『サーー…カチャン…』
『…カリカリカリ。』
『パクッ…ムグムグムグ。』

食器を洗う音。
えんぴつを動かす音。
クッキーを頬張る音。

キッチンで後片付けをするハルカ。
リビングで宿題の続きをはじめるチアキ。
そのチアキの隣で寝そべりながら食後のおやつをむさぼるカナ。

みなみさんちの夕食後の、おだやかな光景。

「なぁチアキ。ごはんの後くらい勉強なんかしないでゆっくりしたらどうだぁ?」
「おまえこそ、なんでごはんの後にお菓子食べてるんだよ。まだおなか空いてるのか?」
「甘いのは別腹さぁ。それに、これはデザートなの。」
「それがデザートねぇ…。」
「いーのいーの。あたしのことなんて放っておいて、チアキは勉強しててくれ。」
「ああそうかよ、言われなくてもおまえなんて放っておくよ。もうゲームの相手はやらないからな。」
「へへへ〜ん…カプッ…ングング…」

カナが無邪気に笑いながらクッキーをまた一つかじっていると、玄関の呼び鈴が鳴った。

「誰だろ?こんな時間に?」
「あれだよ。宅配便とかじゃないかー?」

2人が顔を見合わせていると、台所からハルカが濡れた手をエプロンで拭いながら出てくる。

「あら、言ってなかったかしら?今日は速水先輩が遊びに来るのよ。」
「…げ!!速水せんぱい??!!」

カナの口からクッキーのかけらがボロリと落ちる。

「そういう重大なことをなぜ早く言わないーー?!」
「やっほー。ハルカちゃんこんばんわー。」

室内に響く明るい声。
つい先ほどまで幸せに満ち溢れていたカナの顔が、凍りつく。

「カ〜ナちゃんっ!元気してたぁ?」
「ど…どうも…」

昨年の大晦日、
怪しげな外国製ジュースを飲みすぎておかしくなった速水に襲われて以来、
カナは速水のことが苦手だった。
そして速水は、昨年の大晦日以降、カナのことが妙に可愛く見えて仕方なかった。
あの深夜の出来事は、速水の胸の深くにずっと眠っていた隠れた欲望を目覚めさせてしまったのだ。

「むー?!むぅ〜〜!んー!ぅぷっ、くるしい…速水せんぱ…んんーー!」
「んちゅ〜…くちゅ…れぱっ…」

強姦魔のように乱暴で一方的なキスをカナに強要している速水。
パタパタと懸命にカナが暴れても、そもそも体格で優っている上、
女子バレー部キャプテンとして日々鍛えられている速水の肉体は、
これといって部活もせずに食べたり飲んだり遊んだりしてばかりいるカナの四肢を
用意にベッドの上に押さえ付けることが出来た。

遊びにやってきたはずの速水が、
なぜさっそくカナの部屋に篭ってこんな破廉恥な行為に及ぶことが出来ているのか。
もちろん、壁を隔てた隣のリビングでは、ハルカとチアキがくつろいでいるというのに。

これは速水の常套手段だった。

「カナちゃん、今日は宿題ないの?勉強見てあげるよ。」とさえ言えば、
ハルカもチアキも何の疑問も抱かず、むしろ喜んで2人をカナの部屋に送り出してくれるのだ。

「よかったな、カナ。」

とチアキが無責任なことを言えば、ハルカに至っては、

「すみません、速水先輩。この子ったら、いくら言っても勉強をやらなくて。
いつも友達のを丸写ししているらしいんですよ〜。」

などと言って有り難がる始末。

「んじゃ、そういう訳で、さっそく部屋に行こっか、カナちゃん?」
「ええ?!そんな、やっ、いやだー!!」
「…カナのやつ、泣くほど宿題が嫌なのか。」
「早く終わらせて、戻ってらっしゃい。」

哀れみの目を向けるチアキと、優しく微笑んで手を振るハルカ。
2人とも、カナが泣いている本当の理由をさっぱり分かっていない。

こうして速水はカナを易々と彼女の部屋まで連行し、引き戸が閉じられれば、
そこはもう速水とカナの2人だけの空間になった。

「さぁ、カナちゃん。いーことしましょう?私が一から教えてあげるわ…よっ!!」

ハルカ達の視線から解放された途端、速水はカナを抱き上げベッドに放り投げた。

「きゃっ?!、あわわ…せ、せんぱいイヤッ!来ないで!」

カナは天敵に襲われ怯えているウサギのように、毛布をぐるぐるに被って小さくなって震えた。
これでも、精一杯抵抗しているつもりなのだ。

普段は細められていることが多い速水の目が、今ははっきりと見開かれていた。
その瞳は性的興奮に淫らに潤み、口元にはサディスティックな笑みを浮かべていた。

「ウフフ…隠れてないで出てらっしゃぁい。」

ミノムシのように毛布を被っても、速水の前でカナは非力だった。
毛布をはぎ取られ仰向けの状態で押さえ付けられても、速水の呼吸は少しも荒くなっていなかった。

「むにゅ〜」

速水の影がカナの顔を覆う。
突きだされる唇に、カナの口唇はなす術もなく奪われてしまう。
顔を背けようにも、頬を両方から押さえられているので逃げ場がない。
カナの悲鳴は速水の舌と唾液でかき消される。

「ん〜、カナちゃん、いっつもお菓子を食べてるから、お口の中が甘くておいしい味がする〜。」

マンガだらけのカナの勉強机の上には食べかけのポッキーやらあめ玉やらが転がっている。
速水は甘い息をさせているカナのぷるんとした桜色の唇に吸い付き、
お菓子の味がする短めの舌の表面を舐め、唾液を絡め取り、
自分の口内でじっくりと味わってから飲み込んだ。

さらにカナの口を無理にこじ開け、怖がって逃げようとする舌の先っぽをちゅぱっと唇で捕まえて、
フワッとしてトロトロしているカナの舌をちゅーちゅー吸う。

舌の根っこを引っ張られる刺激と、舌の表面を撫でられて丁寧にお掃除されてしまう刺激で、
カナの口内は意志とは無関係に勝手に唾液を分泌させてしまう。
吸えば吸うだけ溢れだしてくる甘い蜜で速水は自分の喉を存分に潤した。

「へぇぅ…せんぱい…息が出来ないよ…もうやめてよ…」

カナは泣きベソをかいていた。
息が苦しくて、ほっぺが真っ赤になっていた。

「ごめんねー、カナちゃん。
これだけキスしたんだからもうおしまいにしてあげたいところなんだけど、
まだまだぜんぜんこれからなのよ。」
「あっ…や…やだ…」

速水はカナのパジャマを脱がせようとする。
軽い酸欠のカナは力が抜けてしまっていた。
首を振りながら速水の腕を払いのけようとするも、
最初から肌に密着していない少し大きめの緩いパジャマは、
裾を引っ張られると下着まで一緒にスルリと脱げてしまう。

上半身も下半身も裸にされてしまったカナの身体はスベスベで、石鹸の良い香りがした。

「パジャマ着てたってことは、もうオフロには入っちゃったのよねー?」
「…うん…ごはんの前に…」
「でもさー、その後で1回はおトイレには行ってるでしょ?」

速水はカナの脚を広げさせ、秘部に顔を近づけた。
フワフワの産毛が少しだけ生えた、綺麗なスリット。

「ココはいつも清潔にしておかないとねー。今日も私がたっぷり舐めて、綺麗にしてあげる。」

細い糸を引かせながら伸ばされた速水の舌が、カナの秘部全体にネロリと覆い被さる。

「ひゃぅっ?!」

大切な場所に感じるいやらしくネバついた感触にびっくりした声をあげてしまうカナは、
これをまだ不快感としてしか処理できていない。
それでも速水はおかまいなしに自分の唾液でネバネバになったカナの秘部を舐めて、吸って、
ぴったり閉じている秘唇に舌先を割り込ませた。

『じゅるるる…ずちゅっ!レルーン…レプッ、レプッ…!』

「やっ、やだ…やだよ…やめてよぉ…んぁっ、やぁぁ…」

かすかに感じる香りと嫌がるカナの涙声に、
速水は脳髄が溶けるような興奮に酔いながら、無垢な部分を舌と唇でレイプする。
速水はこの危ない快感にすっかり病み付きで、もはやこの行為でなければ満足できなくなっていた。

建前はハルカの先輩としてこの家に招かれておいて、
本当のお目当てのカナの秘部を無理やりしゃぶって性欲を満たす。

カナにとっては大迷惑なこの悪夢の時間が、週に一度は必ずやってくる。

「ジュブブ…ズッパッ…んん〜、
さっきのカナちゃんのお口もおいしかったけど、こっちのお口も最高だわぁ。」

速水はよだれを拭いながら顔を上げ、ふと机の方に目をやった。
どうやら食べかけのポッキーが気になるらしい。

「あれ〜、これミルク味なんだ〜。」

箱から一本取りだした速水は、何かを思いついたらしくクフッと笑った。
カナは怯えた顔で速水とその手にある白いポッキーに落ち着きなく視線を送る。

「これをカナちゃんのココに入れてみたら、どうなると思うー?」
「へぇぁ?!」
「指は無理でも、これだと入りそうだと思わない?たったの3、4ミリだし。
ま〜、それでも初めてだから少しは痛いかもしれないけど。」
「やだやだ…ちょっとだろうが、痛いのは全部やだよぉ…」

グスッと鼻をすすったカナの目から涙がポロリと流れる。
そんなカナの可愛い仕草に速水はますます興奮を掻き立てられながら、割れ目の左右に指を当てた。

クチュッと広げられたのは、今までずっと人の目に触れることがなかった、
カナ自身でさえ見たことがない淡いピンクの粘膜。
速水はその下のほうにある小さな穴の入り口に、ポッキーの先端を押し付けた。

「っ、痛いっ…!」
「ガマンよ、カナちゃん。最初だけだから。ほら、ちょっとずつ…。」

『ヌプッ…ヌロロロ…』

「ぅわぁっ?!んぁっ?!」

隙間なく合わさっていたカナの粘膜の内部に生まれて初めて空間が生み出され、
異物が少しづつ奥へと侵入していく。
カナが思っていたよりもずっとスムーズに、ほんの数秒で3分の1ほどが挿入されてしまった。

「ほら、入っちゃったわよ。って、あら〜、何か汁が垂れてきたわよー?」
「え?汁?!」
「もしかしてカナちゃん、感じてる?どれどれ〜。」

とろーりと流れてきた白い粘液を速水は指ですくい、あーんと口を開けて舐めてみた。

「んー!おいしい!チョコの味がするー!」

愛液をこぼしてしまうほどカナは成熟してなどいないのだから、もちろんそれはチョコだった。
カナの体温で、挿入されていた部分が溶けてきたのだ。

「やっぱりカナちゃんくらい可愛いと、あそこの汁も甘いのかしらねー?」
「…そんなの…分からないよ…」
「そうよねー。カナちゃんはまだ、オナニーだってしたことないんだものねー。
カナちゃんの本物のエッチなお汁を舐めてみたいなぁ。
今度はこんなポッキーなんかじゃなくて、私の指をヌプッて入れちゃおうかしらー。
そうしたら、カナちゃんも感じてくれる?」

静かに抜き取ったポッキーを口に含んでチュパチュパしながら、カナの入り口のまわりを指で撫でる速水。

「ゆっ、指なんて入れたら死んじゃう…お願い、せんぱい…もういや…やめてよ…」

『指を入れる』という発言に恐怖を感じたカナは、顔をくしゃくしゃにして泣き出してしまった。

「あらら、本気で泣かせちゃった。あ〜、ごめんね、カナちゃん、泣かないでー。
もうやらないから、ほら、これでおしまい。もう平気よ!」

今日初めて慌てた表情を浮かべた速水は、
ベッドの下に落ちていたパジャマを拾い上げ手早くカナに着させた。

ベソをかいている程度ならば一向に構わないのだが、
本気で泣かれてしまうとハルカ達に声が聞こえてしまう。
速水はカナを抱き起こし、胸に顔を押しつけてくる腕の中のカナの頭を撫でた。

散々おもちゃにしておいたくせに、こうやってカナをあやす速水の姿はそれなりに様になっていた。

「許して、カナちゃん〜。そうだ、向こうにいって、みんなで楽しいゲームしようぜっ!王様ゲームっ!」
「へぇうっ…おうさまゲーム…?」
「そうっ!私がインチキするから、
カナちゃんのしたいことが何でも出来るように仕組んであげるわよ!ねえ、何がいーい?」
「ぐすっ…ほんとに…なんでもやらせてくれる…?」
「もちろん!」
「…じゃあ…チアキ…」
「んーんー、そうよね、やっぱカナちゃんはチアキちゃんよね。
じゃーあー、チアキちゃんとキスできるように仕組んであげよーか?それで、今日は許してくれる?」
「んっ…それなら…いいよ…」

カナは少し恨めしそうに、まだ涙で潤んだ目で速水を見上げて肯いた。

同じ穴のむじな、なんて言ったら怒られてしまう。
カナの想いは純粋だから、許されるのだ。

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