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ジェット・スティングレンVSダイブ・コモランディ(オリボス) 制作者:マシン・Jさん 最近、商船で窃盗事件が相次いでいた。 だが、妙なことに被害にあったのは全て密輸をしていた船であった。 「…なんだ、コレは?」 武器密輸の疑いのある船を見つけ、調査に来ていたレプリロイド、ジェット・スティングレンはこの船の変なことに気付く。 「船長はどうした?」 「それがさっきから呼んでるんですが反応がないんです」 しかも呼んでるのに来ない船員が3人いるという。 様子を見ようと船長の部屋へ向かうことにした。 ドアを開けると… 船長と行方不明の3人が! 気絶しているだけのようだが、船長は気がついたようだ。 「はっ、レプリシーフォース! この船には何もありませんぞ。…って、あぁぁぁぁぁ! ワシの金――――――――!!」 「貴様の金がどうした? 盗まれたのか?」 ショックのためか自滅した船長により不正が発覚した。 「…大バカ船長…」 以前の船を見つけたポイントあたりに来たその時だった。 船の中から何かコソコソしている気配がした。 何かあるのかその気配がする方を向くと… 「待て。なかなかの手口だが、羽音たててたら意味がないぞ」 後ろから鳥型のレプリロイドが現れた。 ヤツがボスなのは間違いなさそうだ。 「チッ…俺としたことが。全員撤退だ!」 煙幕が張られ、逃げられてしまった。 ―次の日 その鳥型のレプリロイドが一人で正面から現れた。 動作でスティングレンを誘っている。 「いいだろう…軍の誇りにかけて、貴様を倒す!」 鳥型が上から急降下を仕掛けるがスティングレンは難なく避け、スティングレンの体当たりも最初はけっこう当たってたが、見切られて当たらなくなっていた。 「俺の上を行くスピードとはいえ、見切ったからもう当たらんぞ」 「貴様こそ上から下へいくだけでは、動きは並でも簡単に避けられるぞ。それに貴様の方がダメージは大きい分、先に力尽きる」 「だが、俺は違うぞ。今それを教えてやろう」 バキッ!! 「何!? 仕掛け腕だったのか…だが!」 スティングレンは2発目を避け、体当たりを仕掛けるが… ドカッ! 曲がってきた。 「ただ伸びるだけだと思ったか? それじゃ子供の喧嘩だぞ」 今度は両手を使って連続攻撃を仕掛けてきた。 「それにしてもヤツの攻撃…」 変則的な動きをしていてどこから襲ってくるかわからない、こんな長距離からなのにけっこう強烈、仮に接近してもこれほどのパワーがあったらもっと強烈な技があるに違いない。 「だが、これを封じなければ!」 水流を起こし伸びた腕を絡めとった…が、すぐにほどけてしまった。 「そんなことでは、俺の腕は封じられん!」 ふりだしに戻ってしまった。 一体どうすれば…そう思ったスティングレンの視界に…… (あれは!? だがうまくいくか…えぇい! 背に腹は変えられん!) スティングレンは目標の位置があった。 (もう少しだ…気付くな……よし、今だ!) スティングレンは再び激しい水流を巻き起こした。 「バカめ、その手は効かないことはもう証明済み…何ィ!」 海に投棄された網が伸びた両腕に絡まった。 「だがこんなことで…」 「一瞬ひるめば十分だ! くらえ!!」 残った力を全てをぶつけての体当たりが炸裂! 「クッ…俺より強かった……。アレに気付かなかったら負けてたな」 部隊が第6艦隊より活躍するようになるほどの功績を残すことになる。 「行くぞ、コモランディ!」 「ちょっと待て、スティングレン! お前速過ぎ!!」 | ||
制作者コメント 管理人コメント |
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