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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
ハーフの生き方 サボり魔氏 トーマ×ヒルダ 2005/03/10 2005/03/11

 放たれた雷撃によってヒルダを囲む男たちは全員絶命した。
「ガハハハ!よくやったぞ、ヒルダ。」
男たちをヒルダにけしかけ、返り討ちにあうまでの一部始終を眺めていたトーマがヒルダを褒めるが、ヒルダ
の表情は重く沈んでいた。
「なんだ、こいつらに哀れみでも感じているのか?」
ヒルダによって絶命させられた男たちを足でもてあそびながらトーマは小馬鹿にするような口調で尋ねる。
「ふん。何度も言っているだろう。こいつらは全員罪人なのだと。罪人に罰を与えただけだというのに何をそ
んなに悔やむというのだ。」
尋ねられても反応を示さないヒルダをトーマは嘲笑する。トーマの言っている事は本当で、実際に今までヒル
ダに殺された者たちは全て罪人である。しかしその全てがヒューマであり、罪といっても中には軽い窃盗しか
していない者もいた。ヒルダが哀れむのは無理も無い。
「まったく…何をそんなに悔やんだりするのだ?貴様はこいつらヒューマにされた事を忘れたのか?」
トーマの言葉にヒルダは我に返った。頭の中にトーマに拾われるまでの事が浮かんで来る。それはまさに奴隷
のような扱いだ。幼い自分に石を投げつける子供と、それを注意せず笑っている大人。父親を殺され、母親に
捨てられた自分はどこに行ってもごみのように扱われた。優しさを見せる人間は全て幼いながらにも整った顔
に欲情した男で、下劣な扱いをした挙句に捨てて行った。それを思い出していくと徐々に自分の殺した男たち
への悔やみが消えていくのを感じた。
「そうだ悔やむな。こいつらは全員こうなっても仕方が無いことをしてきたのだ。」
後悔の色が消えたヒルダにトーマは更に続ける。その声は何か楽しげであったが、公開を振り払おうとしてい
るヒルダにはそれに気付く余裕すらなかった。
「貴様には王の盾以外に生きる場所は無いのだ。それが分かったのならおれに従え。次は躊躇をするな。」
王の盾の四星の中にはミリッツァというハーフもいる。確かに実力さえつければヒルダに何かしようとする人
間はいなくなるだろう。しかしヒルダは知っている。そのミリッツァも影では色々と言われているという事を。

「はい、トーマ様。」
それでもヒルダは従うしかなかった。トーマの磁のフォルスは強大だ。ハーフで強いフォルスの才能を持った
ヒルダの雷のフォルスでも敵う相手ではない。それに例え陰口をたたかれてもそれさえ気にしなければここの
生活はそう悪くはない。少なくとも人間として扱ってもらえる。
「よし。では城に戻るぞ。城に戻ったらいつも通り汗を流しておれの部屋に来い。おれが直々に鍛えてやる。」
野外訓練の後、ヒルダはいつもトーマに個人レッスンをつけてもらっている。再び汗を掻くのだからシャワー
を浴びる必要等無いのだが、トーマ曰く上官の部屋に呼ばれて身だしなみを整えるのは当然だという事らしい。
だが真実は稽古の後にあった。

コン、コン。
「ヒルダです。」
丹念に全身を洗い、ヒルダはトーマの部屋を訪ねた。
「入れ。鍵はかかっとらん。」
言われ、ヒルダは扉を開いた。するとそこにはいつもとは違う状況が広がっていた。
「どうかしたかい?ああ、僕たちがいるとは思わなかったのか。」
トーマ一人と思って訪ねた部屋の中にはトーマ以外にサレとミリッツァがいた。理解できず呆然と立ち尽くす
ヒルダをサレは嵐のフォルスで器用に部屋の奥に押し込み、扉の鍵をかけた。
「今日はいつもよりも思いっきりやる為にな、虹のフォルスが使えるミリッツァを呼んだのだ。」
トーマが説明する。当然他にも理由があるのはヒルダにも分かった。
「だけど四星の男女一組が一つの部屋に…なんて問題だろう?それで僕も付き合ったのさ。」
サレの言葉は嘘だ。そんな理由でサレが動くはずは無い。しかしそう分かっていてもヒルダは従うしかない。
上官への反逆行為は王への反逆とみなされる。
「では始めるぞ。ミリッツァ、頼む。」

ヒルダの無言を納得したとみなしトーマはミリッツァに声をかけた。それに答えてミリッツァは無言でフォル
スを発動させる。虹のフォルスを使った結界だ。この中であればどれだけ大きな力を使おうが外には何も影響
しない。
「それじゃあ僕たちも始めようか。」
結界はトーマとヒルダの間だけに張っている。間近であれば気を失わない限り結界は保てるのだ。サレの言葉
にミリッツァは頷く。
(慣れなさいヒルダ。私たちが生きていくにはこうするしかないのよ。)
少ない同族に励ましの念を送りミリッツァはサレへと顔を向けた。

 結界が安定するのを確認してトーマは自分のフォルスを開放した。相変わらずものすごい強さである。
「さあ、おれを殺すぐらいに全力で来い。」
トーマが構える。その眼は肉食動物が獲物を狙うかのようにヒルダを見据え、口にはこれから起こる事を思い
浮かべてか笑みが浮かんでいる。
「はあぁぁ!!」
全力でかからなければどうなるかわからない。勝てる見込みは無い。しかし戦闘においてトーマを満足させな
ければ何をされるかは想像がつく。
「サンダースピア!」
牽制に電撃を放つ。牽制だが十分フォルスはこめてある。しかしそんな電撃をトーマは避けようとせず防ぎき
った。
「どうした。この程度ではおれを満足などさせられんぞ?」
そう言うが一向にトーマは反撃のそぶりを見せない。
(もっとフォルスを籠めないと…)
さらにフォルスを上昇させる。雷のフォルスが空気の摩擦により静電気を当たりに引き起こす。その強大なフォ

ルスにトーマはうれしそうな声を上げた。
「そうだ!全力で来い!おれを、楽しませろ!」
そのフォルスの大きさにやや満足したのか戦闘意欲に我慢できなくなったのか先程とは一転してヒルダに襲い
掛かった。
「シャイニングレイ!」
その突進を止めるかのごとくヒルダが光の矢を放つ。しかし猛り狂う野獣のごとくトーマはそれに怯むことな
く突進し続ける。
「グランダッシャー!」
さらに奥義を発動させるがそれでもトーマは止まらなかった。ダメージが無いわけではない。トーマの体には
ヒルダの術によってつけられた傷からやや血が流れている。しかしそれでもトーマの勢いは止まらないのだ。
「くっ!」
ヒルダは力の無い遠距離型だ。これ以上距離を詰められては完全に勝てる見込みがなくなる。ここは雷の塊を
ぶつけて一時的に足を止めるしかないとヒルダはフォルスの塊を放つ。
(え!?)
しかしまっすぐ向かうはずのヒルダのフォルスはトーマの手前で方向を変え、あらぬ方向へと飛び去った。
(とりあえず距離を…)
と思ったがもう遅い。トーマは既にヒルダの寸前まで迫っており、拳が振り下ろされた。
「なぜ貴様のフォルスが曲がったか分かるか?」
ヒルダの眼前で拳を止め、トーマは尋ねた。猛り狂っていたが一応訓練だという事はわきまえていた様だ。し
かし興奮は抑えられないのか息遣いはかなり荒い。
「……わかりません。」
そんなトーマをあっ気に取られつつも事実理解できないヒルダは正直に答えた。
「はぁ…はぁ……フォルスだ。おれの磁のフォルスによって磁場を発生させ、雷の方向を変えた。」

にやりと笑みを浮かべ、トーマは答える。力技しか能が無い男がそこまで頭が回るとは思えない。恐らくサレ
がアドバイスしたのだろう。しかし負けは負けである。
「敗者がどうなるかは分かっているな?」
拳を引いたトーマに尋ねられ。ヒルダは頷き自らの服に手をかけた。しかし、
「脱ぐ前に両手両足にコレを着けろ。これからは風呂に入るとき以外にコレを外す事は許さん。」
そう言うとどこに持っていたかずっしりと重いリストバンドをヒルダに手渡した。
「それぞれ五キロの鉛がつめてある。遠距離タイプでも近距離に対抗できる手段を身に着けろ。」
アドバイスをつけられ、それに従ってヒルダはパワーリストをつけた。ずっしりと重い。着け終えるのを見届
けてトーマは邪悪な笑みを浮かべた。着け終え、再び服を脱ごうと両わきのリボンにヒルダが手をかけた瞬間、
「ふん!」
トーマが再びフォルスを開放した。すると、フォルスを浴びたパワーリストがお互いに引き合い、後ろ手に貼
りついた。掴んでいたリボンは勢いよく引き抜かれ、ヒルダの美しい肢体を隙間からさらけ出した。
「と、トーマ様!何を!?」
突然自由を奪われ、バランスを崩して膝を突いた。普段のトーマはヒルダに散々奉仕させるのだが、自由を奪
われてはそれが出来ない。
「今日はいつもと趣向を変える。」
それだけ言うとトーマは腕力をもってヒルダの服を引き裂き、下着を露にした。見た目はほぼガジュマなミリ
ッツァと違ってヒルダの肢体は限りなくヒューマに近い。ヒューマと違うところはただ頭に二本の角が生えて
いるということだけだ。
「ふん。やはり貴様の体ではそれ程欲情せんな。」
そのまま下着も引きちぎり、裂けた衣服からはみ出す肌を眺めながらトーマは呟いた。
「しかし、」
「あつっ!」

その豊満な乳房を握られ、ヒルダは悲鳴を上げた。
「この大きく発達した乳はガジュマのそれにも匹敵するわい。」
言いつつ力任せにヒルダの胸を揉みしだく。
「あぎぃ!ひぐぁ!」
痛みにヒルダは揉まれる度に悲鳴を上げる。トーマにとってヒルダが感じているかどうか等はどうでもいいの
だ。要は自分が満足すればよい。ヒルダの上げる悲鳴に支配欲を刺激され、どんどん興奮が昂っていった。そ
れを証拠にいつの間にか脱ぎ捨て、さらけ出されたトーマのモノはヒルダが悲鳴を上げるたびに徐々にその首
を上げていく。
「咥えろ。」
十分モノが立ち上がったところでそう言ってヒルダの顔の前に出した。ヒューマのそれに比べればもう十分に
太いそれだがそれが最大ではない事をヒルダは知っている。言われた事にはすぐに従わなければもっと酷い事
をされる。出されたモノに返事もせずヒルダはそれを咥え込んだ。
ジュ…ズジュ…
淫猥な音が鳴り響く。日々の個人レッスンでそうしたほうがトーマは興奮する事を憶えたからだ。想像通り前
後する度にトーマのモノは硬さと太さを増していく。
(そろそろ…)
ある程度フェラを続けるとトーマはヒルダの口の動きにあわせて腰を動かしだす。もう既に口に納まる大きさ
ではないそれを奥まで突き入れられてはたまらない。普段のヒルダならそれを自らの胸を使って挟み込み難を
逃れるのだが…今回はどうするかと考えているうちにトーマが動いた。
「貴様の乳も中々よい物だからな。今回は特別におれが手伝って挟み込んでやろう。」
そう言って力任せに自らのモノをヒルダの胸に挟み込む。しかし相変わらず加減されていないその力にヒルダ
はまた悲鳴を上げた。
(冗談じゃない…これなら喉に突っ込まれるのとそんなに変わらないじゃない…)

力任せに揉みながら腰を振られているため胸は大きな手形が幾重にも重なって真っ赤になっている。もう痛覚
が麻痺してしびれ意外何も感じない。
(早く終って…)
せつに願いながらトーマのモノを刺激し続ける。その願いが届いたかトーマのモノが徐々に膨らみは、ヒクつ
き始めた。
「…射精すぞ。溢さず飲み込め!」
言うやいなやトーマのモノが爆発した。
ドビュルルルルル!
人並み外れた濃度と量の精液がヒルダの口を汚す。それはまだまだ停まる気配を見せずそのまま喉を鳴らして
飲み上げていく。咽返しそうになるほどの酸味を帯びているが今咽れば口に残る精液を溢してしまう。そうす
ればさらに行為は卑劣化するだろう。
ゴク…
「ゴホ!ゴホ!」
ようやく全て飲み干し、咳き込みながらヒルダは息を整えた。一体どれだけの量を出されたのだろうか。しか
しそれだけ出してもまったくトーマのモノは首を下げず持ち上がったままである。
シュン…
息を整えていると拘束されていた力が解放された。とりあえず破かれた衣服を脱ぎ、後ろ手を取られて反りあ
がっていた体勢を手を前にして楽な体制に変えた。
ブン!
すると再び力が働き、今度は手だけが自由を奪われ、つんのめる様な体勢にヒルダは崩れた。
(今度はいったい何をしようって言うの!?)
等と思っている矢先にヒルダは仰向けに蹴り倒された。
「股を開け。」

トーマの言葉に挿入れるのだと理解をしたヒルダは大人しく股を開いた。真っ直ぐと秘部に自分のモノをあて
がうと不意にそのままトーマはヒルダのわきを抱えて持ち上げた。
(え?)
ブン!
予想外のトーマの行動にあっ気に取られていると、自由だった足にも力を加えられトーマを抱え込むように閉
じられた。バランスを取ろうとつなげられた手をおもむろにトーマの首にかけた瞬間、
「ヒギーーー!!!!」
抱えていたトーマの手はヒルダから離れ、重力に従ってヒルダの秘部は奥までその強大なトーマのモノを咥え
込んでいく。その余りにもの大きさに入れられただけで一瞬意識が遠のいた。しかし、そうはさせないとトー
マのモノはヒルダを突き上げた。
「あぐぁ!うぐぃ!…」
突き上げられる度にヒルダから悲痛の叫びが上がる。ヒルダの腔内は濡れていないわけではない。トーマに拾
われる前の経験で挿入れられる前には十分に塗れそぼるように自分でコントロールできるようになっていた。
しかし、そんな事はお構いなしなほどにトーマのモノは規格を外れていた。

グジュ!ズジュ!
「あふぁ!ぅはん!」
しかしそれでも直径30cmを越える頭の赤子が出てくる場所だ。徐々に広がって痛みを和らげ、快感をより強め
ていく。
「おれにしがみ付いて喘ぐとは淫乱な女め!」
言葉で責めながらトーマのストロークは徐々に加速していく。
「それほどまでにこれがほしいのなら貴様の腹の奥まで突っ込んでやろう!」
叫びトーマはヒルダの腰を掴むとモノを強引に根元まで突き入れた。
「あ゙あぁ!!!」
子宮に直接響く衝撃にヒルダは声を張り上げた。
シュン!
突き入れたままヒルダの腕を開放すると、もうしがみ付く力が残っていないかそのままだらりと上半身を地面
の方へ反り返らせた。
「おらおら!おれはまだ満足しきっとらんぞ?」
腰を掴んだまま先程までとは数倍のスピードでトーマは腰を振りはじめた。
「ひあぁぁぁぁぁぁぁ!」
その激しさに力を振り絞りヒルダは拒もうとしたが、束縛された足でもがけば逆に深く突き刺さる。手で拒も
うにもトーマのストロークでほとんど力が入らず、パワーリストを持ち上げるほどの力が出ない。
「うおぉぉぉぉ!」
トーマの腰がさらに加速する。そろそろ限界らしい。
「ふぁぁぁぁぁ!いっ………………くぅあぁぁぁ!!!!」
ズビュルゥゥゥ!
ヒルダがイクのと同時に大量の精液が腔内に放出された。

「ふん!ふん!」
一滴残らず吐き出すために射精しながらもトーマは腰をゆっくり深く突き入れ続けた。
「あふぅ!あふぁ!」
次から次へと注ぎ込まれる精液にヒルダも腰に合わせて声を上げる。十数回それを繰り返した後に、ようやく
トーマの射精が終了した。
「はぁ…はぁ…」
終了と同時に束縛を解放されたヒルダだが起き上がる元気も無く、だらしなく足を広げて息を整えた。納まり
きらない量の精液はまだ収縮しきらない秘部からよだれのようにだらしなくあふれ、白い液溜まりを作り出し
ていく。そしてその状況を見計らったようにミリッツァの結界がとかれると、ヒルダの目の前に信じられない
状景が飛び込んできた。

「あうん!あはぁん!」
後背位からサレのモノを突っ込まれミリッツァが喘ぎ声を上げていた。その表情は艶かしく悦びに満ち溢れ、
それが無理やりではなくミリッツァ自身が望んでされている事にヒルダも気付く。
「おや?もう終ったのかい?」
腰を振りながらも平然とした口調でサレはトーマに尋ねた。
「もう少し楽しむ事は出来たのだがな、下手に全力でやれば限りなくヒューマに近いこれの体は壊れてしま
って貴様が楽しめんようになるだろう。」
ヒルダを物扱いしながらトーマが答える。その答えにヒルダは愕然とした。
(冗談でしょ?あれで全力じゃないって言うの?)
だとすると全力ならどんなものだというのか、その恐怖心にヒルダの背は凍りついた。
「ふーん。じゃあ僕もとりあえず終ろうかな、射精すよ?ミリッツァ。」
言いながらもサレの腰のスピードは変わらない。この男は射精をもコントロールできるのだろうか。

「はい!はぁはぁ…サレ様の濃い精液を…わたくしめに…ぶち込んで下さい!!」
サレの問いにミリッツァは淫猥な言葉を並べて答える。どうもおかしい。四星は全員同格であるし、いつもの
ミリッツァならばそんな言葉を使うはず無い。
「そら、受け取りな。」
そう言って最後に深く突き入れた。
ドビュルゥ!
当然のように腔内に出され、ミリッツァの背筋が反り返る。
「あぁん!でてる…」
射精されて嬉しそうにミリッツァは声を上げる。いったいどうしたというのだろうか。これではまるで別の人
格が取り付いたようである。
「さて、それじゃあ交代しようか。」
射精による疲労感が全く無いのかミリッツァに射精しきるとおもむろにモノを引き抜き、そのまま平然と今度
はヒルダのほうに近づいていく。
「ふん。貴様も物好きだな。こんな乳だけの体の何がよいのだ?」
そんなサレを小馬鹿にするように言いながらトーマも尻を突き出したまま息を整えるミリッツァに近づく。
「ヒューマにはヒューマにしか分からない魅力があるんだよ。僕だってあまりガジュマの魅力というものは分
からないしね。」
冷静に言いながらヒルダの前まで来ると膝を突いた。サレのモノはトーマに比べれば小ぶりだがそれでも一般
のヒューマに比べて大きい。そしてその肌はヒューマの女性に匹敵するほど白くなめらかだ。
「すごい臭い。どうやらたっぷり注ぎ込まれたようだね。」
だいぶ元の大きさまで収縮したヒルダの秘部を指で開きながらサレは楽しそうにヒルダに尋ねる。
「うぅぅ…」
息もそれなりに整っていたがヒルダは思うように声を出せなかった。確かにそのモノのサイズや力は完全に規

格外だが、それでもトーマは思考パターンが単純でされる事も想像がついた。しかしサレは普段から全く思考
が読めない。自分がこれからされる事が想像できずヒルダの頭が恐怖心で一杯になっているのだ。
「ふふ、そんなに怖がらなくても大丈夫だよ?僕はトーマのように強引な事はしない。」
ヒルダの表情から恐怖を読み取り、また、先程までのヒルダとトーマの事を見ていたかのようにサレは優しく
ヒルダに声をかけた。実際結界の中の光景を結界の外にいた二人は見ていた。それを見ながら自分たちも楽し
んでいたのだ。
「君もあのミリッツァを見ただろ?あの強気なミリッツァが僕に抱かれてあんなに気持ちよさそうに喘いでい
た。それだけ僕に抱かれるという事は快感なんだよ。それにね、」
優しく諭しながらおもむろにサレは広げられてむき出しになったクリトリスに触れた。
ゾク!
その瞬間ヒルダの全身に自身のフォルスにも似た電流が走る。その強烈な刺激に秘部は急激に収縮し、溢れ出
す愛液の蜜によって大量に溜まったトーマの精液は吐き出され、尿道から無色透明の液体が勢いよく噴出した。
(これは…)
ヒルダには経験上何をされたか理解した。しかしソレは今まで体験したものよりもはるかに強烈なものである。
「はは、すごい勢いで潮吹きしたね。気に入ってくれたかい?この薬。」
言いつつ更にサレは奥にも薬を塗りこんでいく。
「ふあぁぁ!」
媚薬によって感覚がより敏感になり、触れられただけでヒルダは軽くイッてしまった。
「ふふふ、これはすごい劇薬でね。耳掻き一杯分くらいでも十分なぐらいの威力を持ってるんだよ。」
サレが楽しそうに薬の事を説明しているが、もうあまりヒルダの耳には届いていない。激しく押し寄せる股間
の疼きにヒルダは気が狂いそうになっている。
「以前にメイドにこれを使って同じぐらい…おやおや、もう聞こえてないみたいだね?」
ようやくヒルダの状態に気付いたサレが説明をやめ、楽しそうにヒルダを眺める。自慰ででもいいからヒルダ

は股間の疼きを取り除きたかったが、まだそれほど体力は回復しておらず、パワーリストを持ち上げる事すら
出来ない。
「解放してほしいかい?その疼きから。」
「あぁん!おっきぃん!」
サレの問いと同時にミリッツァの喘ぎ声が響き、ヒルダは体をビクつかせた。疼きはもう理性で抑えれるレベ
ルを超えており、もう他人の喘ぎ声だけでも体が快感を感じてしまう。
「どうなんだい?」
答を急かしながら軽くクリトリスに触れる。
「あぁん!」
もう薬はついていないというのに軽く触れられただけで声を張り上げてしまう。しかし足りない。もっと激し
く弄られたい。疼きが取り除けるなら、もう何をされてもいい。
「もっと…この…淫猥なマ○コを…弄繰り回してください!!」
快楽に溺れ、我を忘れてヒルダは叫んだ。
「トーマ、これ邪魔なんだけど今だけ外していいかい?」
ヒルダの答えに満足したサレは頷くとトーマに声をかけた。
「構わん。…好きにしろ。」
ミリッツァに腰を振りながら途切れ途切れにトーマが答える。ミリッツァは先程のヒルダと同じ様な体勢で突
き上げられている。違うところは自らの意思でトーマにしがみ付いているという事だけである。
「ほら、自由になった。疼きを取ってやるから立ってそのイヤラしいケツをこっちにむけなよ。」
動けないヒルダからパワーリストを外し命令する。疼きに腰が抜けかけているが性奴隷と化したヒルダはそれ
に従いサレに自らの尻を突き出した。
「本当に淫乱だなぁ。」
楽しそうにそう言うと腰を掴み、モノをだらしなく愛液をとめどなく垂れ流すヒルダの秘部に突き入れる。い

わゆる後ろやぐらと言われる体位だ。
「あぁん!いい!」
その一突きだけでも十分快感なのか背筋を反らし恍惚の笑みを浮かべる。
「いやらしい胸だねえコレで一体何人の男を虜にしたんだい?」
片手でヒルダの胸を弄り、腰を振りながら淫猥に尋ねる。
「はぅん!…虜になんて…あはぁ!ハーフの私にそんなこ…うはぁん!」
喘ぎながらヒルダも質問に答える。罵られ突き上げられる度にその快感はどんどんと高まっていくのだ。
「そうかい?それでも気に入られてリピーターもいたんだろう?」
言ってヒルダの足を持ち上げ、立ち松葉に体位を変える。
「ふぁん!すごい!」
サレの性技にどんどんとヒルダの快感は高まる。
「ほら、このままトーマたちのところまで歩くよ。」
足を引き、勢いよく深くまで腰を突き入れながらサレは言った。踏ん張るだけでも精一杯だと言うのにヒルダ
もそれに従い、一歩ずつ前に進む。
「あはあぁん!!!」
数歩歩いて絶頂の波が押し寄せ、ヒルダは崩れ落ちた。
「もうイッちゃったのかい?仕方ないなぁ…」
小馬鹿にしたような口調でそう言うとモノ一度引き抜き、ヒルダを仰向けにする。そして正常位でモノを秘部
に突き入れてから、そのヒルダの足を自らの肩にかけ、ヒルダの腰を持って再度立ち上がった。立ち松葉崩し
と言う体位である。
「ほら、優しい僕が同族のミリッツァのところまで連れて行ってあげるからね?」
そう言って腰を振らずにそのまま歩き出す。しかし薬によって敏感になったヒルダにはそれでも十分快感とな
り、一歩歩くごとに艶かしい喘ぎ声が部屋に響いた。

「ほら、着いた。君がしがみ付いて自分から腰振ったりするから同じ部屋なのに結構時間が掛かったじゃない
か」
十数歩の距離を二・三分かけて進むと、サレはモノを引き抜いてヒルダをおろした。
「ああ…抜かないで…」
モノを抜かれてヒルダは情け無い声を上げる。
「本当に淫乱だなぁ、それが君の本性なんじゃないかい?そんなにこれが欲しいなら立って自分で入れなよ。」
心底楽しそうにヒルダを罵った。
「はい!私は…淫乱な雌犬なんです…ああん!また大きくなってる…」
自身を罵りながらサレに腰を沈め、はじめと同じ後ろやぐらの体位を取る。見ればミリッツァも向かいで同じ
体勢で腰を振られていた。
「ほら、腰振っててあげるから同じハーフの彼女が目の前にいるんだから一緒に慰め合いな。」
サレの言葉を従順に従い、ヒルダとミリッツァはお互いの手を取り合って口づけ始めた。
「そうだ、もっと慰め合え。ふふふふ…ははははは!」
高らかに笑いながらもサレは腰を振り続ける。ヒルダもミリッツァも突かれ喘ぎながらお互いの敏感なところ
を刺激しあった。
「くぅ!…サレ、そろそろ限界だ…!!」
そのうちに腰を振りながらトーマが訴えた。
「しょうがないな、じゃあ同時に出すよ。」
サレはまだ余裕があるらしいが、また射精をコントロールしてトーマに合わせる。
「うおぉぉ!!出る!」
「イクよ!」
ズビュルルゥ!
ドビュルルルルゥ!

『あはぁぁ!!!!』
同時に射精され、ヒルダとミリッツァの声が重なって上がった。

 全部だし切り、サレとトーマがモノを引き抜くと、ヒルダとミリッツァが切なそうに声を上げた。
「まったく…貴様の薬の効果は底なしか?」
ヒルダとミリッツァはまだやり足りないのか構ってくれないサレとトーマを尻目にお互いで慰めあい続けてい
る。
「メイドが三日喘ぎ続けた量の倍近くを二人に塗りこんだからね。単純計算六日。一週間くらいはこのまま
じゃないかな」
慰めあい続ける二人を面白そうに見ながらサレは答えた。しかしトーマと違って彼は全く息切れを起こしてい
ない。
「付き合ってられん。続きはお前の部屋でしろ。おれはもう休む。」
呆れながら言うがサレはそれに首をふった。
「無理だね。この状態の彼女らを僕の部屋までは連れて行けない。」
お手上げと肩をすくめながらサレは答えた。
「ではおれが貴様の部屋を使わせて貰う。」
「どうぞご自由に。」
トーマの提案をサレがあっさり頷くと、トーマは程々にしとけよと釘を刺して部屋を去って行った。
「程々ねぇ…僕より彼女らに言って欲しいよ。」
お互いを慰めあう二人を眺めてサレは呟いた。
「君たち、まだコレが欲しいかい?」
抱き合う形で慰めあう二人に尋ねると二人は同時にサレを見た。
『はい!もっとください!!』
声を揃えてそう叫びお互いに自らの秘部を開いて二人は求めた。空は上気した二人の顔のように赤みを帯び始
めているが、夜はまだ終りそうに無い。


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