総合トップSS一覧SS No.1-082
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 流花氏 ヒューゴ×マリアン×リオン
×ルーティ×フィリア
2003/01/14 -

セインガルド城下に在るヒューゴ・ジルクリスト邸。

王の信頼厚い、オベロン社総帥である彼の屋敷の中で
此処で毎夜繰り広げられる淫猥劇は当然オベロン社社員はもちろん、
屋敷に勤めるメイド達も知る事は無い話で。

・・・一人、マリアンという名のメイドを覗いては。

彼は亡き妻、クリス・カトレットの面影を抱いたマリアンを
毎夜のように陵辱を繰り返す。
時には乱暴に道具や薬物で彼女を辱め、
だが、時には優しく彼女を抱く。
それは確実に「忠実な肉奴隷」を仕立てあげるのに充分な調教と言えるだろう。

今夜も例外ではなく、「調教」は行われる。


「あっ、あァ・・ヒューゴ様、も、もう・・・っ」
「まだだ、まだイク事は許さん。」

ヒューゴ以外が近づく事は許されないジルクリスト邸の地下室。
そこはまさしく「調教部屋」と呼ぶに相応しい設備(?)が整えられている。
拘束具や淫剤、玩具。
必要なものは全て其処にある。

そして彼の忠実なるメイドは今、その玩具によって辱めを受けていた。
両手を拘束されて縛られた白い身体。
二つの胸の膨らみの先端が形を変えて縄による刺激を受ける。
後ろの菊座には細めのバイブが埋め込まれ、
辱められる事によって悦びを示して愛液を零す蜜壷にも
その近くでぷっくりと硬さを帯びた花芽と共に刺激を施せるような
双頭のバイブが挿入されている。
媚薬によって異常なくらいに感度の増したマリアンの身体には
過酷ともいえるべき快感の嵐が襲う。


「ひ・・っ、あぅ、あぁ・・・」
「教えなかったか?イきたい時はどう言うか、を。」

ヒューゴは手にもったリモコンを操作し、
彼女を刺激する全てのバイブの強さを強に変えた。
ぐちゃぐちゃと膣壁を擦るもの、ぶるぶると震える後ろの刺激。
そして一番敏感な花芽へのバイブレーション。
拘束され、身動きのとれないマリアンは白い喉元を天井に向けて
ガクガクと身体を震わせた。

淫らな水音とマリアンの淫叫が響感のいい室内に響きわたる。


「ひ・・・、ヒューゴ様の調教・・は、ぁ、ぁ・・イイっ、
もっと、もっとこの淫らで厭らしい私の、お・・・っ」
「私の?なんだ?・・・言ってみろ。」
「私の・・・・ッ」


もう限界まで近づいたマリアンの唇から卑猥な言葉が紡がれようとした時。
殆どの人間が知らない筈のその部屋に軽くノックの音が響いた。
ヒューゴはマリアンの中のバイブのスイッチを切り、
扉の方へと向かう。

達しきれずにいたマリアンは堪らず腰を振り、
なんとか達そうと試みるが叶わず、唇の端から零れた唾液が彼女の肌を伝った。


「・・・リオンか。」

扉の向こうにはオベロン社の人間でもありそして
彼の実の息子であるリオンと、意識のない女性を二人抱えた
ヒューゴの側近の姿があった。

「ヒューゴ様の仰せの通り、お連れしました。」

リオンが中の様子を伺うようにチラリと視線を向けると
彼の敬愛してやまないマリアンの変わり果てた姿があった。
だがすぐにヒューゴへと視線を向けると
側近の二人に抱えさせていた女性を確認をさせるように言葉を零す。

「ルーティ・カトレットとフィリア・フィリスです。
今は睡眠薬と媚薬を混ぜた食事を取ったせいで意識はありませんが、
程なく目を覚ますでしょう・・・」

リオンは抑揚のない声で淡々と言葉を紡いだ。

「そうか、ご苦労だったリオン。」
「では僕はこれで・・・」
「待て。リオン・・いや、エミリオ。お前も中に入れ。」
「・・・僕も、ですか。」

思わぬヒューゴの言葉に驚きを隠せず、アメジストの瞳を大きく見開く。
リオンは側近二人にルーティとフィリアを部屋の中に運ばせたあと、
席払いをするように命じた。
リオンもその部屋に残ると、後ろ手でガチャリと扉のカギをかける。

背中を見せたヒューゴに気づかれないように小さく溜息を零したと同時に
先程まで鳴き声をあげていたマリアンの唇から
再び喘ぎが漏れ始める。
ヒューゴが彼女の胎内のもののスイッチを入れた為だ。


「あ、あああ・・・・っん!・・イイ、凄・・・いィ・・・」

その声、その姿にリオンはマリアンを見ないように努めるが
そう広くない部屋の中、
どうしても視界に入らざるを得なかった。
当のヒューゴは新しく手に入れた二人の少女を嘗めるようにみつめては
不敵な笑みを浮かべる。


まずはフィリア。
ストレイライズ神殿に使える司祭であれば純潔は間違いない。
白のローブを纏った彼女を抱き上げて拘束具のついた椅子へ運び、
その白く細い両手首に手錠をかけてフィリアの自由を奪った。
そしてルーティ。
フィリアを運んだヒューゴはルーティに視線を向けると
再び笑みを浮かべて彼女を虚ろな瞳で悦に溺れるマリアンの傍らへと運ぶ。
そしてフィリアよりも露出の高いその身体を確かめるように
ホットパンツや胸を覆う布地の上から彼女の身体を弄りはじめる。

「いい女に育ったな、我が娘よ・・・。エミリオ、此処へ。」

ヒューゴはエミリオ・・リオンを自分の傍へと呼ぶと彼の勃起し始めた
陰茎をスラックスの上から撫でる。


「・・・・・・っ・・、ヒューゴ、様・・・」
「お前も、そろそろ溜まってたんだろ?ん?
よしよし、お前の大好きなマリアンにすっきりとさせてもらえ?」

そう言ってマリアンの拘束具を全て取り外し、
バイブも後ろに挿入された以外は全て引き抜いた。
突然失った快感が絶頂寸前のマリアンには耐えられないものだった。

い、いや・・!抜かないで、抜かないでくださいヒューゴ様!」
「マリアン・・・私の可愛い息子の世話をして欲しいのだが。」

スラックスの上からでも充分に準備の整ったリオンの陰茎を強引に取り出して
座り込んだマリアンの眼前へと突きつける。
リオンは顔を赤らめて懸命にマリアンから視線をそらすがそれも無駄に終わる。
膣内の刺激を剥奪されたマリアンにとって
リオンの勃起したものはなによりも極上の物に見えて仕方がない。
そしてその勃起したリオン自身へとマリアンは唇を寄せて舐め始める。
マリアンの痴態によって大きく反応した陰茎は彼女の口腔内で
更に硬さを帯び初めていく。

「ま・・・っ、マリアン・・・ぅ、ぅう・っ」
「ん、ふっ・・・・んむ・・・ぅ」

最早、肉欲しか頭になくなったメイドはただひたすらにリオンのものを口淫する。
先端の窪みを舌で刺激しながら筒を吸い、自由になった手は形のいい袋を揉みしだく。

唾液の粘着音がじゅぷじゅぷと零れてリオンは聴覚からも快楽を得る。


「ん・・・、ここ、は・・・?」

身体を繋がれたフィリアが目を覚ました。
何故此処にいるのか把握出来てないフィリアは朦朧とした意識を
ようやく完全に取り戻し、
今自分の置かれた状況を目の当たりにする。

「な・・っ、リ、リオンさん!これは一体・・それに、ヒューゴさんまで・・・」
「おや、起きたのだね。おはよう可愛い司祭殿。」
「これはどういう事ですか・・・。」
「怯える事はないよ。数時間後には君もああなる。ルーティと共にね。」

ヒューゴはそう言ってリオンのものを懸命に口淫するマリアンの姿を指指した。

「ルーティさん!!」

マリアンの傍に倒れているルーティがフィリアの視界に飛び込む。
だがその彼女の姿も先程ヒューゴが軽く身体を触った時に
ほぼ半裸の状態にさせられていた。

「私達をどうするおつもりなのですか。」
「まあ、いいから君は今はそこで見ていなさい?」

ヒューゴは凛とした声で反抗を示すフィリアに優しく言葉をかけた。
そしてその手はいま足元にある実の娘の乳房の柔らかさを堪能する。
フィリアはその姿を出来る限りみないようにとぎゅっと瞳を閉じた。
マリアンもリオンの鈴口から溢れる先走りの味を楽しむように彼自身を舐めつづけて
リオンの理性も限界へと近づいていた。
敬愛する女性からの口淫は彼を獣に変えてしまうくらいの効果があったのかも知れない。
マリアンは唇から彼のものを離すと
リオンに背を向けて四つんばいになる。
自由になった手を動かしその腕を自分の身体の下に潜らせて
指先を濡れぼそった花園へと滑らせ、その入り口を晒すように
二本の指で外陰唇を広げてた。

「お願い・・エミリオ・・あなたの入れてぇ・・・・」
「マリアン・・・僕は・・・・ッ」
「お願いよエミリオ、あなたの大きな・・・ちょうだい・・ねぇ・・・」
「・・・・・!」

マリアンの発する淫語に完全に理性が焼ききれたのだろう。
リオンは彼女の腰をぐいっと引き寄せて準備の整った自身を
蜜壷の中へと沈めていった。
熱く吸い付く感触がたまらない。

う・・っ・・・マリ、アン・・・」
「あはぁっ!イイ、エミリオの、凄くいいのぉ・・・っ」

リオンはひたすらに彼女に欲をぶつける。
身体のぶつかり合う音と繋がりを示す粘着音がなんともいえず厭らしい。
ヒューゴは娘の身体を弄りながら
そのさまをチラリと見て満足気に微笑んだ。
そして繋がれたフィリアは悪夢だと思いたいその空間に
耐えるようにぎゅっと瞳を閉じている。

「あぅ、あっあっ!エミリオ、いいわ、もっと突いて!奥突いてぇ・・・!」
「マリアン、ああ・・・マリアン・・・ッ」

子宮を突き上げる強いくらいの刺激がマリアンを襲う。
リオンの突き上げに悶えながらも彼女は自分の花芽に指を伸ばし
指先で転がすような刺激を与える。
焦らされ過ぎたマリアンに、本当の限界が近づく。

「ああ・・ッ、イクっイっちゃううううう・・・!」
「マリアン、僕も、僕も出ちゃうよ・・・っ」
「あん、あん、あはぁっ・・あ――――――」
「う、うぅ・・・・ッ」

リオンは射精寸前に彼女の膣内から自身を引き抜き
勢い良く吐き出された白濁をマリアンの白い背中へと熱い迸りを浴びせる。
そして同時にようやく絶頂に達したマリアンもまた絶頂と共に
陰部から勢いよく温かな金色の液体を床へと散らばせるように吐き出した。

「マリアン、また床を汚したのか・・・後でお仕置きだな。」
「ぁ、は・・・ぁ、ひ、ヒューゴ様・・・・」

背中にリオンの精を受けたマリアンが不安と悦びの表情を浮かべて
ぐったりとその床の上に身体を横たわらせた。

「ん、ん・・・・?」

ヒューゴによって身体を弄られていたルーティもまた
その声や身体への感触にようやく目を覚ます。
あまりにも異常な雰囲気に一気に意識をはっきりさせると
自分がヒューゴの腕の中であられもない格好にされていること、
フィリアがすぐ傍で拘束を受けている事に、
そして、
リオンとマリアンの情事に気づいた。

「ち、ちょっと!どういう事よこれ!!」
「おはよう、ルーティ。さあ、次に楽しむのは君の番だ・・・」
「楽しむ?はぁ?あんた何言ってんの?
あたし達は帰らせてもらうからね。行きましょフィリア。」

ヒューゴの手を振り払い、乱された衣類を胸元にかき集めると、
ルーティは拘束を受けたフィリアの身体を自由にするため
彼女に近づき、拘束具に手をかけた。
だが途端。
くらくらと眩暈のような感覚が襲い、
フィリアの足下へとがっくり膝をつく。

「な・・・何・・・・?」
「ルーティさん!ルーティさんしっかりしてください!」
「だから言っただろう?『楽しむのは君だ』とね・・・・・」

ヒューゴが不敵な笑みを浮かべてルーティとフィリアを見下す。

「何よ・・・、っ・・身体、熱・・・・ぅ・・っ」
「先程エミリオ―――リオンから食事を与えられただろう?
それにほんの少し、薬を盛らせてもらったからね。熱くて当然だよ?ルーティ。
そこの司祭のお嬢さんも、そろそろ身体が熱くなり始めてないかな?」
「そ、そのような事、わたくしは・・・っ」

フィリアはヒューゴの言葉を否定するように
顔を赤く染めながら首を横に振った。
ヒューゴははぁはぁと息を荒げるルーティを再び腕に抱きかかえると、
ぐったりと床に横たわったままのマリアンへと視線を向けた。

「マリアン。この司祭のお嬢さんにも快楽を教えてあげなさい。
淫乱なお前だ。可能だろう?ん?」
「あ・・・は、はい・・・ヒューゴ様の、お望みのままに・・・」
「いや、いやです!」

よろよろとマリアンがフィリアの傍まで近寄り、足下に跪くと
長いスカートを捲り上げて着衣の中に忍ぶ下着を露わにさせた。
その下着は白のレースでつつしまやかなフィリアに良く似合う。
拘束具に自由を奪われ抵抗する事の叶わないフィリアは瞳に涙を浮かべて
哀願する。

「お願い、マリアンさん・・わたくし、わたくしはこのような・・・」
「大丈夫です、エミリオからあの薬を頂いたのでしょう?
すぐに・・・良くなりますからね・・・・・」
「いや・・・・いや・・・・っ・・・・・・どうして・・・・ぁっ」

マリアンの言葉を否定しようと紡いだ言葉が小さな喘ぎとかわる。
フィリアの足下に跪いていたマリアンが、彼女の四肢の中心へ顔を寄せ
白い薄布越しにフィリアの秘部をペロリと舐めた。
初めて襲い来る感覚にフィリアはただ、瞳を伏せて堪えるしかなかった。


*  *  *  *


「離してっ、離しなさいよぉヒューゴっ!」

ルーティは俯せにされ、
そして腰だけを高くあげる形にされてヒューゴからの拘束を受けていた。
黒のホットパンツは無惨にも秘部を晒すように引きちぎられ、
卑猥な姿で彼を睨みつけた。

「おや、まだそんな風に叫ぶ余裕があるのか。くっくっ・・・
其れもまた、虐め甲斐があるというもの・・・・リオン。」

4人の状態から視線を逸らすように立っていたリオンがヒューゴに名を呼ばれて顔を上げる。

「このお嬢さんが強情でね。悪いがそこの玩具を取ってくれ。」
「・・・・はい。」

リオンは言われるがままにヒューゴの示した玩具を手に取り、
それをヒューゴへと手渡した。
それは男性の陰茎を象ったものでありながらはるかに太さは細く、
膣内へと挿入するものでは無いことを表している。
ヒューゴはその玩具を受け取らず、リオンへと突き返した。

「お前がやるんだ、リオン。やり方はわかるな?」
「ぼ、僕には・・・・・無理です・・・」
「私の命令がきけないのか?では、マリアンをもう少し調教・・・・」
「いえ、すみません。・・・・・・ヒューゴ様のお心のままに。」

これ以上、マリアンが恥辱まみれになるのは見たくはない。
リオンははぁ、と大きく溜息をつくと
押しつけられた細い玩具をぎゅっと握りしめてルーティへと視線を向けた。

「ちょ、ちょっと・・何考えて・・・ねぇ、リオン、それ何?何なの!?」
「黙れ。お前は大人しくヒューゴ様に翻弄されればいいんだ。」

ルーティの腰をぐっと持ち上げるとリオンは手にもった玩具を
露出されている菊口の入り口に軽く押しつける。
ルーティは心地悪い感触に、
霰もない格好を晒している嫌悪感に凍り付くような悪寒が背中を
駆け抜けるのを感じた。

「やだ!やだやだやめなさい!リオンっやめて・・ぇっ」

菊口を異物によって割られる恐怖に身体を硬直させて涙目のままヒューゴを睨む。

「くくく・・・良い瞳だよルーティ。私の虐待心を非常に煽ってくれる。」
「あんた・・・狂ってるわ。」
「なんとでも言うがいいさ。さあ、リオン始めなさい。」

ヒューゴの言葉を受けてリオンは躊躇いもなくルーティの菊壷の中へ
強引に玩具を進み入れた。
軽く皮膚が切れる音が漏れて、強引な挿入をルーティは受け入れるしかなかった。

「いっいやぁああっ!痛い・・・ッ痛・・・ぁっ!抜いて、抜いてよぉーーーーーっ」
「煩い。騒ぐんじゃない馬鹿者が。」
「ぅ・・・うっ、いやだ、いや、いやぁ・・・・」

リオンは無理矢理玩具を菊壷に挿入し終わると
持っていたリモコンのスイッチをONにする。
ウィィーン、というバイブレーションの音と振動がルーティの中で蠢く。

「う・・・っうく・・・・ぅっ」

鳴き声にもならない声がルーティの唇から断続的に漏れていく。

「ああ・・・いい声だよルーティ。ほら、見てごらん?
君のその姿を見て・・・こんなに大きくなってしまったよ。」

ヒューゴは自らの下腹を擦ると下衣を下げて硬く反り返った陰茎をルーティに見せつける。
黒光りしているヒューゴのソレはビクンビクンと脈を打って
その激しいくらいの昴りを知らしめた。
その陰茎を見ないようにルーティはぎゅっと瞳を伏せてヒューゴから顔を反らす。

「強情な子だ。・・・仕方ない。」

ぐい、とルーティの頭を両手で掴むと勃ち上がった自身を彼女の唇へと押しつける。
強引に両頬を強く掴んで口をあけさせるとそのまま無理矢理
彼女の口腔にヒューゴの太いモノを沈めていった。


「ん・・・んむぅ・・・っぐ・・っ」
「ああ・・温かい・・・ほら、舌を使うんだ。ほらリオン、
お前もルーティに奉仕してやらないか。」
「・・・・・・・・く・・・っ」

リオンにとっても屈辱的な命令が下る。
だが、マリアンの事を思えば、と、素直に「はい」と返事を返すと
ルーティの秘部に顔を寄せてゆっくりと花芽に舌を這わせた。

「ん、んんんっ!?っぐ、むふっぅ・・・」
「おっと、歯をあてるんじゃない。そうそう、ほらもっとカリに舌を絡めろ。」
「う・・・・ぅっふ・・・・・っ」

リオンの舌による口淫がルーティの思考を徐々に狂わせていく。
蠢いている玩具すらも心地よく感じてしまえるくらいで。
あまりの酷事に彼女が精神破壊を起こすのに、そう時間はかからなかった。




一方、マリアンに執拗に秘部を舐められていたフィリアは
ぽろぽろと涙を零して唇を噛みしめていた。
穿いていた下着はマリアンに剥ぎ取られ、露になった茂みは
マリアンの唾液と、そして確実にそれだけではない粘着感のある液体によって
てらてらと濡れているのが伺える。
充分に湿った蜜部にマリアンは指を添わせると、
彼女の細い指を蜜壷の中へぐっと挿入させた。

「ゃ・・っ、い・・・た・・・っ」
「ふふ、フィリアさん、初めてなんですね・・・・・
大丈夫、力を抜いて・・・」
「も、もう、やめてくださ・・・・」

制止の言葉に耳を傾けずにマリアンは充分に滴った蜜壷の中を
ぐちゅぐちゅと音をたててかき混ぜた。
お腹側の膣壁を指先で丹念に擦りあげていくと、フィリアの唇から漏れる呻きは
喘ぎへと変化する。

「ん・・んぅ・・・ぁ・・っあ・・・・」
「そう・・力を抜いて、私に任せてくださいフィリアさん。」
「マ・・・マリアンさ・・・・・ッ」

溢れる愛液を確認するとマリアンはもう一本指を挿入して
2本の指でフィリアの蜜壷を愛撫する。
どんどん溢れる愛液はおそらく媚薬の効果もあるのだろうが、
フィリアに快楽をもたらしている事を示しているほか無かった。

「あん、あ・・・はぁっあんぁ・・・ぅ・・」
「うふふ、可愛いお声・・・・・」

フィリアもまた、初めての快楽の渦に身を委ね、
理性を失い初めていく。

「マリアンさん・・・・わたくし、身体が・・・・ぁ、あつ・・・ぃ」
「感じて下さっているのね。嬉しいわ。」

マリアンはフィリアの唇にちゅ、と口付けると拘束具を解いて彼女の手をひき
ヒューゴの元へフィリアを促した。



「あっ、あぁ!イイっ、いいのぉ!もっと舐めてぇ!」


同じようにリオンに秘部を攻められ、後ろを異物に、前をリオンの指に塞がれて
いったんヒューゴ自身を唇から離したルーティは腰をくねらせてよがる。
媚薬の効果足して、理性を失ったルーティの姿は淫獣と呼ぶに相応しい。
何度も達して潮を吹き散らせた痕が床に残り、その激しさを示す。
初めは命令で仕方なく口淫していたリオンも彼女の痴態に興奮を覚えて
マリアンによって果てた陰茎が再硬さを帯びている。

その二人―――実の姉弟の姿を見つめながらヒューゴは自らの手で
自を扱く。

「ああ・・・最高の見せ物だな、お前達は・・・。」

ふと、その時、マリアンがフィリアをつれてヒューゴの傍へと近づく。
頬を赤らめ、足下をふらつかせたフィリアは、耐えきれずに
床へ蹲るように座り込んだ。

「マリアンさん・・・わたくし、身体がおかしいんですの・・・
もっと・・もっと貴女に・・・・・」
「それは、もう私の役目ではありませんわ。」

マリアンはヒューゴからルーティが胎内にくわえこんでいる玩具よりも少し太いものを
受け取ると、座り込んだフィリアの足を広げて、ヒューゴに見せる。

「見てください、ヒューゴ様・・フィリアさんのここ、こんなに・・・」
「ああ、よくやったマリアン。上出来だ。さあ、仕上げをしてあげなさい。
ちゃんと出来たらお前にも褒美をやるからな・・・・」

その言葉にマリアンは顔を輝かせるとフィリアの蜜壷に受け取った玩具の
先を押し当てた。

「さあ・・力を抜いてくださいね・・入れますよ・・・」
「あ、あ、あ・・・・・・ッ」

ゆっくりとフィリアの中に玩具を埋め込んでいく。
小ぶりの玩具は蜜壷の処女膜を傷つける事なく、快楽だけを与えるように
膣内で蠢きはじめた。

「ひ・・っひぁぁああっ!あ、あ・・っああ―――ッ」

フィリアが子宮付近を玩具で擦られて大きな喘ぎをもらす。
ゆっくりと自ら片方の手を胸元の膨らみに手を伸ばし、
そしてもう片方の手はぷっくりと膨らんだ花芽を擦る。
ヒューゴはその堕ちたその司祭の姿を一瞥するとマリアンを抱き寄せて
近くのテーブルに手をつかせた。

「ストレイライズの司祭と言えどもこうなってしまえばお前と同じだな、マリアン。」
「ヒュ・・・ヒューゴさま・・・早く、私にも早くぅ・・・っ」
「ああ、入れてやろうなぁ・・くくく・・」

そしてそのまま後ろから濡れたマリアンの奥へと挿入を始める。
ヒューゴを待ち望んでいたマリアンの中はぎゅっとしまりながらも
主人の来訪を歓迎する。

「あっ、あはっヒューゴ様の、気持ち・・・・ぃ・・・ん」
「マリアン、お前の中も気持ちいいぞ?」
「あふっあっああ・・・うれし・・・っあ、んん・・・っ」

睦み合うマリアンとヒューゴの姿、そして床で玩具に陵辱されるフィリアの姿を
リオンがちらりと見ると、
愛液と唾液に濡れた唇を秘部から離してルーティの身体を抱き起こす。
菊壷に入れられた異物は今でもルーティの中を犯し、
少しの刺激をも全て快楽へと変えてしまう。

「り、リオン・・・お願い・・・あたしも・・・・ぉ」
「ああ、わかってる。僕も限界だ。」

リオンは抱き起こしたルーティの身体に組み敷かれるように横たわると
菊壷の玩具が抜け落ちないように手で支え、
そして男性を待ちわびるルーティの膣内へと挿入する。
まとわりつく愛液が、しめつける膣内がリオンの陰茎を攻め立てる。

「そんなに・・・っ締めるな・・・」
「だって、・・・あっ、あんたの・・・ぉ気持ちいい・・・んだも・・・っ」
「ふん、初めてじゃないのなら遠慮はいらんな・・・・」


ルーティの腰を片手でぐっと掴むと、
壊れるほどの突き上げをルーティの子宮へと開始した。


部屋中にバイブレーションや喘ぎ声、そして
繋がりあう粘着音が響き渡る。

「あ、あああんっわたくし、わたくし壊れて・・・・・っあ、ああ!
スタンさん・・・・ぅスタ・・・っあ、はああああんっ」

まずはフィリアが愛する者の名を呼びながら身体をがくがくと震わせて絶頂に達する。
あまりの強い快感にフィリアの蜜壷からはとりとめない量の愛液が
溢れ返り床を汚した。
達した後もフィリアの中ではウィィン、とバイブレーションが鳴り続けている。

続いてリオンが射精感に駆られてルーティに合図をする。


「・・・う・・・ルーティ・・出す、ぞ・・・・?」
「んんーっ、あんっあっリオっ、あたし、あたしもぉ!
イクぅっイっちゃうのぉぉ!あ、あ、あぁ――――――っ」


リオンがドクドク、とルーティの膣内へ白濁を流し込んだ。
熱い迸りにルーティはビクン、と身体を震わせて達し、ぐったりとリオンの胸の中で
倒れこんだ。



「ああ・・・・んぅヒューゴ様ぁ・・・・っ私も・・・・ぉ。
ヒューゴ様の、私・・・・・・中に・・・・・ぃあ、あああっ」
「では、私も出すぞマリアン・・・・く・・・ぅっ」
「あっあああ!ヒューゴ様っあ・・・い・・・・っんはぁっ!」


*  *  *  * 




「!!!」

リオンはマリアンのその声に慌てて目を覚ました。
シャツは汗だくになり、
妙にリアルな夢に、思わず溜息をもらした。

「なんて夢を見ているんだ・・・・僕は・・・・。」

あの穢れなき司祭の乱れた姿、実の姉を陵辱する自分、
そして。
親愛なるマリアンがヒューゴの手によって淫らに変えられている姿。


「・・・・・・・・これが現実なら犯罪だな、シャル。」

苦笑を浮かべて傍にあったシャルティエに語りかけると、
誰かが部屋の扉をノックした。
リオンはベッドから起きあがると不機嫌そうにその扉をあけた。
そこには、今まさに夢でみたヒューゴの姿があった。



『リオン。お前に命令だ。ルーティ・カトレットとフィリア・フィリスを――――――』




ゆめか、うつつか。



どうかこれが夢であって欲しいと願うリオン=マグナス16歳。
多感なお年頃である。


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