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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
いけないリフィル先生2 たっちゃん氏 リフィル×ジーニアス×プレセア 2003/10/30 -

「あ……あの……一体何を?」

目の前で繰り広げられている姉弟の淫らな行為に、プレセアは一瞬思考が停滞していた。
だが、本能で何かを感じ取ったのか、体の奥底から何かが込み上げてくる。
呼吸も脈も徐々に乱れ、顔はうっすらを赤みを帯び……自身でも気付かぬ内に興奮をしていた。

「ふぅ……何をとは愚問だな。
可愛い弟とのスキンシップに決まっているだろう。
何せ育ち盛りな年頃だからな。
どれだけ成長したのか、私には知る権利がある」

その成長したなにかを己から抜き取ろうともせずに、そう言い放つ遺跡モード。
一方、恋焦がれている少女にこのような場面を見られ、この上ない恥ずかしさを感じているジーニアス。
だがそれとは別に、見られている事に対しての興奮と言うものも、かすかに存在していた。
そしてそれは、姉の中で再び固くなっていく己の剛直と言う形で表れる事になる。

「ん゛っ!!ん゛ん゛〜っ!!」
「うんっ!!……はぁ。
ジーニアス……プレセアに見られて興奮……くぅっ!!……しているのだな。
くぁっ!!……はぅ。
イケナイ子だ……んっ!……オシオキを……しなくてはな」

膣内で暴れる剛直に感じながら、淫らな表情で弟を見つめる遺跡モード。
彼女は快楽に悶える弟の様子を楽しみながら、己の中に剛直を出し入れさせる。
ゆっくりゆっくりと、音があまりたたないようにゆっくりと出し入れさせる。
そうしつつも、あいた方の手で弟の袋を弄り、快感にみじろぐ反応を楽しんだりした。

「ん゛っっ!!ん゛〜っ!!」

そして、姉の中に本日2回目の射精をしようとした時。

「さて……これくらいで十分だろう。
そして、あとはこの紐を使って……こうと」
「ん゛ぅっ!!」

そう言われて、絶頂に達する前に姉から己のものを抜き取られ、根元の部分をきつく縛られてしまった。
縛られた苦痛と、イくにイけない感覚に、気が狂いそうになる彼。
だが……椅子に縛られ、ギャグボールを装着させられた状態の彼には、どうする事も出来なかった。
「人に見られて発情するような悪い子は、暫くそうしている事だ。
さて……それでは、こちらの悪い子もしかるべき処置をとらないといけないな。
人の情事を見て興奮するような悪い子は、しっかりとオシオキをしないと良い子になれないからな」
「ぇ……あ……あの……わ、私は……ひぃっ!!」

弟へのオシオキを終えた遺跡モードは、そんな無茶苦茶な事を言いながらプレセアの元へと歩み寄る。
プレセアほどの力があれば今すぐにでもこの場から逃げられるし、その気になれば遺跡モードの凶行を今すぐに留める事だって出来た筈であった。
だが……彼女にはそれができなかった。
遺跡モードから放たれる威圧感に、プレセアはすっかり縮こまってしまっていたのだ。
たとえて言うならば、水迷宮の番人であらせられるリザレクションが退屈なお方ですら、失禁しながら「助けてよママン」と言い出しかねないくらいの……そんな威圧感があった。

「いや……いやぁぁぁっっ!!」
「さぁ脱げっ!!まずは脱ぐのだっ!
何……怖がる事はないぞ。
はじめは誰だって痛いのだっ!!
だから観念するのだっ!!」

とても普段の先生からは感じられないくらいの乱暴さを発揮しながら、遺跡モードはプレセアの服を次々と布切れにしていった。
そして数分後……全裸で仰向けにされ、ベッドの四隅に手足を縛り付けられた状態のプレセアがそこにいた。 ベッドに縛り付けられたプレセアの肢体を、興味深そうにまじまじと見つめる遺跡モード。
まるで、貴重な文化財産を見るような目つきで、体の隅々まで見つめていた。
その視線を感じ恥じらいつつも、体の奥底で妙な興奮を感じているプレセア。
いつの間にか息が荒くなり、体中が火照って来ている。

「ほう……見られて感じているなんて……なんと悪い子だ。
どれ……それではオシオキをすることにしよう」

そういうやいなや、プレセアの膨らんでもいない胸に手をはわせ、優しく撫で回し始める。
ときどき乳首を弄りつつ、徹底的にその部分を責め立てる。

「ん゛っっ!!」

口に布切れと化した自らの下着を押し込まれているために喋る事が出来ないプレセアは、遺跡モードによる集中的な胸への責めに呻き声をあげた。
その反応を楽しむみながら、さらに胸への責めを続ける。
そして、時々乳首に吸い付き嘗め回し、軽くかんでみたりする。
その度にプレセアは体を強張らせ、甘く苦しげな呻き声をあげる。

「ん゛っ!ん゛ん゛っ!!」

見られている事による羞恥と興奮。
そして胸部に対する徹底的な責め。
プレセアは気が狂いそうになりつつも、なんとか耐え続けていた。
だが、それも限界に達していたのは、誰の目から見ても明らかである。

「どうだプレセア……つらいだろう?
だが、これはおしおきなのだからつらくて当たり前。
しかし……つらそうにしている割には、ここはイケナイものを溢れさせているではないか。
これはどう言う事だ?」

呼吸も乱れ目が虚ろなプレセアを見て満足そうに語る遺跡モード。
しかし、苦しそうにしつつも湿り気を帯びて来ているある部分を見て、遺跡モードは顔をしかめる。
その部分……プレセアの秘所に手を伸ばし、指で触れてみると湿った淫水の音がした。
多分先ほどの責めで感じていたのだろう。
秘所の湿りを確認した後、遺跡モードはプレセアから離れていった。
そして、椅子に縛り付けてあるジーニアスの元へと歩いていく。

「プレセア……お前は悪い子だ。
おしおきをしているのにも関わらず、それに感じて陰部を淫らに濡らしてしまうとは……実に悪い子だ。
だから、お前にはもっときついオシオキをしなければいけない」

そう言いながら、ジーニアスを縛る縄を解きギャグボールを外す。
だが、ナニの根元を縛っている紐はそのままの状態で、さらに彼の両手を背中のあたりで縛りつける。

「ね……ねえさん?」
「ジーニアス……プレセアへのおしおきを手伝ってもらうぞ」

椅子から開放されたジーニアスはプレセアの元へと連れて行かれた。
そして、プレセアの上に覆い被さるようにベッドの上に置かれる。

「ジーニアス……プレセアを女にしてやるのだ」

いきなりプレセアの所に持ってこられて困惑しているジーニアスに、冷徹にそう言い放つ遺跡モード。
その目はいつもの優しくも厳しい先生ではなく、厳しさ全開のスパルタ教師の目であった。

「えっ!?
そ、そんな事……できるわけ」
「ジーニアス……プレセアの事が嫌いなのか?」
「えっ!?
……いや、その……でも、こんなのは」
「ふむ……私の言う事がきけないとでも?」
「それは……時と場合にもよるよ。
正直に言うと……こんなの嫌だよ」
「ほぉ……ここをこんなに固くしているのにか?」
「そ……それはっ!?
うぁっ!」

プレセアを無理矢理抱く事を強要されたジーニアスは、遺跡モード全開の姉に弱々しく抵抗してみせる。
だが、その煮え切らない態度に業を煮やした遺跡モードは、彼のそそり立つ剛直を鷲掴みにして、荒々しくしごきたて、彼を刺激する。

「我慢はよくないぞジーニアス……本当は入れたいのだろう?
滅茶苦茶に犯したいのだろう?
膣内に射精したいのだろう?
ならば……そうするのだ。
遠慮はいらないぞ……これは、良い子に更正させるためのオシオキなのだから」

何とも無茶苦茶なことをおっしゃりながら、弟のナニを激しくしごく遺跡モード。
こんなことさせたら、むしろ別な意味で悪い子になると思われるのだが……きっと今の彼女には何を言っても通用しないであろう。
だが……ジーニアスも遺跡モードの洗脳により、少しずつだがおかしくなって来ていたのも事実であった。
そして……とうとうジーニアスはプレセアの秘所に己の剛直を入れる事を決断してしまった。
プレセアを間違った意味で正しい人間に更正させるために。
「プレセア……痛いかもしれないけれど、ちょっとだけ我慢してね。
これは、君を良い子にするためのオシオキだからさ」
「ん゛〜っっ!!ん゛ん゛ん゛っ!!」

そう囁きながらプレセアの秘所に己の剛直をあわせるジーニアス。
プレセアは涙を流しながら激しく首を横に振るが、今のジーニアスには通じなかった。
それどころか、ますますジーニアスの欲望を増すばかり。
そして……ジーニアスは無情にも己のソレをプレセアへと打ち込んでいったのであった。

「ん゛〜っっ!!」

全ては一瞬の出来事だった。
ある程度狙いを定めた後、ジーニアスは一気にプレセアの最奥まで己自身を突き入れた。
12歳のものとは思えないそれは、プレセアにはまだ大きすぎるもので……その激痛は筆舌尽くし難いものがあり、彼女を一時的に放心状態にさせる。
ジーニアスはジーニアスで、プレセアの反応と膣内の蠢きを感じながら、しばらくそのままじっとしていた。
そして、ベッドが激しく音を立てるくらいの勢いで、ジーニアスは腰を振り出す。
激しく突きいれ、ゆっくり抜き取り、また激しく突きいれ……時々口で胸への愛撫をし、更に腰を激しく動かし、プレセアを責め立てる。
プレセアはジーニアスが中で動く度に声もあげられないくらいの激痛を感じながら、必死にそれに耐えていた。
だが、きつく閉じた目からは止めどもなく涙があふれ、声にならない声が出てくる。
二人の様子をみながら何故か御満悦な遺跡モード。
プレセアを更正させるために頑張っている弟の姿は、彼女にとってこの上なく素晴らしいものにでも見えたのだろうか。
口元に怪しい笑みを浮かべながら、二人の行為を見守っていた。
「あぁっ!!
良いよプレセアッ!!!
凄く……気持ち良いっ!!
姉さんよりも……ずっと良いっ!!」

未成熟な内部ゆえのきつさから来るものなのか、ジーニアスは実姉とする時以上の快感を得ていた。
そしてついつい口からそんな言葉がもれてしまう。
だが……それを聞いた瞬間、遺跡モードは御満悦の表情から一変、天上人の王様ですらショック死しかねないくらいの怒気(プレッシャー)を放ちながら、非物質世界の神様に憑依されちゃったお母さんですら泣いて失禁してしまいかねないくらの表情へと変わる。

「ほぅ……そうか。
私より……ずっと良い……か。
ほぉ……そうかそうか」

一瞬、彼女の周りだけセルシウスですら凍死してしまうくらいの温度になった気がした。
が、快楽を貪るジーニアスと、激痛に耐えているプレセアには……そんな変化は気付ける筈もなかった。

「ふふふ……ジーニアス……やはりお前もまだまだおしおきが足りなかったようだな。
ならば……これでオシオキしなくては」

そう言いながらユニコーンホーンを取り出す遺跡モード。
そしてユニコーンホーンに己の魔力を注ぎ込み、双頭のディルドーの様な形へと変化させる。

「ふふふ……姉を愚弄した罪……何よりも思いと言うことを知るのだ」

そのディルドーを自分の膣内へと入れ、そしてジーニアス達の元へと寄って行った。

「ん゛っ!ん゛っ!ん゛っ!」
「プレセアッ!!プレセアァァツ!!良いっ!気持ち良いっ!!」

プレセアの痛みを無視しながら激しく自身の快楽を優先させるジーニアスの背後に、いつの間にか遺跡モードが立っていた。
だが二人はそれにまったく気付いていない。
そして、気付いた時にはもう既に手後れであった。

「ジーニアス……オシオキだ」
「えっ!?う゛ぁあ゛っっ!!」
「ん゛〜〜っ!!!」

遺跡モードはジーニアスの耳元でそっと囁いた後、何の前触れも無くジーニアスの菊門にディルドーを押し込み始めた。
当然、ジーニアスには激痛が走り、その影響でプレセアも激しい痛みを感じる。
だが、遺跡モードはそんなことにはおかまいなしにジーニアスの中へ進入していった。

「ふ……まだまだ夜は長いのだ。
じっくりたっぷりとオシオキをしてやるから、ありがたく思うのだ」

激痛に悶え苦しむ二人を見ながら、遺跡モードは冷笑を浮かべていた。 濡れてもなく適度にほぐされてもいない菊門に、一気にディルドーを挿入されたことでジーニアスのそこは裂け、血が滴っていた。
その血は彼の体を伝い落ちていき、ベッドのシーツに赤い染みを作る。
一方、望まぬ形で純潔を散らされ、その陰唇には大きすぎる剛直を受け入れているプレセアのそこも、まだ血が完全には止まらずわずかずつだかベッドのシーツを汚していっている。
そして、遺跡モードが腰を動かす度に、ジーニアスとプレセアは言いようの無い激痛に襲われ、苦しみに悶えていた。

「姉さん……ヤメテよぉ……嫌だよぉ
ひぃ゛ぁ゛っっ!!」

姉に貫かれながらしゃくりあげるジーニアス。
しかし、遺跡モードはそんなジーニアスを見てますます興奮を憶え、更に激しく責め立てる。

「やめろだと?
ここをこんなにする程感じているくせに、よくそのようなことが言えたものだな」

そう言いながら、プレセアの膣内で暴れる剛直の根元をつまむ。
本当は、その根元をきつく縛られているからこのような状況でも萎えることができずに勃ちっぱなしの状態だったのだが、冷静ではない今のジーニアスは反論できないでいた。

「それに……本人を目の前にして
『馬鹿姉貴のクサレま○こよりよっぽど良い』
などと言う、愚弟には……この程度でも生ぬるいのだ!!」
「だ、誰もそんな……事
い゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っっ!!
ね、ね゛ぇ゛……ざ……ん゛っ!!!」

怒りに任せ弟を責め立てる遺跡モードに、ジーニアスは恐怖した。
以前、高熱を出したリフィルの為にフウジ山岳へ薬草を採りに行った時、山頂付近でミトスに襲われそうになったことがあったのだが……その時以上に恐怖を憶えていた。
身を引き裂かれるような激痛に悶え苦しみ、泣き叫ぶジーニアス。
しかし、遺跡モードは一切の容赦をせず愚弟とプレセアを責め立てた。

「ん゛っ!……ん゛ぅ……ん゛ふぅ!」

遺跡モードによる激しい責めが始まってから10数分程経過した頃、プレセアに微妙な変化がおとずれた。
先ほどまでは激痛しか感じなかった秘所に、微妙に別の感覚が沸いてきたのである。
それにともない、秘所に感じる痛みも徐々にだが薄れ始めて来ていた。

「ほぉ……オシオキなのに感じ始めているとは。
プレセア……お前は何てイケナイ子なのだ」
「ん゛〜っ!!ん゛っ!!」

遺跡モードの言葉を、必死に首を横に振り否定しようとするプレセア。
しかし、膣内をジーニアスの剛直が行き来する度に、痛みとは違う別の感覚が発生し……どうしようもならない今の状況に、プレセアは涙を流すことしかできないでいた。

「フフ……イケナイ子には、きついオシオキが必要だ。
確か、お前はもう月のものは始まっているのだったな?」

弟への責め立てを続けながら、遺跡モードはプレセアに問い掛ける。
プレセアはそれに無言で首を縦に振る。
それを見た遺跡モードは、口元を邪悪に歪めながら微笑んだ。
そして、ジーニアスの剛直の根元を縛る紐に、ゆっくりと手をそえる。

「そうか……ならば、オシオキとして……ジーニアスの新鮮で活きの良い精液を、ナカにたっぷりと注いでやろう。
心配はいらないぞ……かなりの確率で孕めるだろうからな」
「ん゛っっ!?ん゛ん゛ん゛ん゛っっ!!!!!」
「ぇ?
姉さん……プレセアが嫌……がって……これ以上……プレセア……にぃ」

遺跡モードの冷徹な言葉を聞いた瞬間、プレセアは激しい拒絶の意志を表し、ジーニアスも姉にこの行為を止めるように懇願する。
しかしそれは聞き入られること無く、遺跡モードは根元を縛る紐を解いたのであった。

「う、うあぁっっ!!
プレセアッ!!!プレセアァァッッ!!
ひあぁぁっっ!!」
「ん゛〜〜〜っっ!!」

剛直の紐を解かれた瞬間、ジーニアスはそれまで押さえつけられていたものが爆発するかのように、一瞬で絶頂に達しプレセアの膣内へ大量の樹液をぶちまけた。
二度、三度、四度と痙攣する度に、通常以上の量の精液が放出され、プレセアの膣内を……そして子宮を満たしていく。
その感覚にプレセアは絶望感を憶えつつ、押し寄せる快楽に身悶えするのであった。
そして、遺跡モードも絶頂に達した二人を眺めながら……密に達してしまっていた。

「ふはは。
イったのだな。
こんなに沢山精液を出して……これは間違いなく孕んでしまうな。
それにしても……オシオキなのにイってしまうなんて、お前達は本当にイケナイ子達だな。
これはもう……時間をかけてじっくりと、何日かけてでも更正させなくてはいけないな」

ジーニアスの菊門と、己の膣内からディルドー(ユニコーンホーン)を抜き、絶頂の余韻に浸っている二人を見下しながらそうおっしゃった遺跡モード。
ジーニアスはプレセアの膣内に己の剛直を挿入れたまま、彼女の体に覆い被さる形でぐったりとしていた。
プレセアは膣内でジーニアスの剛直の脈動を感じながら、呆然としていた。

「さて……それじゃあ私は、シャワーを浴びてコレット達と一緒の部屋で寝ることにするわ。
貴方達も、あまり無理して夜更かししちゃ駄目よ」

あれだけの事をしておいて、一瞬で遺跡モードから通常の先生へと戻ったリフィル。
彼女はテキパキと服を身に待とうと、ジーニアスの手の縄だけ解いて、彼の頬に軽く口付けした。

「ゴメンナサイねジーニアス。
こんな……淫魔な姉で、本当にゴメンナサイね。
償いと言っては何だけど、せめて……今夜だけは……ね」
「……え?
ね、姉さん?」

最後に、優しく微笑み掛けた後、リフィルは部屋から出て行った。
ジーニアスは、いきなり素に戻り優しく声をかけてくれたリフィルの行動に、一瞬思考が停滞した。
が、すぐに正気にかえり、プレセアの両手両足を縛る縄を解いていく。

「プ、プレセア?
だ、大丈夫かい?」
「…………」

縄を全て解いた後、プレセアにそう問い掛けるジーニアス。
無論、あれだけの事があった後で大丈夫な筈はないのだが、それでもそう聞かざるをえなかった。
そして……やはりと言うか何と言うか、無言でジーニアスを睨み付けるプレセア。
微かな怒気さえ感じられるその視線に、思わずジーニアスは顔をそむけそうになる。

「あ、あの……プレセア?」
「……ません」
「ぇ?
や、やっぱり怒っている……よね」
「ゆるせません……私は……まだイってないのに……一人で……酷いです」
「ぇ?
プ、プレセ……うわぁっ!?」
「私……まだイってませんっ!!
最後まで……付き合ってくださいっ!!」

体中から激しい怒気と淫らな気を放ちながら、プレセアはジーニアスを押し倒す。
プレセアの力にジーニアスがかなう筈もなく、されるがまま体を弄ばれる彼。
そして……その夜は、数え切れないほどプレセアの膣内に注がされたジーニアス。

次の日……ボロ雑巾のようになったジーニアスと、やけに上機嫌で妙に艶っぽいプレセアが皆の前に姿を表したのは、太陽が西に傾き掛けた頃だったと言う。


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