に優しく舌を這わせながらささやくティトレイ、
だが、笠が引き戻される際の肉襞をめくりあげられる快感に染まって
何を言っているのか分からないヒルダは呆けた表情でティトレイのほうを見る。

「そんな大声出してヨガッてたらあいつ等に聞こえちまうぜ?」
「ッ!!!!!!!!」

 これ以上ないほど顔を真っ赤にして、羞恥の表情を見せるヒルダ。
カタカタと震えて行為を止めようと体を話そうとした瞬間、
彼女の腰を掴んだティトレイの手が思い切りヒルダを引き寄せて、自分の腰も突き出す。

「―――――――ッ!!!!!!」

 子宮口を押し込まれて、背筋を電撃のように駆け上って脳に叩き込まれた快感に声を上げそうになったが、
ベッドの枕に顔を埋めて耐えるヒルダ。

「んふぅーッ……ふぅ……ッ、ふうぅ……ッ、んぅぅ……ッ」
「お?我慢したのか……じゃあこういうのはどうだ?」
「きゃふんッ!!……んぐッ!ンッ、ンッ、!アふッ、ふッ、うぅぅぅ〜〜ッ!!!」

 涙目で枕を噛み締めて必死で声を上げまいとしたヒルダの秘豆をつぶしながらティトレイの腰が素早くグラインドする。
その快感に枕から一瞬口を離してしまい、声が漏れるが再び枕に顔を埋めて声を漏らさないように再び耐えようとする。

だが、ヒルダの努力をあざ笑うかのようにティトレイはヒルダの耳先、
シッポ、乳房の先端、秘豆と敏感なところを変えて責め立て続ける。
そのたびに泣き喘ぐ彼女の白い枕は垂れこぼした涎、頬を伝った涙と汗でびしょびしょに濡れきっていた。
「はぁ……ッ、はぁ……ッ……もう……」
「ヒルダ……ッ!もう…ヒルダァッ!!」
「ヒァァンッ!!ア……アッ……まさか……」
 少し裏返った声がティトレイから発せられると彼女にもたれかかるようにして、腰の前後運動のピッチを加速し始める。
その変化にこの行為の結末を連想して困惑するヒルダ。
ハーフとヒューマの子……ハーフでさえ今は辛い境遇にある、そこにさらに異質な存在であるその子に居場所なんて……。
そんな不安がヒルダの中に一瞬広がる、だが、それはすぐに彼女の中から払拭された。

『居場所ってのは人から与えられるもんじゃねぇだろ?自分でつくるもんじゃねぇのか?』
 
 今、自分とつながっている年下の青年がかけてくれた言葉を思い出す。

(大丈夫、きっと幸せになれる……自分の居場所を作れる強い子になれるよう、私が……)

「くっ……もうダメだ…イクぜっ!イクぜヒルダァァァッ!!」
「ふわっ……ン、ア――ンンンン〜〜〜ッ!!!!!!」

 降り下がってきた子宮がティトレイのブシュブシュと熱いマグマ白濁を浴びて喜びに震える。
ドクン、ドクン、ドクン……と、長い射精が終わり全て中に注ぎ込まれる。
その脈動のたびに体を痙攣させたヒルダは、ティトレイのモノが抜き取られると同時に
糸の切れた人形のようにカクリと脱力して仰向けに転がる。

「ア……ア……おなか……熱い……おなかのなか……いっぱい」

 ふやけきった膣肉をとろりと精液が逆流して、秘所から白濁が垂れこぼしながらのぼせたようにつぶやくヒルダ。
呆然と中空に視線を泳がせるヒルダの目の前にティトレイの心配そうな顔が覗く。
「あ……と、ちょっと悪ふざけしすぎたか?ワリィ……」
「…………ばか」
 ふにっと、ティトレイの頬を軽く抓るとそのまま彼の顔を引き寄せるとその唇を奪った。
「お!?……ん……」
 一瞬目を大きく見開くがそのまま優しくキスを続ける。
「ヒルダ……俺、お前のこと好きだ」
「……順番が…逆よ……」
「へへ……ワリ」
 ニカっと笑顔を浮かべるティトレイに、自然と自分も笑顔になっていることに気づく。
この笑顔をずっとみていたいな……と微笑みながら彼女は眠りについていった……。

 夕暮れに染まる畑の前で、農作業を終えたばかりであろう
土に汚れた上半身裸の男性が小さな女の子と手をつないで畑を眺めていた。
その小さな女の子の頭には小さく伸びた角が生えていたが、それ以外はヒューマとあまり変わりが無いようだった。

「おとーさん、おひさままっか」
「ん?ああ、真っ赤だな……なんか美味まそうだ」
「うん、おいしそうだね!」
「ああ、だけどそろそろ家に戻ろうか。ヒルダ母さんがおひさまに負けないくらい美味しいご飯つくってくれてるぜ!」

 夕日に背を向けて屋内に戻ろうとした瞬間、声が響く。

「ティトレイせんせー!ナイラちゃーん!おかあさんがごはんできたってー!!」
「おーう!!今行く!!」
「うん!!ごっはん♪ごっはん♪」

 ヒューマの子供が大きな声でティトレイと、彼の愛娘ナイラに呼びかける。
ガジュマの子供とハーフの子供たちがお皿を並べる食卓の窓から、畑からこちらに向かってくるその二人を眺めるヒルダ、
その笑顔は優しさと、大切な居場所を作って上げられたという喜びに満ちていた……。
                                                        終


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