総合トップ>SS一覧>SS No.3-007
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無知の恥 |
サボり魔氏 |
メルディ×キール |
2005/03/23 |
2005/03/24 |
メルディの家の前でリッドと別れたメルディとキールはメルディの案内でアイメン図書館までやってきた。
二十四時間開放しているこの図書館だが、時刻は既に夜更けで、受付は時間外は無人の為館内にはメルディと
キールの姿以外なかった。
「メルディ、これは?」
ある程度の歴史書をメルディに翻訳して貰いつつ読み漁ったキールは文庫サイズの本を取り出して尋ねた。と
言ってもサイズとぱらぱら中を見た感じで小説のようなものなのだと理解している。
「えと『ドルアーガの塔』?…たぶん物語の書かれたやつだよ。」
受け取ったメルディは表紙を読み、内容をぱらぱらと確認しながら答えた。
「セレスティアンの娯楽文庫と言うわけか…興味がある。読んでくれ。」
セレスティアに興味を持ってくれる事をメルディは喜び、
「はいな。まかせるよ。」
笑顔で答え、本を開いた。メルニクス語を自由に扱えるようになりたいキールも本を覗き込んだ。
「なぁキール…セレスティア、好きか?」
しかし内容を読み出さず、メルディはキールに尋ねた。
「突然何を言い出すんだ?まだ来たばかりの世界に好きも嫌いも無いだろう。」
早く読めと言いたげにキールが質問に答えるがメルディはそれに納得しない。
「メルディは、セレスティア、キールに好き、なってほしいよ。」
メルディに顔を合わされてキールは驚いて尻餅をついた。興味に我を忘れて覗き込んでいた為キールとメルディ
の距離は息が掛かるほど間近だったと言う事に眼が合ってはじめて気がついたのだ。
「メルディは、インフェリア着て、ファラとリッドに会って、すぐインフェリア好きになった。まだ来たばか
りとか、時間関係ないよ。」
「それはお前の考えだろ?ほら、さっさと読めよ。」
体勢を整えなおして答えると、キールはメルディに本来の目的を急かした。
「現代ではない時、ここではないどこか−」
言われて仕方なくメルディは本を読み始めた。
「−−とり抑えられたギルをしばりつけ、妖魔はいんわいな−」
「ちょ、ちょっと待てメルディ!」
読み始めは普通だったのだが、読んでいるうちに内容が怪しくなり、キールは慌ててメルディを止めた。
「ん?どうかしたか?」
なぜ急に止められたかわからないメルディは首をかしげながら尋ねた。
「その本…もしかしてその…いかがわしい内容なんじゃ…」
顔を真っ赤にしながらキールは尋ねる。
「これくらいセレスティアじゃ普通。インフェリアには無いのか?」
「あるわけないだろ!?こんな…はしたない!」
顔を真っ赤にしたままキールは否定する。
「どうする?読むのやめるか?」
顔を真っ赤にしたままのキールにメルディは尋ねた。尋ねられて後の展開を想像したのかさらに顔を真っ赤に
して、
「だめだだめだ!お前なんかにはまだ早すぎる!!」
首を振って否定した。
「早くないよ〜。セレスティアンは十歳以上になったらもう大人。大人になったらセックスもダイジョブ。メ
ルディももうケイケンズミだよ?」
メルディの衝撃的な告白にキールは驚き凍りついた。
「キールはまだシタコトないのか?」
当然したことあるだろうといった勢いでメルディに尋ねられキールは言葉を詰まらせた。
「もしかして、ないのか?」
答えないキールにメルディは再度確認する。図星とキールは再び赤面した。
「う、うるさいなぁ!僕は理想が高いんだ!」
キールの必死な言い訳をしかしメルディはあまり聞いていない。
「じゃあメルディがキールに教えてあげるよ。初めては経験した事ある人が教える。これセレスティアの常
識。」
軽く言いながらメルディはキールに近づいて押し倒した。
「よ、よせメルディ!うわぁ!」
押し倒したメルディはキールの腰のベルトを解き、ローブの中にもぐりこんだ。頭が動転したキールはそれに
抵抗できず、メルディはズボンに手をかけた。
「おい!聞いてるのかメルディ!やめ…うわぁ!」
口ばかりは必死に抵抗するが、なぜか手も動かせず、メルディはズボンと一緒に下着ごとずりさげた。薄暗い
館内のさらに光を遮断したキールのローブの中だが、エラーラから出るほのかな明かりでメルディにはキール
の立ち上がったモノがはっきり見えた。
「ワイール。キールのチンコ、もうビンビンだな。」
笑いながらメルディはその立ち上がったモノを触り始めた。
「ダメだなキール。チンコはちゃんと皮から出してないと病気なるぞ?」
立ち上がっても皮を被ったままのキールのモノにメルディはそういうとやや力を入れて皮をずり下げた。
「ぐぁ!…くはぅ!」
軽い痛みにキールは呻き声を上げた。そしてメルディにモノを咥え込まれてキールは別の呻き声を上げた。
「いっぱい汚れてるからな。メルディがキレイ、してやるよ。」
言いながらジュポジュポと音を立てながらキールのモノにこびり付いた垢やカスを舐め取っていく。
(これがフェラ…本で読んだ以上の快感が…)
「うわぁ!」
ドビュルゥ!
剥かれて敏感になったか、モノを咥えられてものの数分でキールはイッてしまった。突然射精されて一瞬戸惑
ったが、メルディは難なく全て口に収め、喉を鳴らして飲み込んだ。
「あは。キールの、すっごく濃いな。」
メルディに出した物の感想を言われ、キールは再び赤面した。
「でもまだ足りないみたいな。大丈夫!メルディにお任せな。」
言うなりキールの返事を待たずにメルディはキールのローブを引っ張り上げた。そのまま脱がすわけではなく、
キールの頭をローブで包み出口を先程のキールのベルトで結んだ。
「うわ!何を!」
視界をふさがれ、さらに腕の自由も奪われたキールは慌てて声を上げた。
「安心しな。メルディがまかせるよ。」
戸惑うキールにそう言いながらメルディのやや冷えた手がキールの腹部に触れ、キールは体をビクつかせた。
メルディの手はそのままキールの肌着を捲し上げながら昇り、キールの上半身をあらわにさせた。
「お前!何を…ふわぁ!」
キールは更に抗議をしようとしたが、あらわにされた胸を舐められ情け無い声を上げた。
「女の子みたいな声だな。キール、ココも気持ちいいのか?」
言いながら舌でキールの乳首を転がし、指が反対側の乳首を撫でた。
「く…はぁ!」
本を読むだけでは得られない快感にキールは身をよじらせた。指で乳首を刺激したままメルディの舌がキール
の上半身を縦横無尽に動き回った。キールのモノは一度出した後も変わらず立ち上がったままだったが、メル
ディに刺激されさらに立ち上がり、先からは粘り気のある透明な液体が徐々に溢れ始めていた。
「キールが腰、動いてるな。気持ちいいか?」
指にキールから出る先走り汁を塗り込むようにメルディは細い指で尿道を刺激し、快感に答えることの出来な
いキールに更にメルディは尋ねた。
「そんなはず…あぁ!」
息切れ切れにキールはそれを否定するがメルディに愛撫され再び腰を突き出した。
「待っててな、キール。もっと気持ちよくしてやるからな。」
パサ
服のすれる音がし、視界を塞がれたキールでもメルディが服を脱いでいる事が分かった。
「ごめんな、いっぱい我慢させたな。」
全裸になったメルディは、キールにまたがり、自分の秘部に擦りつけた。メルディの秘部は自分でも驚くぐら
いにびしょ濡れで、キールを愛撫するうちに自分もかなり興奮していた事を実感させた。
グチュ!
キールのモノを自身の秘部にあてがったメルディはもったいつけるようにゆっくりと腰を沈め、モノを腔内に
入れ込んだ。
「これが…女性の腔内…」
初めての感触にキールは思わず声に出してしまう。そんなキールにメルディは微笑を浮かべ、ゆっくりと腰を
動かし始めた。
グチュ…ズチュ…
静寂な館内に淫猥な音がゆっくりと鳴り響く。しばらくすると快感になれてきたのかより強い快感を求めてキ
ールもメルディの動きにあわせて腰を突き出し始めた。恐らく無意識だろう。キールの腰に気付いたメルディ
は、キールの両方の膝に手を置き、後ろに体重をかけた状態で今度は腰をグラインドさせ始めた。
「ん!はぁん!」
いつしかメルディの口からも甘い声が漏れ始め、腰を動けなくさせられたキールも無抵抗に呻き声を上げた。
メルディの腰は徐々に動きを大きくそして激しくなり、腰を動かすだけでなく膣口を時々強く締めキールを高
めた。
「メルディ…僕…もう!!」
その動きにキールは限界を訴えたがメルディの動きは変わらない。変わらないどころか訴えられて更に動きは
激しさを増していった。
「ば…ばか!そんなに激しくされたら…うわぁ!」
ドビュルルル!!
動きの激しさに堪えきれず、キールの精液がメルディの腔内に注ぎ込まれた。
「はぁ…はぁ…だいじょぶ。メルディ、今日は安全日ね。」
息を整えながらメルディは言った。
「……いい加減解いてくれないか。」
十分に息を整え、キールは言った。
「わ、ごめんな。」
キールのベルトを解くと、キールはようやく解放されたと体を起こした。
「まったく…これじゃあまるで強姦じゃないか。」
ため息をつきながらそういうとガバっとローブを脱ぎ捨てた。
「勘違いするなよ。僕は僕の将来のためにやるんだ。」
言いながら今度はメルディを押し倒し、小さいが形の良い胸にしゃぶりついた。
「ひゃぁん!」
さっきまでの反撃と言ったように荒々しく胸を揉み、舌で転がす。
「キール、乱暴!」
激しすぎる愛撫にメルディは我慢できなくなり、キールを突き飛ばした。
「女の子は…もっと優しくなきゃダメ!」
強く拒まれ、キールは唖然とした。
「すまない。」
素直に謝ると今度は優しくキスをし、メルディの胸を弄った。
「あふぅん…」
優しく揉まれメルディは甘い声を上げた。先程のキールの射精時にはイけなかったメルディの秘部からはキー
ルの精液精液と一緒に愛液もどんどん溢れてくる。
「キール…私もう我慢できないよ。」
瞳を潤ませ、メルディはキールに訴えた。愛撫を止めるとメルディは四つん這いとなりキールに尻を突き出し
た。愛液と精液が混ざり暗い電灯にヌラヌラとひかるメルディの秘部に生唾を飲み込むとキールは自身のモノ
を秘部にあてがった。そして片方の手でメルディの腰を掴み一気に奥まで突き入れた。
「あん!」
四つん這いのまま背中を反らせてメルディは声を上げた。両手で腰を掴んだキールは一定のリズムで腰を振る。
パンパンパンパン!
「あん!ひゃん!ふぅん!」
一定のリズムだが早くしかも激しいリズムにメルディはどんどんと昂っていった。腕に力が入らなくなり、腰
を突き出した体勢で崩れた。そのメルディに覆いかぶさるようにキールはのしかかり、背中越しにメルディの
胸を揉みしだいた。
「ふぁぁん!」
しかし踏ん張れないメルディにはキールの体重を支えきれず、そのまま崩れるようにうつ伏せに倒れこんだ。
体勢が崩れ、モノが抜けてしまった。
「はぁ…はぁ…慌てちゃ…ダメだよぉ?」
モノを秘部に押し込めれず焦るキールに、メルディは息を切らしながらそう言うと仰向けになってM字に足を
開き、秘部を指で広げた。導かれるようにキールはモノを秘部にあてがうと奥の奥まで突き入れるように腰を
前に突き出した。
ジュプ!ジュプ!
腰を振るたびに音と喘ぎ声が館内に響く。正常位になったメルディはキールの首に手を回し自らも腰を動かし
た。
「イクよメルディ!もう…」
「はい…な。メルディも…もう…ふぁぁぁ!!」
叫び声と共に膣口がキールのモノを締め付けた。
「うぁぁぁ!!」
ドビュルルルゥ!
二度目の腔内射精でキールはそのままメルディの胸の上に崩れ落ちた。
「…はぁ……はぁ…きもちよかたか?」
息を切らしながらメルディは尋ねた。モノはやや縮んでしまったもののまだメルディの腔内にある。
「ああ……なかなかだったよ…」
キールの素直じゃない答えに、しかしメルディは満足したのか頭を抱え強く抱きしめた。
「メルディ?何を…うわぁ!」
抱きしめると同時に絶妙な力加減で膣口を締め付ける。刺激されてキールのモノが再びムクムクと膨らみ始め
た。
「ワイール!キールのチ○コ、元気だな。」
いたずらっぽく笑いながら言うメルディに「こいつ!」とキールはその眼前にある胸に舌を這わせて対抗する。
二人の行為は、夜明け前まで続いた。
メルディは「けっこうテクニシャン?」の称号を得た。
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