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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 ヴァルク氏 リッド×メルディ 2003/04/16 -

完全に分断された二つの世界。
リッド達はチャットの協力を得て、セレスティアに来ていた。そこで、チャットが再会を祝してパーティを開こう、と言いだしたのだ。
メルディの家に入ると、エプロン姿のメルディが出迎えてくれた。
「あ、リッドにファラ!お久しぶりな〜。元気だったか?」
「ああ。そっちも元気そうでなによりだ」
挨拶をした後、リッド達は食事を取るためテーブルについた。
そこには美味しそうな料理が並べてあった。
「おおっ、うまそ〜!これ全部メルディが作ったのか?!」
「はいな。メルディが手作りだよ〜」
「へぇ〜。すご〜い。お料理誰に習ったの?」
「ふふっ、内緒〜」
感心するリッドとファラ。一口食べてみるとやはり美味しかった。
「くぅ〜っ、うめぇっ!キールの奴がうらやましいぜ!……そういえば、キールの奴はどうした?」
さきほどからキールの姿が見当たらない。
辺りを見渡すが、彼の姿はない。
「キールは晶霊学の研究中。部屋にこもってるよ〜」
食事ぐらい一緒に食べればいいのにと思ったファラだが、メルディは気にしていないようだ。
そこで、メルディが何かの飲料の瓶を持ってきた。
それはインフェリアでは見たことがなかった物で、リッドとファラは興味津々だった。
「それ、何だ?」
「アイメンのお店で買ってきた、おいしいお酒。リッドとファラも飲んでみるがいいよ〜。」
そう言いながらメルディはその酒を注いだ。
「それじゃ、乾杯しよか」
「うん。三人の再会を祝して、かんぱーい」
カツン、とグラスを当ててファラは一口、リッドは一気に酒を飲んだ。
「ぷはっ、この酒もうまいな〜」
「うん。飲みやすくっておいしい」
「おかわりどうぞ〜」
こうして、三人は宴を楽しんだ。
一時間ほどして、宴は終わった。
メルディは自室に戻ったが、ファラとリッドは空いている部屋を使った。
リッドはベッドに横たわり、寝てしまおうとしたとき、コンコンとドアをノックする音がした。
「ん、誰だ?」
ドアを開けると、そこにいたのはメルディだった。
「メルディか。どうした?」
「うふふ〜。リッド〜」
なにやらメルディの様子がおかしいので、よく顔を見たら彼女の顔は真っ赤になっていた。
ようするに、彼女は酔っていたのである。
「なっ、メルディ酔ってるな!?」
「メルディ酔ってなんかないよ〜。…ひっく」
(おもいっきり酔ってるじゃねえか…)
リッドは密かにツッコミつつ、メルディを部屋に入れた。
「何でこんなになるまで飲んだんだ…」
「らってぇ、あのお酒おいひいんらもぉん…。」
もはや言葉にろれつがまわっていない。
呆れつつもとりあえずリッドはメルディをベッドに寝かせた。
「うぅん、暑くなっちゃったぁ…脱ぐよ〜」
「わっ、ちょっ、待てメルディ!」
リッドの制止を聞くはずもなく、メルディはスポーンと服を脱ぎ捨てた。
すぐに二つの膨らみが現れる。
「うわっ、メルディこれしか着てないのか…?」
「なぁなぁリッド〜。メルディと〜、えっちなことしよ〜?」
「いぃっ!?」
突然のメルディの言葉に、リッドはひどく驚いた。
まさかそんなことを言われるとは思っていなかったリッドは、どう対処すればいいか分からなかった。
だが、この状況を打開するにはメルディとするしかない。
(やるしかねえか……。)
もうどうなっても構わない、と半ば開き直ったリッドは服を脱ぎ捨て、メルディに覆い被さった。
「ワイール…リッドが、メルディとえっちしてくれるよ〜」
とろけたような甘い声でメルディが言った。
リッドはそれに答えず、メルディの乳房を揉みしだく。
すぐにメルディはそれに反応し、んっと抑えた声をあげた。
次第に乳房の頂点が勃起してきたので、指の腹でコリコリと弄んだ。
「あぁっ…」
たまらずメルディは声をあげた。
何度かそれを繰り返した後、リッドは勃起した乳首を吸った。
チュッ、チュッとわざと音を立てて吸い、舌でそこを転がすように舐め回した。
「あんっ、あぁ…リッド…」
乳房を愛撫しつつ、リッドはメルディの秘部の方へ手をのばした。
そこは早くも湿り気を帯びており、直に触れるとトロトロした蜜が溢れだした。
「もうこんなにしてるのか。すけべだなぁ、メルディは」
「やっ…ちが…う…」
「何が違うんだよ。自分から誘ってきて、もうこんなに濡らしてるんだぜ?メルディはすけべだ」
言いながらリッドは小さな突起に触れた。
そこを軽く撫でただけで、メルディはびくんっと身体を震わせた。
「や、だ…リッ、ド…そこ…だめぇ…」
嫌がるメルディの言葉とは裏腹に、そこからどんどん蜜が湧き出てくる。
「ほんとに嫌なのか?嫌ならやめてもいいぜ」
「や…やめないで…」
「なら嫌なんて言うなよ。ほら」
そう言ってリッドはクリトリスを強く刺激した。
「あぁぁっ…!」
一番弱いところをせめられ、メルディは悶えた。
強すぎる快感と刺激に一瞬気が遠くなった。
「リッド…、リッドぉ…リッドの、ほしい…。」
「ん?もうほしいのか…いいぜ、くれてやるよ。…ただし、俺より先にイッたら承知しねえからな?」
「うん…わかったよぅ…」
そのやりとりの後、リッドは剛直をメルディの秘唇にあてがい、一気に突き入れた。
「あぁぁぁっ…!リッドの、おっきいよぉ…」
「動くぜ…」
リッドは激しく腰を打ちつけ、メルディの膣内を蹂躙した。
「ふぁぁっ…!リッドの…すごい…んあっ!」
メルディはすっかり快楽の虜になっていた。
メルディは激しく打ち据えられるリッドの腰の動きにあわせて、腰を振ってよがっていた。
「あぁっ…!リッド…リッドぉっ…!」
「…っ、まだイクなよ…」
自分が絶頂に至りそうになるのを懸命に抑えてリッドは言った。
次第に激しさを増していく二人の動き。それはリッドに絶頂をもたらすのに充分な快感だった。
「…っく、メルディ、イクぞっ…」
「はぁぅんっ…いいよ…リッド…きて…」
「……っ!!」
「ふあぁぁぁぁっ……!!」
二人は同時に果ててしまった。
ドクンッ、ドプッ、ドプッ……。
大量の精がメルディの膣内に注がれた。
「はぁっ…リッドの…あつい…」
ハァハァと荒い息をしながら、メルディは膣に注がれた熱いものを感じていた。
たった一度だけだが、二人は疲れ果て眠ってしまった。

「……ド…リッド…!」
翌朝、リッドが目を覚ますとメルディの姿はなく、代わりにキールとファラの姿があった。
「おはよう…リッド?」
「ようやく目が覚めたか…」
二人ともなにやら機嫌が悪そうな声でそこに立っていた。
ファラは顔こそ笑っていたが手をポキポキと鳴らし、額には青筋をたたせていた。
キールは悪鬼のような恐ろしい顔でリッドをにらみつけ、手にはクレーメルケイジと杖を持っていた。
「お、おい…どうしたんだよ、二人とも…」
「どうしたもこうしたもないわよ…」
「昨日、酒に酔った勢いでメルディを襲ったそうじゃないか…?」
それを聞いたリッドは、ビックリして言った。
「何言ってんだよ、その逆だ!襲われたのは俺の方だ!」
その言葉が二人をさらに怒らせ、口々に言った。
「謝れば許してあげようかと思ったけど、もう許さないんだから…!」
「ああ…さすがにこればかりは僕も頭にきた…!」
攻撃体勢をとる二人にリッドは慌てて言った。
「ほんとに違うんだよ!なぁ、信じてくれよ!」
「問答無用…!」
「覚悟しろ、リッド…!」
リッドに飛びかかるファラ。キールが晶術を発動する。
「殺劇武荒拳ッ!!!」
「メテオスォームッ!!」
二人の攻撃を受けたリッドは、屋根をつきぬけて遙か彼方まで吹き飛ばされた。
「がぁぁっ…!!」
パンパンと両手をはたくファラ。
キールはふう、とため息をついた。
と、そこへメルディがきた。
「ありゃあ…ずいぶんと遠くに行っちゃったな…リッド」
二人はなおも憤然として答えた。
「当たり前よ!」
「当然の結果だ」
それを見たメルディは少ししゅんとして言った。
「ここまでしなくても良かったのに…」
二人はさらに吐き捨てるように言った。
「平気よ。リッドは丈夫だから、死にはしないわ」
「ああ。このぐらいでないと僕らの気がすまない」

そのころ、吹き飛ばされたリッドはといえば、
「畜生、覚えてろよ…!」
と復讐に燃えるのだった。


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