『あんた童貞でしょ…?
まだセックスしたことが無いふたなり童貞。
えー、あのアズマがぁ?
なにそれ伊介笑っちゃう〜』
私が伊介さんにお薬を盛られて乱暴されかけたとき、
助けにきてくれた兎角さんは逆に童貞を暴かれてしまった。
途中から目を覚ましていた私は、その一部始終をドキドキしながら聞いていた。
あんなに格好良くて素敵な兎角さんが経験ゼロなんて夢にも思わなかった。
女の子と付き合うくらい、ふたなりさんでなくても当たり前だから…。
でもそう言われると納得してしまう。
いつも無愛想で少し怒ったみたいなところとか、
私のスカートを問答無用でめくっちゃうところとか、
ぜんぶ童貞が原因だったんだ。
ああ見えて兎角さんはけっこう気にしていて、
きっとそれを隠そうと不機嫌ぽくなってるんだ。
結局、伊介さんには隠せなかったわけだけれど…。
兎角さんかわいそう。
童貞って病気の一種で、こじらせると治らなくなっちゃうのに。
手遅れになる前に、ルームメイトの私が必ずなんとかしてあげないと。
でも兎角さんのことだから、「筆下ろししてあげる」なんて言っても
「嫌だ」って言うに決まってる。
ハンカチだって、もし私が手渡ししてたら
「いらない」の一言で絶対に受け取ってくれなかったはずだもの。
それであの時は、黙ってポケットの中に忍ばせておいた。
意地っ張りな兎角さんには、気付かれないうちにこっそり済ませるのが一番。
だから筆下ろしは寝てる間にやってあげる。
眠りが浅そうな兎角さんでも、寝ないと死んじゃうから、実際にはちゃんと寝てる。
時間帯を間違わなければいいだけ。
私は夜を待った。
兎角さんと一緒にお風呂に入って、部屋に戻ってベッドに入った。
そのまま一度眠ってしまう。
そして深夜、私は目を覚ました。
隣では、スピスピ可愛い寝息を立てる兎角さんが。
思ったとおり。今がチャンス。
私はいそいそパジャマを脱いで裸になって、兎角さんのベッドに潜り込む。
「兎角さん大好きぃ」
抱きついて頬擦りしても、兎角さんが起きる気配はぜんぜんない。
「ねぇ、キスしてもいいよね…?」
兎角さんの場合、「口と口をくっ付けるなんて汚い」とか本気で言いそうだし、
何かの間違いで伊介さんにファーストキスを奪われちゃったら大変だし、
やっぱりキスも今してあげないと。
半開きになってる兎角さんの小さな口に舌を挿し込んでみた。
普段ぶっきらぼうなことばっかり言うその口は、とても甘くていい匂いがした。
下唇の内側に溢れそうなほど溜まってる透明なツバを吸って飲んだら、
すごくエッチな気分になってムラムラして、早くしたくなった。
「じゃ、じゃあ、キスも済んだし、晴とセックスしよ、兎角さん…」
興奮で声が上ずった。
兎角さんのズボンを脱がせてパンツを下ろした。
プルンと揺れて、私の目の前に兎角さんのおちんちんが現れた。
「わ、やっぱり包茎…」
一緒にお風呂に入ったときチラチラ見えたから気付いてたけど、まじまじと見るのはこれが初めて。
太いお肉の棒を薄い肌色の皮で包んだみたいな、兎角さんのムチムチの包茎おちんちん。
「兎角さん、オナニーとかしないのかな…」
あまりに“新品”ぽくてそんなことまで思ってしまう。
そもそもやり方を知らないとか、兎角さんなら有り得なくもなさそうで困ってしまう。
私はおちんちんを指でつまみ上げてみた。
パンツの中で蒸れてたせいかしっとりしてて、ムチムチの見た目通りずっしり重たい。
ゆっくり皮を剥いて、にゅーんと先っぽを出してみたら…
「やだ、兎角さんたらチンカスすごすぎ…」
ヌルっとした白い汚れがいっぱい付いていた。
「お風呂でちゃんと洗わないからだよ…」
兎角さんがどうやっておちんちんを洗うのか興味があって、横目でずっと監視してたから間違いない。
一度軽く撫でるみたいに石けんの泡を付けて、あとはシャワーで流して終わりにしちゃってた。
「仕方ないなぁ、晴がキレイにしてあげるね…」
捲った皮が戻ってこないように両手で根元を押さえながらおちんちんをパクッと咥えて、
舌をレロレロと右回り、左回りに回転させたり、頬をすぼませてチュポチュポ吸ってあげたりすると、
汚れていたおちんちんが綺麗になっていくと同時に、お口の中でムクムク硬くなった。
「ジュゾッ、ジュゾッ、ズズッ、ズズーッ…」
少しフェラしただけでおちんちんはすぐパンパンに張り詰めて、お口の中で透明なお汁をピュッピュと出す。
「晴のおまんこに入れたい…?」
フェラをやめて、裏筋をネローンと舐め上げながら聞いてみる。
もちろん、寝てる兎角さんは何も言わない。
「うふふ、いいよ、入れさせてあげる…」
私は兎角さんにまたがって、騎乗位の体勢になった。
包茎だけどちゃんと反ってるおちんちんを手で持って、ヌルヌルに濡れた私のおまんこに押し当てた。
すぐには入れず、まず割れ目におちんちんを擦り付けて場所を覚えさせてあげる。
「分かるかな兎角さん、ここだよ…?」
何度もクチュクチュ擦ってから、先っぽだけを入れる。
「ほ、ほら、入ってる…」
おちんちんから手を離して、両手は兎角さんのお腹の上に置く。
そのままお尻を後ろへ倒すみたく体重を乗せる。
少しつっかえてから、ヌルンと一気に根元まで入った。
「あぁん、全部入ったぁ…」
私の毛深いグチャグチャに湿ったおまんこに兎角さんの童貞おちんちんが刺さってる。
きっと兎角さん自身今までろくに触ったことがなくて、
おしっこを出す目的でしか使ってこなかった正真正銘の新品おちんちん。
「き、気持ちいいぃ…」
私は静かにお尻を前後に揺すった。
おまんこの中で、兎角さんのおちんちんが包茎になったり、剥けたりを繰り返した。
お尻を後ろへ動かしておちんちんが深く入ると皮が剥けて、
お尻を前へ動かしておちんちんが出てくると皮も一緒に戻る。
それを繰り返すたびニチッ、ニチッと音がして、私の白い汁がシーツにこぼれた。
「兎角さん、気持ちいい…?」
意外に長持ちする兎角さん。
普通に3、4分が過ぎて、私も気持ちよくなってくる。
あまり慣れてない騎乗位で息が切れて、その息苦しさで余計に気持ちよく感じる。
兎角さんにイカされそう。
「だめだよぅ、晴が兎角さんをイカせるんだからぁ…」
私はおでこの汗を拭って頑張る。
今度はお尻を浮かせて、おちんちんの先っぽをおまんこの入り口で締めながら、
お尻を小刻みに上下に揺すって、剥けっぱなしの亀頭をニチニチしごいてあげた。
「これでどう…?兎角さんイケそう…?」
必殺の腰振りをはじめたら、おちんちんが一回り大きくなったみたいに感じた。
おまんこの内側に亀頭のフチが食い込む。
たぶん、もう抜こうとしても抜けない。
「兎角さん、射精するんだね…?いいよ、いっぱい精子出して、気持ちよくなって…」
私は汗を流して腰を振り続けた。
そうしたら突然、おちんちんがビクンビクン脈打って、おまんこの中に熱いネバネバがぶちまけられた。
兎角さんが射精した。
「あ、すごい、晴もイッちゃう…!イクッ、イクゥ…!」
中出しされて私もイッてしまう。
お尻の左右のお肉が勝手に痙攣する。
全身が緊張して、ブルブル震えるお尻におちんちんを突き刺したまま、手足を四方に突っ張らせた。
その間は息が止まった。
「はぁぁ…」
1分近くその状態が続いて、終わったら反動でいきなり脱力した。
兎角さんに体を乗せたら、ひんやりしていて気持ちよかった。
寝てるから、体温が低いんだと気づく。
私の体からはまだ汗が出た。
「…良かったね、兎角さん。これで童貞卒業だよ…」
頭を撫でてあげる。
兎角さんの童貞が治った。
すごく嬉しい。
このまま筆下ろしの余韻に浸って兎角さんと一緒に寝てしまいたい。
でもそうはいかない。
兎角さんが起きないうち、全てを元に戻さないと。
硬いおちんちんをおまんこから引き抜いて、ペロペロ舐めて綺麗にした。
皮は剥いて先っぽも丁寧に掃除して、また優しく皮を戻しておく。
それからパンツとズボンを穿かせて、毛布をかけてあげる。
これで兎角さんが寝た時と同じ状態。
「おやすみ、兎角さん…」
唇にチュッとキスして、私は自分のベッドに戻った。
パジャマを着て横になって、体の火照りが引くのを待つ間、目を閉じて明日のことを考えてみた。
何も知らない兎角さんは、明日も自分が童貞だと思い込んでる。
だから相変わらず無愛想で、伊介さんと喧嘩して、お昼にムスッとしながらカレーを食べるんだ。
そんな兎角さんが、私はたまらなく大好き。
もう心配はいらない。
私は安心して、兎角さんを眺めてニコニコ笑っていられる。
(明日からは晴と毎晩エッチしようね、兎角さん…)
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