『違うよ。そんなこと言ってもらえると思わなかったから、嬉しくてね。』 俯いている頬にそっと触れ目を合わせるように持ち上げた。そろそろ発情してほ しいのだが そんな様子は微塵もないようで、ただ嬉しいといった笑顔が現れた。 『ほんとですか?!じゃあ、お名前教えてくださいっ』 私の手の中をするりと抜けて、腰に下げている荷物をごそごそと探り出した。 『名前って・・・あぁ、キャロリエだよ。』 いつもなら適当な名前を作ったりするのだが、この雰囲気にあてられたのかつい 言ってしまった。 まぁ困るようなことはないだろうし、それより・・・ 『キャロリエさん・・・ですね。登録させてもらいましたっ!』 にっこり笑って丁寧にお辞儀する姿にからかうように聞いてみた。 『で、キミの名前は?』 『あっっごめんなさいっ・・・イオナっていいます。』 荷物を直しながら慌てて答えるイオナの手を逃がさないように掴んだ。 『イオナって呼んでいいかな?』 びっくりした様子のイオナにやさしく微笑みながら聞いてみた。こくこくとうな ずく。 『私の国ではね、フレンドとより深く仲良くなるための儀式があるんだけど・・・』 当然嘘だ。普通なら怪しむか、真意を理解してくれるところなんだが・・・ 『してくれるんですか?!』 期待で目をきらきらさせてるところを見ると解ってないなぁ。 『してほしい?』 『はいっぜひっっ』 うーん・・・まぁいっか。これも人生の勉強と思って諦めてもらおう。 『・・・じゃあ』 掴んでいた腕を引き寄せ抱きすくめ、何が始まるのかわからず半開きになってい る唇にいきなり舌を ねじこんでやる。 柔らかい侵入物にびくっと体が反応して、驚き逃れようとするが離さない。 唇を封じたまま、背中にまわした腕と全体重をかけて後方の岩肌によりかからせ るように移動させる。 逃げ場を塞いでから唇を離してやった。怯えたような顔をして私を見つめるのが かわいい。 『怖い?』 耳元にささやいて、首筋を舌でなぞりながら降りていく。 『うう・・・ん』 やっと自分がどうされるかわかったようだ。抵抗する気はなさそうだが、体が固 くなっている。 タブレットの前をはだけると瑞々しくつるんとした肌が現れ、その胸にも唇を這 わしていく。 『・・・んっ』 ひくんと体が震えた。気持ちいいというより恥ずかしがってるようだ。目を固く 閉じされるがままなのを 見ていると意地悪したくなってくるなぁ・・・ 『恥ずかしい?やめよっか?』 指先を胸元からさわさわと徐々に下げながら動かし、ズボンの中へするすると侵 入させる。 『・・・準備おっけーって感じかな?』 その私の一言に頬をさらに紅潮させ、指先が触れているソレもとくんと弾んだ。 『気持ちよくしてあげるよ。』 ちゅっと軽く赤くなっている頬に口つけて、ゆっくりとしゃがみこむ。 時間をかけてじらすようにズボンを脱がし、そっと下着に手を添え一気に引き降 ろしてやる。 『あっ・・・』 保護していたものがなくなり、夜の冷たい空気をソレに感じて金縛りにあったよ うに体が硬直した。 イオナのそんな反応を楽しみながら、とくとくと震えるソレに舌を伸ばしゆっく りと下から先端に這わした。 『はぁうっ』 その先端にはもう透明な液体がにじみ出てきて、舐め取る私の舌の上に塩分を補 給してくれた。 『ふ・・・あぁ・・・』 少しの舌の動きにも声をもらすのがかわいい。そろそろいただこうかな。 『そこに寝よっか?』 朦朧としているイオナを誘導して草の上にころがし、唾液で光るソレに手を添え て、ゆっくりと私の中へ導いていった。 いつも思うがこの瞬間が一番好きだ。飲み込んだソレもそれ以外も全てが自分の ものになる瞬間。 その征服感だけのためにこの行為をしているのだと思う。 腰を動かしてやるたびに私の下で身もだえする姿を冷静に観察していると、苦し そうにしながらもイオナは目を開いて 私を見上げた。 『きもち・・・よく・・・ないんですか?』 快楽に溺れそうになりながらも、人の心配をするイオナの真面目さにふきだしそ うになった。 『気持ちいいよ・・・』 イオナの髪をなでつけてにっこり微笑んでから、腰の動きを早めた。 『もう我慢せずにイッていいんだよ?』 『ふーーーーーーっ』 (煙草持ってきて正解だった) 岩肌にもたれて煙を勢いよく吐き出す。 膝枕ですやすや眠る少し汗ばんだイオナの髪を起こさないようそっと撫でる。 (名前・・・覚えちゃったなぁ・・・) えろぱろ総合にもお世話になってます。 他のも見にきて頂けると嬉しいです。 http://f17.aaacafe.ne.jp/~huris/