●あらすじ
俺の学校は変人ばかりいる。そんな中
俺――南壱郎はただの平凡な学生。
でも、俺の学校生活は楽しかったりする。
それは変人のおかげであったりするのだが。
これは平凡な俺が変人たちによって遊ばれる
ありそうで絶対ない物語。
●キャラクター
桜ノ宮学園中等部２年A組
南壱郎（みなみいちろう） 「俺は平凡じゃないんだ！お前らが変人なだけなんだ！」
ごく平凡な少年。バンドが大好き。顔も性格も平凡のくせに
立派に可愛い彼女を持っている。周りが変人ばかりなのか
毎日苦労している。彼女には凄まじくベタ惚れ。
現在はギターの勉強をしている。
八波智鶴（はちなみちづる） 「わ、私は元々プライドの高いお姉様キャラなんだから。」
アネゴ肌で料理が得意。明るい性格。最強のツッコミで、
ボケることは一切ない。壱郎と葉月の仲を面白く、おかしく
傍観している。男友達は多いが、彼氏は今のところいない。
プライドが前は高かったが、今ではボロボロ。
ちなみに、ヒロインではない。
牧丘葉月（まきおかはづき） 「えっ、納豆にキムチって入れないの？」
壱郎の彼女。裏表がない性格美人の彼女。顔も良いほうなので、
人気がある。成績も優秀なのでよって才色兼備。よって非の
打ち所が殆どないのだが、相当な辛党なため彼女の食べる物の
大半がからし入りだったり、キムチ味だったりする。
恩田美紅（おんだみく） 「えぇ〜・・・話し合いだなんてメンドクサイ・・なぁ。」
A組の学級委員。だがめんどくさがり屋なのか本当はやりたくない
らしい。かなりの腹黒で、自分のムカツク奴が不幸になるのが
大好き。時々怪しい高笑いを授業中にする。根はしっかりしている
ので、前途多難なワケではない。
天川翼（あまかわつばさ） 「あー、このエロ本。イマイチだったよ。」
最強の変態男。完全なるオープンスケベ。女の子が大好き。
常に放送禁止用語のスレスレの発言を連発している。だが、あくまで
恋愛は遊びであり本気にならないように割り切っている部分もある。
桜ノ宮学園中等部２年Ｂ組
奈良崎いぶき（ならざきいぶき） 「また牛丼食べてるし・・・。」
性格は穏和だが、自分以外に突っ込める人がいないので仕方なく
フォローしたり、突っ込んだりしている。周りが変人が多いので、
影響されないようにしているがやっぱり影響されている。恋より
友情を優先する。
錦織二十一（にしおりはたかず） 「あ〜。人を苛めるには楽しい。
変な名前のいぶきのクラスメイト。成績は良く、顔も良いのに
性格がとんでもなく捻くれている。また、智鶴は彼に復讐心を
抱いているが結局いつも惨敗に終わっている。最低最悪の鬼畜男。
近藤綾音（こんどうあやね） 「げ・・下痢ぃぃぃ！！」
常にハイテンション。彼女に「暗い」という文字が最も似合わない。
何もないところで転ぶ。また、よく下痢になりやすくトイレに駆け込む
姿も時々見られる。ボーリングが得意で、ボールを持つと破壊の
女王になる。
四ノ原空也（しのはらくうや） 「ちょ・・ちょっと触らないでよぉ！」
かなりの敏感男。触られると変な声を漏らしてしまう。性格は良く
言えば優しい、悪く言うと優柔不断。ちなみに極度の敏感を
除けばごく普通の少年である。壱郎と仲が良い。
その他の人々
桜ノ宮扇菜（さくらのみやせんな） 「また迷ったわ・・・この馬鹿親父！」
中々名前で呼ばれないい。あだ名は「桜」と省略されている。この
学校の創立者にして理事長の愛娘。性格はツンツンしているが、
刷り込ませればベタベタになる。重度の方向音痴。現在は違う
学校へ通っている。ロリコンで、幼女が大好き。
桜ノ宮強（さくらのみやつよし） 「大丈夫だ。人間バナナさえあれば生きてゆける。」
理事長であり創立者。８人兄弟の末っ子で、最初はホームレスからの
生活であったが事業に成功し、国家予算より４倍上の財産を手して学校を
設立する。放浪癖が強く、扇菜からお説教される事も少なくはない。