総合トップ>SS一覧>SS No.3-008
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
償い |
サボり魔氏 |
リーガル×プレセア |
2005/03/24 |
2005/03/25 |
ロイドによりアリシアのエクスフィアは砕かれ、ようやくアリシアの魂は解放された。リーガルとプレセア
はアリシアの墓へ眼を閉じ祈りを捧げた。
「すまない。急ぎの旅だということは分かっているが一日時間をくれないか?」
眼を開き、墓を見つめたままリーガルはロイドたちに尋ねた。
「わかった。おれたちはホテルレザレノにいる。」
確かにそれほどこの世界には時間は残されていないが、ロイドはそう言ってメンバーに「行こう」と声をかけ、
エレベーターに向かった。
「プレセア?」
リーガルの横に並んだまま動かないプレセアをジーニアスが呼びかけるがプレセアは反応を示さなかった。
「そっとしといてやれ。ホテルの場所は分かっているんだから気が済んだら来るさ。」
ロイドにそう言われるが、プレセアに一目惚れしているジーニアスはどうも納得できない。さらに口を出そう
としたところをそれを予想していたリフィルに無言で襟首をつかまれ引っ張られていった。
他のメンバーが全員エレベーターで降りていく音を聞き終えてからようやくリーガルはその眼を開いた。
「すまなかった。」
それだけ言うとリーガルもエレベーターに乗り、会長室のある階まで降りていった。同じ哀しみを持つリーガ
ルをプレセアは黙って見送った。
会長用の黒い高級な椅子に腰をかけると、手枷のついた手で顔を覆った。
(アリシア…)
リーガルとアリシアは主人と使用人の関係を越え、愛し合っていた。ヴァーリを倒し、ようやくアリシアの魂
が報われたと思うと、アリシアとの幸せだった日々が頭に浮かんでくる。
「あの、リーガルさん…」
不意に声をかけられてリーガルは慌てて顔を上げた。普段のリーガルならば目をつぶっていても人の気配を見
逃さないはずだが、今日は心にゆとりが無かった為かリーガルの真横で声をかけられるまで気付かなかった。
その驚いた様子にプレセアも驚きバランスを崩す。プレセアの手には熱い紅茶の入ったカップが銀色のトレー
の上に乗っており、バランスを崩して尻餅をつこうとするプレセアに掛かろうとする。
「危ない!」
それに気付いたリーガルはとっさに手を伸ばすが、手にはめられた枷が邪魔をする。足を使うにももう間に合
わないとリーガルはプレセアを枷のついた手で押し倒し自らの体で熱湯を受け止めた。
パリーン!
音を立てて高級な漆器のティーカップが割れた。熱湯が太腿にかかり、声に出さないが少し顔をしかめる。
「リーガルさん!」
熱湯を被ったのを見てプレセアは慌てて立ち上がり駆け寄った。
「すまない。怪我は無いか?」
自分は全く問題ないと言った様子でリーガルは微笑み、プレセアに尋ねた。
「火傷する確立85%…私よりもリーガルさんのほうが危険です。すぐにでもズボンを脱いでください。」
淡々とそう答え、リーガルの返事を待たずにリーガルのズボンを緩め始める。エクスフィアのせいで表情はあ
まりなくなってしまっているがやはり姉妹。プレセアはブライアン家に来たばかりのアリシアを思い出させる
面影があった。しばらくぼうっとしているうちにいつの間にやらズボンをずらされ、下着をあらわにさせられ
ている事に気付き、リーガルは驚いた。
「す、すまない。」
慌てて立ち上がろうとするが、プレセアがそれを押さえ込んで邪魔をする。
「熱湯を被ったズボンをそのままはきなおしてはダメです。履き替えてください。」
あくまで淡々とそう言い、レガースを外してズボンを脱がそうとする。
「だ、大丈夫だ。自分で出来る。」
言ってリーガルはズボンがずれたまま立ち上がった。
「リーガルさんの血圧と心拍数が上昇。どうかしましたか?」
リーガルの動揺を感じ取ったプレセアは理由が分からないといった様子で立ち上がったリーガルを見上げ、首
をかしげた。その姿が再びアリシアと重なる。過去にアリシアも同じ様にリーガルのズボンにかけて、同じ様
にズボンを脱がそうとした事があった。その時のアリシアの無垢な表情が今のプレセアそっくりなのだ。
「本当に…すまなかった。」
苦渋の表情を浮かべ、そう言うとリーガルは会長室に備え付けのクローゼットから予備のズボンを出し、履き
替えた。このクローゼットもアリシアがそういったことをした為備え付けられた物だ。出したズボンはスーツ
ので強度が低いが、今日中に濡れたズボンを乾かせば問題はない。
「リーガルさんを、私には赦す事は出来ません。」
一応気を使い、リーガルは更衣室に入って着替え始めるのをを目で追いながらプレセアはポツリと話し始めた。
「確かに原因はヴァーリだ。しかしこの手で私がアリシア命を奪った事も事実だ。」
枷のついた手で着替えに苦戦しながらリーガルは答えた。
「ですが、リーガルさんのとった行動は間違っていないです。あの子が誰かを手にかけるのを止めてくれて良
かったとも思います。」
プレセアはうつむいた。
「プレセア…」
ズボンを穿き終えたリーガルはカーテンを引いて更衣室から出た。
「だからもう、そのことについては謝らないで下さい。私はあなたを赦す事は出来ませんが、あなたは間違った
事はしていないんですから。」
言って顔を上げてプレセアは言った。その言葉にリーガルの表情は曇る。
「…プレ」
「クス…リーガルさんの服、変です。」
謝ろうとするリーガルに口をゆがませ、眉をひそめてプレセアはそう言った。その表情は、エクスフィアによ
って表情を失った彼女の哀しみを越えた精一杯の笑顔だった。その笑顔にリーガルは胸を締め付けられ、プレ
セアに駆け寄ると座り込んで枷のついた手で抱き寄せた。
「リーガルさん?」
リーガルの行動に驚いたプレセアは抱き寄せられるままリーガルを見上げた。
「君は強いな。」
哀しみを耐えるように強く抱きしめる。
「リーガルさん…痛い…です。」
遠慮がちに言われたプレセアの言葉にはっとしたリーガルは慌てて力を緩め、また「すまない」と謝った。
「この部屋に来てからもうその言葉は四回目です。」
ふぅと息を整えてプレセアは言った。
「そうだな。すま…」
プレセアに指摘されてリーガルは再び謝ろうとした事に気付き途中で言葉を止め、苦笑した。
「リーガルさんはあの子を…アリシアを愛してましたか?」
苦笑して立ち上がろうとするリーガルはその言葉に動きを止めた。無表情の彼女からはその問いがどういう意
味を示すものか読み取れない。
「ああ、愛していた。」
リーガルの正直な答えにプレセアは小さく頷いた。
「じゃあ私が今日一日アリシアの代わりになります。」
プレセアの言葉にリーガルの目が点になる。
「プレセア?一体何を…」
「あなたのあの子への気持ちが良く分かりました。私もあなたの哀しさが分かります。だから今日だけ、私を
あの子と思って愛してください。」
そう言いながらプレセアは自ら腰のベルトを解いた。
「しかし!それでは君の気持ちはどうなる?」
慌てて脱ぐのを止めようとするが腕の中にいるプレセアに手枷が邪魔をしてうまくいかない。ベルトを解いた
プレセアは躊躇無く服のジッパーを下ろし、下着姿となった。下着姿といっても無いに等しい胸には何も付け
られておらず質素な白いショーツ一枚のみである。
「やめるんだプレセア!そんな事をしてどうなる!」
強固な理性で必死にプレセアを止めた。
「私では、アリシアの代わりになれませんか?」
露わになった胸を隠そうともせずプレセアは尋ねた。その問いにリーガルは首を振る。
「君は君だ。アリシアではない。」
言外にだから服を着ろと目で言った。
「ならあの子をどれだけ愛していたか教えてください。」
(言い出したら聞かないところも良く似ているな。)
やめようとしないプレセアにアリシアの影を重ね、苦笑するとリーガルは仕方ないと頷いた。
「分かった。しかしさっきも言ったが君は君だ。だから私は君を愛するつもりで抱く。」
リーガルの宣言にプレセアは頷いた。それを見届けたリーガルは下着一枚のプレセアを抱え上げ、来客用のソ
ファに寝かせた。
「後悔しないか?」
リーガルが再度確認するが、プレセアはそれにもうなづいた。それにリーガルは「わかった。」と答え両肩の
紐を解いてシャツを脱いだ。ぴっちりとしたシャツを着ているため、シャツの下から出てきたぶ厚い胸板もそ
う服を着た状態と違和感はない。
「枷は外さないんですか?」
シャツに続いて先程穿いたばかりのスーツのズボンを脱ぎ始めたリーガルにプレセアは尋ねた。ちなみにレガ
ースは付けていない。
「これは私への戒めでもある。私自身でこの罪を赦せるときが来るまで外すつもりは無い。」
穿くよりも脱ぐ事は楽だとリーガルはズボンを脱ぎ捨て、ボクサーパンツ一枚となった。仮眠を取れるように
造られているソファを倒すとリーガルはプレセアに覆いかぶさった。
「すごく、ドキドキしてます。」
やや顔を赤らめてプレセアは自分の状況を説明した。
「やめるか?」
答を分かっていながらリーガルが尋ねると、プレセアは「いいえ」と首を振った。それに苦笑すると、リーガ
ルはその首筋に舌を這わせた。痺れるような感触にプレセアは体をビクつかせた。そのまま舌を這わせて首筋
から胸元へと舌で鈍く光る道を作っていく。
「ん…ふ!」
乳首に舌が触れた瞬間強く反応した。
(敏感なところも良く似ている…)
笑みを浮かべながらその敏感な乳首を重点的に刺激する。手枷で手の自由が利かない分両乳首を均等に刺激す
る。
「く!ん…ふぅ!」
右よりも左の方が感度がいい事に気付くと均等ではなく左の乳首を集中して嘗めまわした。時に吸い、舌で転
がして軽く歯を立てたりもした。
「ん…あ…くふぅぅ!」
大きく息を吐き、体を激しくビクつかせた。軽くイッてしまったようだ。イッたのを確認して乳首への愛撫を
やめると、リーガルはさらに下半身へと舌を這わせていった。手枷のついた手で器用にショーツを外すとまだ
毛の生えていない秘部が露わになった。
「…恥ずかしいです。…」
眉を顰めプレセアは訴えた。今の彼女が出来る精一杯の恥じらいの表情なのだろう。その表情に愛しさを感じ
ながらリーガルはその秘部に舌を這わした。
「ふぅ!」
声を殺したような喘ぎ声をプレセアはあげ続けた。プレセアの秘部からは愛液がどんどんと溢れてくる。表情
が少なく、反応が小さいがそれはエクスフィアのせいでわからなくなっているだけで実際はかなり感じている
ようだ。
(これなら…問題なさそうだな…)
十分に腔内まで愛液で満たされてる事を確認すると、リーガルも自身の下着を脱ぎ捨てた。その立ち上がった
モノに自身でも驚きを覚える。モノを見たプレセアは体を起こすとその立ち上がったモノをチロチロと舐め始
めた。
「どこでそんなことを…」
プレセアがみためよりも長く生きていることを知っているが12歳のままの体でこういうことの知識を得たとは
考えられず、リーガルは尋ねた。
「ゼロス君が読んでいる本に書いてありました。男の人はこうされると喜ぶんですよね。」
拙い舌使いでリーガルのモノを舐める。大きい体と比例した大きさのモノを喉元まで咥え込んでみたりもした。
「プレセア、もう十分だ。」
がんばるプレセアにリーガルは優しく言うと抱え込んで再び寝かせた。秘部にモノをあてがうとゆっくりと奥
へと腰を沈めていった。
「く…はぁ!」
その小さな体には大きすぎるリーガルのモノをプレセアは歯を食いしばり受け入れた。程なくして障害に突き
当たる。
(やはり処女か…)
「続けて…ください…」
躊躇しているのに気付いたプレセアはつらそうな表情を見せながらもリーガルに言った。
「分かった。」
(せめて破る瞬間は一思いに…)
頷くとリーガルは考え、そこから一気に奥までモノを突き入れた。
「くぅぅ!」
痛みにプレセアは小さく声を上げた。体を震わせ、必死に痛みを堪える。痛みが治まるまでリーガルは動かさ
ずに様子を見るが、
「大丈夫…です…続けてください…」
顔をゆがめ、肩で息をしながらもプレセアはせがんだ。それにリーガルは再び「分かった」と答えると、再び
ゆっくりと腰を動かし始めた。
「くぅ!…んん!」
プレセアから苦悶の表情が浮かぶがそれは段々と小さくなっていった。十往復もしないうちにプレセアの口か
らは再び快感の吐息が漏れ始めていた。
(もう…大丈夫だな。)
痛みが引いたのを確認してリーガルは徐々に腰のスピードを上げていった。
「ふ!ん!はぁ!」
それに合わせてプレセアの吐息も徐々に加速していく。その大きな背中に手を回し、プレセアはリーガルを求
めた。それに答えるようにリーガルも早く、しかしプレセアの小さな体をいたわって優しく腰を振り続けた。
「リーガルさん…私…もう意識が飛んじゃいそうです。」
リーガルに抱きつきながらプレセアは訴えた。
「うむ。」
それに答えてリーガルの腰も更に加速した。
「ダメです!私…あぁぁ!」
体をビクつかせて激しく膣口を締め付ける。
「くぉぉ!」
それにリーガルも限界になり秘部からモノを引き抜いた。
ドビュルゥ!
モノから噴出したリーガルの精液は、プレセアの白い体を更に白く染め上げた。
会長室にはシャワー室も備え付けられていたのでプレセアを先に浴びさせた。出てきたプレセアにアリシア
が奉公に来はじめた頃使っていた寝巻きを渡した。
「今日はもう遅い。そのソファを使って休むといい。」
リーガルの言葉にプレセアは頷いたが、
「じゃあアリシアの事をもっと教えてください。」
少しぎこちなさが小さくなった笑顔でプレセアは求めた。
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