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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
奥様は剣士様 丼兵衛氏 チェスター×クレス(女体化) 2004/11/21 2004/11/21

う・・・う・・・ん・・・・・・・・・。


チェスターは、纏わりついてくる眠気を振り払いつつ、身体を何とか寝台から起こした。
(頭がイテェな・・・、年は取りたくネェもんだな…)
重い頭を振りつつ、顔を洗おうといそいそと洗面台まで行こうとしたチェスターは、
居間に来た瞬間、眠気が一挙に吹き飛ぶ光景を目の当たりにした。
「あ、チェスター、おはよ」
「く・・・クレス!?、お前、こんな所で何やってんだ!?」
「何をって、朝御飯の準備だよ」
「そういう事じゃないて、何でお前が俺の家にいるんだよ!」
「何でって…お前の奥さんだったら家事くらいしなきゃならないでしょ」
「奥さん!?、何言ってんだお前!!」
クレスはチェスターの言葉に少し困惑した表情を見せたが、落ち着き払ってチェスター
の顔に額を寄せた。
「お、おいクレス、一体何を・・・」
「大丈夫?、熱でもあるのかな?」
「俺は大丈夫だ…って、気色悪いわ!」
チェスターはクレスを払いのけると、座ったまま寝台の隅へと後ずさった。


「一体どうしたんだよ、チェスター…」
「お前の方こそどうしたんだよ!。大体鎧着たままエプロン付ける奴がいるか!」
流石に剣を釣っていないとはイエ、クレスは銀の鎧の上から桃色の可愛らしいエプロン
を付けているという奇妙ないでたちであった。
「習慣だから、付けてないと不安で」
「しかも、女座りじゃねぇか!」
クレスは股を開いた座り方をしていた。
「本当に大丈夫?。僕、女だよ」
「なぬ!?」
「仕方が無いなぁ…」
クレスは再びチェスターの手を取ると、鎧の隙間に入れさせた。
「…あ、胸がある」
「僕の愛する旦那様にはしっかりしてもらわなくちゃね。…この子もいる事だし」
クレスはエプロンの裾を上げると、下腹部がタイツ越しでもはっきりと分かる様に
ぽっこりと膨らんでいた。
「!!・・・・・・・・」
余りの事に、チェスターは空いた口が塞がらなかった。
「おぉぉ・・・、おぃクレス・・・、もしかして・・・それは・・・俺の子供か?」
「何言ってるんだよチェスター、僕とお前の愛の結晶だろ。な、触ってみろよ」
そう言うなり、クレスはチェスターの手を取ると膨らんだ下腹部に当てた。
「う、動いてる・・・。本物だぁ・・・俺が仕込んだのか・・・」
「でしょ?、やっと分かってくれた?」
クレスは頬を赤らめながら、エプロンの裾を両手で持って恥らった。

(コイツ、男の時も何となく色気があったと思ってたが、こうして見ると凄く可愛い…)

余りに異常な状況に加えて、クレスの秋波攻撃(?)は崩れつつあったチェスターの
理性を吹き飛ばすには十分であった。
「うぉ〜、もう我慢できネェ!、やらせろ〜!!」
「ちょっ…、チェスター、待って・・・」
「今更待てるかぁ!」
チェスターは床の上にクレスを押し倒して馬乗りとなり、剛直を取り出してそのまま
挿入しようとした。
「待っててよぉ!。このままじゃお腹が潰れるし、タイツが邪魔だし・・・、したいん
だったら僕が上になるよ」
クレスは鼻息も荒いチェスターを押しのけると、タイツの股間を破って剛直を入れようとした。

(突然求めたにしちゃ手馴れ過ぎてる・・・何故だ?)

少し落ちつきを取り戻したチェスターは、クレスが余りに冷静なのを妙に感じた。
「なぁクレス、いつもこんな感じでしてるんだっけ?」
「そうじゃない。だって、剣士姿で犯るのが一番燃えるって言ってたじゃない」
クレスは当たり前の事をしているかの様に、実にあっけらかんと答えた。

(そんな事までコイツに調教しちまったのかよ、俺・・・!)

チェスターが呆然としているのを余所に、クレスはいそいそと剛直を秘所に埋めた。
「うぉぉ!?」
「んっ・・・」
鎧と腹の重みの為か、クレスの秘所はチェスターの剛直を深く咥え込んだ。
「クレスよぉ・・・スゲェ・・・締め付けだぁ・・・」
チェスターはクレスの腰を両手で掴むと、そのまま下から突き上げ始めた。
「んっ・・・んっ・・・」
クレスは鎧が軋む音と同じリズムで可愛らしい喘ぎ声を上げ、チェスターの求めに
丁寧に応じた。
「んほっ!!」
クレスの秘所の良さに耐え切れず、チェスターの剛直は早々と白濁液をクレスの胎内
へと放出した。
「あ・・・結構出たね・・・」
子宮が胎児で塞がれている為なのか、はたまた単に量が多かったのか、結合部の隙間
から白濁液が零れ落ちてきた。

(あはは、とうとう本当にやっちまった・・・でも、気持ち良過ぎだな)

液体がズボン越しに流れる感触を感じつつ、チェスターは行為の後の余韻を全身で
受け止めていた。クレスは剛直を抜くと、自らの股間とチェスターの剛直を適当な布で
拭いた。そして、チェスターに覆い被さるなり唇を合わせた。

「愛してるよ、チェスター・・・」

普段ならば想像を絶する程おぞましい台詞なのだが、男としてヤル事を行ってしまって
覚悟が決まったチェスターは、クレスの唇を荒荒しく奪いつつこう答えた。

「お前は俺の女だ…」





「うわぁぁぁぁ〜〜〜!!」

チェスターは跳ね起き、危うく寝台から転がり落ちそうになった。全身は汗みずく
だという状態にも関わらず、剛直だけは立派にそそり立っているという情けない格好
であった。

「俺とした事が・・・、女だったとはいえ、よりによってクレスに欲情するとは・・・」
顔を洗いに洗面所に行こうとして、ベッドの脇が怪しげに膨らんでいる事に気が付いた。

(まさか・・・本当にクレスがいるんじゃ無いだろうな・・・)

チェスターは恐る恐る布団をめくってみると、見慣れた茶褐色の髪と赤いバンダナ
が敷布団と枕の間に埋もれていた。

「…これは悪い夢だぁ!、夢なら覚めてくれェ〜〜〜!!」

チェスターはショックの余りによろけて、後ろにあった暖炉に後頭部をしこたまぶつけてそのまま気絶してしまった。
「・・・ん…、何だかうるさいなぁ」
クレスが目覚め、頭を上げたのはそれから間も無い時であった。
「しかし、チェスターと一緒に寝るなんてのは、子供の時以来だな」

それから暫くの間、チェスターはクレスの姿を見る度に中腰にならざるを得ず、女性陣
から『年中発情大魔王』なるこっ恥ずかしい称号を付けられる羽目となったという。

                                   [完?]


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