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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 353氏(9スレ目) ロイド×コレット 2004/10/12 2004/10/12

コレットの病も治り、一行は封印の塔を目指していた。
しかし、最後の決戦になるかも知れないだけに・・・・すぐに封印の塔に入るのは気が引けた。
ゼロスの提案もあり、本日はメルトキオに宿泊する事になった。

「それじゃあ、今日は自由行動にしましょう。」
「は〜い、それじゃ・・・リフィルセンセ〜〜♪俺様と一緒にそこの宿屋まで・・・・あいでっ!」
「ゼロス〜、あんたって奴は!!!」
「なんだよしいな〜、やきもち焼くなよな〜。」
「・・誰がやきもち焼いてるって!!?」
「いでっ!・・・・殴る事はねぇだろうよ!!」
二人の微笑ましい会話に目を細めていたリフィルは、コレットの様子がいつもと違うことに気が付いた。

「どうしたのコレット・・・?」
「・・・・・・・・はっ!!」
唐突に声を掛けられてコレットは慌てて立ち上がった。

ばこんっ!

「・・・ひゃ!!」
勢いをつけ過ぎたのか、立ち上がると同時に・・・・・見事にコケた。
シルヴァラント中を探しても、こんな芸当が出来るのは彼女だけだろう・・・・・
頭の隅でそんな事を考えながら、手を差し出す。
「大丈夫?・・・あなた、いつも以上にそそっかしくてよ?」
「痛たた・・す、すみません。」
動揺しながらも、コレットは平静を装う。

しかし、リフィルの目をごまかすだけの技量がコレットに備わっているはずもなかった。
「・・・コレット、何かあったの?」
「な、なんでもないです・・・・・なんでも・・・・・」
「そう、なら良いけど・・・何か悩み事があるなら相談にのるわよ?」
「だ、大丈夫です・・心配かけてすみませんでした・・・」
そそくさと立ち去って行くコレットの後姿を、リフィルは釈然としない気持ちで見送った。

・・・その夜。

こんこん・・
「ん?誰だ?」
時計をちらりと見る。深夜の1時を指していた。
こんな時間に誰だろうと不審に思いながらも、ロイドは部屋の扉を開けた。
「ロイド・・ちょっと良いかな?」
「コレット!・・・こんな時間にどうしたんだ?」
少し不思議に思いながらも、彼女を部屋に招き入れる。
自分は椅子に腰掛け、コレットにはベットに座るように薦めた。
「ちょっと・・相談があるんだけど。」
お互いに向かい合う形になってしまい、気まずい沈黙が流れる。
コレットは薄手のパジャマを着ているだけで、とても無防備な格好をしていた。
白いパジャマに長い金髪が良く映えている。

・・・ロイドだって一応、男である。
幼馴染とはいえこのような無防備な格好をされたら理性を保てる自信はない。
信用されてる・・・と考える事もできるが、それはそれで悲しい気がする。
「・・・相談って何だ?」
微妙な沈黙に耐え切れず、ロイドが声を掛ける。
コレットは一瞬ためらいながらも、意を決したように重い口を開いた。
「あのさ、・・・・・・・最近ロイドとプレセアって仲が良いよね。」
「へっ?・・・・まぁ、最近はよく喋るけど。それがどうかしたのか?」

コレットが悩んでいたのはこれであった。
心を取り戻してからのプレセアは、同姓のコレットの目から見ても魅力的な女の子である。
そして、いつしかプレセアとロイドは、傍から見ても仲の良い関係になっていった。
(・・・・ロイドは私の事、見てくれていないのかな?)
ロイドと一緒に世界中を飛び回っているだけでも、コレットは幸せだったのだが、
徐々に自分から離れていく彼を見るたびに悲しくなっていた。
そんな事を考えていくうちに、何時の間にか涙が頬を伝っていく。

必死に眠気と戦っていたロイドは、突然泣き出したコレットに戸惑っていた。
(俺、何か悪い事言ったかな?)
「お、おい!どうしたんだ?コレッ・・・・」
「好きなの・・・」
「・・・・は?」
「私・・・ロイドの事が好きなのっ!!!!!」
突然の告白にさすがのロイドも動揺を隠せない。
上目使いで涙を擦るコレットに、何故だか知らないが罪悪感すら込み上げてくる。
「きゅ、急にそんな事言われても・・・。その・・・」
「ロイドは私の事嫌い・・・?」
「そ、そんなわけ・・・」
「私よりもプレセアの方がいいの・・・・?」

・・・・ガバッ!

「きゃっ!・・・ろ、ロイド?」
突然ロイドに抱きしめられ、今度はコレットの方が動揺を隠せない。
「・・・そんなわけないだろ。お、俺もお前のことがっ・・・・・・」
耳元で囁かれ、コレットの目の奥が再び熱をおびる。
自らも彼の背中に手を回し、嗚咽交じりの声で呟いた。

「・・・本当?」
「・・・・ああ。」
「ホントに本当?」
「ああ、本当だ!俺がお前に嘘をついたことがあった・・・・・ような気もするけど・・・・
でも、これは俺の本当の気持ちだ。」
「・・・・・うん。ありがとう・・・ロイド。」
「コレット・・・・・」
「・・・・何?」
「キスしていいか?」
「・・・・・うん。」

触れ合った唇を通して体温が伝わってくる。
そのままゆっくりと舌を伸ばし、歯茎をなぞる。
「・・・・んっ!」
コレットの体からは湯上りのような良い香りがした。
慣れない感じのたどたどしい動きで、コレットも自らの舌を差し入れていく。
そのつたない舌の動きが、余計にロイドを興奮させる。
ベットにコレットを押し倒し、舌を絡ませ合う。

ぴちゃぴちゃ・・・

二人の舌は唾液で濡れ、いつしか官能的な音を響かせていた。
「はぁはぁ、・・・・コレット。」
「・・・・ロイド。」
唐突にロイドが唇を離す。糸を引いた唾液を手の甲で拭う。
「その・・、えっとさ・・・・・・・」
「?・・・・どうしたのロイド?」
「えっと、・・・・俺、もう我慢できないんだけど・・・」
コレットの顔を直視できずに、ロイドは目をそらす。
「・・・・その、していいかな?」
コレットは一瞬呆然としたような顔をしていたが、すぐにいつもの笑顔に戻った。
「・・・ロイドがしたいなら・・・・いいよ。」

「・・・えっと、じゃあ脱がす・・・よ?」
ごくり・・・と唾を飲み込んで、コレットのパジャマに手を乗せる。
女の子特有の柔らかい感触に、嫌が上でもロイドの股間は硬度を増していった。
ロイドは慣れないながらも優しい手つきで、コレットのパジャマの上を脱がしてゆく。
普段は小さいと思っていた彼女の胸だが、こうしてみると想像していたよりは豊かな膨らみがある。


思わず見入ってしまうと、コレットが恥ずかしそうに顔を伏せた。
「あ・・・ロイド。」
「え?どうしたコレット?」
「あの・・・・恥ずかしいから、あんまり見つめないで////」
「ああ、ごめんごめん。」
そう言いながら、先端の突起を口に含む。
舌で転がすようにしながら、反対側の突起を指で摘む。
「はぁあっぁぁ、くぅううぅうぅぅぅ・・・っ!!!」
「とっても綺麗だよコレット・・・・」
コレットは初めて味わう感覚に戸惑いながらも、しだいに息を荒げていく。
白い肌には玉のような汗が浮かび上がり、頬は上気して桃色に染まっていた。
「ロイドっ!・・・・・ロイド!」
名前を呼びながら声を荒げるコレット。
ロイドは深い興奮を覚えながら、コレットの胸に刺激を与え続ける。
「ぃっぃい・・・」
コレットもロイドの頭に手を回し、快楽に歯を食いしばる。

(そろそろ、下に行くか・・・・?)
胸から手を離し、下へ伸ばす。
パジャマのズボンの上から軽く秘所をなぞる。
ズボンの上からでもはっきり解るほど、そこは濡れていた。
「・・・・っ!」
驚いたように、コレットが顔を上げる。
構わずズボンの隙間から手を入れて直接秘所にふれてみた。
(あったかい・・・・)
「ちょ・・・・まっ・・・・」
「どうしたんだコレット?こんなに濡らしてるのに何か不都合でもあるのか?」
わざと意地悪な感じで聞いてみる。
「・・・だって、いきなりされたら恥ずかしいんだもん。」
「・・・・・はは、ごめん。コレットがあまりにも可愛いからさ。」
(柄にもない事言ってるな・・・・・・・俺)
「ロイドだって・・・か、かっこいいよ。」
「ああ、ありがとう。」
「ねぇ・・・・」
コレットは消え入りそうな声で囁いた。
「・・・・ロ、ロイドも気持ちよくなりたいでしょ?
私はもう大丈夫だから・・。そ、その。いいよ・・・・来ても。」

「力を抜いて・・・・コレット。」
ロイドの言葉に、コレットは小さく頷く。
ぎゅっとつぶった瞳が、これから行う行為への不安を物語っていた。
ロイドは彼女の額に張り付いた髪の毛を手のひらで弄びながら、
反り返った自身を、秘所に当てた。
「・・・・っ!!」
初めて味わう女性の内奥に、ロイドは今まで体験した事のない快感を味わっていた。
(やべえ・・・・気持ちよすぎる)
彼女の膣内は充分に濡れてはいたが、それでも挿入はスムーズに行かなかった。
「・・・・痛いか?」
「ん・・・・・・・まだ大丈夫だよ。えへへ・・・・・」
幼い頃からコレットと一緒にいたロイドには、彼女が無理をしているのが痛いほど良く解る。
せめて早めに終わらせてあげたいと、慎重に腰を沈めていく。
狭いコレットの中はとても柔らかく、一気に貫いてしまいたい衝動を必死で押さえる。
「・・・・・いっ!!?」
コレットの表情が一層強張り、額には脂汗を滲ませる。
「・・・・無理だったら止めても良いんだぞ?」
ロイドは自分に襲い掛かる快感に顔を歪ませながら、心配そうにコレットの顔を覗き込む。
「・・・や、やめ・・・ないで・・・」
喉から搾り出すようにそれだけ口にすると、コレットは瞳を閉じる。
彼女の頭をなでながら、ロイドは腰を一気に突き出す。

・・・・・ぶち

ロイドがコレットの奥に到達すると、彼女の秘所からは生々しい血が伝っていく。
背中に回された細い腕は、小刻みに震えていた。
「コレット・・・・・入ったよ。」
「えへへ・・・・嬉しい。」
コレットは繋がったまま、ロイドを強く抱きしめる。
「・・・やっと・・・ロイドと一つになれたね。」
「ああ。」
「・・・・ん、もう動いても大丈夫だよ。」
コレットは貪るようにロイドの唇を求める。
互いに舌を絡ませながら、慎重に腰を動かしていく。

ぐちゃぐちゃ・・・

二人の結合部分からいやらしい水音が響き渡る。
コレットも慣れてきたのか苦痛よりも快楽に身を任せている。
「コレット・・・・俺そろそろ・・・。」
「ぅ・・・・ロイド、私も・・・・」
ロイドはラストスパートをかけ、激しく腰を振る。
「くっ・・・・出すぞ!!」
「はぁぁあああああっぁぁぁぁっぁぁ!!!ぃくぅうぅぅ!!!」
限界に達したロイドはコレットの膣内に大量に射精した。

コレットの膣内からあふれ出る自らの精液を眺めていたロイドは、ふとコレットに聞いてみた。
「なぁ、コレット・・・?勢いでそのまま出しちゃったんだけど、大丈夫なのか?」
「あっ・・・!」
「『あっ・・・!』って何だよ!?・・・・まさか今日は危ない日か!?」
「ほ、本当はちゃんと避妊するつもりだったんだけど・・・でも興奮して忘れてて・・・・・
えへへ、間違えちゃった・・・・・・・失敗失敗〜・・・・・」

「・・・あれ?」
あれから3ヶ月が過ぎた。
コレットとロイドはその後も仲間たちと一緒に旅を続けており、
現在はデリスカーラーンに行くために救いの塔を目指している。
「コレットどうかして?」
「あ、先生。なんでもないです。ちょっと吐き気が・・・・・」
「大丈夫かいコレットちゃん?病気だといけないから今日はここで休んどく?」
「あ、ありがとうございます・・・ゼロスさん。でも大丈夫ですから・・」
「でっひゃひゃ。礼には及びませんって!」
「少し黙りな!あんたの笑い声を聞いてると私まで吐き気がしてくるよ・・・」
コレットの背中をさすりながら、リフィルは意味深な目つきでコレットを見る。
「・・・先生・・・どうかしましたか?」
「え?ああ・・・・なんでもなくてよ。・・・ただちょっと。
まるで妊娠してるみたいだな、と思っただけよ。」
・・・・・・コレットとロイドの表情が絶対零度に凍りついた。


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