総合トップ>SS一覧>SS No.2-073
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作者名 |
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作品発表日 |
作品保管日 |
サレ君の復讐計画(?) |
たっちゃん氏 |
リバース女体化、ギャグ |
2005/01/17 |
2005/01/17 |
僕はこの薄暗い空間の中でただひたすらにある事を考えていた。僕を堕ちるとこまで堕としてくれた、愛しい彼らへの復讐計画をここに来てからずっと考えていた。
隣にいる亡者は相変わらず「金、金、金」とうるさいが、無視しておいても問題ないのでとりあえず置いておく事にする。まぁ、時々「将軍様に敬礼ニダ」とかほざく事もあるが、読み方の間違いと言うことで放置しておく事にしよう。
ただ、彼らに復讐しようにも霊体……つまり幽霊となっている僕では、彼らに対してあまり大した事はできないだろう。
フォルスで嫌がらせ、もしくは直接攻撃をしても良いのだけれど……そんな事だけでは僕の気は収まらない。あっさりと終らせず、じわじわといたぶってやらないと僕も成仏しきれないというものだ。
だけど、やはり一人で考えていても中々良いアイデアは出ない。そこで僕は、ダメもとで隣の「金、金」とうるさいやつに話しかけてみることにした。
「〜なんだけど何か良い方法ないかなぁ?」
どうせロクな答えは返ってこないだろうと言う、小馬鹿にした口調で尋ねてみた。
が、その亡者は意外にもこんな事を言いやがってくれたんだ。
「金さえ貰えれば、お好みのフォルスだって売ります……だから金を下さい」
僕は暫く考えた後、なけなしの金をはたいてフォルスを購入した。彼らに対して、これ以上ないであろうと言うくらい陰険な復讐をするために。
僕の新しいフォルスを空間中に満たし、彼らが来るのをじっと待つこと約1日……聞きなれたぼうやの声が聞こえ、その後から愛しい彼らが来るのを感じた。
「アレ?な、何かスッゴクやな予感……と言うか、悪寒がするんですけど?」
「お前もか?俺も何故かは解らないが、ここに来た瞬間に言い様の無い寒気を感じた」
そう言った二人……マオとヴェイグの顔が心なしか青ざめているのを見て、僕はちょっとだけ良い気分になれた。だけど、まだ終わりじゃない……と言うか、これで終らせはしないよ。
「!?……な、なにコレ〜ッ!!??もっの凄く強いフォルス反応なんですけど〜っ!?」
マオの手の中で激しく回転するフォルスキューブ。そりゃそうだろう……僕のフォルスが充満しているんだから。
「皆、気をつけるんだっ!!どこかに敵が潜んでいるかもしれないっ!!」
「言われなくても解っているわ」
元・隊長と裏切り者のハーフが皆に警戒を呼びかけているけれど、そんな事しても無駄だよ。だって……僕はもうキミ達には見えない存在だからねぇ。
さて……それじゃそろそろお楽しみのお時間と逝きますか。
「ん?……何か変な匂いしねえか?」
「言われてみれ……ば!?みなさんっ!?今すぐ息を止めてく……ださ……」
「アニーッ!?一体どう……し……」
「催眠ガス……か」
「油断し……たわ……」
亡者から買った強力な催眠ガスで眠りにおちた彼ら。さて……お楽しみの時間の始まりだよ。
ヴェイグちゃんにマオちゃん♪
亡者に頼んで彼らをテントまで運んでもらった僕は、テント内に霧状の媚薬を撒き散らしてもらった。特に、ヴェイグちゃんとマオちゃんにはソレとは別の媚薬も盛ってもらった。
当然、服なんて邪魔なものは脱がしておいたよ。なにより、今のヴェイグちゃんに今の服はちょっとサイズが合わないからね。特に、胸の辺りが。
さて……そろそろ目が覚める時間かな?
「う……ん……ここ……ドコ?」
「ここ……は?」
ほぅ……本命二人が先に目覚めたか。ま、それはそれで良いんだけどね。
「アレ……ボクなんではだ……かっ!?」
「こ……これはっ!?」
「ヴェッ、ヴェイグッ!?」
「マオッ!?こ、これは一体!?」
自分の体と互いの体を見合って激しく混乱しているヴェイグちゃんにマオちゃん……なんかもう可愛らしすぎて思わずご飯10杯はいけそうだよ。
『どうだい?僕の新しい力……女体化のフォルスは?』
激しく混乱している彼女たち(の頭の中)に向けて僕は最っ高にいやみったらしく語りかけてあげた。瞬間、彼女たちが見せた驚愕の表情……愉快だなぁ。
「サ、サレ?……そんな……サレはトーマと無理心じゅ」
『マオ……君の相手は元・隊長殿でキマリだね。誰があんなドズ○声の馬鹿牛と心中するかっ!?』
こんな状態でもムカつく事を言ってくれちゃうマオちゃんは、とりあえず元・隊長殿の相手をしてもらう事に決定♪
まぁ……死ぬかもしれないけれど、それはそれで萌えるかもしれないし。本命はどちらかと言うとヴェイグちゃんのほうですから。
「サレッ!!俺たちをどうするつもりだっ!!」
こんな状態にも関わらず元気に僕につっかかってくるヴェイグちゃん。いいねぇ……彼女の顔が苦痛と快楽に歪むところ……是非見てみたいよ。と言うか、想像だけでみ○わさん以上に抜けそうだよ、クククハハハハハハァ。
『どうするって……ナニするに決まってるじゃない』
「な……ナニって……あの〜……すっごくヤな予感するんですけ……どっ!?」
僕の言葉に怪訝な表情を浮かべる二人。それと同時に、背後に何らかの気配を感じ振り向く二人。刹那、マオちゃんはそこにそびえ立つ轟爆の魔槍に悲鳴ともいえる声をあげる。
「マオォォォォォッッ!!!!これがお前を焼き尽くす轟爆の魔槍だぁぁぁぁっっ!!」
「い、嫌だぁぁっ!!やめてよユージーンッ!!」
「うぅおぉぉぉぉっっ!!!秘奥義!インフェルノドライブゥゥゥアァァッッ!!」
「ひぎゃあぁぁぁぁっっ!!」
元・隊長殿の魔槍がマオちゃんを焼き尽くした……僕は泣き叫ぶマオちゃんに思わずハァハァしてしまい、気がつけば手持ちのガラナグミ15個を食べつくしてしまっていた。
「や、やめろっ!!やめるんだティトむぐぅっ!!」
「うるさいわねぇ……無駄口叩くヒマがあるなら、私を満足させなさいな」
ヴェイグちゃんはヴェイグちゃんでなにやら凄い事になっているね。あのハーフ……僕のヴェイグちゃんの顔に馬乗りとは、実に良い度胸をしている。
それはそうと……他の二人は?
「ティトレイさん……どうなっても知りませんよ?」
「うおぉぉぉぉっっ!!!!!」
っ!?(;゚Д゚)
な、何故陣術をっ!?
いや……流石の僕もちょっとびっくりしたよ。あと、ティトレイ君の持つ、マナの大樹にも匹敵するモノにも驚いた訳だが。
「これぞ秘奥義!!」
そう叫ぶと、顔に馬乗りされて動けないヴェイグちゃんの下へ一直線に駆け寄った。そして彼女の両足を掴み、ターゲットロックオン……「照準セェェ〜ットォッ!!」ってヤツかい?
「インフィニティアストライクゥゥッッ!!」
「ぅうぁぁっっ!!」
目にもとまらぬ光速のピストン……ヴェイグちゃんは激痛になにやらうめいているようだけど、そんな事お構い無しに己の快楽を追い求める自由野郎……僕は思わず亡者からガラナグミを15個購入してしまった。
そしてその後ろには己の秘部に杖を刺し、ヴェイグちゃんのもう一つの穴を奪わんとする少女が……心なしか楽しそうな表情で、ちょっぴり癪だった。
「ティトレイさん……独り占めはずるいですよ?」
……そうして4人の女と2人の男による狂宴は飽くことなく続けられたんだけど……なんか、僕の当初の目的とはまったく違ったものになってしまったのが少し悔しいかな。
まぁ……良いか。ヴェイグちゃんを堕としただけでも満足だからねぇ。
(後味悪いけど終わり)
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