◆ 舐(ねぶ)り蟲 ◆


ねぶ、ねぶ、ねぶ
ねぶ、ねぶ、ねぶ

どれくらいこうしているのだろう。
少女は、数匹のおぞましい「蟲」たちの責めを受け続けていた。

ねぶ、ねぶ、ねぶ
ねぶ、ねぶ、ねぶ

いつどうやって捕らわれたのか、
いつのまに衣服をすべてはぎとられたのか、
もはや覚えてなかった。

ねぶ、ねぶ、ねぶ
ねぶ、ねぶ、ねぶ




「蟲」たちの執拗な舐り責めのため、
少女のいたいけな裸身は、
ねっとりぬるぬると「蟲」たちの粘液と唾液にまみれていた。

ねぶ、ねぶ、ねぶ
ねぶ、ねぶ、ねぶ

もうろうとした意識の中で考えていた。

はぁはぁ・・・ああ・・・「蟲」さんたち・・・
もうそろそろ開放してくれる・・・わよね・・・

ねぶ、ねぶ、ねぶ
ねぶ、ねぶ、ねぶ

だが、あわれな少女はまだ気づいてなかった。
さらに数十匹の「蟲」たちがすぐそば・・・まで・・・


2005/10/22

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