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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
レンズ不要のエレキ技 サボり魔氏 スタン×ルーティ 2005/04/22 2005/04/22

 あの神の眼をめぐる戦いから二年過ぎた。スタンとルーティは一年前に結婚しクレスタの孤児院で今日もたく
さんの子供達に囲まれていた。
「わわ!ちょっと待てって!おい!」
明るい声の絶えないデュナミス孤児院にスタンの声が響く。
「えいゆーのくせによっえ〜な!」
スタン達が来てからのこの孤児院で一番の悪がきであるロニは仰向けに倒れるスタンの腹の上に乗り彼を罵った。
かの英雄も子供相手には一割も実力が発揮できずにいた。というよりわざと負けている。自身過剰な性格のロニ
は、自分が負けるといじけてしばらく部屋に籠もる癖がある。彼のご機嫌をとるにはきりのいいところで負けて
やるのに限るのだ。しかし、今日に限ってはこの判断は失敗だった。
「ほらロニ。もう気が済んだろ?そろそろ降りてくれないか?」
満面の笑みでスタンに馬乗りになっているロニはそのスタンの言い方にへそを曲げる。
「なんだよ〜スタンはおれにまけたんだぞ!えらそうにすんなよな〜!」
腹の上に乗っかったまま頬を膨らませる。ロニにしかしスタンは「はいはい」と頭を撫でて機嫌を取ろうとする。
「子ども扱いすんなよな〜!」
そのスタンの扱いが気に入らないロニは腹を立てたか立ち上がるとスタンの両足を両手で抱えた。
「な…なにをする気だ?ロニ?」
ロニの行動に不安を覚え、声を震わせて尋ねるがロニは答えずにスタンの両足を持ち上げ開く。
「まさか…」
その体勢にようやくスタンは自分がどうされるか気付いた。しかしもう遅い。
「敗者にはバツゲームだ!」
声と友にスタンの股間へとロニは足を振り下ろした。
ゴ〜〜〜ン!
教会の鐘がスタンには鳴り響いたように感じた。子供ならではの容赦の無い一撃にスタンは声も上げられず、体
をくの字に曲げ、自らの股間を押さえた。額からは脂汗があふれ出し、はじめはロニに煽りをかけていた他の子
供達もスタンの表情と姿に言葉を失っていた。

「何やってんのあんたらは!」
子供の一人に呼ばれてあわててルーティが現れた。惨状に原因がロニだとすぐ気付くと不敵な笑みを浮かべて前
に立った。
「ロ〜〜〜ニ〜〜〜?」
ルーティの威圧感に名前を呼ばれた当の本人は「ひぃ!」と小さな悲鳴をあげておずおずと表情を伺う。
ゴツ!
「夕飯抜き!」
ゲンコツと共に言われた一言でロニの眼に溢れんばかりの涙が浮かぶ。
「ルーティ母さんのバカヤロ〜〜〜!」
捨て台詞を残すと泣きながらロニは部屋へと走り去っていった。
(今日も後でおにぎりでも持ってってやんねえとなぁ…)
ようやく痛みが治まりはじめ、思考回路が働くようになったスタンはそんなロニを眺めながらぼんやり考えてい
るのであった。
「さて、あんたはな〜〜にしてるのかしら?」
怒りの矛先が今度はこっちに向いたようである。
 その夜。
「まったく四英雄が聞いて呆れるわね!」
子供達を全員寝かしつけた後に二人の寝室に入るとルーティは馬鹿にするような口調でそう言った。ちなみに部
屋に籠もっているロニの部屋の前におにぎりを置いてしばらくしたら空の皿が同じ場所に出されていた。
「仕方ないだろ?相手は七歳の子供なんだし。」
ロニに貰った一撃の痛みはすっかり取れている。下着一枚で寝るスタンはベッドに座り、肌の手入れをするルー
ティに視線を向けながら答えた。ルーティもシルクのビスチェに下着の姿である。
「そうだとしても言いようにやられて地べたにうずくまってる様じゃ英雄失格だと思うわよ?」
クスクスと笑いながらそう言うと手入れを終えたルーティはスタンの横に腰掛けた。
「しょうがねえだろ…アレだけは鍛えようにも無理な話なんだから…」

痛みを思い出したか顔をしかめるスタンをルーティは更に笑う。
「そんなすごいことされたの?」
「あれは男にしかわから…一度体感してみるか?」
わからないと言おうとして何かを思いついたかよこしまな笑みを浮かべながら尋ねた。
「い・や・よ!痛いのなんてだれが…」
当然ながらルーティは拒否するがスタンは食い下がる。
「大丈夫だって。アレがいたいのは男だけだから。ほら!」
そう言うと返事を待たずに強引にルーティを押し倒し、両足を掴んで股を開かせる。
「ちょ!やめてってスタン!」
暴れてスタンを振り払おうとするがやはり男のスタンの力のほうが強くもがくだけである。
「このスカタンいい加減に…」
罵声を浴びせながらなおもルーティはもがくがやはり振り払えない。スタンの顔にはいたずらをする子供の笑み
が浮かんでいる。
(ロニそっくり…)
その表情にルーティの顔が引きつる。ゆっくりとスタンの足が引き上げられていく。
「ひ!」
不安からルーティの口から小さな悲鳴が上がった。上げられた足が股間に押し当てられたからだ。
「いくぜ?」
笑みを浮かべたままスタンはそう宣言すると返事を待たずに股間に押し当てた足を小刻みに振動させ始めた。
「ひゃぅ!」
痛いとばかり思っていたルーティはそれとは全く違った感覚に思わず声を上げた。
「な?…痛くないだろ?」
足を振動させながらスタンは笑顔で尋ねた。確かに痛くは無い。
「はうぅぅ!」
痛いどころか振動により秘部と下着が擦れ、ルーティは快感に声を上げてしまう。

「あふぅ!ダメ…スタン…そんなに激しくされたら…」
ピンポイントに秘部だけを攻められ、股を拡げられるという羞恥心も重なってルーティはすぐにも達しそうにな
っている。
「ダメ!イク!イッちゃう!!」
頂点まで登りつめた瞬間にスタンの足の振動が突如ストップされた。
「ぁん…なんで…止める…のよぉ!」
スタンの行動に非難の声を上げる。ルーティの秘部は愛液でもうグシュグシュになり、秘部が透けて見える。そ
んなルーティにスタンは一度足を下ろさせると両手でびしょ濡れになった下着を脱がせ、再び両足を掴んで股を
開かせた。
「ルーティのココ、すっかりびしょ濡れだな。」
消し忘れた灯りに乱反射するぐらいに潤った秘部をまじまじと見ながら楽しそうに恥ずかしい事を言うスタンに
ルーティは思わず赤面する。
「馬鹿!スカタン!エロ英雄!」
寸前まで高められた為、力が出せないルーティはとりあえず口で反撃するが結婚する前から散々言われてきたス
タンにはまるで効果が無い。
「ん?そんな事言っていいのか?」
それどころか再びいたずら小僧の笑みを浮かべそう言うと今度は直接秘部に踵をあてがい、振動させ始めた。
「ふあぁ!!」
一度落ち着いた快感の波が再びルーティに押し寄せてくる。
「くぅぅ!はぁん!ああ!…ぁん…」
一度目よりも速いスピードで登りつめるがやはり寸前のところで止められてしまう。
「ううぅ〜〜!」
中途半端な愛撫にルーティは恨みがましい声を上げながら眼で訴えた。イかせてくれとは弟そっくりの高いプラ
イドに邪魔されていえない。その後ルーティの反応が楽しいのかスタンは数回イク寸前で止める電気アンマを繰
り返しついに、

「お願いスタン!イかせて欲しいの!!」
とルーティに言わせた。
「なんだ、イかせて欲しかったのか?なら早く言えばよかったのに…」
ルーティの言葉にわざとらしくそう言うとスタンは足の振動を激しくさせ始めた。
「ひぁぁ!そんな激しすぎ……くぅん!」
今までの比ではない激しい快感の波がルーティに押し寄せる。その勢いは引き潮の後に来る大津波そのものだ。
「ダメぇ!イク…イクぅ〜〜〜〜ぁあ!!!」
隣には子供達が寝ているのにも構うことなく声を張り上げるとルーティは登りつめついに果てた。
「はぁ…はぁ…な?痛くなかったろ?」
スタンもそれなりに体力を使っていたらしく息を整えながらそういうとルーティは再び赤面してしまった。
「ぅ〜〜〜〜〜!このスカタン!」
イかせてと言わされたのがよっぽど悔しかったのか赤面し目に涙を浮かべながらそう言うと隙だらけのスネに蹴
りを一発放った。
「くぁ!」
まともに一撃を受けスタンは前のめりになり、そのままルーティに覆いかぶさるように倒れこんだ。小ぶりだが
形のいいルーティの胸に顔を埋めるスタンの後頭部の髪を掴み持ち上げて悪人さながらの眼で一睨み。
「私にあんなこと言わせてただで済むなんて思ってないわよねぇ?」
口を歪ませながら尋ねるルーティにスタンは乾いた笑みを返す事しかすることが出来なかった。

「さて、どうしてやろうかしらねぇ?」
 あれほどおもいきりイかされたというのにルーティはほぼ回復している。あの後ルーティの眼に完全に竦まさ
れたスタンは、されるがままに上下を入れ替えられ、両手首を麻縄で縛られて目隠しされた。穿いていたパンツ
も脱がされ、なんともみっともない格好で放置されている。しかし先程のルーティの表情に興奮したのかモノだ
けは立ち上がってルーティの様子を伺っていた。ルーティもすでにビスチェを脱ぎ捨てて全裸になっている。
ピト。
何も見えないスタンの頬に何か冷たいものが触れた。冷たさと突然の事に思わず体をビクつかせる。
「何ビクついてんの?」
冷たいものが触れる反対の耳元にルーティは媚笑し息を吹きかけながら話しかけた。頬に触れる冷たいものがあ
ごの下まで滑り撫でる感触でそれが指だと理解する。
「ふぉ!」
あご下を撫でながらべろっと首筋を舐めあげられ、思わずスタンは驚きの声を上げてしまう。
「うふふ。」
反応が面白いのか行動一つ一つに反応するスタンにルーティは笑みを漏らしながらじれったい愛撫を続ける。指
をあごから首筋を滑らせて胸を弄り、反対の胸を舌先で転がす。一つ行動するたびにスタンは体をビクつかせた
り呻き声を上げたりした。
「本当にスケベねぇ…腰が動いてるわよ?」
弱い愛撫を続けながらルーティはクスクスと笑い罵った。しかし言われて止めようにも敏感なところを触れられ
るたびに反応して腰が少し浮いてしまう。
「はむ。」
手による愛撫をやめるとルーティはスタンの亀頭の部分を咥え込んだ。
チュルジュプ…ピチャ
飴を舐めるようにスタンのモノの先を舌で転がし、吸い上げてる。しかし長時間は続けずにある程度舐めると今
度は陰茎を掴んで上下に擦り始めた。
「くぅ…あぅ!」
絶妙な力加減で擦られ、スタンの口から更に喘ぎ声のようなものが上がる。

「あらあら。先っぽからねばねばした汁が出てきたわよ?」
溢れ出てきた先走り汁を指ですくいながら楽しそうにルーティはスタンに話しかける。そのすくった汁を親指に
付け、糸を引かせると親指に付いた分を舐め挙げ、残りをスタンの半開きになった口の中へと突き入れた。
チュル…
入れられた指を舐めるスタンの姿にルーティは再び「どスケベ、変態」と罵声を浴びせる。
「ほら、もっといっぱいゴシゴシしてあげるからね?」
クスクス笑いながら反応を楽しむかのように囁きモノを再び上下に擦り始めた。
「くうぅ!うあぁ!」
徐々に加速するその動きにスタンはどんどんと高められていく。
「何?イきそう?…ふふ。だめよ。」
スタンがイきそうなのに気付きルーティはそう言うと陰茎の根元を強く握った。
「簡単にはイかせてあげない。」
陰茎を握ったまま咥え込み、尿道に舌を入れ込む。
「くぅ!うはぁ!」
既に限界を越えているスタンは責められるたびに声を上げて腰を突き出しているが、握られた手に邪魔をされ、
先からは一滴の雫すらも出てこない。
「うふふ、辛そうね?スタン。」
ルーティが突然愛撫を止めた。といっても陰茎は強く握られたままで限界を越えているというのに射精はさせて
もらえない。さっきの電気アンマの仕返しである。
「はぁ…はぁ…頼むルーティ…イかせてくれ…」
もっと焦らせて懇願させようとルーティは思っていたが、スタンの射精欲は一向に治まる気配は無くあっさりと
懇願し始めた。
「だからダ・メ。はむ。」
それでもルーティは愛撫を止めずに再びモノを咥えると強く吸い上げ始めた。
「ぐあぁぁ!」

限界を越えすぎたスタンは自由な足を使い懇親の力で体を捻らせ、ルーティのモノを握る手を振り払った。そし
て振り払った瞬間、
ドビュル!ビュルル!
ものすごい勢いでモノを咥えたままのルーティの口内に多量の精液を噴出させた。
「んぐぅ!!ゲホ!ゲホ!」
不意を打たれた射精に思わずルーティは咳き込む。口からは放たれたスタンの精液が零れ落ち、胸から腹へと流
れていく。
「ふぅ…ふぅ…」
必死に呼吸を整えるルーティの横で溜まった精液を出し切ったスタンも足を広げて満足そうに息を整えている。
「もう怒った!こうなったら一滴残らず出させてやる!」
スタンの無理やりな射精に再び腹を立てたルーティはスタンの目隠しを外しそう宣言すると出したばかりのモノ
を自らの秘部にあてがい、一気に腰を沈めた。
「うあぁ!」
イッたばかりのスタンの感度は良好で包み込まれる肉壁の感触に再び声を上げてしまう。
「はぁん…覚悟しなさいよ…くはぁん!謝ったってもう…許さないんだから!」
腰を前後にグラインドさせながら妖艶な笑みを浮かべる。
ニュチュ…ズチュ…
「あふぅ…あはぁん!」
腰が前後に動くたびにルーティの口から甘美な声が漏れる。相手をイかせるために始めた行動がすでに自分の快
感の為となっていた。前後では自分への快感が足りないと膝を立てスタンに見えるように股を開くと、体を後ろ
に仰け反らせて手をつき、今度は上下に腰を動かし始めた。
ジュチュ!ズチュ!
さっきよりも卑猥な音が静かな部屋に響く。スタンもルーティの腰に合わせて腰を突き出し、さらにお互いを高
めていった。
「頼むルーティ…縄を解いてくれ…」

スタンの願いに少し考えるが、もっとルーティも感じたいという気持ちが勝って頷き、縄を解いた。それほど強
く縛っていなかったのだがスタンが暴れた為だろう縄の跡がくっきりと付いている。腕が自由になったスタンは
挿入したまま体を起こし、正常位に持ち込んで深々と突き入れた。
「あはぁ!」
快感にルーティから喘ぎ声が上がる。そしてそのまま激しく前後に動かす。
「スタンあたしまた…!」
再び絶頂のふち際まで高められる。スタンももう限界が近いのか腰の動きがいっそう激しさを増している。
「イク!イクぅ!」
「うおぉ!」
限界を越え、愛する男の背に爪を立て膣口を締める。急激にモノを締められスタンも声を上げ、遂に果てた。
ドビュルルゥ!
一度目とほぼ同量の精液をルーティの膣内に放出させた。しかしスタンの腰は止まらない。出し切ると再び激し
くルーティの膣内をかき乱し始めるのだった。
 数ヵ月後、ルーティの妊娠が発覚する。生まれてくる子供にはカイルという名前が付けられ、彼も英雄を夢見
て15歳のある日旅立つのだが、それはまた別の話である。


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