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結婚秘話 丼兵衛氏 ルーティ×スタン 2003/11/19 -

スタン・エルロンは悩んでいた。

再び起こった天地戦争もスタン達の活躍とソーディアン達の犠牲により、世界は再び
光を取り戻し、復興に向けて動き出そうとしていた。
だが、当の「英雄」はとある問題に心を奪われていた。それも、とても厄介な…。

「こらー!!、もう真昼間だというのにまだ寝てるの、このスカタン!!」
ルーティ・カトレットは家中に響き渡るような声をスタンの耳元で怒鳴った。
「…んあ、も…もうちょっと、もうちょっとだけだよ…リリス」
「誰がリリスじゃ!!」
「ぐぁ!」
遂に、我慢出来なくなったルーティがスタンを寝台から蹴落とした。
「あイタタ…、おはようルーティ」
「何がおはようよ!、もう太陽は空のど真ん中よ!!」
やっと、のそのそと着替えを始めたスタンを尻目に、ルーティは両手を腰に当てながら
ため息をついた。

「アンタって、本当に変わってないのね。あの時から………」
そうつぶやいたルーティの顔はどこか寂しげであった。

戦争後、スタンは再び旅に出ようとしたのだが、これまでの旅とは訳が違い、己の剣技
が今まで以上に必要になる為、経験稼ぎを主に慎重に行動した結果…空腹で行き倒れた。
遭難者として救助されたスタンはルーティに引き取られ、クレスタにある小さな家
(孤児院の規模を拡張した際に引っ越したもの)で居候同然の暮らしを送っていた。
表面上は何の変わりも無く、馬鹿正直な青年という装いであってが、ずっと身近にいた
ルーティは彼がある想いに囚われている事に気付いた。

リオン・マグナス

セインガルドの客員剣士でありながらヒューゴに加担して破滅した反逆者。
だが、ルーティにとって自分の実の弟であるという想いがあった様に、実は、スタンも
リオンに対して特別な想いを持っていた。

(あいつら、男同士のくせに出来てたのよね…)

偶然、2人の逢引きの現場を目撃してしまったルーティは余りの事に驚きつつも面白い
と思って成り行きを陰で観察していた。始めこそ、

(リオンったら、あんなによがっちゃって可愛いわねぇ〜)

などと呑気に見物していたのだが、旅を進める内に、自分がスタンに対して普通でない
感情(勿論最初は「気の迷い」と片付けていたが)を抱いている事に気付くに従って
リオンに対して嫉妬(これも「マリアン」がらみで無理に納得)を覚える様になった。
まさか、あのような結末が待っているとは思いもよらずに…。
「そうだ!、いっその事ショック療法で直しちゃえばいいのよ!」

ルーティはある事を思いついた様で、早速準備を始めた。



904 名前:丼兵衛 投稿日:03/01/13 23:13 ID:Ob/GW/rQ
(リオン………)

スタンは窓越しに夕日を見つめ、ぼんやりと物思いに耽っていた。
戦友でもあり、特別な関係でもあり、そして2度も自らの手で殺したという苦い思いは
スタンの心に鋭い刺となって深く突き刺さっていた。
出来る事なら再び許しを請いたい。そして、深く抱きしめ、愛をぶつけたい。
そのような想いがスタンを益々苦しめる事となった。
スタンがテーブルから頭を上げようとした時、信じられない様なものを見た。

「久しぶり…だな」
「ま…まさか…、リ……、リオン……なのか………?」

青い制服を着、赤いマントを付け、耳元には金色のピアスが光り、
夕日を浴びてスタンの目の前に立っていた人物は、リオンその人であった。

「まさか…死んだはすじゃ………」
「どうした、僕の姿を見て驚いているのか」
「あ…あぁ」
「全く、その呆けた面は相変わらずだな…」

更に言葉を続けようとしたが、スタンに飛び付かれる様に抱き付かれて言葉が詰まった。
「リオン!、…会いたかった!!」
「…よ…よせ…苦しい…ゎ」
ここまでならば「感動の再開」で済んだ事であろうが、次の瞬間は想像だにしなかった。

「…リオン…愛してる………」
何と、余りの事態に気が動転したスタンがリオンを押し倒し、四つんばいにした。
「わ!!…、な…何をするっ!!」
スタンは白いタイツ越しにきれいな曲線を描いている臀部をゆっくりと撫で回した。
「スタン…血迷ったかぁ!」
「リオン…リオン…」
スタンは何かに取り憑かれている表情で、タイツを一気に引き下ろした。
「ス…スタン…やぁぁ!」
「リオン…、行くよ…」
スタンはリオンに圧し掛かり、両手を胸へと伸ばした。

「え………、リオン…、お前…胸がある………?」

やっと我に返ったスタンが目を凝らすと、リオンの服を着たルーティであった。

「何で、ルーティがそんな格好をしてるんだ…?」
「…『僕の事は心配するな』って言えば少しは安心すると思って…」
見れば、ルーティの頬には光る筋があるのが見えた。
「ルーティ、どうしてこんな真似を…」

「何故って、悔しいからよ!」

突然ルーティが大声を上げたので、スタンは少なからず驚いた。
「悔しいって…、何が?」
「アンタがいつまでたってもこの世にいない人を思い続けているからよ!。いつまでも
そうやって腐っているつもり?!」
ルーティに勝手に仕掛けられた上に突然逆上され、スタンも流石にやり返した。
「ルーティには関係無いだろっ、このお節介焼き!!」
スタンは反撃が十倍返ってくるだろうと予想したが、意外な答えが返ってきた。

「アタシだって…、アタシだってアンタの傍にいるじゃない…。
どうして気付いてくれないのよ………」

ルーティの頬の筋はその太さを増していた。
普段の彼女からは決して見られない表情である。
「ル…ルーティ…」

スタンはそれを見て、言い返す気力を一気に失った。
気が付くと、スタンはルーティに覆い被さるように深く口付けを交わしていた。

お互いの舌が絡み合い、静かな水音を立てていた。
「…ん、くぅ、………ぷはぁ」
ルーティも負けじとスタンの口中の空気を吸い尽くさんばかりに唇を合わせ、舌を
深く入れていた。

何時まで経ったのか、やっと唇を離すと、透明な糸がお互いの唇を伝っていた。
「ルーティっ!!」
身にまとっていた服を脱いでいき、遂には生まれたままの姿となった。

「スタン…」
「何だよ」
「…今日はアンタに女の良さをたっぷりと教えてあげるわ」


「はぁっ!…、る、ルーティ………くっ!!」
「ん…、ふぅはぁん…ひぃもぉひぃひひぃへひょ(スタン、気持ち良いでしょ)………」

スタンはベッドに仰向けになり、ルーティに怒張を口で奉仕されていた。
否、この場合は「奉仕」というよりも「攻撃」と呼ぶ方が相応しかったであろう。
激しく、しかも執拗に頭頂部を嘗め回されて、スタンは快感に戸惑いながらも何とか
これに耐えていた。

「んむぅ…むぅ…ふぅ…ふぅ…」
「あ!、…る、ルーティ、そんな所を攻められたら、俺、イッちゃうよぉ…」
どうやら、亀頭の裏を舐め回されているらしく、スタンが素っ頓狂な声を挙げた。
「…も、もう駄目………あぁ!!」

とうとう耐え切れなくなったスタンは、ルーティの顔に大量の白濁した毒液をかけた。
唇の周りに付いた毒液を舐めまわすと、不敵な笑みを浮かべた。

「まずは1発目っと…。お楽しみはこれからね」

「ルーティの胸、暖かくて柔らかい…」

スタンはルーティの見た目よりも大きな胸を掴んでいた。

「そーでしょ、アイツにはこんなもの付いてなかったでしょ!
今日はアンタの好きにしていいんだからね」
「好きにしろって、一体どうすればいいんだか…」
「はぁ…アンタって、アイツにとことん純朴馬鹿なホモに調教されちゃったのね」
「誰が調教だ!」

「仕方無いわね…、お姉さんが徹底的に教えてあげるわ」
「うぷっ!…、や、やめ…」
ルーティはスタンの顔を双丘の谷間に無理矢理押し付けて埋めさせた。

「…ほぉ〜ら、気持ち良いでしょ?」
「むぅ…」

スタンは返事しようにも、胸に顔を圧迫されている上に頭をルーティの手でしっかり
と固定されている為に声にならない声しかあげられなかった。

「今度は乳首をちゅーちゅーしてみようねぇ〜、スタンちゃん」
「あぁ…」

ルーティにせかされる様に、スタンは桜色の乳頭を口に含んだ。
「あ…、それをね、優しく噛んでから舌で転がすの…」
スタンはまるで全自動のミルク飲み人形の如く、言われたとおりにした。
もっとも、勝手が分からないのでルーティの言いなりになるしかないのだが。

「あぁん…、ん…、ど、どう…美味しいでしょ…」
「…うん、ルーティ、美味しいよ………」

「今度はアタシの大事なトコロを拝ませてあげましょうか!」

そう言うなり、ルーティは太股を空けて自分の秘貝を丸出しにした。

「まずはスタンに下ごしらえして貰いましょうか」
「え…?」
「馬鹿ねぇ、前戯無しにいきなり突っ込むつもりだったの?
女のコのココは敏感なのよ!、アタシに痛い思いさせるつもりだったの!?」
「…そ、そんなつもりじゃ………」
スタンはすっかりルーティのペースに乗せられていた。

「じゃ、実践してみましょーか!」
「うわっ!!、き、気持ち悪い!」
又してもスタンはルーティに頭をつかまれるなり、秘貝に顔を寄せられた。
始めてみる秘貝は独特の臭気を放ち、それ自体が得体の知れない怪物の様に思われた。

「ココを舐めるのよ」
指で鼻をつままれたスタンは口を空けて秘貝のヒダの部分を舐めるしかなかった。
「んふっ…くぅ…いぃ…いぃよぉ…スタン………」

次第に恍惚の表情となるルーティとは対照的に、スタンは顔中が秘貝から分泌される
透明な液体に塗れて泣きそうな表情になっていった。

「ルーティ、これでいい?」
「良く出来ました。ご褒美よ」

ルーティはスタンに口付けをした。

「…ルーティ、気持ち悪く無い?」
「御互い様よ。どうせアタシのだし」

見れば、御互いの顔は精液と愛液塗れである。

「…スタン、もうしようか?」
「…うん」

2人は重なり合った。但し、ルーティが上だったが。
「あぁ…、アンタのって結構太くて入れにくいわね…」

ルーティはスタンの体に馬乗りになって剛直を秘貝に手で押し込もうとしていた。

「んくぅ…ふぅ…あ!!」
「ぐぁ!!」
ようやく、ルーティの秘貝がスタンの剛直を咥え込んだ。

「スタン、あんたも腰使いなさいよぉ!」
「る、ルーティ!」
2人が腰を動かすにつれてベッドがぎしぎしと音を立て始め、その音が大きくなるに
つれて2人の動きも大きくなっていった。

「…んっ…んっ…くぅ…う…う…うぁ…あぁ…」
「ふっ…ん…ん…んぅ…」
ルーティの双丘が波打って大きく揺れ、スタンの金髪もベッドの上でふさふさと揺れた。

「…ふぅ…す…スタン…スタン…あぁ!!」
「る…ルーティ…い…イィよぉ!!」
ルーティがスタンの胸板に自分の双丘を押し付ける様に抱き付いてきた。

「…も…もう…イキそう………」
「…い…イって…イっていいわよぉ…あぁ!!」

ルーティは絶頂に達し、これ以上無いかと言う位に秘貝を絞め付けた。
とうとう耐え切れなくなったスタンも、ルーティの奥深くに白濁した毒液をたっぷり
と注ぎ込んだ。

「スタン…、いざと言う時には責任取ってよ…」
事が終わり、秘貝をティッシュで拭っているルーティが何気なく言った。

「分かってるよ…、その時は…」
「その時は?、まさかうちの孤児院に引き取って貰うなんて言ったらぶっ殺すわよ」
「当たり前だろ!」
「必ず迎えに来てよね。でなきゃ、アンタを地の果てまで追っかけてやるわよ」

「所で…、ルーティ、お前のお陰で、俺、リオンの事を吹っ切れたよ」
「(あら!?、アタシの方が魅力的だったって事?!)良かったじゃない!」
「それで、ルーティに言いたい事があるんだ…」
「(まさか、結婚してくれって事?!、きゃ!!)何?!」
「さっき分かったんだけど…」
「(早く言いなさいよ!)何、何?!」

「…アイツの方がずっと可愛い」

「………このぉ、スカタン!!」


数年後、スタンとルーティは結ばれた。
だが、その馴れ初めは決して誰にも言う事は無かった…。


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