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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
コレット奮闘記 サボり魔氏 ロイド×コレット 2005/04/19 2005/04/21

 クルシスの輝石によって強化された力でコレットは、ぐいぐいとユミルの森の奥へとロイドの腕を引っ張って
いった。事の発端は数時間前である。
 数時間前…
「コレットちゃ〜〜ん」
いつもの調子でゼロスがコレットに話しかけてきた。屈託の無い笑顔だが、ゼロスがこういう表情をするときは
ろくでもないことを考えているか何も考えていないときだと以前しいなに言われていたコレットはとりあえず笑
顔で「何?」と振り向いておいた。
「く〜〜いつも通りかっわいい笑顔。けどな、」
コレットの笑顔に一瞬さらに目尻を下げたが、急にまじめな顔に切り替えて言葉を止める。その表情の変化にコ
レットが戸惑いを見せた。
「あれ、どう思う?」
視線だけを横にずらしてゼロスは尋ねた。その視線先をたどっていくとロイドとしいなが楽しそうに話をしてい
る。
「楽しそうだね?」
ゼロスの言わんとすることが理解できないコレットが率直な意見で答えるとゼロスは額を手で押さえて首を振
った。
「そうじゃなくて…妙に仲がいいと思わないかい?」
遠まわしな言い方でさらに尋ねるがやはりコレットにはゼロスの言わんとすることがわからない。
「仲間だもん、仲良くなくちゃダメだと思うよ?」
コレットの答えに今度は頭を抱えてため息をついた。
「コレットちゃ〜ん…コレットちゃんが輝石に操られている間にあの二人かなり仲良くなってるんだぜ?いいの
かよ、このままほっといたらあの二人の仲はさらに仲良くなってロイドくんをしいなに盗られちまうかもしれな
いぜ?」
遠回しな言い方だとつたわらないので直球な意見を言うと、ようやくゼロスの言わんとした事がつたわったのか
一度「あぁそういう事か」と平手を打って納得した後に改めてロイドたちを見て今度は言葉を失った。

「で・でも私、操られている間もちゃんと憶えてるよ?その間のロイドとしいなにそんな雰囲気なんて全く感じ
なかったけど…」
慌てふためき自分を言い聞かせるようにロイドたちを弁明しようとするがその言葉にゼロスは真顔に首を振った。
「そりゃ今みたいに寝るとき以外はほとんどいつもロイドくんと一緒にいるんなら大丈夫かもしれないけどよ。
あの時はいつも一緒だったわけじゃないだろ?」
ゼロスの指摘に「う!」っとコレットは再び言葉を失った。確かに操られる前後の自分は絶えずロイドの傍にい
たが、操られている間はどちらかと言うと一人でいる事が多かった気がする。一人でいる間にロイドが誰と一緒
にいたのかはコレットには分からない。そんなコレットの悩む表情にゼロスはうっすらと邪悪な笑みを浮かべた。
(よしよし、もう少しだな。)
「それにオレ様聞いたことあるんだぜ?コレットちゃんが操られている間にロイドくんの部屋からしいなの色っ
ぽ〜い声が何度か聞こえてきたのをな。」
これは嘘である。しかしそうとは気付かないコレットはそれを真実だと思いさらに落ち込みを見せる。
「けどしょうがねえって。ロイドくんだっておっとこのこだしな。大切な彼女がそんな状態で落ち込んでいると
きにあ〜んな色っぽい胸元をいつも見せられていたら誰だって移り気しちまうよ。」
止めの一言に撃沈させられたコレットは呻き声を上げながらうずくまった。眼にはうっすらと涙も浮かんでいる。
「で・でも安心しなってコレットちゃん!」
泣き出されてはさすがにまずいと思ったゼロスは慌てて腰を落とし、コレットの肩に手を置いた。
「移り気してるって言ってもロイドくんはきっと本当に好きなのはコレットちゃんだけなんだから。」
ゼロスの励ましにコレットの表情からやや明るさが戻る。
「けどこのままだとロイドくんがしいなに本気になるのも時間の問題な事も確かだ。」
しかし次に出た反対の意見にコレットの表情が再び暗いものに戻る。まるで百面相だ。
「だから、今のうちに手を打たないと!ロイドくんをしいなに盗られてもいいのかい?」
ゼロスの言葉に瞳を潤ませてコレットは首を振った。その表情にゼロスは一瞬ドキッとさせられるが、すぐに自
分のやろうとしている事を思い出し、平静を装った。
「どうしたら…いいの?」

助けを求める子犬のような表情になけなしの良心が痛むが、
「目には目を。お色気にはお色気を!だぜ。」
続けて出されたゼロスの言葉にコレットの表情が再び暗くなる。
「でも…わたし胸とかツルペタだし…」
自分の胸元に視線を落としてため息を付く。
「だ〜いじょうぶだって。ロイドくんが惚れてるのはありのままのコレットちゃんだぜ?だから、……」
励ましながら耳元にごにょごにょと言葉を続ける。
「ええ!」
耳打ちの内容に驚きコレットは顔を赤らめる。
「だ〜いじょうぶだって。これで間違いなくロイドくんはコレットちゃんの元に帰って来る!」
立ち上がって親指を立て、ウィンクを一つ。それで納得したのかコレットは「よ、よ〜し!」と意気込んで立ち
上がると即実行とずんずんロイドの方へ歩いていった。
「でひゃひゃひゃ…さぁて、面白くなってきたぞ。」
そんなコレットの姿にゼロスは邪悪な笑みを浮かべるのであった。
 そして今に至る。どう話していいか分からなくなったコレットはとりあえずプレセアのごとくロイドの手を引
くと反論を聞こうとせずにずるずるとユミルの森へと引っ張っていった。ソーサラーリングで音を出し、鳥を呼
び寄せて離れた小島についてようやくコレットはロイドを引きずるのをやめて手を離したのだった。
「どうしたんだよ!なんかゼロスを引っ張っていくプレセアみたいだったぞ!」
ようやく解放されたロイドが訴えの声を上げる。しかしコレットは上の空である。ゼロスに耳打ちされた内容を
頭の中で反芻させて覚悟を決めているのだ。
「こ、コレット?」
そんなコレットが再び輝石に操られてるんじゃないかとロイドが心配そうに覗き込むと、
「ロイド!」
「うわ!」
ロイドの不意を打って抱きつくとそのままの勢いでロイドを押し倒した。

「こ、コレット?一体どう…うぷ!」
ロイドに文字通り有無を言わさない勢いで自らの口で口を塞ぐ。食いしばった歯を舌で強引に開かせ、むさぼる
様にロイドの口内を犯していく。ようやく離れた口と口の間には透明な糸が二人を結び木漏れ日に輝いた。
「ロイド…抱いて?」
突然の事に戸惑いながらもようやく解放された口で抗議しようとする前に先程までとはうってかわっての弱気な
態度で顔を赤らめ、うつむきながら上目遣いでコレットがロイドに想いを告白した。そのかわいらしさにロイド
は心をがっちりと掴まれ、抗議を忘れてコレットを抱きしめると逆に押し倒した。
「本当にいいんだな?」
こうなる事は覚悟していたコレットだがいざとなって体が震えてしまい、それに気付いたロイドが尋ねる。未だ
にしいなとの関係を危惧しているコレットは不安ながらも首を縦に振って頷いた。
「わかった。」
コレットの決意が固いと分かったロイドは一言そう答えると今度はロイドから唇を重ね、舌をコレットの口内に
侵入させた。
「ん…はむ…」
それに答えるようにコレットの舌も入ってきたロイドの舌に絡みつき、お互いを求め合った。
「ふむ!」
唇を重ねがら突如コレットの口から驚きの声が上がる。ロイドの手がコレットの小さな胸に触れたのだ。コレッ
トの反応にしばらくロイドは様子を伺ったが、拒まれていない事を理解すると今度は大胆にコレットの胸を弄り
始めた。
「む…はむぅ…」
舌を絡ませながらもコレットの口から甘いと息が漏れる。コレットの胸を弄りながら唇を離すとそのまま舌を這
わせて首筋を舐め挙げた。
「ひゃうぅ!」
感じた事の無い舌の感触にコレットの口から驚きの声が上がった。その声にどんどんとロイドの行為がエスカレ
ートしていく。小さいながらも弄り続ける事で立ち上がり、服の上からも浮かび上がった乳首をつまむと痛みが

発生しない程度に優しくひねり、舌もそのまま這って胸元まで到達する。
「んはぁ!」
より強い快感にコレットの上半身が反り返る。しかし快感とは相反して心は重く沈んでいた。理由はロイドの妙
に手馴れた手つきである。なれた動きで片手で乳首を愛撫しながら逆の手で服を脱がせていく。到底初めてとは
思えないその動きにゼロスの言葉が真実だと実感させられるのだ。事実はたんにロイドがドワーフ仕込みの器用
さでしているだけなのだがコレットはそれに気付けない。
「んん!ふぅ!」
上半身の服を脱がせると今度は直接にコレットの胸に触れた。といってもロイドはまだ服を全く脱いでいない。
グローブ越しに乳首に触れられ、革の擦れる感触でコレットの体に電流が流れるような快感が襲い掛かる。
「ロイドばっかり…ズルイ。」
愛撫の合間声を途切れさせながらコレットは顔を赤らめ瞳を潤ませながら訴えた。
「あ、わりぃ。」
コレットに言われてようやく謝りながらロイドは服を脱ぎ始めた。その隙にズボンごとパンツを脱がせると反り
立つモノを咥え込んだ。
”まず押し倒してあつーいディープキスをするんだ。んでロイドくんのアレが大きくなってきたら脱がせてそれ
を咥えちまえ!”
ゼロスに耳打ちされた内容がコレットの頭に反響する様に浮かび上がる。
「うおぉ!」
突然の反撃にロイドは慌てて尻餅をついてしまった。それに構わず四つん這いでコレットがロイドのモノを咥え
に来る為、前開きでワンピースタイプのコレットの服は肩から滑り落ち、コレットは濃い目の黒いタイツと下着
一枚になってしまった。タイツに浮かび上がる白い下着が妙にいやらしい。しかも完全にワンピースが脱げ落ち
たわけじゃない為微妙に形の良い尻が微妙に隠れているのが更に興奮を誘う。
「はむ…んふぅ。」
拙いが懸命にロイドを感じさせようとモノを舐める姿がロイドには愛しく見え、咥えさせたまま突き出された尻
に手を伸ばした。

「お〜やってるやってる!」
そんなロイドたちの様子を、ゼロスは近くの木の上から眺めていた。その手には望遠レンズが付けられたビデオ
カメラが持たれている。
「何をしているんですか?」
「決まってるだろ?文字通りデバガメってやつ…ってええ!プレセアちゃん!?」
木のふもとから尋ねられ、答えている途中で違和感を感じ下を見るとそこにはプレセアが立っていた。
「ゼロスくん、最低です。」
一言そういうとプレセアはゼロスの登っている木から背を向けた。いつものように引き摺り下ろされて引っ張っ
ていかれる事を予想していたゼロスはそのプレセアの行動に眉を顰める。しかしすぐにその理由に気付かされた。
「ふん!」
死角からリーガルの蹴りがゼロスが登っている木に放たれ、激しい揺れで湖に叩き落された。
「人の恋路を邪魔する奴は蹴られて死ぬのだぞ?」
冗談めかしくリーガルとプレセアはやや深めの湖でたち泳ぎをしているゼロスに言い、出口に去っていった。
「んはぁん!」
何か重いものが近くで湖に落ちた気がしたがそんな事は気にせずロイドはタイツ越しにコレットの尻を鷲掴みし
た。
「んんぅ!」
新たな刺激にモノを咥えたまま唸り声を上げる。しかし構わずロイドの手はコレットの尻を撫で掴み揉みまわし
た。そのうちにモノを舐められる事にも慣れてきたロイドは片手で尻を撫でたまま逆の手で再びコレットの乳首
を弄び始めた。
「ひゃうぅん!」
尻と乳首を同時に責められ、思わず顔を上げて喘いだ。その隙にロイドは再び攻守交替とコレットをあお向けに
押し倒した。押し倒すときにタイツと下着を膝下までずり下げると髪の色と同じ綺麗な金色の草原が露わにな
った。きちっと脱いでいなかったワンピースが尻の下にしかれる。コレットの秘部は初めてだというのにすでに
溢れるほど潤い、木漏れ日に輝いている。

「コレットのここ、すっげえ綺麗だぜ。」
まじまじと見つめながらそう言われると恥ずかしさにコレットの顔が真っ赤になる。
「コレット…おれ、もう…」
そう言いながらロイドは自分のモノに視線を落とした。ロイドのモノはもう限界まで立ち上がり、ひくついてい
る。
「うん。来て、ロイド…」
袖から手を抜いてそう答えるとコレットは再び四つん這いになり、ロイドに尻を向けて自らの秘部を両手で開い
てロイドを求めた。
「コレット!」
名前を呼びながらモノを秘部にあてがうと、一気に奥まで突き入れた。
「ひぐぅ!」
処女膜が避ける痛みにコレットの口から悲痛の声が上がる。その声を心配しながらもロイドの頭は違う事で一杯
になっていた。
(女の子の膣内ってこんなに気持ちいいのかよ…このままじゃすぐにイッちまいそうだ…)
ロイドも実ははじめてである。はじめての膣内の気持ちよさに驚きを隠せなかった。
「だい…じょうぶだよロイド…動いて…」
気持ちよさに動けないのを自分を気にしてだと勘違いしているコレットは痛みを堪えながらロイドを促した。
「あ…ああ。」
その言葉で我に返ったロイドは頷きながらゆっくりと腰を動かし始めた。
「んくぅ!んん!」
動くたびにコレットの口から悲痛の声が上がる。それを気にしながらもロイドはもう自分自身の腰を止める事が
出来なくなっていた。
「んんぅ!はぁん!んはぁ!」
徐々に加速していくロイドの腰にそれに答えるようにコレットの声も徐々に悲痛のものから甘美なモノに変わっ
ていった。

「あん!あん!あん!あん!」
パン!パン!パン!パン!
尻と腰がぶつかり合って小気味のいい音が森に響いた。音にあわせる様にコレットの口からも喘ぎ声が溢れ出す。
「くぅ…もう…出そうだコレット…!」
言いながらロイドの腰の動きはさらに激しさを増してく。
「んはぁ!来て…来てロイド!」
コレットもそれを求めどんどん高まっていく。
「んあぁ!」
ロイドの口から声が漏れ、勢いよく腰を突き出した。
びゅるる!びゅる!
精液が流れ込む感覚にコレットの体が脈打つ。全部出し切るとようやくロイドはモノを引き抜き横に仰向けで倒
れこんだ。
「ふむ…はむ。」
しかしコレットはまだ硬さの残るむき出しのモノを咥え込むと掃除なのかモノの中に残る精液を吸いだすためな
のかズルズルと吸い、舐めあげた。
「うわ!コレット!んあぁ!」
コレットの予想しない行動に声にならない抗議をするが全体を舐めあげるまで続けられた。
「このやろう!」
反撃に捕まえようとするがコレットは羽を出し逃げ湖の水面に素足で止まった。
「ロイド〜」
全裸で羽を広げた姿はまさに天使だ。その天使がロイドを呼んでいる。
「だ〜いすき!」
呼ばれてロイドが笑顔を見せるとそう叫び照れ隠しかそのまま湖の中に沈んでいった。
「おれもだよ!」
聞こえているかどうか分からないがロイドはそう答えるとそのまま再び仰向けに寝転んだ。

 一方落とされたゼロスはというと、
「うわ…うわぁ!」
落ちても諦めずにロイドたちを覗いているうちに湖に住む巨大魚に餌と間違われて追いかけられているのだった。


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