<女囚の嘆き> ほんの、出来心でした。はした金に釣られた私が馬鹿だったのです。 「お客様、お待ちください!」 ジュノの税関で呼び止められて、はじめて密輸の片棒を担がされていたことに気がつきました。 しかも、その中身は流通や販売が厳重に禁止されている獣人・獣神印章。 箱の中で鈍く光るそれをみて、事の重大さにも気がつきました。 私は運び屋の疑いをかけられて、税関で厳しい取調べをうけました。 幸い、運び屋の容疑はその取調べに耐えたおかげで晴らしてもらえました。 でも、荷物を託したサンドリアのブルゲール商会は関与を否定し、黒幕である証拠も見つからなかったのです。 結局私は、運び屋よりさらに悪い、獣人・獣神印章のブローカーの罪を着せられ、 ここモルディオン監獄で懲役囚として服役しています。 刑期は、知らされていません。 モルディオン監獄は冒険者の間で「お仕置き部屋」と揶揄される監獄部分と、治安維持を司る治安維持軍 〜通称GM達〜の執行部のふたつに分かれています。 GM達は日々様々な業務に追われ、職場であるモルディオン監獄を殆ど出ることができません。 私に与えられた懲役は、そのGM達を、慰めることでした。 毎日きまった時間になると、私は独房から連れ出されます。 連行しにくるのはいつも若いエルヴァーンの女性看守です。 彼女が来ると私は、房内でのみ着用を許されている房着を脱いで、全裸にならなければなりません。 女性の前で裸を晒すのは、男性の前で脱ぐのとは違う、屈辱的な恥ずかしさがあります。 看守は氷のような冷たい目で私の身体を嘗め回したあと、ポケットから紅玉のついたさるぐつわを 取り出し、私にかませます。 これは最初はなかったのですが、このあと行う検査の時に、私があまりはしたない声を出すので、 懲罰のひとつとして与えられました。 すぐに口の中に涎がたまってきて、気をつけていないと口の端から垂れてしまい、恥ずかしい思いをします。 検査は、私が房内から何かを持ち出すのを防止するために行われているようです。 お尻を突き出し、検査を受ける姿勢をとります。 すると看守は、マニキュアのついた長い爪で秘裂をおしひろげ、膣の中に指を入れて、 私が何か隠し持ったりしていないか確かめます。 お尻のすぼまりにも同じ事をされます。丹念に出し入れしたり、擦られたりします。 ぐちゅ……にゅちゅちゅ… 「−−−っ…」 断じて期待しているわけではないのですが、私はいつもあそこを濡らしてしまっていて、 いやらしい音をさせてしまいます。 女性看守が蔑むように笑うので、我慢しようとしても声も涎も、一緒に出てしまうのです。 この検査が終わると、手錠を後ろ手にかけられ、首輪の鎖を引かれて持ち場に連行されます。 持ち場までの道のりには赤い鎧を着た何人ものGMが勤務についています。 裸で引き立てられる私が通ると、彼らは作業を一瞬やめ、にやにやしながら私を視姦します。 胸、乳首、お尻、それに剃り上げられたあそこに視線が集中しているのが、自分でもよくわかります。 恥ずかしくて恥ずかしくて顔が熱くなります。 いたたまれずに顔を伏せると、まるで悦んでいるようにぴんと屹立した乳首が目に入り、悲しくなりました。 あそこも、ぐちゅぐちゅしているのが自分でよくわかります。 こんなに辱められて、それで感じるなんて、私はどうかしているのでしょうか。 私の持ち場は、男性トイレの一角に設置された「公衆便所」です。 大きな姿見の前に、私専用の木のスツールがあります。 背が高く、お尻を乗せる座面は小さめで、私がこぼした汁の痕が染みになっています。 正面からみて45度の位置に、ふたつ鉄環がついています。 背もたれの代わりに、長い鉄の棒が1本背中に通っていて、上のほうに鎖とやはり鉄環がふたつ。 その上に「公衆便所・譲り合って使いましょう」と表示されているのです。 この椅子の前につくと、看守は手錠をはずしてくれます。 私は急いでスツールに座りました。もたもたしていると懲罰を受けてしまいまいますから。 足を開き、高くあげて、座面の斜め前につけられた鉄環で、足首を留めます。右足の次は、左足。 両足首を留め終わると、私の脚はM字型に全開にされた格好になりました。 足首の鉄環は分厚く長めなので、膝も腿も動かすことは出来ません。 看守が足輪の鍵を閉めました。つづいて、腕です。 私が腕をまっすぐ上げると、看守が鉄環で手首を留めました。 正面の姿見の中に、恥ずかしい娘があらわれました。 黒いボブカットに白い肌のその娘は頭の上で両手を戒められ、背筋をぴんと伸ばして 裸の胸を誇示するような姿勢をとらされています。 脚は幼児が排泄をするかの如くM字型に開いて固定され、剃りあげられた恥丘も、その下の陰部も、 脚の間から丸見えになっているではありませんか。 「………っ……」 私はいたたまれなくなって俯きました。 すると裸の胸と、興奮したかの如く勃ったピンクの乳首と、その下の恥ずかしい部分が 目の当たりになりました。 つるつるの恥丘の下には、濃いピンク色のお豆が、皮を脱いで顔を出しているし、その下の 裂け目の部分は充血してぷっくり膨れ、、ぬるぬるてらてらと、濡れた輝きを放っています。 ああ、座面に新しい染み、もうつけてしまいました…。 「さて、今日もしっかり働いて頂戴よ。」 看守はにっこり笑うと、私の裂け目を指で押し開き、濡れぼそった膣口にモルボルのつるを押し込みました。 くちゅり……ぐちょ… 「まぁ、あんたみたいな厭らしいヒューム女には、願ってもない懲役でしょ?  あんたのおかげで私たち女性GMはセクハラが減って喜んでるんだし、一石二鳥よ」 「…………っ…」 ここに座らされている間は咥えていなくてはなりません。 慰安とはいえ、多忙なGMの手を煩わせないための処置なんだそうです。 つるは毎日新しいものに換えられるため、狭い胎内でひどく暴れまわります。 「……っ!………ぅっ…!!………−−っ!」 今朝も例外ではなく、つるに膣壁を擦られ、突き上げられた私はじっとしていることができず、 スツールの上で激しく腰を振って悶えてしまいました。 封じられた口の奥から漏れるから獣じみた呻き声と涎も、我慢することができません。 「全く、こんなことされて濡らすなんて信じられない」 スツールからぽたぽた落ちる私の汁を見ながら、看守が呆れたように笑いました。 「そんじゃ、私は仕事に戻るからね。せいぜい腰ふってご奉仕するのよ」 私の首に「使用後は必ず上下の口の栓をすること」と書いた札をかけ、爪先で勃起した乳首をぴんとはじくと、看守はカツカツと靴音を立ててトイレを出て行きました。 つるの責めは、ごく緩やかにはなっても、完全にやむ事はありません。 くちょくちょ……ぴちゅぴちゅ… 絶え間なく責められて、締りの悪い水栓のように、私のあそこからも絶えずいやらしい汁が溢れています。 そして時折来る激しい責め。 その時がくると、姿見の中の黒い髪の娘は、乱れた髪と蕩けた目つきで、涙と涎にまみれて悶え狂うのでした。 ぱっくり開いた裂け目の奥で、緑色のモルボルのつるがグロテスクにひくひくのたうっています。 「…っ!……ぅぅ!………ぉ!……ぅぉ……!!」 誰もいないトイレで、何度目の絶頂なのか、もう数え切れないほどイってしまいました。 「お、淋しかっただろ?俺がたっぷり可愛がってやるからな」 「……ぅぅ……」 今日最初の「客」はヒュームのGMでした。赤い鎧についた階級章を見ると、まだまだ下っ端のようです。 「っていっても、俺もあんま時間ないからなぁ」 男は起用に鎧の腰部分だけを外すと、猛り狂った彼自身を取り出しました。 正直言って、ヒュームの「お客さん」だとほっとします。 エルヴァーンと違い、彼らのモノは私にとって大きすぎず、苦痛ではありません。 「何、こんなマガイモノでも感じまくるの?厭らしいな」 長めの黒髪の男は、私のからだに刺さっているモルボルのつるに手を伸ばしました。 じゅぽぉっ…という恥ずかしい音がして、ビチビチと蠢くつるが抜き取られます。 「………っ……」 彼はそれを床に放り投げ、私のさるぐつわを外してくれました。 「ほら、下さいってお願いしろよ?」 「……う……はぁぁぅ……」 膣口付近を屹立したモノの先っぽで激しく擦られます。 大抵の男は私を犯す前に、私の口から恥ずかしい言葉を言わせるのを好みました。 彼も例外ではないようです。 そして私の身体も、モルボルのつるでさんざん火照らされているので、もう我慢が効きません。 一瞬だけ私の理性が抵抗しましたが、儚い抵抗でした。 「……わ…私の……グチョグチョで…いやらしいお○○こに……ち○ち○……いれて…ください…」 何度言っても恥ずかしい陵辱をねだる言葉。男が満足そうにニヤリと笑いました。 「へへ、下の口も涎だしておねだりしてるぜ?…さぁ食えよ…!」 じゅじゅちゅちゅ… 「……はぁぁぁぁっ……っ…」 男のモノが勢いよく侵入してきました。つるとは全く違う、硬くて熱い質感です。 ぶちゅっ ぶちゅちゅ にゅちゅっ 「はぁぅ!あぁ!やぁぁ!くはぁっ!」 脚を開いて縛られたままの私に、彼は遠慮なく、乱暴に突き動かします。 膣壁を幾度も擦られ、身体の奥を突かれる度に背筋に電流が走り、私はのけぞって叫びました。 「あぁ!あぁぁぁ!……あぅ!ああぅぅぅ!あああ!」 電流が流れるたびに、膣内のモノが、どくんどくんと脈打つのが感じられます。 限界が近くなったのか、男はスツールに繋がれた私の腰を抱き、体を密着させての抽送をはじめました。 ぶちょっ びちょっ びちょっ 私の恥丘に赤い鎧の腹部分が何度も何度も叩きつけられ、汁が飛び散りいやらしい音が響きます。 「…だめぇ……はぁぅ…あぁ……あぁぁぁぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 のぼりつめた直後、身体の中に、何かが放たれた感触がしました。 「さ、仕事仕事っと、Call待ち5件だったっけ…」 男は無造作に私の上の口にさるぐつわ、下の口にモルボルのつるを押し込むと、 ラノリン石鹸で手を洗って、持ち場へ帰っていきました。 その日は、彼が一番マシな「お客」で、あとは最悪でした。 何人目かのエルヴァーンに至っては、わざと私のおなかと胸に精を放ってゆき、 私は体液に汚されたまま、その日の勤めをせねばなりませんでした。 それでも1日の終わりはちゃんと来るもので。 「やだイカ臭い!」 嘲る笑い声で、私はいつもの女性看守が迎えに来たことを知りました。 「ほら、つるをさっさと吐き出しなさい」 無情に命令し、つるに犯されっぱなしのあそこをにやにやしながら眺めています。 このつるは手を使わずに身体から出す規則なのです。 これはとても難しくて、いつも失敗して懲罰を受けてしまいます。 「うぅ………っ…!」 一生懸命あそこに力をこめてつるを搾り出そうと頑張ってみましたが、なかなか上手くいきません。 それどころか運悪く、激しい責めがやってきてしまい 「ちょっとぉいい加減にしてよ〜ほんっと淫乱よね、普通我慢するでしょ!?」 「……っ!……ぉっ!………ぅぉ!………ぅっ!」 「やだイっちゃったの!信じられない!ケダモノねケダモノ」 女性看守に激しく罵られながらも、気をやってしまったのでした…。 朝と同じように全裸に首輪、さるぐつわで引き回されながらあてがわれた独房へ連行され、 1日の懲役がおわります。 私は他の懲役の方と異なり、毎日入浴することを許されていますが、その際も拘束され、 いやらしいモーグリたちによってたかって責め立てられながら洗われる姿を、 GMの方々にお見せしなければなりません。 入浴が終わると独房に戻してもらえ、さるぐつわを外してもらえます。 ようやく1日が終わるのです。 が、今日はつるを自分で出せなかったことの懲罰を受けなければなりません。 懲罰の内容は日によって変わります。非道いのでなければいいのですが…。 「ほら、もっとしっかり吸えよ!」 「むふぅ………くふぁ………ふぁい……」 30分後、私は緋色の髪のエルヴァーンに前髪を掴まれ、口腔を犯されながら 顔を乱暴にふりたてられていました。 今日与えられた懲罰は、サブリガ1枚に全身に縄がけされ、後ろ手に縛られたまま、 口だけで「客」を満足させることなのです。 彼の後ろには、懲罰の実施を聞きつけたGMの長蛇の列。 ああ、今日はGMコールしてもレスポンス遅いだろうな… 霞がかった意識の中で、私は遠いヴァナ・ディールの自由世界に思いを馳せていたのでした。 <終> −−−−−−−−− 「私」…ヒュームF4黒髪。 http://f15.aaacafe.ne.jp/~kitamomo/