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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
密室遊戯 丼兵衛氏 リオン×ルーティ 2003/12/01 -

薄暗く、黴臭い地下室の片隅。そこに一人の女性が居た。
両腕と両足には鉄製の頑丈な拘束具がはめられ、留具から伸びた鎖は頑丈な壁から伸びていた。

「ん・・・くうっ・・・」

女性は美人と称しても十分通用しそうな顔を仄かに桃色に染め、微かな喘ぎ声をあげ
つつも必死に何かに耐えている様子であった。
「姉さん…、気持ち良いか?」
女性とよく似た風貌を持った美貌の少年が女性の顔の目の前に自分の顔を近づけた。
「…リオン!、とっととこんな糞忌々しいモノ外しなさいよ!!」
女性は顔を赤らめながらも少年を睨みつけ、飛び掛らん勢いで怒鳴りつけた。
「…全くうるさい女だ。もしかして、コレも外して貰いたいのか?」
リオンと呼ばれた少年は女性の股間に手をやると、ホットパンツの秘所にあたる部分
を指で強く押した。
「ひうっ?!」
女性は強く身悶えした。よく見れば、女性の股間の部分は半透明の液体で塗れて光り、
黒のホットパンツに艶を与えていた。しかも、秘所の部分はディルドーが仕込まれて
うっすらと盛り上がり、僅かに振動していた。
「ふふっ…、これも大分大きくなったな」
少年…リオンは女性…ルーティの乳房を布越しに両手で強く掴んだ。
よほど愛撫されたのか、かつてはスタンに「無い胸張って…」と冷やかされていた
ルーティの乳房はかなり大きく豊かに変化しており、リオンの掌に収まり切れずに
ぷるんとはみ出した。
「全く、恥知らずな程に膨らんだな」
「一体誰のせいだと思ってんのよ!」
「…そういう割には乳首が立っているな」
リオンは硬くなった乳首を指で摘み上げると、ルーティは微かに喘いだ。
「んっ・・・あ・・・」
「さて、中身はどうなっているのかな?」
リオンは赤い当て布を無理矢理引きずり降ろし、乳房の片方を露わにした。剥き出し
にされた右乳は、僅かに色素が沈着しつつも未だに桃色の乳首と覗かせていた。
もっとも、よほど揉まれたのか乳房の大きさたるや妊婦のそれを凌ぐ大きさである。
「早速味見といくか」
リオンは強引に、しかし上品に右乳の乳首に吸い付いた。優しく、執拗に乳首を
吸い上げるリオンの責めにルーティはたまらず嬌声をあげる。
「あ…あぁ…ん………」
ルーティの反応を見極めていたのか、リオンは唐突に乳首に歯を立てた。
「ひいっ!!」
ルーティは悲鳴とも嬌声とも付かぬ叫び声をあげた。
「ふふ…、良い声だよ…姉さん」
「ば、馬鹿ぁ・・・」

「こっちはどうなっているんだ?」
リオンはルーティのホットパンツの布地を指で押しのけ、蜜に塗れた秘所を開帳した。
割れ目にはレンズ動力の赤黒く太いディルドーが仕込まれ、規則正しく振動していた。
「もうこんなに濡れているとはな…、この淫乱女め」
「やぁ…ん・・・」
絶え間無く責め立てられて蜜に塗れた秘所を、指で弄んでいたリオンは、割れ目に指を
突っ込むなりディルドーを勢い良く引っこ抜いた。
「あぁ!」
「そんなにこの玩具が良かったのか、姉さん?」
リオンは愛液に塗れたディルドーを左手に持つと、亀頭の先端をぺろりと舐めた。
中性的な美貌の持ち主だけあって、その淫靡さは凄絶ですらあった。
「そんな…そんなまがい物よりも……、アンタの…、エミリオの……、硬くて逞しい
……モノが………欲しい・・・」

懇願するルーティの声は機械仕掛けの様に単調で、一遍の感情すら入っていなかった。

「そんなに欲しいのならば、僕のをくれてやる」
リオンは白のタイツの前部を少し降ろすと、かなり太くて立派な剛直が飛び出した。
大きさはともかく、ディルドーよりも黒光りしたそれはおよそ少年のものに似つかわ
しくない凶悪さであった。
「姉さんのお口で少し濡らして貰おうか」
リオンは己の凶悪な剛直をルーティの唇に押し当て、亀頭を口内にねじ込んだ。
「ん・・・」
もはや抵抗する気も失せたのか、ルーティは自分の実の弟の剛直を黙々と舐めた。
「やれやれ、これでは張り合いが無いな。そろそろ頂くか」
リオンはうんざりした様子で剛直を口から抜くと、無理矢理立たせたルーティの身体に
覆い被さった。ルーティの足は絶え間無い快楽の為にガクガクと震えて半端萎えており、
秘所からはホットパンツの布越しに愛液が滴り落ちている有様である。
愛液で濡れて黒光りしていたホットパンツを半端強引に引き下ろすと、剛直を割れ目に
当てがい、一気に押し込んだ。
「んぁ!!」ルーティはリオンの背に手を廻し、戒めに繋がれた鎖が金属の擦れる大きな音を立てた。
「ふん、えらく締まりが緩くなったな」
「やぁ…、そんな事言わないで…くぅ!」
図太い剛直を付きたてられたルーティは悲鳴とも嬌声ともつかない声を挙げた。
「全く、こんな淫乱女が僕の姉だと思うと…」
「う…じゃあアンタは、シスコンのド変態じゃないのよ」
「雌奴隷が生意気な口を聞くな」
リオンはルーティの下顎を掌で持ち上げると、口を塞ぐかの如く唇を重ねた。
「ん〜!、ん・・・」

普段のルーティにこんな真似をしようものならば、舌を噛み切られた上に「精神的苦痛」
を受けた云々…と称した慰謝料の請求を突き出されそうなものだが、今まさに実の弟に
されている行為には全く抵抗せず、口蓋を犯されるがままに任せていた。
「さて、今日は後ろから攻めてやるかな」
リオンはルーティの身体を後ろ向きにすると、立ち姿勢のまま後背位から突き始めた。
「あっ…あぁ…あぁん………」
リオンは己の剛直をルーティの身体に突き立て、半分当て布がずり落ちたままの両胸
に両手を回して揉みしだいた。剥き出しにされている方は元より、隠れたままとなって
いる方の乳首は形が布地越しに浮き出していた。

リオンは、息も荒く喘いでいるルーティの耳元に口を近づけた。
「姉さん…、僕は姉さんがあの男に気がある事…、知ってたんだ」
「…あぁ…ん…、リオン…、アンタ…今更…何…言ってんのよ…」
「だから、僕は姉さんが僕のものになる様に、こうしているんだ…!」
そう言うなり、リオンは己の腰をルーティの下半身に深く沈めると、動きを止めて暫く
の間、身体を僅かに震えさせた。
「あ・・・やあっ!!」
無抵抗だったルーティも流石に身体をくねらせて抵抗の素振りを見せた。もっとも、
両手と両足を拘束されているのではどうしようも無く、体内に毒液を注入されるがまま
であった。
「・・・ふぅ」
リオンが己の凶悪な面持ちの剛直を引きぬくと、少し口を開けたルーティの割れ目から
体内に注ぎ込まれて入り切らなくなった白濁液がこぼれ落ちた。
「あぁ・・・・・・・・・」
ルーティは秘所を隠す様に内股気味に両足を閉じ、そのまま崩れ落ちる様に気を失った。
壁ごと鎖でつながれているので、頭を垂れて両腕をやや斜め上に挙げて立ったままの
姿勢で失神している姿は、人形遣いが扱うマリオネットの人形に酷く似ていた。
リオンは、ルーティの下腹部に手を当て、臀部の辺りをなでさすった。
「いすれは完全に僕のものにしてあげるね。僕の愛しい姉さん…」

少年の美貌を満面に湛えた微笑みは、何故か酷く醜く見えた。


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