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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
再生の旅の舞台裏 クイルセデス氏 男×パレター 2004/09/01 2004/09/03

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この世界はシルヴァラント。 
今この世界はマナの欠乏によって窮地にある。 
そこで、マナの神子であるコレットと、愉快な仲間達が再生の旅に出たのであった。 
だが、旅先には彼女らの旅を邪魔しようとする『ディザイアン』と呼ばれる者達がいる。 
再生の旅の一向は、そんな『ディザイアン』から罪無き人を救い、 
人間牧場を壊しながら旅を進めているのだった・・・・・・・ 
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ここはアスカード人間牧場。 
その入り口の草の茂みで今、死闘が繰り広げられていた。 
「斬光時雨!!」 
「うっ!!」 
ロイドの鋭い斬撃と共に、女の悲鳴が上がる。 
「これで最後だッ!!インディグネイション!!」 
ジーニアスが叫ぶと、天から降り注ぐまばゆい閃光が女達の体を貫いた。 
「きゃあああああっ?!」 
雷に打たれ、女達はその場に倒れ込む。 

「く・・・ここまでか・・・・・・・」 
仰向けに倒れたまま苦しそうに呟く女にの首元に、ロイドの手が伸びる。 
「・・・えっ?!」 
首元に感じた感触に、女は驚く。 
「悪いけど、変装の為にこの服貰ってくぜ。」 
そう言うと、ロイドは女の着ていた軽装やスーツを脱がし始めた。 
「あ、ちょっと?!いや!!」 
意味もわからないまま、女は最後の力を振り絞って抵抗する。 
「コラッ!!じっとしとくんだよ!!」 
「あう・・・離してっ!!・・・・ぐ・・・・」 
その抵抗も空しく、しいなに押さえつけられてしまい、女は軽装を剥がれてしまった。 
「これでディザイアンのフリをして中に潜り込めるってワケだね、姉さん!!」 
「ええ。いつかはバレるでしょうケド、少しの間でも敵の目を誤魔化せるのなら、それに越したコトはないもの。 
とにかく、一度ルインに引き返しましょう。」 
ロイド達は彼女達を後に人間牧場を去っていった。 


女と言っているが、彼女達の本当の名はパレター。 
ディザイアンの一員にして、立派な戦士だ。 
・・・・いや、『立派な戦士だった』と言う方が正しいかも知れない。 
ロイド達によって服をまるまま剥がれた彼女達は、下着一枚の姿で草の茂みに倒れていた。 
「う、うう・・・・・・誰か・・・・・」 
その下着さえも先ほどの激しい戦いによって破れかかっており、かなり危うい姿である。 
普段は兜を被っている為目元が見えないが、今は兜を取られているのでハッキリと顔が見える。 
青い髪の隙間から覗く瞳。薄桃色の唇。 
こうして見ると、ディザイアンにしておくには勿体無い程可愛い顔をしているのがわかる。 
「と、とりあえず・・・・・クヴァル様の所に行きましょ・・・・・・」 
片方がもう一人に声を掛けるが、返事は返ってこない。 
どうやら既に事切れてしまっているようだ。 
「・・・・くそ!!ロイド達の奴・・・・・・!!よくもこんな・・・・・・!!」 
彼女の眼には涙が浮かんでいた。 
その時だった。 
ガサガサ・・・・・ 
遠くから、草を掻き分けて歩く音が聞こえる。 
それに気付いて彼女がそっちを向くと、そこには人影があった。 

(こんな所にいるってコトは・・・・・仲間・・・?) 
そう思った刹那。彼女はもう声を出していた。 
「こっちに・・・こっちに来て・・・・っ!!」 
「ん?」 
声が届いたらしい。遠くにあった二つの人影がこっちに近づいてくる。 
(よかった・・・・これで・・・助かる・・・・・!!) 
だが、そんな希望は徐々に消えていった。 
近づいてくる人影は、二人共革をなめした盾と鉄の剣を持っており、まるで冒険者のような格好だ。 
(あの格好、ディザイアンじゃ・・・・・・ない・・・・?!) 
もし、ディザイアンでなければ危険だ。 
なぜならば、彼女達ディザイアンは日々町の人々をこき使い、人間牧場で家畜の様に扱っていたからだ。 
そんな日頃ディザイアンに虐げられている人間達が、瀕死の状態のディザイアンを見つけたらどうするか。 
それを考えただけでも、彼女の額からは冷や汗が垂れた。 
だが、事態は彼女が考えているよりも深刻だった。 


「オイ、俺達を呼んだのはオマエらか?」 
「ん・・・・・」 
目の前には、二人の冒険者が立っている。 
それも、二人共いやににやけた顔をしている。 
「よォ姉ちゃん。こんな所で、しかもこんな格好で何やってんだよ?なァ?」 
とてもじゃないが、ディザイアンの鎧を盗まれて困っている、だなんて言えない。 
「そ、それは・・・・・」 
彼女が困っていると、男が笑いながら言った。 
「普段俺達にデカい顔してるディザイアンも、こうも惨めな格好じゃ見る影もないねェ〜?」 
「?!」 
彼女の顔が一瞬にして変わったのは、男達にもわかった。 
人間牧場の前に倒れているハーフエルフ・・・・・・これでは彼女がディザイアンだとわかっても無理はない。 
「く・・・・本当ならこんな姿を見られただけでも抹殺に値するケド・・・・・・今回は特別に見逃してあげるわっ!! 
早くどこかへ行けっ!!」 
無理をして強がって見せるが、男達は全くひるまない。 

「へへ・・・・そんな無理すんなよ。」 
男はそう言うと、彼女のブラジャーに手を掛けた。 
「いやぁっ!!」 
思わず悲鳴が口から飛び出る。 
「どれどれ、こっちの女は・・・・・・なんだ、もう死んでるのか。 
まあいい。こんな所で殆ど裸の女に出会えるなんてな!! 
すっかり変な所に迷いこんじまって困ってたケド、とんだ収穫だぜ!!」 
男は力任せにブラジャーを引き剥がそうとする。 
「いや、やめて!!薄汚い人間、このあたしを誰だと・・・・・」 
「薄汚いのはオマエだろ?自分の姿をよく見てみな。」 
男に言われて自分の体を見てみる。 
彼女の眼に映ったのは、破れそうな下着を身につけた傷だらけの女の姿だった。 
「う・・・・!!」 
(こんな屈辱・・・・初めて・・・・!!) 
ロイド達に倒されたまではまだ良かった。 
だが、その後に服を脱がされ、挙句の果てには迷い込んだ冒険者にまで・・・・・・!! 

「よっと!!」 
男が一気に力を入れると、破れかかっていた彼女のブラジャーは勢いよく千切れとんだ。 
「う・・・・ああ・・・・////・・・・お願いだから・・・やめて・・・・・・・助けて・・・!!」 
もはや抵抗するだけの力は残っていない。 
彼女にできるコトは、ただ助けを祈願するコトだけだ。 
「いいだろ?俺達はディザイアンを見つけても、殺したりしない優しい冒険者なんだぜェ?」 
男の汚れた指が、彼女の胸を揉み始めた。 
「ん・・・・!!優しくなんて・・・・・ない・・・・っ!!」 
できるだけ眼を合わせたくない。 
眼をきつく結んで、彼女は抗議する。 
「ひへへ・・・・・・何とでも言えよ。武器もないわ服もないわじゃ、オマエなんてただの雌犬なんだよ。」 
「あ、あたしは・・・・・!!誇り高きハーフエル・・・・ひんっ!!」 
何か言おうとしても、乳首を責められて、すぐにその怒声は嬌声に変わる。 
「誇り高いねェ・・・・・・じゃ、その誇り高い女に好き勝手できる俺達は幸せモンだなァ?」 
男達は皮肉めいた笑みを浮かべる。 
誇り・・・・・もはや彼女に誇りなど微塵も残っていなかった。 
汚された誇り。 
いよいよ体も汚されそうだ。 
「どうだ?ああ?気持ちいいのか?」 
執拗に彼女の胸の頂上を責め、彼女を辱める。 

「あ、あん・・・・・っ!!は、早く殺せば・・・・・・っ?!あたしは・・・・・・お前ら人間の敵、ディザイアンなんだぞっ!!」 
頬を紅潮させながらも、彼女は必死に人間の敵ディザイアンを演じ続けた。 
こうやって抵抗している内は、眼の前の男と自分はただの敵同士であり、これは戦いなんだ。 
そう思い込もうと、彼女は必死に頭の中で繰り返した。 
「ちがうな。オマエは敵なんかじゃない。俺達のオモチャに過ぎないんだよ。」 
掛けていた自己暗示が解かれ、彼女の頬を雫が伝う。 
上を見れば、見たくもない男達の顔が眼に映り、 
下を見れば、自らの意志とは関係なく主張を始めた桜色の乳首が眼に映って彼女を辱める。 
「う・・・っ////・・・・・・・・・」 
抵抗の意志を見せても、侮蔑の言葉を受けるだけ。 
本能の成すがままに声を上げるなんて、そんなコトできない。 
彼女はただ、じっと耐えるしかなかった。 
「体は素直だなァ?」 
男の指先が彼女の胸にさく花を覆う。 
(ちがう・・・・・ちがう・・・・・っ!!あたし・・・・そんなコト望んでない・・・・っ!!) 
心の中で何度も呟くが、彼女は秘部がじゅんっと濡れていく感覚を覚えた。 

(・・・・!!だめ・・・・あたし何で・・・・・・?!こんな人間なんかに・・・・・・イヤなのに・・・・イヤなハズなのに・・・・っ!!) 
「はぁんっ!!」 
突如、彼女の口から盛大な嬌声が漏れる。 
その声は、今までの苦痛に喘ぐような声とは明らかに違い、なまめかしく、それでいて厭らしい立派な嬌声だった。 
「やっぱりいいなァ・・・・女の体っでのはよ。ホントなら人間がいいんだが・・・・・・・この際何でもいいぜ!」 
見ると、男は彼女の胸に口付けていた。 
彼女の敏感な部分をヌルヌルとした物が這う。 
考え事をしていた時にイキナリこんなコトをされては、淫らな声をあげてしまうのも無理はない。 
「な、何を・・・っ!!そんなトコ、だめっ・・・・・・!!いや、ああんっ!!さっきのは違っ・・・・・」 
自分でも驚く程ハッキリと声をあげてしまったコトを否定しようとするが、 
否定しようとすればする程、彼女の頭にそのコトが深くインプットされ、 
否定しようとすればする程、男には興奮を与えていた。 

「そろそろ、こっちも御開帳といきますか!!」 
男の指が彼女に残された最後の布に掛けられる。 
「い、いやあああ!!やめて、やめてっ!!」 
彼女は失っていたハズの力を無理に湧かせて抵抗を試みる。 
犯される恐怖ももちろんあるが、それだけではない。 
先程胸を弄られた時、確かに彼女は濡れる感覚を覚えた。 
彼女をなじる言葉と胸に触れる舌の感触に、彼女の蜜壷はその後も分泌をやめず、 
今では秘唇から溢れ出し、恥毛を濡らし、菊門の辺りまで滴っていた。 
そんな状態の彼女を見れば、きっとまた男達は彼女を嘲笑い、興奮し、辱めるに決まっていた。 
「今更・・・・・・何言ってんだよっ!!」 
力なくパンツを押さえる彼女の手を振り払い、男はついに未開の地に踏み込んだ。 
「あ・・・・ああ・・・・・・////」 
彼女の頬は今までよりも一層濃く赤に染まる。 
そこには、髪と同じ青色をした恥毛が生い茂っていた。 
だが、青という色の性質上、茂みの上からでも肉眼でしっかりとワレメが確認でき、 
『覆い守っている』というよりは、『飾り付けてある』様にしか見えなかった。 
そして、そのハッキリと見えるワレメからは粘り気のある愛液が溢れ出し、 
内股が描く女性特有のゆるやかな曲線を、這うように伝っていた。 
それを見た男の目が獣に変わる。いや、もともと獣の様な男ではあったが。 

「なんだよ。結構いいモン持ってるんじゃねェか。」 
男の視線を一番恥ずかしい部分に集中的に受け、彼女は羞恥に身を震わせた。 
「オイオイ・・・・・・・・・・嫌だとか言って置きながらよォ・・・・・。なんだ、この汁気は?」 
愛液を指に付け、彼女の視界に入るように引き伸ばす男。 
「う・・・・・・そ、それは違うのっ!!////」 
「何が違うんだ?」 
証拠もない言い訳をする彼女に、男は追い討ちをかける。 
「・・・・・・・何でもいいからそんなに見ないでぇっ!!!////」 
涙で濡れた彼女の瞳には、確かな殺気が宿っていた。 
「ここまで来てそれはねェだろォが。」 
そう言いながら、男は自らのズボンを下ろした。 
カツン。 
何の前ぶれもなく突き出されたソレが、彼女の敏感な部分に当たる。 
「きゃっ?!」 
可愛らしい声と共に、びくんと跳ねる彼女。 
その姿は、男を前にした女そのもので、気高くも恐ろしいディザイアンとは似ても似つかなかった。 

「いや・・・・・お願い、入れないで・・・・・・・!!」 
秘所に当たっている異物に身震いしながら、彼女は無駄だとわかっている抵抗を繰り返した。 
「くひひ・・・・・ココは入れて欲しいみたいだけどなァ?」 
男の指が、すっかり膨らみきったクリトリスによって剥けそうになっている包皮を剥ききった。 
「ああんっ!!」 
高鳴る鼓動。 
あがる嬌声。 
漏れ出る吐息。 
滴る愛液。 
垂れる涎。 
そして・・・・・・・・・・・男を求めて淫らに蠢く秘唇。 
それらは全て、彼女の意志とは関係なく生じていた。 
「いいじゃねェかよ。何があったか知らねェケドさ、隣の女みたいに死んじまう前に経験できて・・・・・・よッ!!」 
ズプゥッ!! 
言うと同時に、男は一気に彼女を貫いた。 
「ひゃああああんっ!!」 
思わず甘い声を上げてしまう。 
自分の出した声の厭らしさに思わず上気してしまうが、破瓜の痛みでそれどころではない。 

「い、いたっ・・・・・!!あ、だめ!!動か・・・・・ないでっ!!」 
苦悶の顔で喘ぐ彼女に、男は慰めにもならない言葉を投げかける。 
「どうせすぐに気持ちよくなるって。ハーフエルフには淫乱な奴が多いんだろ?」 
(くっ・・・・・・・・な、何それ・・・・・?!そんなワケないでしょ・・・・?!・・・・う・・痛い・・・・・・) 
男の言葉に、彼女は驚く。 
ハーフエルフには確かに人間とは様々な相違があるが、淫乱が多いなどというのは真っ赤なウソだった。 
大方、ディザイアンを憎み、仕返しをしたくてもできない人間が気晴らしにでっち上げたデマだろう。 
「オラオラ、もっと声あげろよォッ!!」 
男は大きく腰を動かし、ピストン運動を始めた。 
「いぎゃんっ?!あん、んは、はぁんっ!!」 
痛みは次第に薄れ、不快感に覆いかぶさるような快感が彼女を襲う。 
彼女の口からはその動きに合わせて、甘い声が漏れ続ける。 

「・・・・・この女・・・・・・えらく締め付けやがるぜ・・・・・!!・・・・へへ、オマエも気持ちいいんだろ?」 
男はにやけて彼女の顔を見る。 
(・・・そんな眼で・・・・・あたしを見ないで・・・・・っ!!あたしは誇り高きハーフエルフ・・・・・・ううん、もう何だっていい。 
・・・・でも!!淫乱なんかじゃ・・・・・・あっ・・・!!なんで・・・・どうして?!こんな声が出ちゃうの・・・?!) 
彼女は自分のあげている声のなまめかしさに嫌悪感を覚える。 
「う・・・・あ、違う・・・・っ!!あっ・・・・・たし・・・・気持ちよくなんかない・・・・っ!!」 
そう言いながらも、彼女の体は次第に快感を受け入れ始め、その気持ちよさに身を任せていた。 
「ウソつけよ。ぐちゃぐちゃ鳴らしてるオマエのココが、何よりの証拠だろ?」 
男が動く度に水音をあげる彼女の秘部を、男は眼で差しながら言う。 
「く・・・・・んあ・・・・・////・・・・・・あ・・・・だめ、あたし・・・・あたし・・・・・」 
うわ言のように繰り返す。 
最後まで抵抗を続けようか、いっそのコト全てを忘れ快楽に酔ってしまおうか。 
彼女の中で、理性と本能が闘う。 

「いいじゃんいいじゃん。もっともっとエロい声出して、俺達を楽しませてくれよッ!!」 
男は繋がったまま、彼女の胸を揉み始めた。 
「ひゃ、あ、ひいいぃぃぃっ!!」 
喚く彼女の顔は、悦を映していた。 
媚肉を突かれ続け、ついに彼女の中で欲望が勝利したらしい。 
「ん、はん!!」 
もはや苦しむ様子はなく、立て続けに嬌声をあげている。 
ロイド達との戦いで受けた傷や秘部からは血が流れているが、もう痛みは感じない。 
心身共に極限状態に追いやられ、分泌された脳内麻薬のせいかも知れない。 
だが、そんなコトは関係なかった。 
今確かに言えるコトは、ここに男に犯されて感じている女がいる、そのコトだけだった。 

「や〜っぱ感じてるんじゃねェかよ?淫乱女。 
自分の立場わかってんのか?オマエは今、いつも家畜扱いしてる人間なんかに捕まってレイプされてるんだぜ?」 
もっと声をあげろ、とか何とか言って置きながら、 
感じ始めたら感じ始めたで、厭らしい物でも見るかの様な目つきで見てくる。 
「////・・・・・!!だ、だって・・・・・・・!!そんなに・・・激しく突かれたら・・・・・・ひんっ!!」 
すっかり女としての悦びに体を支配されていた彼女だったが、 
男のその言葉で再び恥ずかしい気持ちが込み上げてきた。 
「う・・・・お、俺もうダメだ・・・・ッ!!で、出る・・・・・・ッ!!」 
男の律動が早まる。 
「え、あ、やめて!!いや!!抜いて、抜いてっ!!中に出さな・・・・」 
「・・・・・イクッ・・・・!!」 
男の絶頂が近いコトがわかり、何とか抜いてもらおうとする彼女だが、 
そんな彼女の努力も空しく、男はドロドロとした欲望を彼女の中に放った。 
「あ、ああああっ・・・・・ああ・・・・・あ・・・・・」 
自分の膣の中に熱い物が入ってくる・・・・・その初めての感覚に、 
彼女はただ酸欠の魚の様に口をパクパクさせるしかなかった。 

「ふぅ。コイツ、なかなかの名器を持ってやがるぜ。」 
男は彼女からソレを抜き取ると、満足そうにもう一人の男に言った。 
「・・・・・・・・・・」 
彼女はしばらく焦点の合わない眼で、愛液と精液がこぼれ出している自分の秘部をみつめていたが、 
次第に顔は不安に歪んでいった。 
(中・・・・・・出されちゃった・・・・・・・・・・・あたし・・・・・どうなるんだろう・・・・・) 
もしかしたら。 
その言葉が彼女の脳内をよぎる。 
いや、それ以前に生き延びるコトが先か。 
彼女が色々と思いを巡らせていると、秘唇に再び異物を感じた。 
「えっ?!」 
終わったと思っていた彼女は、すっとんきょうな声をあげる。 
「えっ、じゃねェよ。今度は俺の番だぜェ。」 
男は彼女の秘唇を指でこじ開けると、先走りで濡れたソレを挿入した。 
「んああ!!・・・・・はぁっだめ!!あ、あたしさっきも・・・・・・」 
そんな彼女の静止も聞かず、男のソレは使われたばかりの淫腔をグイグイと突き進んだ。 
「あ、ん、はん!!あ、つっ・・・・・・・」 
一度は馴染んだとはいえ、破られたばかりのソコは、彼女に少なからず痛みを与えた。 

「・・・くぅ。奥まで・・・・・入ったぜ・・・・・。」 
接合部を見ながら恍惚の笑みを浮かべる男。 
「・・・・んん、ふあ・・・・・・・」 
奥まで入ってしまえば、もう痛みはない。 
終わりの見えない律動に、彼女は悲鳴とも嬌声とも似つかない声をあげながら身を委ねていた。 
「あふ・・・・・・ん・・・・・」 
紅潮していた頬も元に戻り、眼に浮かんでいた涙もすっかりなくなっていた。 
絶望と快楽の彼方に羞恥心など消えてしまったのだろうか。 
「やっぱ、すぐ後だと締まりが悪いな・・・・・オラッ!!」 
男は彼女の太股を掴むと、大きく揺さぶった。 
「・・・・・っ!!はあ、あ、あんああっ!!ひいっだめぇ!!」 
それに驚き、彼女は大きな声をあげてしまう。 
「おっ、いいねェ。やっぱこうじゃなきゃな。」 
「あ、あ、やめて!!あたしの・・・・・中で・・・・ああっ!!そんなに掻き回さないでぇっ!!」 
問答無用に媚肉を突きまくられ、彼女の肌が火照りを取り戻す。 

「・・・・気持ちいいんだろ?・・・・・俺も・・・・気持ちいいぜェッ!!」 
男は乱暴に彼女の中で暴れまわる。 
「あん!!あんっ!!」 
体が揺れ、接合部からは厭らしい水音が鳴り続けている。 
本人の意志とは関係なく愛液が分泌され、火照った裸体に青い茂みを貼り付けては草の上に滴り落ちる。 
もう彼女には、気持ちいいのかどうかわからない。 
でも、これだけはわかる。 
━━━体が熱い━━━。 
くちゅ・・・くちゅ・・・くちゅ・・・・・。 
音と共に体は揺れ、揺れと共に音は鳴る。 
終わりの見えない行為に、彼女の頭は苦しみ、彼女の体は悦んでいた。 


そして・・・・ 
「ああ・・・・・くっ、出すぜ姉ちゃん・・・・・・ッ!!」 
絶頂を告げると、男は彼女に膣口に欲望の塊を放った。 
「あ、あああ・・・・・また・・・・あたし・・・・・・」 
男の欲望が注ぎ込まれ、彼女のもうろうとしていた意識がハッキリと戻る。 
先程も感じた、この嫌な感じ。 
自分の体の中に放たれた異物が動き回る。 
これが本当に好きな人とだったら、どんなに嬉しいのだろう。 
そう思うと、彼女の瞳には大粒の涙が浮かんだ。 
今までこんな経験は一切なかったのに、一日で二度も・・・・・・それも、こんな男達に。 
彼女がこぼす涙の意味は、悲しみなのか悔しさなのか、あるいは憎しみなのか。それは彼女自身にもわからない。 
ズプ。 
そんな思考を邪魔する音。 
男が彼女からソレを抜いたのだった。 

「へへ、楽しかったぜ姉ちゃん。」 
ズボンを履きながら、彼女に笑って言う。 
「・・・・・・・・・・・・」 
どう言うコトもできず、彼女はただ男達の満足そうな顔を見上げていた。 
「さてと、この女どうするんだ?」 
ズボンを履き終えた男を見ながら、もう一人が言う。 
「そうだなァ・・・・・・このまま放って置いてもいいケド、 
もし五聖刃の奴らとかに知れて、怒って町でも襲われたらヤバイしな・・・・・・。」 
腕組をする男。 
「・・・・いっそのコト、ここで殺っちまうか?」 
「・・・・・!!」 
男の提案を聞き、彼女の表情が豹変する。 
「お、お願い!!殺さないで・・・・・!!誰にも言わないから・・・・っ!!」 
彼女は男の足元に泣きつく。 
「って言ってるケド、どうするよ?姉ちゃん、そっちのお仲間と一緒に天に昇るのは嫌か?」 
草の茂みで既に事切れているもう一人のパレターを指差して男が言う。 

「・・・いや・・・このまま死ぬなんていや・・・・!!許して・・・・ください・・・・・!!」 
彼女は必死に祈願する。 
「・・・・・そうだな。ま、俺達も散々楽しませてもらったし、姉ちゃんの泣きっぷりに免じて許してやるか?」 
「だな。なんてったって、俺達優しいもんな〜!!」 
男達は上機嫌のまま、彼女を置いて町のある方角に歩いていった。 
「絶対・・・・・・・許さない・・・・・・・」 
小さくなっていく男達の影を見ながら、彼女は悲しそうに呟いた。 
ブゥン・・・・・ 
そして、彼女はその影をきつく睨みつけると、最後の魔力で電気の槍を創り出した。 
「はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・」 
彼女は電気の槍を握り締めながら、隣に横たわっている仲間の亡骸を見て言った。 
「・・・・あんな男に殺される位なら・・・・・・あたしは・・・・」 


一方こちらは、先程の男達。 
「ん?なんか今、後ろの方で悲鳴みたいなのが聞こえなかったか?」 
「気のせいじゃねェのか?さっきの女も、もうとっくに逃げてるだろうし・・・・・」 
「それもそうだな。」 
「んなコトより、早く町に戻ろうぜ。もう俺クタクタだ。。」 
「おう。」 
そのまま街道に出る男達。 


その後、彼女達の姿を見た者はいなかった。 
晴れ渡る、空の下・・・・・・・・・・ 


☆END☆ 


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