◆ いそぎんH(5) ◆
もうろうとしていた意識が、ちょっとずつ元にもどってきた女の子でしたが、
すぐには自分の状況がよく分からないのでした。
(………?)
どうやら高く持ち上げられているようです。
身体はまだぐったりして力が入りません。
その上、太いぷにょぷにょ触手で手足ぐるぐる巻きなのでした。
くちゅくちゅ…ぴちゃぴちゃ…
なんだろう…
さっきから、濡れた粘着音が聞こえています。
何かがうごめいているような音。
それは、女の子の身体の真下からでした。
ぼんやりとその音を聞いていた女の子でしたが…
(………!!)
よく分からないけど、なんだかヤバいんじゃないかと感じました。
抵抗しようと身体をよじってみましたが、
やっぱり力が入らなくて、それは無駄なあがきでした。
そしてそして、
女の子の身体はじわりじわりと、濡れたいそぎん触手に引き寄せられています。
いそぎんヘッドくんの第二の口腔に…
ぐちょぐちょぐちょ…にゅるにゅるにゅる…
いそぎんヘッドくんはとってもわくわくです。
だって、もうすぐ女の子を、いそぎん触手の群れの中にずっぽりと沈めて…
(つづく?)
2007/02/13