002:空

あ…、まただ。


アイツの視線。


本人はただ何気なくこっちを向いただけなんだけど。
ただ、アタシの向こう側にある窓の外を見ただけなんだけど。

その、視線一つで。
アタシの心はもう、から離れられないんだ…。



この前の、席替えの時。
アタシのひいたクジの番号を見たが言ってた。
「いいなぁ、。窓の近くじゃん」って。
アタシが
「どうして?」
って聞き返したら、が言ったんだ。
「俺、空見てるの好きだから。窓の近くがよかったな」
ってね。

(アタシは、空よりもアイツを見てたいのに)



今日も、外は快晴。
アタシを通り越して外を見てるの目も、きっと
あの青く澄んだ色を映してるんだろうね。

(アイツが、空よりもアタシを見てくれたらいいのに)



叶わないお願いだけど。
今は、まだ叶わないお願いだけど。

いつか、がアタシだけを見てくれるように。
いつか、アタシがあの空みたいなきれいな心になれるように。

いつか、アタシがの空になれるように。




そんな風に願った、水曜日の午後。


…これ短い!
書き終わってから気付きました(汗
ほとんどくんの苗字出てきてないし。名前なんか一度も…(爆


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