新しい世界が開かれてから好奇心の赴くまま旅を続けていたが、ふと故郷が恋し くなってきた。 気の合う仲間達との冒険や、新たに知り合う冒険者同士のつながりも楽しいもの だったが、今は一人でのんびりしたい気分だった。 (冒険者の休日だ・・・) そんなことを考えながらいつもの白い鎧をモグに預けジュノ港に向かおうとした 時、飛空挺ではなくたまにはチョコボで移動しようと思いついた。 先の予定や待ち合わせもなく、ゆっくりと景色を見ながらチョコボを走らせる。 こんな風に過ごすのはどのくらいぶりだろう? 道すがら、戦っている冒険者に昔の自分を思い出す。 気恥ずかしいような懐かしいような気分・・・邪魔にならないよう遠くから小さ く応援してみた。 寄り道が過ぎロンフォールに着いた頃にはすっかり日が暮れてしまっていた。 一人旅に付き合ってくれていたチョコボが『くぇーっ』と一声鳴いた。そろそろ 腹が減ってきたのだろう・・・返却予定時間も近い。 サンドリアまであとわずかな距離だ。夜のロンフォールを散歩することにし、背 負っていた鞄からギザールの野菜を一つ与えてチョコボを降りた。 力ないものだけを襲う獣人さえ見なければ静かで美しい森だ。 釣り道具でも持ってきていれば夜釣りでも楽しんでいたのだが・・・ 『きゃーーーーーっ』 突然、叫び声があたりに響き渡る。 声の聞こえた方へ走って行くと、若い女が一人地面に押し倒されオーク3匹に囲 まれていた。 『いやぁっ 誰か・・・』 びりびりと布を引き裂く音がし、オーク達の下卑た笑い声が低くもれる。 (嬲ってから殺す気か) 慌てて戦闘態勢に入り彼女にのしかかろうとしていたオークを一突きにし、残り の2匹も素早く片付けた。 『だいじょうぶか?』 倒れこんでいる彼女に手を差し出したが、あまりの恐ろしさにか震えてばかりで 返事もない。 このまま放っておいてもまた獣人に襲われるだろう。 (ひとまず安全な場所まで連れていくしかないな・・・) 震える彼女を抱きかかえ安全そうな場所まで連れて行くことにした。 『・・・助けて頂いてありがとうございました。』 軽い傷があったのでケアルをかけてやると、だいぶ落ち着いた様子で彼女は言った。 『いや・・・無事でよかったよ。』 少し離れて座っている彼女の初期装備の引き裂かれた部分からは挑発するように 白い肌が覗いていた。 あのまま誰も助けが来なかったらどうなっていたんだろう。 引き裂かれる布の音 オークの笑い声 どうせ奴等に犯されていたのならいっそ・・・ 彼女の白い肌に刺激されその先まで妄想が膨らむ。 視線に気付いて彼女は胸元の布をかき合わせようとする様子が、私の欲望を煽った。 『もう大丈夫ですから・・・』 恥ずかしそうに顔を伏せ小さな体をさらに小さくかかえて、私がこの場から立ち 去るのを願っているようだ。 『そうか・・・』 助けてくれたお礼に・・・などあるはずもない。仕方なく立ち上がり別れの挨拶 をしようと向きを変えると、彼女の体がびくんと跳ねる。 怯えた眼差しで私を見上げるその顔は、かろうじて保っていた私の理性をはじけ 飛ばすのに充分だった。 振ろうとしていた手を彼女の肩にかけ押し倒す。 『いぁ・・・っふむ・・・』 大声をあげられないよう唇で唇を塞ぐ。駆け出しの冒険者は非力で弱体魔法など かけなくても力だけでねじ伏せられそうだ。 抱えるように両手を後ろ手で押さえ込み、口腔内で激しく蠢かしている舌とは逆 に首筋から耳朶にすべるように指をなぞらせる。 『うぅ・・・』 彼女はひくひくと体を反応させながらも足をばたつかせて抵抗を続けた。 抵抗する女を犯す自分という状況がさらに興奮を高める。やさしく動かしていた 指を止め、まだ形を保っていたベストを荒々しく剥ぎ取った。 ふるんと現れた小振りの白い胸は、外気に触れたためか怯えのためか微かに震 え、薄桃色の部分は首をゆっくりと持ち上げだしていた。手を伸ばし弾 力というよりもまだ固さの残るその胸を激しく掴む。 『ふぁあっ』 小さな乳首を指でこねながら、唇と押さえ込んでいた腕を開放する。拘束が解か れたとたん逃れようとする彼女の足首を掴んで引き戻し、邪魔なショート パンツを下着とともに取り去った。 『いやぁっっ』 必死で閉ざそうとする両足を広げて持ち上げると、薄い毛で覆われた秘部が丸見 えになった。さらに力を込め大きく腿を開かせ、指で内襞を探りながら 湿り気の足りないその部分に舌を這わせる。 『ひやぁんっ・・・』 びくつく体を押さえつけ、クリトリスを舌で転がしながら指を奥へと進めてい く。何度か出し入れを繰り返していると唾液とは違う粘性のある液体の音が、 くちゃくちゃと聞こえ出した。 『やぁ・・・おねがぃ・・・やだぁっ』 抵抗する声が喘ぎ声に変わっていき、足にこめていた力が徐々に失われていく。 ひくひくと蠢く内部は指を突き動かすたびにからみつき、舐め取りきれ なかった愛液は臀部を伝って地面にまで染みわたっていた。 『あっっや・・・い・・・くぅっ・・・』 私の指を強く締め付けながら背中を仰け反らせて、達した彼女を見届けてから指 をゆっくりと引き抜いた。 くちゃあ いやらしい音を響かせたその手で自分のモノを取り出し、まだ余韻が残るひくつ く部分にあてがい一気に突き入れた。 『くあぁっ・・・ふうっ・・・あ・・・んっ』 ぐったりする彼女にかまわず欲望のままに勢いよく突き上げていると、弛緩して いた膣内は強い刺激にまた妖しく蠢きはじめ私を責めだした。 とろとろと新たな粘液が溢れ出し、体がぶつかり合うたびに小屋中にぴちゃぴ ちゃという音が響き渡る。 『あっあぁ・・・・っ』 短い声を上げた彼女の内部はまた激しく痙攣し、その勢いに私も果ててしまった。 (しまった・・・・) 彼女の上にのしかかったまま我に返り、急いで体を離し深く頭を下げて謝った。 『すまないっ。こんなことをする・・・つもりは・・・』 (あった とはいえないな) ゆっくりと体を起こした彼女の瞳からはらはらと涙がこぼれていてひどい自己嫌 悪と罪悪感苛まれた。 『この償いは必ずする。どうか許してくれないだろうか?』 私は思いつく限りの言葉で謝罪を繰り返し続けた・・・・・・ 『ただいま〜♪』 『おかえりクポ。ご主人様今日はえらくご機嫌クポね?』 真新しいレザー装備に身を包んだ駆け出しの冒険者はモーグリににやりとしてみ せた。 『まずはナイト様つかまえたわよっ!これで冒険が楽になるわぁ♪』 『え・・・アノふざけた作戦にひっかかった人がいたクポ?!』 『しっつれいね〜 次はいろいろ貢いでもらうためにシーフあたりかなぁ?女に 生まれてよかったわ♪』 そう言って彼女はモーグリににっこりと微笑みポケットから札束を取り出した。 『ほら、とりあえずお金には困らないわよ?ナイト様から頂いたの。なんか欲し いものあるって言ってなかったっけ?』 『パワーボウとビートルリングクポ〜♪やさしいご主人様で嬉しいクポ〜』 『ふふふ・・・買ってきてあげる〜 そのかわりこれからもイロイロ協力してよ ね?』 『了解クポ!気をつけていってらっしゃいクポ〜♪』 彼女は扉に手をかけ再び冒険の世界に飛び出した・・・ ふり http://f17.aaacafe.ne.jp/~huris/