セクハラ対処法



「でかいのぉ……。」
黒髪の青年は豪邸を見上げた。依頼相手の勤務先はマルガリータ邸。つまるところ此処。
先日セクハラ対処の依頼を受けて快く引き受けたのはイイが、相手が貴族だと言うのを
てっきり忘れていた。
よく新聞で「新しい奥様はぼーんきゅぼーんの奥様!?」などと話題性のあるマルガリータ
伯爵。女好きで毎夜夜の街の足を進めている、などと黒い噂が常に付きまとっている
らしい。博愛主義者でしかも愛妻家と来て子供もいる。座右の銘は『不倫は文化(BY石田●一)』と
来たもんだ。これ以上恋愛において太刀の悪い男は暫く彼がbPを独占していると思う。
「はぁー、ワシにも可愛い奥さんがおればなぁ。」
「あのぉ〜……あなたが傭兵アキトさんですよね?」
後ろから声をかけられ、挙動不審者のようにひやぁぁぁとあられもない声を出してしまう。
「ききき君は誰でせうか。」
「言葉がおかしいです。私はエイプリル=カーティスです。」
「エイプリルって依頼者の――」
「ええ、そうです。」
ツリ目の少女は澄ました口調で言う。
「そぉかー。よく依頼を出す気になったもんじゃのぉ。」
「どゆ意味よそれ。」
いつのまにかエイプリルは溜口で話す。アキトは笑顔で言う。
「本気になれば玉の輿になれるじゃろ?」
「ふざけたこと言わないで!」
何処からか出てきたデッキブラシで撲殺寸前のところまで殴る。
「い、痛い……イイ男になにするんよぉ。」
「寝言は寝てからいいなさいよ。それより両親の危篤状態が解除されたって言う事いわないと。」
「それは本当なんか。かわいそうじゃのぉ……。」
「嘘に決まってるでしょ。抜け出す為の建前よ、た・て・ま・え。」
1字1字を強調して襟首を持つ。
「今日1日隠れて様子見ててよ。」
「えっ、ワシ昨日一睡もしてないから寝てしまうんよ――って嘘。嘘じゃ。」
もう1回あの鉄パイプに限りなく近いデッキブラシで撲殺されるのは少々苦しい。スプリングは
いい加減突っ込むのも嫌になったのか、職員用玄関へ向った。
中は随分と豪華絢爛。床は大理石、壁には琥珀や化石が埋め込まれ、シャンデリアが吊り下がっている。
護衛から人殺しまで、およそ綺麗とはいえない仕事をしているアキトにとってはほぼ無縁の世界。
シャンデリアを見上げ、ほへぇ〜と歳の割りに随分と感動している。
こちらを見た女性が静かな音でアキト達の前にやってくる。
「エイプリル=カーティスです。メイド長、遅れてすいませんでした。」
メイド長と呼ばれた女性はくすり、と笑みを浮かべて
「ご両親の危篤が解除されて良かったですわ。お風呂の石鹸で滑ってしまったのでしょう?」
「あっ……はい。」
良心の塊で出来ていそうなメイド長に、罪悪感を感じてしまうエイプリル。この白百合のように可憐な
笑みを見せられたら、思わず今までの悪事をばらしてしまいそうになってしまう。
(うーん……ワシの好みやないけど、美人なおねえさんじゃのぅ。)
思わずにやけ顔。
(でも気丈で年下のほうが好みやわぁ……うーん。でもお近づきになる機会がない――はぁ、傭兵って
金はそれなに入るんやけど。女の子相手でも一流企業のおば様は論外やし……護衛相手は
かわいいんやけどそれ以降関係が続かないし……――)
「何ニヤけてんのよ。」
思案を遮断される。隣にいるスプリングから送られる視線がチクチクと突き刺さる。
「あ……スプリングさん。そのかたは一体誰ですか?」
アキトのほうに話が振られる。
「この人?えーっと私の――」
「恋人です。」
頭を手加減なしに叩かれる。
「違います!こいつはただの依頼者です。」
「まぁ恋人。お赤飯作りますね。」
「いやぁ、そんな〜。」
頬をポリポリとかき、照れくさそうに微笑む。
「ってんあんたも何言ってるのよ。」
「ふふっ、仲が宜しいこと。それではこれで。」
アキト達のほうに踵を返し、鼻歌混じりで廊下を歩いていく。揺れるブロンドが印象的な、歳を感じさせない
メイド長だった。
随分鼻の下を伸ばしていた(とスプリングは見えた)アキトを横目で蔑視する。
「どーすんのよ。恋人同士なんて言って。」
「大丈夫じゃろう。寧ろそうしたほうが得なんじゃ。」
「得?」
「セクハラ親父を対処する時有効だと思わん?」
「………なるほどねぇ。」
アキトの意味を理解したのか、
「上等。じゃあ私着替えてくるから。」
更衣室へ足を進める。テコテコ――更衣室のドアを開けて、閉める。
「ってあんたは見張りよ。何人の着替えの覗き見しようとしてんの。」
「いや、だってついて来いって――」
言い終える前にアキトは外に出されていた。


黒髪に黒色のメイド服。空き部屋に2人は今いる。
「いや、似合っとるなぁ〜。」
「褒められても嬉しくないですから。」
好きできているわけじゃないのよ、と一言つけたし。
「これでいつもセクハラ受けてるん?」
「あんたの今の発言も言葉のセクハラよ。まずは今日1日私と、あのセクハラ親父の動向を見てて。
勿論絶対ばれちゃ駄目よ。ばれたらあんた、大人の汚い陰謀によって社会から迫害されちゃうんだから。」
「了解。」
口調は真面目だが、顔は相変わらずにへら〜と思わず脱力してしまいそう。
「あんた……本当に分かってるの?」
「分かってるわ。」
訝しげな顔を浮かべて、スプリングはアキトに地図を渡す。
「これ。この屋敷の見取り図。」
「あんがと。」
「私、これから主人のほうに向うから。」
空き部屋から出て行く姿を見送ると、アキトは暫く見取り図を見る。3階まであり、3階はメイド達の部屋。
彼女らは住み込みで働いているらしい。多分スプリングも3階のある一室に住んでいるのだろう。
2階は主人や妻子達のプライベートルーム。主人と妻の間に愛はあるとは聞いた。実際夫婦内の
仲は良好で、倦怠期は1回も来ていない――と貰った見取り図にスプリングの直筆で書かれている。
(こりゃ毎日酔った勢いでギシギシアンアンじゃなぁ……。)
1階は客間が多い。10部屋以上もあるのだが、アキトにとってはそれだけあっても意味がない、と思っている。
パーティでも開く時に使うのだろうが、はっきり言って
(使ってない日のほうが多いじゃろうなぁ……)
の一点に尽きる。見取り図を一通り目に通すと、右手に持つ。
「とっとと終わらせて、素敵な出逢い捜したほうがええわ。」
足に力を込めて、俊足を出す。走るのではなく、蹴る。疾風の如く廊下を駆け抜ける。
「きゃっ!」
メイド達はアキトの姿があまりの早さで見えないのか、呆然とスカートを押さえる。髪が
揺れ、メイドキャップが取れる。
「何なの今の……?」
窓の開けていないところに、風が通るわけがない。ましてや疾風など――。アキト本人にとっては
何でもないのだが、一般人、しかも女性にとっては何が起ったのか理解するのに時間を要する。
気付いた所で風は止み、静寂さがまた蘇る。
(すまんなぁ〜。)
見取り図を見ながら疾風を巻き起こす。非常階段と書かれたところを目指し、屋根裏へと移動したい。
メイドの驚く声を何回か聞いたとき、屋根裏部屋へと続く非常階段を発見する。
見た目は普通の階段のようなのだが、中を開けるとまさに屋根裏といったところか。木造には
塗装を施していない。
そこに着くなり、音を立てるのを止める。諜報活動は得意だ。前の依頼でもよく行っている。
大部分が離婚調査なのだが――。事実傭兵と言っても3分の1はこのような探偵活動も受け持っている。
匍匐全身をしていると、僅かだが男と女の声が聞こえる。
(此処じゃな……)
小さな懐中電灯と照らし、見取り図を見る。ビンゴ――やはりこの部屋が主人の部屋だ。
音を立てず、耳を澄ます。
『スプリングくん。いい加減私の妻にならないか?』
『嫌です。大体奥様はどうするんですか?』
『大丈夫さ。一夫多妻制にしてもらうから。』
『そのような問題ではありません。』
『うーん……君は何が気に入らないのかね?』
主人はスプリングが嫌悪していることを知らない。
『私は君に愛の言葉も言ったし、プレゼントも上げた。後、ボディタッチもしたじゃないか。』
『それは一方的なものです。』
スプリングの声に段々と怒りが孕む。
『やはり一夜と共にしないといけないのか――。』
『ふ、ふざけないで下さい!』
あのセクハラ親父。言葉でも行動でもセクハラをかましている。それより――問題は
スプリングだ。ただでさえ喋ることに状況が悪化しているのにこれ以上行くと、スプリングが
デッキブラシ片手に主人を撲殺しそうだ。
(そろそろ出番かな――)
1日動向を見ている前に、主人が死にそうだ。
(でも此処からどう出るかな〜……ワシは魔法使いでも召喚師でもないし……)
そう言えばエミリア様が復活したとかどうとか――。まぁそんなことは置いといて。
持っていた短刀を懐から取り出し、上から振り落とした。
ザクゥと短刀の切れ味は抜群。ザクザクとどんどん天井は壊れてゆく。
『何だこの音!』
『まさか……っ!アイツ……。』
『スプリングくん!アイツとは誰なんだね?』
『誰だっていいじゃないですかっ。』
『まさか男か!ああっ、此処に未来の夫がいると言うのに――。』
『だから違うって言ってるで――。』
自分の肩をポンポンと軽く叩き、軽やかに降りてくる音。
「アキト……さん?」
疑問符を付けているが、実際予想済みのことなのでこれは芝居。
「やあスプリングちゃん。」
「うわぁぁやっぱり男ー!」
セクハラ親父と言われた割に、イメージしていた姿は随分と違っていた。髪もふさふさ、
顔も端整な顔つき。黙っていれば2枚目なんだろうけど、恋と言うものは人を変えてしまう
らしくスプリングの前ではもっぱらこれなのだろう。
「どうして此処に……!」
「大丈夫かい、スプリング?」
差し伸べられた手を見て、意図を理解する。この状況を切り抜けるためには仕方ない。
「怖かった――アキトさん。」
差し伸べられた手を握るのではなく、アキトに抱きつく。首に手を巻いて。
(やべ……すんごい気持ちええ。)
男の煩悩を理性で止める。横目でマルガリータさんを見ると、愕然としていた様子で
コチラを見ていた。
「ご主人様に毎日身体の至るところに触れられて……私、もうボロボロなの。純潔も
奪われちゃった……。」
声も随分艶かしく、首に巻かれた細くて綺麗な指が更に引き立てている。
「くぉぉぉっ!ちょっと待て、私は君にそんな行為はしていないぞ!」
ごめんねマルガリータさん、依頼者の頼みなんだから――と半分同情する。でもあんた、
現に興奮しているよね。
演技派のスプリングは、更に乗りに乗る。
「あなたがいないから、私流されちゃったのよ!どうしてくれるのよ……っ!」
下唇を噛み締め、目尻からは涙が溢れ出そう。案外こうしてみると可愛いのだが、
これが演技だと言う事に泣ける。
アキトは無難な言葉を迷った末に弾き出す。
「大丈夫だよ……俺が、俺がいるから。もうずっと離れなりしないさ。」
「ムカツク!私の存在を無視しおって。」
地の訛りがでなくて本当に良かった。普段慣れない標準語は堅苦しく疲れる。
「本当よね?嘘じゃないよね……?」
上目遣いでアキトを見上げる。
「ほ、本当さっ。」
「嬉しいっ……これからはずーっと一緒だよ!」
語尾が「だよ」になっている辺り、らしくなさがよく分かる。実質数時間程しか一緒に
いないのだが、彼女らしくない。
「嘘だ……嘘だと言ってくれぇぇ!」
演技だと全く知らないマルガリータは1人むせび泣いている。流石にアキトもかわいそうだと
は思うが、仕事なのでそれを遂行するまで。
「嘘じゃないもん。」
挙句の果てに乗りに乗ったスプリングは語尾に「だもん」をつける始末。アキトもそれには
失笑を浮かべるほかない。
「あの、そろそろ離れてほしいんじゃけど……。」
小声で言うと、偽りの笑顔が返ってくる。
「いいじゃない。私たち恋人同士なんだから。」
恋人同士ではなく依頼人とエージェントと言う関係なのだが。スプリングの酒でも飲んだ勢いを
ただただ笑いながら受け止めている時、ピクリと体が反応する。
ゆっくりと立ち上がるマルガリータ。そこには
「フシュゥゥゥ……。」
長細い花瓶を手にして。
「に、逃げるんじゃスプリング!」
「何言って――って嘘!?」
目の前には、猛獣のようにして声を轟かせるマルガリータが襲ってきた。
「貴様さえいなければスプリングくんは私の物だったのに己覚悟しろっ!」
濁点なしで、一息で言葉を吐き捨てる。
「っ!」
「また何処からか取り出したデッキブラシ使う気じゃろ!?」
「馬鹿じゃないのっ。そんなものあるわけないです!」
え、でもー、などと言っているうちに自分達に色々投げつけてくる。
「ふざけるなぁ!」
「ふざけんのはそっちじゃないのよ!」
投げてきた辞書をひらりと、軽やかなステップで交わす。だが――ぐにぃ、と兄に得体のしれない
痛みが走る。
「っ!」
バランスを崩し、床に体を預ける。頭を床に強くうち、身を守ることさえする時間がなかったのか、
考える時間がなかったのか、体を強く打ち付ける。
「ス……スプリングくん……?」
呼び名を言われても、体はピクリと少しも反応しない。
「おい、しっかりしてくれスプリングくん!?悪かったよ、私が悪かった。私が君にこのような
行為さえしなければ――ぐえっ。」
何者かに頚動脈付近を叩かれる。マルガリータはその場に倒れた。
ただその場に立つもの、それは
「女の子に手ぇ出すなんて最悪やろ?」
アキトだった。


「んんっ……!」
「やっ。」
段々と爽やかな笑みが鮮明に見えてくる。完全に見えたとき、瞬きをして
「きゃぁぁぁ!」
――思い切り叫んでいた。
横には見覚えのある男。反射的に男から100m程遠ざかった。反対に男はけらけらと笑う。
「いやーぁ。スプリングって面白いんやな。」
「人をからかわないで下さい。それより……此処は何処なんですか?」
辺りは見覚えのない場所。木々に囲まれ、間から光が射す。
「森の中。」
「いや、それは見れば分かります。」
「やっぱり?実は君を連れ出して無我夢中で走ったんよ。それで――。」
アキトは顔をうつ伏せにして嗚咽をもらす。スプリングは現在の状況を理解した。
――無我夢中で逃げて、ふっと見てみるといつのまにか迷っていた。しかも此処は森。
無言でぼこり、と
「だからそれ何処から出しとんの!?」
デッキブラシで徹底的に甚振りながら。
「どうしてくれるんですか一体!」
「痛い痛い、やめてください。――あ。」
「何ですか一体。」
「何気にスプリング、敬語に戻っとる。さっきまでため口。どっちが本性なん?」
「本性……?んーああ。一応本性は……コッチです。」
敬語のほう、と言いたいのだろう。
「にしても相当猫かぶりじゃな。」
「悪かったわね。」
むっと眉根を潜める。
「あ、溜め口。」
「違います!」
「違わんぞ。ワシは聞いとった。」
意固地同士の意地の張り合いは暫く続いた。お互い「溜め口」「違う」の言い合い、
それが何回か続いた。痺れを切らしたのはスプリングのほう、また何処からか
取り出したデッキブラシでごしごしとアキトの頭を扱く。
「……そんなことはどうでもいいです。それよりマルガリータはどうしたんですか?」
「ああ、あのオッサンなら大丈夫や。気絶させたから。」
「気絶……?」
「だってワシ、傭兵。」
ああ、と心の中で納得する。そういえばこの男は自分が金を叩いて依頼した傭兵なのだ。
口調も爺くさいし、変なところで小言は言う。でもあの親父から無傷で自分を助けて
くれた男なのだ。
(何気に天井から出てきた時も、音がする前まで気配は感じなかったし――)
やっぱり凄いのかも。と少しだけ見直してしまう。
「一応お礼だけは言っておきます。」
「つれないなぁ。」
「アンタ如きにつれたくないわよ。」
「また溜め口〜。」
「気のせいです!」
この男といると、警戒心を解いてしまう。いつのまにか流されている気がするのだ。さっきまでは
自分が主導権を握っていたのに。
「でもさっきマルガリータに見せた演技。あれも猫かぶりなん?」
「当然です。」
「にしてもよぉ分かったなぁ〜。後半ノリノリじゃったけど。」
「セクハラ親父を対処するなら、これ位当然でしょう?」
不敵の笑みを見せて、メイド服を整える。
「あの。」
「ん、何?」
「私、今回の依頼でほぼ貯金と財産の半分失ったんです。」
「そりゃまた大変じゃね。」
「ええ。幸い私は他の女よりは腕っ節だけは勝つ自信はあります。」
「そりゃ君、デッキブラシで人を甚振るしねぇ。……って叩かないん?」
「真剣な話ですから。叩きませんよ。」
声に優しさが入り混じる。
「今更あそこへ戻るわけにもいきません。なので少しの間ですがその……
同行させてもらってもいいですか?」
「同行ねぇ……いいんじゃない?丁度相棒が欲しいと思っとったんじゃ。」
「そんなあっさり言っていいんですか?」
「いいんじゃよ。1人より2人のほうがずっと楽しい旅になる。」
スプリングは一瞬固まり、段々と顔を赤くする。森の出口を捜すため立ち上がる。
「ん?どかしたんか?」
「……何でもない、です。」
「ホントにか?」
「ホントです!」
一瞬でもドキっとしたことは当分秘めておこう。アキトの隣に並ぶ。そして一言。
「あの親父が追ってきたらなるべく守って下さいよ?」
恥ずかしさを背一杯堪え、あまり感情が出ないように。





前々から書きたかった作品の1つです。前半はギャグでしたが、後半少々恋愛臭がプンプンと……。
ではまずキャラごとの感想から。

アキト
某芸能サイトの漫画を見ていたら田舎くさい方言もいいなぁ〜と思い取り入れて
みました。つかみ所はないと思います。主人公ですが、後半は少し影薄いです。一流の
傭兵ですが、すぐにお金を浪費するので足りません。よってこんなお仕事をしています。
もはや何でも屋です。

スプリング
何故彼女が前半敬語ではなかったのか。それはアキトに「もう1人のスプリング」を演じていたからです。
すんごく分かりにくいですが……。彼女の本当の喋り方が敬語か溜め口。それはまだ
決めていません。実言うとどっちでも構いません。結構猫を被っているシーンが多いです。

マルガリータ
名前は適当。ピザの名前みたいですね。変態親父を書くのはもう大好きなんで。一種の趣味です。
お気に入りなのですが出番少ない……。

皆様からのリクエストと創作意欲が沸いたら続編書くかも。

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