プロローグ


世界は3つに分かれている。

一つは下界。人間の住む国。
一つは神界。神の住む国。
一つは魔界。悪しき者を罰する国。

人間は神界と魔界からもたらされる力を利用して日々を生きている。その力をもたらすのは神の力を具現化し、聖なる獣として神に仕える者達。彼らの名は“ガーディアン”という。例えば、水のガーディアンは水や川、海などの豊富な水資源の根本であり、炎のガーディアンは太陽や炎、熱などの資源をもたらす根本となる。

世界は平和であった。些細な悪事は時たま起こる事はあったものの、すぐに事件はガーディアンの手によって解決した。だが、そこにいたるまでには長い長い戦争を繰り広げなければならなかったのである。

神魔大戦

それは邪悪なる心を持ってしまったガーディアン達と神に仕えるガーディアン達との戦争であった。戦争の火蓋を切ったのは欲望のガーディアン“ルシエドラ”。彼は言葉巧みに神に反旗を翻し、自らを王としようとするガーディアンの欲望に火をつけたのだった。

長い長い戦いの末、神に仕えし有力なガーディアンを数多く失いながらも、神と神へと味方した者は反乱を静める事ができたのである。だが、これで神は安心したわけではなかった。あえて危険を犯し、ガーディアンの中でも有能なものを自らの国以外に派遣し、その力を磨くと同時に、大戦で命を落とし、この国又はこの国以外に転生したガーディアンを探すように命じたのであった。

そして現在。その国以外の場所にいるのは3体。いずれも人間として生活している。堕落街という世界に。


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