総合トップ>SS一覧>SS No.2-099
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作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
罰 |
549氏(11スレ目) |
男×クレア(アガーテ) |
2005/03/09 |
2005/03/09 |
思念は浄化された。しかし、1度こじれたガジュマとヒューマの関係は元には修復しなかった。
(すべてはわたくしの責任…)
すべての責任は自分にあるとアガーテは深く落ち込み、今日も寝付く事は出来なかった。自分のものではない
自分の手を眺め大きなため息を付く。なぜ自分はこんな事をしたのだろうか…
「ミルハウストも…わたくしがアガーテだなんて思ってくれなかったのに…」
愛するミルハウストの為に手に入れたヒューマの肉体。しかしそのミルハウストは心が入れ替わっている事に
気づいてはくれなかった。
(少し、夜風に当たろう…)
外出禁止令はまだ解けていないが、宿周辺で風に当たるくらいは問題ないだろう。それに少しでも気分転換を
しなければ今夜は眠れそうにない。同室で眠るヒルダとアニーを起こさないように足音を忍ばせてアガーテは
外に出た。
「はぁ。」
宿を出たアガーテは宿の表の壁にもたれながら大きなため息を吐いた。
(夜風が…気持ちいい…)
落ち込んだアガーテの心を癒すかのように風は彼女を包み込んだ。しかし、その安らぎは長く続かなかった。
「ぎゃはははは」
安らぎをぶち壊すかのような下品な笑い声があたりに響き渡った。安らいだ気分がぶち壊しである。おそらく
この町のどこかにある闇酒場で飲んだくれた酔っ払いたちなのだろうが、下手に関わるのは勘弁と、アガーテ
は宿に入る事にした。しかし、
「そこのネエチャン待った〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
一足遅く見つかってしまい、周りの迷惑を考えない大声で呼び止められた。無視して宿に入ろうとそのまま入
り口に向かうが、千鳥足のわりに声をかけた酔っ払いの動きはすばやく、入り口に入る前にアガーテは腕をつ
かまれてしまった。
「いや、放してください!」
手を振り払おうと激しく抵抗するが酔いで加減の聞かない酔っ払いの力で掴まれた手を振り払えるほどの力は
ない。入り口は目の前。しかし夜も遅いこの時間のフロントに人はいない。
「誰か!誰かたす…ムグ!」
叫び助けを呼ぼうとしたが言い切る前に口を塞がれた。
「ツレナイねぇ…それにひどいじゃねえか…おれたちゃネエチャンに声かけただけなのに叫ぼうだなんて…」
「ムグゥ!ムグゥ!」
男に反論をしようとするが口を塞がれて思うように言葉を出せない。
(この臭い…気持ち悪い…)
アガーテを掴む男の体臭はすさまじく、酒と汗と他にも様々な臭いが混ざったようなものだった。成人してい
るアガーテはたしなむ程度の酒をのめるがこの男たちが飲んでいるようなものとは大違いの品のいい酒である。
香りも芳醇であった。こんな臭いは嗅いだ事がない。それに肉体の年齢はまだ17歳。恐らくはアルコールの薄
い葡萄酒だけだろう。
「おれすっげえ傷ついたなぁ…」
言いながら男はアガーテの口を塞いだまま背後から抱きつきうなだれる。
「あ〜あ。災難だなネエチャン。こいつそうなっちまったら慰めるまでてこでも動かねえぜ。」
へらへらと笑いながら別の男が言う。
(なぐさめるってどうしろって言うのよ…)
口をふさがれたままの状態でどうしろと横目でうなだれてアガーテにもたれかかる男を見る。
「ネエチャンもこのままだと困るだろ?慰めてやってくれよ。」
にやにやといやらしく笑いながら更に別の男が言う。なぐさめるということがどういうことか分からないが、
確かにこのままでは困るとアガーテは仕方なくうなづいた。
「そうかい、慰めてくれるのかい?じゃあこっちに来てくれ。」
するとうなだれながらも返事を確認していたのか男は顔をあげると、アガーテの手を引き路地裏へと入り込ん
で行った。
路地裏の袋小路まで連れ込まれてようやくアガーテの塞がれていた口は解放された。
「さてネエチャン。先に言っておくが今さら叫んでもここまで来たら誰も助けにこねえぜ。」
先ほどまでうなだれていた男がアガーテの耳に囁く様に言う。その言葉に鳥肌を立たせながらも、
(この人は何を言っているのかしら…慰めるのにどうしてわたくしが叫ばなければならないの?)
男の言葉の意味をアガーテは理解できなかった。しかしその意味はすぐに理解させられた。
「いや!」
男の手が服の上からアガーテの胸を弄った。驚いたアガーテはすぐにその手を払いのけようとするが男の腕は
びくともしない。
「結構いい乳してるじゃねえか。」
胸を揉みながら男は囁くとその細い首筋を味わうように舐め上げた。体が凍りついたように硬直すると、その
隙に胸の大きなリボンをほどかれ服をずり下げられた。
「ヒュー!」
あらわになったアガーテの下着に周りの男たちから歓声の声が上がる。それを必死に隠そうとするがずり下げ
られた服がそれを邪魔し、思うように動けない。抵抗できないのをいい事に男の行動はどんどんエスカレート
していった。動けなくなっている間にブラジャーの留め具を外すとそのままアガーテを押し倒し、ブラジャー
を捲し上げて直接胸を刺激し始めた。
「あ!いやぁ!」
必死に体を捩じらせるが腕が動かない為にろくに抵抗ができない。
「ひゃうぅ!」
男の手が乳房からその飛び出した突起に触れ始めると感じた事のない感覚にアガーテは声を上げた。
「ネエチャンいい声だすなぁ…ココが気持ちいいいんだな?」
「気持ち…よくなんて…ふぁあ!」
男の言葉を否定しようとするが刺激されるたびに走る電流にうまく言葉を発せられない。
「へっへっへ…無理すんなよ…気持ちいいならもっと声上げていいからよぉ。」
そう言うと男は揉み上げるのとは反対側の乳房に舌をはわせた。
「ひぁあ!あん!」
手とは比べ物にならない刺激にアガーテの声が昂る。
(なんなの!?この感じ!)
自分に湧き上がる感覚を理解できないが、声に合わせて段々強くなる刺激に抵抗する気力をどんどんと奪われ
ていった。力が抜けた隙にアガーテの服は完全に取り払われた。あらわになったパンティはややうっすら湿り
気を帯びている。
「なんだ、やっぱり感じてんじゃねえか。」
胸を触っていた手を秘部に滑らし、割れ目をなぞるように触りつつ舌で乳首への刺激を続けながら男は言った。
「きゃぅん!」
新たな刺激に身を強張らせ、足を閉じようとするが男の力に難なく再び開かれてしまう。
「しかし感じてるくせに触っても大して濡れてこねえな。ネエチャンもしかして処女か?」
刺激されつつ発せられた言葉にアガーテは顔を赤くさせた。
「やっぱりそうか。へへへ、じゃあおれがネエチャンに女の悦びってのをたっぷり教えてやるぜ。」
その反応を図星と理解した男はさらに続ける。
「とは言っても…こうも濡れなきゃネエチャンもつらいだろうしなぁ…そういえば、」
アガーテの股間への刺激を続けつつ男は顔を上げた。そして男の仲間を一通り見渡し、
「おい、それまだ残ってるか?」
酒瓶を持っていた男に声をかける。
「ああ、まだ結構残ってるぜ。」
声をかけられた男が量を確かめながら答えると男は不敵な笑みを浮かべた。
「その酒貸してくれ。」
「いいけど今度返せよ?」
男の言葉に酒瓶を渡しながら仲間の男は答えた。
「うるせえなぁ…あとでお前らにもやらせてやるから黙ってろ。」
男の言葉にアガーテはぞっとした。自分の相手はこの男だけではなかったのか。周りの男たちともこの男と同
じ様な事をしなければならないのか。冗談ではない。しかし、抵抗する気力は既にアガーテには残されていな
かった。
「この酒はなかなかいいもんでなぁ、安くて味もなかなかだ。アルコールの高さと悪酔いのしやすさが玉に瑕
なんだがこれをどうするか知りたいか?」
男の問いにアガーテは首を振った。きっとろくな事じゃない。
(そんな事、知りたくも無い。)
「いいから教えてやるって。これはな、こう…するんだよ!」
アガーテの拒否を無視し、腰を持ち上げると、パンティを横にずらしあらわになった膣へと酒瓶の口を差し込
んだ。
「ひぎぃ!」
股間に走る異物感にアガーテは声を上げるさらに、
「あ…あ…あぁ!…」
流れ込んでくるアルコールの熱さに喘ぎ声を上げていく。
(熱い…意識が…溶けて…)
強いアルコールによってアガーテの理性は徐々に深く沈められていった。
「どうだ?なかなかうめえだろ?」
股間から酒瓶を引き抜くと男はアガーテに尋ねた。しかしアルコールがまわりだしたアガーテはうめき声しか
出すことが出せず力なく開いた足から流れ込んだアルコールが尿の様に地面をぬらしていく。
「おっともったいねえ!」
そう言うと男は再度アガーテの腰を持ち上げ、今度はその秘部に顔を突っ込み注ぎ込んだ酒をすすり始めた。
「ひゃあぁ!!!そんな!あぁん!」
クリトリスを直接刺激され激しく喘ぎ声を上げる。アルコールで理性がとんだアガーテの刺激から来る感覚は
もう快感しかない。
「へへへ、酒の力はさすがだな。あんなに濡れなかったのに今は溢れんばかりに出てきやがる。」
ある程度すすり上げてから男は呟くともう我慢できないのかおもむろにズボンを脱ぎ捨てた。あらわになった
男のモノは太く黒光りさせながら反り上がっていた。
「ゴクリッ」
欲情しきっているアガーテは本脳からそれを見て喉を鳴らした。
「ネエチャンが初めてだから口で十分に湿らせて貰おうかと思ったが…コレならこのままでも問題ねえなぁ。」
そう言うと男はいきり立つモノをアガーテの秘部にあてがった。そしてそのまま一気に奥まで差し込んだ。
「いぎぃ!!」
膜の裂ける痛みに涙を浮かべ叫ぶ。しかし落ち着く暇もなく出し入れされる男のモノに痛みは徐々に薄れその
分快感が奥底からこみ上げてきた。
「あん!あん!あん!」
いつしか突き上げられる度にアガーテの口から大きな喘ぎ声が路地裏を響かせていた。
「もう我慢できねえ!おれも参加させろ!」
「おれも!」
「おれも!」
そのアガーテの乱れっぷりにずっと眺めていた男の仲間たちも我慢できなくなりズボンを脱ぎ捨て迫った。
「仕方ねえなほらよ!」
そんな仲間たちに男はそう言うと正常位に差し込んでいたアガーテの体を差し込んだまま持ち上げ、そのまま
男が下に寝そべって騎乗位に変えた。
「ああ!奥に…」
体勢が変わり、男のモノが奥まで差し込まれアガーテは歓喜の声を上げる。
「こいつすっかりエロくなりやがったな。ほれ!てめえらはケツと口と手を分けて使え。」
アガーテの肛門を開きつつ腰を突き上げて男は言った。尻を掴まれさらにビクンと体をそりあがらせた。どう
やら軽くイッたようだ。
「じゃあおれはケツだ!」
仲間の1人がそう叫ぶとそのまま穴をほぐすことなく強引に肛門の中に自分のモノを押し込んだ。
メリメリメリ!
「あぎぎぎぎぎぃぃ……!」
強引過ぎて肛門の裂ける音と激痛によるアガーテの叫びが響いた。
「うわ!きつ…」
ほぐしていないのだから当然といえば当然である。しかし痛みを堪える余裕はない。容赦なく突き上げられる
秘部の快感に下半身に力が入り腔内と肛門を強く締め付けてしまう。
「この女のケツすげぇ!お前が突き上げるたびに絶妙な加減で締め付けやがる。これなら動かなくても十分だ
ぜ」
「おれは口だぁ!」
「先越されたか…じゃあおれは手で我慢するか…」
負けじと別の男がそう叫ぶとアガーテの口にモノを突っ込み、残りの男もアガーテの手に自分のモノを掴ませ
た。
「おらネエチャン!今までおれを慰めてたみたいに他の連中もしてやるんだぜ?」
突きながらアガーテにやる事を教える。理性を失い性の虜となったアガーテはそれを素直に聞き、それに従う。
握らせられたモノを上下に擦り、口内に突っ込まれたモノを喉元まで突っ込んでは吸い上げ刺激する。
(ああ…わたくしはなんて淫乱なんでしょう)
アガーテの酔いは実はアナルに突っ込まれた痛みで醒めていた。しかし正気に戻っていてももうアガーテには
この快感から抜け出す事はできなかった。
(わたくしはこうされるには十分の罪を犯したから…)
これは罰だ。自分勝手で軽率な自身の行動が引き起こした罪への罰なのだ。アガーテはそう言い聞かせ、男た
ちの言われる通り淫れ、喘いだ。
「く!…そろそろ出る…このまま腔に出すぞ!」
そういうと男の動きが加速する。
「おれもイッちまうぜ!」
「おれも!」
「おれも!」
他の連中も全員声をあげ加速する。それに合わせてアガーテも手等の動きを早めた。
ドビュルルゥ!
4人ほぼ同時に欲望の白濁液を吐き出し、アガーテのクレアの肉体を白く汚していく。口内に吐き出された精
液は喉を鳴らし飲み込み腔内やアナルに吐き出された溢れんばかりの量も全部中に留めた。
「さて、つぎは口でして貰うか。」
腔内に射精し終えた男はおもむろにモノを引き抜くと今度はアガーテの口へと愛液と精液が混じりぬらぬらと
光るモノを突っ込んだ。
それからどれくらいの時間が過ぎただろうか。男たちの欲望は一回りでは解消されず、散々様々な部分を白
く汚され、ようやく解放された頃には薄日が差し込んでいた。
「クレア?いるの?……クレア!」
アガーテが外に出て行ったことを気付いていたヒルダはどうやら一晩中探してくれたようだ。路地裏からヒュ
ーマの男が周囲を気にしながら去っていくのを見てまさかと思ってやって来たら全裸でアガーテが横たわって
いたというわけである。
「さっきの男どもね!」
アガーテがされた事は見るに明らかだった為、怒りをあらわにしてヒルダは先ほどの男たちを追おうとした。
しかし、
「いいんです!…もう、いいんです。」
それをアガーテはそう言って止めた。
「クレア…」
アガーテがなぜ止めるか理解できないヒルダは眉を顰めながらも本人がそう言うのならと追うのをやめた。
「とりあえず、宿に戻りましょう?」
そういって差し出された手を取り、アガーテたちは路地裏から出て行った。
(ごめんなさい、クレア…あなたの体には何も罪が無いのに…)
今夜もまた眠れそうにない。また罪が増えたから。そう思うとアガーテの胸は強く締め付けられる気がした。
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