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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
清き乙女でなければならないワケ ジゼルヅグドゥ氏 ユニコーン×ミント(獣姦警報) 2004/11/27 2004/11/27

「・・・・・それじゃ頼むぞ、二人とも」 
クラースはそう言ってミントとアーチェを送り出した。 
ここは白樺の森。枯れかけている、否。未来では確実に枯れているはずである世界樹 
「ユグドラシル」を救うため、ユニコーンの力を借りようとしているのだ。 
「はい。」 
「おとなしく待っててね♪」 
そう言うとミントとアーチェは並んで森の奥へと歩き出した。 

――――未来 精霊の森 
「・・・・・・・?」 
精霊の森の一番奥であるユグドラシルの前に一人の男が立っていた。 
彼の名はダオス。その姿からは想像できないほどの力を秘め、世界中から恐れられている存在だ。 
今彼は、彼の星を救う希望であるユグドラシル(彼の言葉を借りれば大樹カーラーン)を、 
未来に転移してきて初めて見たところだ。 
「カーラーンにこれほどの活気が漲っているとは、 
150年の間に一体なにがあったというのだ・・?」 
ダオスはしばし黙考し、ある可能性にたどり着く。 
「まさかユニコーンの力を使い、再生させたと言うのか・・・・・・・」 
一体誰が?そんなの分かりきっている。 
「奴らか・・・・・・我を倒すためとは言え、これは我にとっても好都合だが・・・・・・」 
そこで彼は一気に激昂する。 
「! ダオスガードどもよ!!」 
『はっ!』 
彼の呼びかけに刹那の間も置かず三体のイーヴルロードが姿を見せる。 
イー1「何事でしょうか!?」 
イー2「って何か目つきが恐いのですが・・・・・・」 
ダ「そんな事はどうでもいい!!聞け!我らがアイドル・ミントタンの危機だ!」 
イー3「何ですと!?」 
ダ「これからお前らをある場所に送る。もし我の予想通りミントタンがピンチに陥っていたら、 
お前ら、その命に代えてもミントタンを救い出せ!!」 
『言われるまでもありません!!』 
声を揃えて返事をするイーヴルローズ(複数形) 
これが世界を二度(三度?)に渡って恐怖のどん底に叩き落した存在達なのだろうか・・・・・・? 

場所は過去白樺の森に戻る。 

「・・・・・・・・・!?」 
しばらく黙り込んでたアーチェが、ふと何かを思い出したかのように足を止める。 
「どうかしたんですか?アーチェさん」 
「ん!いやいや、なんでもないのっ 
あ、そうだ!あたしあっちの方探してみるね!!」 
そう言うとアーチェはダッシュであさっての方向へ行ってしまった。 
「・・・・・・・どうしたのかしら?」 
しばし呆気に取られたミントであったが、しばらくすると歩いていた方向へ再び歩き出したのだった。 

(あの本に書かれていた事が事実だったら・・・・・・・・ごめんね、ミント。) 
何かを知っているらしいアーチェは、 
心の中でこれから起こる事を知らない友人に謝ったのだった。 

さて、その後これといった事も起きず、ミントはユニコーンの居る湖へと辿り着いた。 
「! ユニコーン・・・・・ほんとに居た・・・・・・・」 
(驚いて逃げたりしないかしら?) 
そんな心配をしてみたミントだったが、そのままでいるワケにもいかず、 
おそるおそるユニコーンに話し掛けてみたのだった。 
「あの・・・・・・・・私の話を聞いてくれませんか?」 
そうして話し出したミントは、ユニコーンが浮かべた表情も、 
ユニコーンの足元から立ち上る極々薄い蒸気にも気付かず、 
自分たちにこれまで起こった事、そしてこれからしようとしている事を話し始めたのだった。 


「・・・・・・それで、法術師の象徴である貴方にお力を貸して頂きたいのですが・・・・・・」 
するとそれまで黙っていたユニコーンが首をもたげ、 
『貴女のお話はよく分かりました』 
「!! しゃべった・・・・・?」 
『いえ、これは思念波です。あなた方には普通に話しているように聞こえるかもしれませんがね。 
それで、力を貸すという話ですが・・・・・・』 
「だめでしょうか?」 
不安になりながら問うミント。 
『一つだけ条件があります』 
「条件・・・・・・ですか?」 
『ええ。話せば長くなりますが・・・・・・・・大昔は我々の仲間は大勢いたのです。』 

話を簡単に言うなら、昔に起こった戦争でユニコーンのほとんどが死に絶え、 
今ではユニコーンは彼を残すのみになってしまったと言う。 
そして。 
『我々の『角』は、お嬢さんの法術の力を今の何十倍も高めてくれるでしょう』 
「では・・・・・・」 
『しかし、角を切り離せば私は生きてはいられません。 
私自身はもう長く生き、未練と呼べるモノさえほとんどありませんが・・・・・・・ 
それは、ユニコーンが滅びると言う事であり、法術の力が激減すると言う事なんです』 
「そんな・・・・・・・」 
それでは本末転倒だ。 
「なんとかならないんですか?」 

『方法はあるんです。私が子孫を残せば。』 
「つまりもう一匹のユニコーンを探して欲しいと?」 
『いえ、我々はもとから雄しかいません。それに私で確実に最後でしょう。 
子孫を残すには・・・・・・・・ 
人間の女性が必要不可欠なのです』 
「ええ!?」 
『角を渡す代わりに貴女の『体』を貸して頂きます』 
(そんな・・・・・・・・) 
言おうとしてミントは愕然とした。声が出ない。いや、それよりも体が動かない。 


ミントは気付いていなかった。 
『声』を乗せた思念波によって半ば催眠状態に陥っている事を。 
彼女の運命は、ユニコーンに会った時、否。ユニコーンの夢を見、 
それの力を借りることを決めた時点で決まっていたのだ。 


ユニコーンがゆっくりと、しかし確実に、動けないミントに近付いてくる。 
(嘘!嫌・・・・・嫌ァ!!) 
しかもあろうことか、ミントの意思に関係なく手がユニコーンの腹部にのびる。 
そのままイチモツを手にとり、弄り始めた。 
(こんな・・・・こんな事って・・・・・・) 
動けないどころか体を操られて完全に自失状態にあるミントだったが、頭に霞みがかっているのには 
もう一つワケがあった。先ほどユニコーンの足元から立ち上っていた蒸気は薄い霧となって 
辺りをおおっているのだが、その霧は媚薬と同じ効果を持っていたのだ。 

支配と催淫。この二つの力を持ってしてユニコーンは細々と現在にいたるまで 
種として残る事ができたのだ。しかし欠点として支配できるのは清らかなる心の持ち主 
だけだったと言う事か。それがユニコーンが滅多に人に目撃されない理由にして、 
乙女にしか会えないと言われる原因だったのだが。 


やがて行為、と言うよりはユニコーンの一方的な陵辱だが、 
それは当然のようにエスカレートしていった。 
チュプ・・・・・チャプ・・・・クチュ・・・・・・・ 
イチモツを口に含みしゃぶっている。酷く現実から遠い光景のようにも思えたが、 
律儀に感覚を伝えてくる神経が現実逃避も許さない。 
(嫌・・・・・・助けて・・・・・・クレスさん・・・・・・・) 
しかし声なき声は想い人には届かなかった。 
(なんでこんな事に・・・・・・・・) 
しかしそうこうしている内に、ついにその時がきた。 


操られ服を脱がされた。下着も脱がされ、後ろを向いて木に手を付く格好を取らされる。 
ユニコーンがミントの背に半ば乗るかのように迫り、 
もはや口に収まり切らなくなっていた巨大なソレが、ミントの秘所に押し当てられた。 
・・・・・・記述しておくならミントのソコは媚薬の効果で洪水状態だったが。 
(ダメ・・・・・・もう・・・・・・これ以上は・・・・・・・) 
そうは思っても体は一向に動いてくれなかった。まあ、この状態では動けても逃げる事など 
出来ないだろうが。 

そんなミントの内心などお構いなしにソレはゆっくりと押し込まれ始めた。 
(いっ痛!!痛いぃぃ!!) 
改めて記述させてもらえるならソレの長さはミントの二の腕のほどもあり、 
太さなど二の腕の二倍ほどもあった。 
そんなモノを挿入(い)れられ、まだ何者の侵入を許していなかったミントの膣は、 
限界以上にまで広げられる。十分に濡れていたとは言え、その苦痛はミントの心を引き裂く。 
しかしそれを上回る苦痛が待ち受けていた。 

ブツッ 
完全に相手への配慮のない挿入はいともあっさりミントの処女膜をぶち抜いたのだ。 
「ひぎっっ!!あ・・・ぁぐっ!!ぐううぅぅぅ・・・・・っ!!」 
体を真っ二つに引き裂かれるような痛みにさらされ、声が出るようになった事にも気付かないミント。 
やがてソレの先端が子宮口に当たり、一度侵攻は止まる。 
しかし地獄はその先に待ち構えていた。 
「ぎぃぃ!!ぅぐ!!ぎゃっ・・・・!」 
少し引いては全力で押し込まれた。それを繰り返され、幾度となくぶち破る勢いで子宮口を 
突かれる。いや、本当にぶち破ろうとしていた。 
ミントには知る由もないがソレはまだ半分ほどしか収まりきっていないのだ。 
「ヤ・・・・・かはっっっ!!」 
ゴリッ 
と辺りに響くかのような音とともに子宮口までもがソレに陥落した。しかも勢いのまま 
ズルズルと侵入を続け、子宮の天井を押し上げた。そして子宮が本来の二倍の長さになるほど 
深く深く押し込み、膣と子宮以外の内臓をも圧迫してやっと全て収まりきった。 
そこからは大きく動かし盛大に膣壁と子宮の壁を擦ってくる。しかしミントにとっては 
内臓を掻き回されて呼吸すら困難に陥るほどの拷問に等しい責めだった。 
「ひぐぅっ!!ゲホッ!!はっ・・・・ヤァァァ!!!」 
次第に突かれるスピードが上がってくる。そして―――― 
ビクンッ 
「熱っ!!あ・・・・・くううぅぅ・・・・・・・」 
ひときわ大きく突かれたあと、ソレが脈動し、精を放った。直接子宮に放たれ、そこを灼かれる 
感覚にミントはただうめく事しか出来なかった。その間も脈動は止まらず精は放たれ続ける。 
しかし熱さに反応したのか子宮口が締まり、出口を失った精は子宮にのみ溜まっていく。 
やがてかなり腹を膨らまして射精は止まった。 
ズルッ 
とソレを抜き取られるとミントはその場に突っ伏し、穿たれた膣口からは大量の血と精が混ざった 
ピンク色の液体が止め処も無く溢れ出していた。 


「ぁぁ・・・・ぅ・・・・・」 
気力も無く木にもたれしばらくそのままでいたミントだったが、自分の身に違和感を覚えた。 
「・・・・・・・?」 
もうとっくに引き抜かれたはずなのだが、子宮が何かによって押し広げられる。 
(何・・・・何なの・・・・・・・) 
何かは加速度的に膨張を続け、またもや腹を膨らます。 
「な・・・・・ううっ!  はあああぁぁぁぁぁ!!?」 
数分の後に臨月の妊婦にも等しいほど膨らむと、ミントは真っ白な『卵』を産み落とした。 

産み落とされた後も卵は膨張を続け、それはやがて一抱えほどの大きさになると止まった。 
と、膨張がおさまると同時に湖に向って転がり出し、水面に没していった。 
それを見届けたあと、ユニコーンの声がかかる。 
『これで・・・・・私が居なくなってもユニコーンは滅びないでしょう』 
つまり今の卵からは新しいユニコーンが生まれてくると言う事か―――――― 


ミントがなんとか服と着終わった後、事件は起こった。 
突如森が邪気に覆われ始める。 
イーブルロード1「ミントタンとユニコーン発見!」 
イーブルロード2「まずいか!?とにかくユニコーンを殲滅するぞ!!」 
イー3「よし!!」 

「な・・・・・!?」 
突然降ってきた光球にユニコーンが撃たれた。しかもその後降りてきたのはダオスの 
手先!! 
「キサマノイノチ・・・・・モライウケル」 
などと言って来る。 
しかしその時邪気を感じたクレス達が駆けつけてきた。 
「ミント!!大丈夫か!?」 

言うまでもなく、ダオスをも退けたクレス達に敵うはずも無く、イーヴルロード達は逆に 
殲滅されてしまったのだった。 
そしてその後ミントはユニコーンから角「ユニコーンホーン」を貰い受け、 
ユグドラシルを救う事に成功した。 

「それにしてもアーチェ、なんであんなとこにいたんだ?」 
「え〜っと・・・・あのその、む、昔、彼が居て・・・・・」 
まさか自分が助かるために見捨てたなどと言えるはずもなく 
(言ったらクレスに八つ裂きにされる事は明白である)、アーチェは言葉を濁したのだった。 


完


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