総合トップ>SS一覧>SS No.2-063
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
通りすがり氏 |
ロイド×コレット |
2004/12/19 |
2004/12/20 |
フラノールのホテルの部屋の一室。
「リーガルに頼まれて食材屋で買っといたんだけど、コレって美味いのかな?」
ロイドが手に取ったのは、フラノールバーボン。
「ちょっと、それお酒じゃないの?ダメだよ、ロイド。」
コレットは当然、止めるのだがロイドが素直に止める奴ではない。
「何、一本くらい良いだろ?堅い事言うなよ。」
コレットの忠告も無視し、ロイドはそれを一気に飲み干した。
「…やっふぁり、分かりゃねー、リーガルもこんなモノ良く飲むよな…」
バーボンを瓶ごと一気飲みした割にはやけに平然としているロイド。
部屋でこうしてふざけてる間に、もうすっかり夜も遅くなってしまっていた。
「そろそろ、夜も遅いしな。俺は自分の部屋に帰るよ。…おやすみ。」
明かりを消して、ロイドが部屋を出ようとした時だった。
「待って…、ロイド。もう少し一緒に居て欲しいの…。」
その言葉の後、少し震えながらコレットはぴったりと身を寄せた。
「…どうしたんだよ、俺はここに居るじゃないか。」
…ロイドが言った。
「…でも、この後どうなっちゃうかって思うと…何か、怖いの…。」
顔を近づけてよく見ると、コレットの目がほのかに潤んでいる。
その目がロイドにはたまらなくいとおしく映った。
もう、ロイドは既に自分を制御することは出来なくなっていた…。
「んっ…。」
口唇と口唇が触れ合う。
コレットの甘い口唇がロイドの味覚を刺激する。
「んん…。」
すると、今度はコレットの方から舌を絡めてきた。
その後、強く抱きしめながら夢中で舌をむさぼった。
「んっ、んんッ、っぁ、ん」
二人の吐息が交じり合う…。
そしてそのままコレットの服を剥ぎ取った。
「ひゃ…、あっ…。や…、やっぱ、その…、恥ずかしいよ…。」
お世辞にも発達してるとはとても思えない胸が露わになった。
ついこの前まで永続天使性無機結晶症にかかっていたとはとても
信じられない位、綺麗ですべすべした肌もまた、露わになった。
暗闇の所為か、かえってロイドの想像力を余計に掻き立てていく。
「あっ、あん…。」
コレットの乳首を舌で転がしていく。
次第に固くなっていくコレットの乳首の感触。
「あっ、はぁ…っ、変な…感、じ…。」
吐息とも声とも似たような感じでコレットが囁く。
さらに、両手でコレットのおしりを揉みしだく。
外見よりも弾力性あふれるコレットのおしり。
「あっ…、ひゃんっ、だめ…、だよ、そんな…。」
ロイドはその後、コレットのそこにパンツの上からむしゃぶりついた。
「はあぁあっ、あぁん。」
この暗闇の中でもコレットのそこが潤っているのがよくわかる。
ロイドはさらに舌をコレットのそこに這わせる。
「わっ、あっ、あぁあっ…、そんな…あっ…。」
すでに、ロイドの股間はズボンがはちきれんばかりに勃起していた。
パンツはそのままで、コレットのあそこを覆っている部分だけを 横にずらす。
そして指でかきわけ、コレットの肉ひだを 優しく刺激する。
「はあっ、そ、…そんなとこ…、だめ…だよ…、変に…なっちゃうよぉ…。」
さらに、ロイドの舌がコレットの言う「そんなとこ」を這い回る。
「だ、だめ…、恥ずかしい、…だって、汚いよ…あぁっ」
コレットの愛液とロイドの唾液が交じり合い、更に太股を濡らしていく。
ロイドの辛抱ももう限界だ。
猛り狂ったロイドの肉棒が、コレットのあそこにあてがわれる。
「ああああああっっっっ」
さすがに、濡れているとはいえコレットも痛そうだ。
「だ、大丈夫か…?」
「んっ、う、うん…、大丈夫…っ」
目をかすかに潤わせながらコレットが応える。
「…でもね、ロイド。私、今すごく幸せなんだよ。」
ついにロイドとコレットが一つになった。凄まじいまでの快感が2人を襲う。
コレットが、身体の全てでロイドを包み込んでくれているような感覚。
「そうか…、あの時のコレットは何も感じる事が出来なかったんだもんな」
天使化した当時の事がちらつくも、ロイドは再び腰を打ち付け始める。
「あああっ、はあっ、いい…。」
コレットもだんだん気持ちよくなって来たのだろうか、自分から腰を動かし始める。
しかし、ロイドの方が溢れ寄せる快感の渦に耐えられるのもあとわずかの様だ。
「コレット…、俺、もう…。」
「はっ、あん、す、好き…だよ、大好きだよ…。」
コレットの指がロイドの背中に食い込み、ロイドもコレットを力いっぱい抱きしめる。
「はあっ、あっ、あああああああん」
筋肉が収縮し、信じられないほどの快感が2人を襲う。
そしてありったけの精液をコレットの膣内にはきだしていた…。
「ロイド…私幸せだよ…もうこの想いだけは手放したくない!」
コレットのその言葉に、ロイドは表情を変えた。
「…やっぱり、ミトスのやろうとしてる事は間違ってる!」
改めてコレットの顔を見るなり、ロイドが言う。
「理想の為なら、誰かを犠牲にするなんてやっぱり出来ない!
俺だったら、例えどうなってもお前だけは手放さない!!」
そう言うと、再びコレットを力いっぱい抱きしめた。
そしてコレットはそれに応えるようにを全身で受け止めた。
「行くんだね、やっぱり。」
「でもよぉ〜、中田氏はまずくねーかぁ〜?」
「その『イク』じゃねえよ!(…今更、遅いけど。)」
聞き覚えのある下品な声に反射的に答えるロイド。
「え…!!ゼロス!? つーか何でお前がいるんだよ!?」
「俺さま、こう見えても結構ナイーブなんだぜ?部屋に一人っきりじゃ
寂しいからさあ、こうしてコレットちゃんに会いに来たってワケよ。
それにしても、酒入んねーとナニに及ぶことも出来ねーなんて、
やっぱロイドくんもまだまだお子ちゃまなんだな〜、でひゃひゃひゃ…」
今まで積もりに積もったゼロスへの不満が今まさに爆発しようとしていた。
「今すぐ、自分の部屋に帰れぇッ、このアフォ神子がァ!!!」
「へいへい、空気読めなくてスイマセンねぇ〜」
バタン。
ゼロスを部屋から追い出した後、しばらくして
「ロイドくんに先を越されたぁ〜、ショックだぁ〜!!!」
ゼロスはそのまま変な捨て台詞を残し、走り去って行った。
「…ゼロスくん、最低です。」
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