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晶霊使いの夜 秘め事の夜 27氏(8スレ目) メルディ&ウンディーネ×ファラ 2004/02/22 -

 寒い夜だった。

 風が強くて,船の窓ががたがたと揺れる。

 それがよけいに寒そうで,私は毛布をかけ直した。

 眠れない・・・。

 もうすぐ,総ての決着がつく。

 いまバンエルティア号は,シゼル城に向かうためにセレスティアの海を渡っている。

 夜通しで船を操るチャットが言うには,あと・・・2日。あと2日で決着がつくんだ。

 そう思うと少しだけ不安になって,私はため息をついた。

 「・・・ファラ?起きてるの?」

 音とともに息を吐いた瞬間,隣の寝台から少し高めの声が聞こえた。

 如何にも女の子,と言った声で,私が少し羨ましかった・・・その子。

 「メルディ?・・・メルディも眠れないの?」

 「うん・・・。どしてだろ。・・ねえファラ?メルディ,一緒に寝ていいか?」

 いつもいつも強がるその声は,やっぱり今日も強がっていて,

 でも声は震えていて・・今すぐ抱きしめたいとさえ思ってしまった。

 するする,と毛布からメルディが出てくる音が聞こえる。



 キシ,キシと細かい音を立てながら,私の寝台までの約3歩をゆっくり歩いてきた。

 私も布団から躯を起こして,彼女が来るのを,待った。

 「なぁファラ・・メルディな,ファラが事,大好きよ。絶対,死んでほしくないな」

 寝台にメルディの片膝がのる。

 重みで少しだけ寝台が沈んで,私は彼女を感じることが出来た。

 ギシ・・・。

 メルディの両膝が乗った瞬間,弱い寝台が鳴くように音をあげる。

 私は暗闇の中で微かに見えるメルディに腕を伸ばして,彼女を受け止めた。

 「馬鹿・・・私も大好きよ。・・リッドもキールも,メルディも。だからみんなで勝つの。分かった?」

 「ワイール!励ましてくれてありがとな!」

 受け止めた躯から伸ばされた腕が,私の背中にまわる。

 「大好きだから・・だからな,メルディ,ファラと好きの証明したいな」

 言って,メルディは私から腕を放した。



 それから,おもむろに自分の着ていた服を脱ぎ始める。

 「ちょ,ちょっとメルディ!何してるの?」

 「? だから,証拠のこすのな。早く,ファラも脱ぐ!」

 全裸になったメルディが,私の服を引っ張る。

 あっという間に私も裸にされてしまった。

 「ねえ・・・メルディ?何するの?」

 「いつかオトーサンとオカーサンがやってたな。

 二人がお互いの躯を触ったり舐めあいっこするのな。」

 「そ・・それって・・・セ・・セ・・」

 セックスじゃない!メルディは何見て育ったのかしら・・・。

 じゃなくて。今するべきは,彼女をどう説得するか,よ。

 「ね,ねえメルディ?明日も早いし,もう寝よ?ほ,ほら服着てさ・・・」

 「ファラは・・メルディが事,嫌いか?・・嫌いだから,いやがるのか?」

 「そんなっ。で,でも,リッドやキールにバレたら・・・」

 「二人は隣の部屋なっ。バレないな。秘密でしよ?」


 いくら説得をしようとしても,私には潤んだ瞳が帰ってくるだけだった。

 もう,あきらめるしかないのかな・・・。

 「わ,分かったッ。いいよ?しよ?」

 思いっきり声が裏返る。まだ・・・リッドともしてないのに・・・

 私の初めての人は,メルディなの・・・?!



 「ぁ・・う・ん・・・くすぐったいよぉ・・」

 最初の抵抗もどこへやら,私は結局メルディにハマってしまっていた。

 優しく,私の胸を揉むメルディ。掌が温かくて,とても安心した。

 「えへへ・・・ファラがおっぱい,おっきくて・・やわらかいな」

 「は・・恥ずかしいよメルディ・・っ・・ぁ」

 今,きっと私,顔が真っ赤なんだろうな・・・。

 油断して,意識が流されそうになると,メルディが乳首をつまんだ。

 躯が,甘く痺れる。あそこが,疼く。

 メルディは私のあそこがぐちゅぐちゅなのなんて,知らないんだろうなぁ・・。

 と,唐突にメルディが質問してきた。

 「ねえ,おっぱい・・・ツンてたってるな。メルディ,ファラがおっぱい食べたい・・・」

 「えっ・・や・・っ・・・!っぁあ!!」

 私の意見などお構いなしで,メルディは私の乳首を口に含んだ。

 刹那,私を総毛立つような,それでいて甘美な感情が躯を支配する。



 「ん・・・ふ・・ぅう・っ・・・」

 最初,乳首だけを弄んでいた舌が,だんだん胸全体に範囲を広げていく。

 唾をまぶすように舐めては,胸の山を麓から吸い上げる。

 私はその快感に,流されきってしまっていた。

 「ねぇ・・メルディぃっ・・もっとぉ・・」

 おっぱいを吸われながら,快感に流されながら,私のどこかに冷静な私が居た。

 哀願までする自分にどこかが呆れながら,躯は快楽に走っていく。

 より深くメルディに貪ってほしいがために,少しずつ躯を全身させて,

 最終的には閉じているメルディの太股に濡れた秘所を密着させる形となった。

 「!!・・・ぐちゃぐちゃ・・・な」

 ぬるりとした感触に,メルディは紅い顔をさらにあかくさせた。

 恥ずかしがる彼女が妙にかわいらしくて,私は太股の上で腰を前後に動かす。

 ゆるやかな気持ちよさがゆっくりと躯の芯に伝わっていくようで,

 でもまるで自慰のようで,恥ずかしかった。


 「な,ファラぁ・・・メルディもっとファラのここ,ぐちゃぐちゃにしていいかぁ・・?」

 言うと,メルディはベッドの横のテーブルに置いてあったクレーメルケイジを取り出す。

 そして少し集中をして,手の中を光らせた。

 「・・ウンディーネ!」

 「・・・どうしましたか,メルディ」

 一瞬にして蒼い水のようなものが出てきて,すぐに女性の姿になった。

 ウンディーネは驚いた様子もなく,すべきことを確認してくる。

 「なぁ,ウンディーネぇ,ちょっと手伝ってほしいな。メルディは左側をするから,

 ウンディーネは右側を弄ってほしいな!」

 メルディは私のおっぱいをふにふにと揉みながらウンディーネに言う。

 「分かりました」

 メルディは言い終えて再び,私の右のおっぱいを吸い始めた。

 その横からウンディーネが近づいて,私の左側のおっぱいに,ぱくり。吸い付く。

 「あ・・・柔らかい・・」

 目を輝かせ,ウンディーネが言う。

 両手でおっぱいを包み込んで,赤ん坊のようにちゅうちゅうと先端を吸う。


 右では相変わらず楽しそうに私を弄ぶメルディ。

 ああ・・気持ちよくて,声が出てしまう・・。

 「んっ・・あぁ・・いい・・よぉ・・気持ちいいッ・・・」

 私は両手を大きく広げ,二人の頭を抱え込む。

 二人も私の背中に手を回す。ゾクっときてきもちいい。

 段階的に乳首を吸う力を強くしていくと,どんどん私も高みに登り詰めていく。

 肩でする息が大きくなる。

 なんか,おっぱいだけなのに・・・

 「いっちゃう!!・・・あぁっ!」

 達してしまって,私はメルディの太股に大量の愛液をたらしながら,後ろに倒れた。


 肩でもなく,躯全体で息をする。

 そうでないと喘ぎにかき消されて酸素が吸えなかった。

 「あ・・ぅ・・。ねぇ・・メルディ・・・?お願い・・。下も・・。」

 もうすでに私は流れに身を任せ,冷静な自分もどこかへ消えてしまった。

 だらしなく足を開き,止め処なく溢れる蜜を見せる。

 メルディは笑うと,私の蜜壺に細い指を一本,つぷ,と突き入れた。

 「ひあぁん!!」

 ぬるぬるの中,膣内に彼女の指の感触がある。

 それはまさしくとろけるような感覚で,私の目はトロンとしてしまっていた。

 「・・・メルディさん?・・ずるいです。私も・・・」

 その目が,ウンディーネの声で現実に戻った。

 ウンディーネはメルディの指を引き抜かせ,青い指で私の足をもう少しだけ,広げた。

 そして,そこに優しく舌を這わせる。

 最初は私の割れ目にそっていた舌が,どんどん奥に飲み込まれていく。

 「あ・・・あ・・ウンディーネぇ・・・。駄目よぉ・・そこっ・・・気持ちよすぎる・・」

 下から私の太股を抱え,内側を手で擦ってくる。


 くすぐったくも感じ,私はすぐさまイってしまいそうだった。

 「むぅっ,ウンディーネばっかりズルいな!!メルディも!」

 再びメルディが参戦してきた。ウンディーネの反対側に躯を向け,

 つまりは私の顔の方に幼い割れ目を見せつつ,私の下腹部を舐め始める。

 発展途上の幼いおっぱいがたまに当たって,硬く起った乳首が私の肌に押しつぶされる。

 ぺろぺろと舐めるうちに,へそから細く足に向かって,舌はとうとうクリトリスに辿り着いた。

 「んあぁっ!!」

 ものすごい衝撃だった。体中に電気が走る。

 執拗に,皮を剥いで強く吸って舌でぺろんと舐める。

 それを繰り返すうちにどんどん荒くなっていくメルディの吐息とともに,

 また自分が高みに上っているのが分かった。

 でも,今度はこれだけでは終われないと思った。

 私はいやらしく光るメルディの割れ目を手で広げ,優しく舐める。

 「あ・・ぅん・・ファラぁ・・・。」

 ひだの一本一本まで丁寧に繰り返し舐めて,艶のかかる声を大きくさせていく。


 すぐにメルディも私と同じように高みへ上ってしまった。

 しかし彼女はのぼりつめても,私の秘所を離そうとしない。

 ビクビクと電気が,そしてウンディーネの執拗な責めが同時に来て,

 私は今すぐにでもイきそうだった。

 「ねぇっ,メルディ・・・?一緒に,いこう・・・?」

 「うんっ・・・きゃ・・・ぅ・・イく・・イクぅぅぅ!!!」

 落雷にあったような気分になって,私たちは果てた。

 ウンディーネは少し当てられた様子だったけど,

 眠る私たちを見てすぐに自分のケイジに帰っていった。

 どうやらケイジの中でセルシウスを襲ったらしい。

 私がしばらく経って目覚めたときに,ケイジの中からよがる嬌声が聞こえてきた。



 決戦まで,後少し。

 元気になったよ,ありがとう,メルディ。


 終


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