総合トップ>SS一覧>SS No.2-040
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作品発表日 |
作品保管日 |
プレセアたんにおけるお約束的妄想 |
春十氏 |
ゼロス×プレセア |
2004/08/09 |
2004/08/09 |
ミトスを倒すため、救いの塔に乗り込んだロイド一行であったが、
敵の大軍やトラップなどの足止めにかかってしまい、仲間は一人一人離脱していってしまう。
唯一ミトスを倒せる可能性を持ったロイドをミトスの元に到達させるため、彼らは自ら進んで犠牲になったのだ。
リーガル、しいな、リフィル・・・そして今度はプレセアの番だった。
「早く、行ってください!」
「プレセア・・・ごめん!」
ロイドは悲痛な思いでプレセアが切り開いた活路を滑り抜けた。
その直後、プレセアの斧のおかげでなんとか保っていた通路は完全にふさがれる。
それを待っていたかのように大樹の枝は彼女の足をより強く引っ張り始め、プレセアは壁の割れ目に引き込まれる。
(ロイドさんが無事なら・・・もう私はどうなってもいい・・・)
ロイドを助けられた達成感からか、そんなことを思うプレセアだったが、
これからプレセアに降りかかる仕打ちは彼女の予想を完全に超えていたのである。
「う、ここは・・・」
やっと彼女を引きずる枝から解放され、プレセアは周囲の様子を確認する。
四方の視界は全てぬらぬらした大樹の枝で覆われており、プレセアは完全に触手で出来た部屋に閉じ込められた格好になってしまった。
「な、なんてことでしょう・・・」
プレセアはどうにか枝を掻き分けて脱出しようと試みるが、粘液に塗れた物体は彼女の手に捕まることはない。
あがけばあがくほど、いやに粘度と温度の高い不快な粘液が彼女の身体にこびり付くだけだ。
そうして無駄な努力を続けているうちに、プレセアは段々気分が悪くなってきた。
感触もそうだが、なによりニオイが酷い。嗅いでいるだけで吐き気がしてきて、正常な思考が妨げられてしまう。
「う・・・お、おええ・・・」
思わず胃の中のものを吐き出してしまうプレセア。嘔吐物はすぐに触手の粘液と解け合わさり、判別がつかなくなる。
(こ、こんなところにいつまでもいたら、気が狂ってしまいます)
この不快感から逃れたい一心で闇雲に触手の壁に体当たりするプレセアだが、それも無駄な努力だ。
弾力性のある枝が連なれば、いかに力自慢の彼女でも突き破るのは不可能だった。
それでも体当たりを繰り返していたプレセアだが、不意に異変に気付く。
(さっきより、触手の間隔が狭まっている・・・?)
徐々にではあるが、触手たちはプレセアを追い詰めるようにじりじりと迫ってきており、
このままでは押しつぶされるのも時間の問題である。
必死で体当たりを続けるプレセアだったが、その努力も空しく、彼女の全身は触手に包み込まれる。
(ああ・・・私、ここで死ぬんですね・・・)
プレセアの心を諦めが支配する。
しかし、触手たちはそれ以上プレセアに圧力をかけることをしなかった。
それどころか、手足を拘束する触手を除き、プレセアへの身体から離れたのだ。
(ど、どういうこと・・・?)
いぶかしむプレセアを他所に、数本の触手が彼女に伸びる。
(・・・!)
プレセアは予想外の事態に慌てる。
触手たちが先端についた刺でビリビリと彼女の服を破り始めたのである。
「や、やめてください!」
思わず悲鳴をあげるプレセアだったが、もちろん触手たちがそんなことを気にかけるはずがない。
結局、あっという間にプレセアの服は全て破り取られ、周囲の触手に埋没して何処かへ消えてしまう。
プレセアは本能からこれから何が起こるのかを悟った。
「きゃああっ!」
触手の一つが開脚されて無防備なプレセアの秘所を擦る。
粘膜に塗れた触手による愛撫は、どちらかというと舐めるといった方が近いかもしれない。
「や、やめて・・・きゃうううっ!!」
秘所を貪る触手に続き、二本の触手の先端がプレセアの未発達の乳房を狙う。
股間に張り付いたそれと違い、細くしなやかなそれはプレセアの乳首に巻きついて締め上げる。
それに飽き足らず、さらに数本の触手が乳首の先端を責める。
しかし、そんなことをされてもプレセアは苦痛を感じるのみだ。
(くすぐったくて、ズキズキして、クラクラして、気持ちよくて・・・・・・あれ?)
プレセアは不意に、この行為に快感が存在していることに気付いた。
「は・・・ああん・・・」
より強く股間を触手に舐め上げられ、プレセアは自らの意思に反して媚声をあげてしまう。
(もしかして・・・触手の、毒・・・?)
明らかに不自然な形でプレセアの身体は上気していくが、彼女にそれを止めることは出来ない。
さらに、新たな触手がまたプレセアの股間を狙う。
「! ひゃううううううううううううっっっ!!!」
乳首に巻きついたのと同様、触手がプレセアの小さなクリトリスに巻きついたのだ。
既に勃起していたそれは、触手の刺激を受けてヒクヒクと痙攣する。
「あ・・・あううう・・・」
急所を締め上げられたプレセアは、苦痛と、そして明らかな快楽に喘ぐ。
秘所はすっかりと蜜があふれだし、こぼれたものは足回りに巻きつく触手が舐め取る。
「う・・・あ・・・ああっ・・・!?」
プレセアは下腹部に急激な異物感を感じ、はっと我に帰る。
まるで男性器のような形をしている弾力をもった枝が、彼女の性器に押し込まれようとしていたのだ。
「だ・・・駄目です! それは駄目・・・あうう゛っ!!!」
幼い膣壁を無理矢理に押し広げ、触手はプレセアの中に入ってくる。
「っっっっっっ!!!!!」
プレセアは声にならない悲鳴をあげる。
だが、それは苦痛によってではない。
脊髄を貫く電撃のような快楽によるものだ。
プレセアは・・・触手に貫かれてイってしまったのである。
しかし、触手の陵辱は終わらない。
半分意識を失ってる彼女を無視し、彼女のドロドロになった膣内をかき回す。
「あはァ・・・」
女として最も大事な部分を縦横にかき回され、舌足らずな喘ぎを発するプレセア。
それどころか、体内により深く触手を導くかのように腰を動かし始める。
もはや目の焦点は合っておらず、本能のみの行為であることは明白であった。
触手が子宮口を発見し、中に侵入したところで、再びプレセアはイった。
ぐったりする彼女を他所に触手からは粘液が放たれ、彼女の子宮に染み込む。
すると、再びプレセアは身体に活力が戻ると同時に、より濃厚で淫らな行為を求めるようになるのだ。
(きもちよすぎる・・・もう私はどうなってもいい・・・)
すっかり正常な判断力を失い、自暴自棄になるプレセア。
しかし、幼い身体でこの快楽地獄に取り込まれては無理も無い。
この行為は、プレセアか大樹のどちらかが死ぬまで続けられるだろう・・・。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ちっ、ガキんちょの話だとこの辺にいるはずなのに、一体どこにいるんだプレセアちゃんは!」
ゼロスは焦りと苛立ちを含んだ表情で忙しなく辺りを駆け回っていた。
あれ以降に犠牲になったジーニアスを含め、プレセア以外の仲間を全員救出したゼロスは、
彼らを先に行かせて、最後の1人であるプレセアを探しに来たのであった。
「・・・は・・・ぁぁん・・・」
「! 今のはプレセアちゃんの声か!?」
壁の割れ目の向こうから微かだが、聞き覚えのある声が聞こえたため、
ゼロスは迷わず声がした現場へ急行する。
「プレセアちゃん、助けに来たぜ! ・・・って・・・」
ゼロスは言葉を失う。
プレセアは全裸で四股を触手にからめとられており、
無防備な股間は内部に侵入した触手によってパンパンに膨らんでいた。
それでいて、プレセアの顔は情欲的な歓喜に満ちていたのだが、動転したゼロスがそれに気付くことは無かった。
「・・・てっめえ、植物の分際で・・・プレセアちゃんを放しやがれ!」
怒りに任せ、手当たり次第に強力な火炎魔法をぶつけるゼロス。
普通の木とは比べ物にならない耐久力を持つ大樹の枝とはいえ、木であることには変わりない。
たまらずプレセアを解放し、クモの子を散らすように逃げていく触手たち。
しかし、崩れ落ちるように倒れたプレセアはピクリとも動く様子を見せない。
「だ、大丈夫かプレセアちゃん!? ファーストエイド!」
慌てて回復魔法をかけるゼロスだが、やはりプレセアは動かない。
「そ、そんな・・・」
失意のあまり、ゼロスはがっくりと膝をついてしまう。
「・・・すまん、プレセアちゃん・・・俺が不甲斐なかったばっかりに・・・」
その時、ゼロスがうつむいてさえいなければ、プレセアが頭を起こしたことに気付いただろう。
そして、そのゼロスを見つめる瞳が異様にネットリとした光を放っていることも・・・。
ガバッ!
「むごっ!?」
突然、プレセアはゼロスの頭を両腕で絡め取ると、お互いの唇同士を無理矢理接合させた。
「んむう・・・」
「むー! むー!」
慌てて引き剥がそうとするゼロスだったが、プレセアの腕力がそれを許さない。
「ぶはっ!」
数十秒に渡って唇の裏から歯の根元まで舐めつくされたのち、やっとゼロスは解放される。
「ぜえ、ぜえ・・・い、一体どうしたってんだプレセアちゃん・・・」
顔を赤くするゼロスだが、おそらくこれは動揺よりも性的興奮の意味合いが強いだろう。
(まさか、さっきの触手のせいなのか・・・?)
しかし、プレセアはゼロスに思考の隙を与えない。
「ゼロスくん・・・私、私・・・」
有無を言わせずゼロスにのしかかって来るプレセア。
「や、やめてってばプレセアちゃん!」
抵抗も空しく、ゼロスの一物はあっさり外界にさらけ出される。
悲しいかな、それは既に立派に自己を主張していた。
幼くも瑞々しい肢体に圧し掛かられた男として、それは当然の反応では有ったが。
プレセアはゼロスのモノに手を沿え、自らの濡れっぱなしの秘肉に先端を宛がう。
「あ、ああ・・・」
「くぅ・・・」
体格差をものともせず、プレセア秘肉は不自然なぐらいスムーズにゼロスのモノを飲み込んでいく。
「・・・くはぁ・・・」
すっかり根元まで収まり、満足げな声を上げるプレセア。
ゼロスの方はというと、なんとか声を押さえようとしているが、
脈動する貪欲な秘肉にしつこく一物をしごかれ、どうしようもなく快楽の声が口から漏れる。
「くうん、ゼロスくん、気持ちいい・・・です・・・・!」
「うあああっ・・・!」
プレセアはうねうねと腰を捻り、あらゆる角度からゼロスの一物に圧力を加える。
「ああああっ!! いいですっ!! もっと!!!」
「くうあああああっ!!」
もう、二人は限界だった。
「だ、だめだぁ・・・プレセアちゃん、俺、もう・・・!」
「うはあ、だ、だしてください・・・私ももう・・・!」
ゼロスの一物が発射の予備動作のために収縮し、その隙間を生めるようにプレセアの秘肉が狭まる。
「うおおおおおおおっ!!!」
「ふわああああああっ!!!」
ゼロスが精子がプレセアの子宮を貫くと同時に、プレセアも絶頂に達する。
「ふ・・・ふはああ・・・」
絶頂の余韻に浸り、幸せそうな表情を浮かべるプレセア。
しかし、一度イっただけでは満足できないのか、瞳の奥の炎はまだまだ燃え盛ったままだった。
捕らえた獲物を逃がすまいとするかのように、ゼロスの背中に両手両足を絡める。
「う・・・へあ・・・」
プレセアの身体に残っていた粘液の影響であろうか、
とうとうゼロスの方もすっかり前後不覚になってしまい、本能に任せて腰をふり始める。
ロイド達のことなど、彼らの頭からは完全に消え去っていた。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
あれから十数分ほど経った頃であろうか。
彼らは互いに数回ほど達した後、ようやく肌を離す。
「・・・あ、あれ・・・私、一体何を・・・?」
プレセアは朦朧としながらも、意識が大分はっきりしてきたようだ。
「あ、プレセアちゃん・・・よかったあ、やっと正気に戻ってくれたか」
「! ゼロスくん、そういえばどうしてあなたはここに? あなたは私たちを裏切ったはず・・・」
「それはかくかくじかじかで・・・」
手短に事情を説明するゼロス。
「・・・そうだったんですか、それでは一刻も早くロイドさんの元に向かいましょう」
素早く頭を切り替え、颯爽と立ち上がるプレセア。
ゼロスの方も颯爽と立ち上が・・・るかと思いきや、ガクッと倒れてしまう。
「あ、あの・・・どうしたんですか?」
「わ、わりィ・・・どうやら俺様、さっきので腰がぬけちまったみたいで・・・」
さっきの、とは言うまでもなくプレセアに強要された性行為のことである。
そのことを悟ると同時に自分のしたことを思い出し、プレセアは顔を真っ赤にする。
「・・・それでは私は先に行きます! ゼロスくんも急いでください!」
プレセアは恥ずかしさを誤魔化したいのか、怒ったように駆け出す。
「ま、待ってよプレセアちゃ〜ん・・・」
ゼロスは情けない声でプレセアを引き止めるが、プレセアは無視して行ってしまう。
結局ゼロスはしばらく立ち上がることが出来ず、
とうとうプロネーマ戦には間に合うことが出来なかったのである。
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