第12話:移動教室での恐怖体験−前編−
作者:RAY
二度目の投稿です。よろしく
今回もアホな話ではなく恐怖体験です。
今回の話は、私が小学校5年生の移動教室での出来事です。
私はその頃、お守りを肌身離さず携帯しており霊現象も少なくなっていたので 、 「最近何も起きないしもう大丈夫だな〜」と完璧に油断していました。
その油断が、恐怖の始まりになるとは・・・
移動教室 1日目・・・
私は、いつもより早く目が覚めた。
しかしそれは、子供なら良くある休みの日や、行事の日は起きるのが早いと言う現象ではなく、悪夢にうなされ自分の悲鳴で目が覚めたのだ。
そして、その夢の内容は
━━━━━ 暗黒の空間に一人佇む無表情の私・・・
そしてその空間の中心に は、 見たことの無い建物がぽつんと建っている・・・
そして夢の中の私は何を考 えているのか、その建物のほうへと歩を進めている・・・
そしてその建物の扉の前に着くと扉 が勝手に開き、 夢の中の私はそのまま屋敷の中へと入っていく・・・
そこはとても狭い通路が一直線に続いており、その両側には等間隔で扉が並んでいる・・・
私は、迷うことなく突き当たりの 部屋まで歩いていき、部屋の中へ入っていく。
するとその部屋の空中に、小さな穴が空いており、穴の中から小さな手が無数に伸び出てきて、私を掴み穴の中へと引きずり込もうとしている。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
・・・そこで目が覚めた。━━━━━
すごく楽しみにしていた移動教室だったのに、出かける前から不吉な予感がした 。
しかしそこは子供、家を出る時には、夢の事などすっかり忘れて浮かれまくっていた。
それが原因で、肌身離さず携帯していたお守りを忘れる事になった・・・・
しかしそれに気づいたのが、既に出発したバスの中・・・
どうしようと焦っていると、目的地に着いてしまった。
バスから降りて私は絶句した・・・
なんと目の前には、夢で見た建物が建っている・・・
それに、辺りからは何とも言い表せない雰囲気が漂っている・・・
そんな私の気持ちなどお構いなく、皆は建物の中へと入っていく。
私は覚悟を決め、建物の中に入る事にした。
入ってみると、中の様子が夢そのままであったが、一つだけ違っている事が。
そ れは、突き当たりの部屋がない・・・・
だが、周囲に危険な気配がそんなにしなかったので、安心して行事を行った。
最初は、周辺の探検のような事をすることになった。
でもそれは、2日目の肝試しのルート確認も兼ねてだった。
肝試しの折り返し地点に到着し、休憩(持参した弁当を食べた)し、自由な時間ができたので、 辺りを散歩していたら、すぐ近くに大きな沼があり、そこからは本当に危険な雰囲気だった。
だから私は「せんせ〜、この沼って何かあるの?」と聞いてみたが、「さあ? 私も解らないわ」と返事だった。
建物に戻り夕食を自分達で準備(定番のカレー)し、早めの夕食を食べ後片付けをしてから、自分の部屋に戻った。
キャンプファイヤーの開始時間まで自由時間だったので、夢の事が気になり、友達と一緒に通路の突き当たりに行ってみた。
するとそこには、入って来たときには見えなかった扉があった。
そして、その部屋の扉には"立ち入り禁止"と書かれた張り紙が貼って有った。
私は夢の事があったので、その場を離れようと一瞬考えたが、面白そうだなと思い「入ろう」といった。
誰からも反対意見が出なかったので、入る事にした。
何かある事を期待して・・ ・
しかしその部屋は、他の部屋と同じく二段ベットが4個置いてあるだけで、特に変わった所は無いように感じた。(嫌な気配はしたが)
しかし他の部屋と決定的に違う所が有った。
それは、部屋の窓を外から板で塞がれていた事だ。
部屋の中に入り、部屋を見回していると・・・
「ギギギ・・・」と後ろから聞こえてきたので、振り返ってみるとドアが勝手に閉 まっていく・・・
そして「バタンッ!!」と大きな音と共に、ドアが閉まった。
しかし、その時は誰かが閉めたんだろうと思い、そんなに気にしなかったが、 次の瞬間、一気にあたりの雰囲気が変わり、周囲にとても危険な気配が突然現れた。
「なんだあれ!?」と部屋に一緒に入った友達が、二段ベットの間を指差し叫んだ。
そこには黒いもやもやが浮かんでおり、そのもやもやが徐々に大きくなってい き、その中心に複数の目玉が浮いているのが見えてくる・・・
私は嫌な予感がして「目を合わせるな!!」と叫んでいた。
しかし忠告が遅かったのか、友達の一人がもやもやから出てくる複数の手に捕 まえられていた。
そして、その他の手が獲物を探すかのように、天井・床・壁を這いずり回り部屋の中を真っ赤な手形だらけにしていく・・・
すると「ドアが開かないよ〜!!」と、逃げだそうとドアを開けようとしていた友達の叫び声が聞こえてくる・・・
私はそれまで、こんなに危険な奴には遭った事が無かったのでどうして良いかわからず。
困っていると突然 「ピピピピピピピピピピピッ!!」と、そこにいた皆がしていた時計のアラームが鳴り出した。(もちろん誰も設定はしていない)
すると、黒いもやもやがどんどん小さくなり、辺りから嫌な雰囲気も危険な気配も消えていった。
そしてやっと空いたドアから、友達が飛び出すように逃げ出していく中、 私は一人部屋の中に残って「どうして助かったんだろう?」と、一人で考えてい た。
すると、床に汚れた小さな人形が落ちていることに気づいた。
すると何処からか「・・・人形を・・・燃やせ・・・」と小さな声が聞こえてき た。
私はキャンプファイヤーの時に燃やそうと思い、その人形を拾って部屋を出た・・・
そしてキャンプファイヤーに火が付けられ、炎がどんどん大きくなっていった。
私はあの部屋で拾った人形をキャンプファイヤーの炎の中に投げ入れた。
その瞬間爆発したかのように炎が大きくなり、その炎の中にはあの部屋でみた、複数の目玉や小さな手が、燃えているのが見えた。
私はそれで安心し、1日目の夜を過ごす事ができたが、その事を友達に言うのを忘れていて、他の皆は眠れぬ夜を過ごしたみたいだ。
私は寝る前に、今日あった出来事を思い出し、なかなか寝付けなかったが、燃えていく所を思い出し、もう安全だと思う気持ちで眠りに付けた・・・
しかし2日目にも・・・
移動教室での恐怖体験は続くのだった・・・・・・・・
後編へ続く
どもw
今回は昔の出来事なので、思い出しながら書いたので内容がちょっと変わっているかも知れませんが、殆ど合ってるはずです (連絡を取って確認したから。でもあの時の話を笑って話せるのが自分だけだ ったw)
しかし・・・今回も長くなったな〜〜
しかも後編へ続くって書いてるしw
後編はあんまり期待しないでくださいw
暇があれば書きたいと思います。
今回は笑いは無しで書いたつもりですが、どうかな?
笑い有りの方がいいのかな?
できれば感想・意見・質問等をください。
ではでは、最後まで読んでくれてありがとう〜