<騎士団倫理規定・浄化と奉仕> ぐったりとしたナクォスの身体を、ラーアル隊一の屈強の副隊長が抱えあげた。 膝の後ろから脚を掬いあげ、ぐい、と思いきりこじあける。幼児の排泄の姿勢だ。 「い、いやぁっ!」 ナクォス自身の指によってしとどに濡れたそこが、露になった。闇色の陰毛はぴたりと肌にはりつき、ぬらぬら光る襞も、赤く勃ちあがった陰核をも、隠す役割は果たさなかった。 両手は、膝の内側で、副隊長の手によって縫いつけられている。 「…やめてぇ…」 恥ずかしい姿勢と、恥ずかしい部分に集まる視線に、ナクォスはぎゅっと目をつぶった。 思いと裏腹に、M字に開脚させられた裸の身体は、どくんどくんと、熱を帯びていた。 「諸君」 カツカツと靴の音が近づいてきて、ナクォスの傍らにラーアルが立った。 「ナクォス副隊長の身体は、下賎なヒュームによって穢された」 頭上で声が響く。どこか嘲笑を押し殺したような声。 「副隊長にエルヴァーンの騎士としての誇りを取り戻させ、穢れを払えるのは、我ら同族の『肉 槍 』のみ!」 …っていうか…何よその理屈は… ナクォスは一瞬立場を忘れて内心でツッコミを入れた。 尤も 「なあ、肉槍ってなんだよ(笑)」 「いや、いいんだけどスゲー論理だよな」 「それは指摘しちゃいけないんだって、黙ってりゃクリルラ隊のNo,2をヤれるんだから」 『浄化』する側にも相当ツッコマれている規定のようだ。 「ナクォス副隊長、顔をあげなさい」 部下のきこえよがしなツッコミをものともせず、ラーアルが横から、俯くナクォスの前髪を掴んで引きずりあげた。 「きゃぅっ…」 強い力に思わず悲鳴がこぼれた。ぎりりと髪をねじあげられ、顎があがるぐらいまで顔を持ち上げられる。 もう片方の手が股間に伸びた。 「あぁぅ…」 「さあ、副隊長の口から、浄化をお願いしてもらおうか?」 ラーアルの手はくちゅりと股間に滑りこみ、淫靡な水音を音をさせながら膣の浅い所を出入りしはじめた。充血した襞が指にからみつく。 「……あっ……はぅ…っ…」 「フフ、下の口はお待ちかねのようだ。上の口でも言ってみろ?いやらしい私の??????に、皆様の逞しいちん???んをたっぷりぶち込んで下さい、ってな」 別の指が秘裂を前にかきわけ進み、包皮をおしわけ、肉芽を捕らえる。充血して膨らんだそれにぎり、と爪が立てられた。 「きゃぁぁぁぁっ!!」 強すぎる刺激にナクォスがのけぞった。 「ほら、また気をやる前にお願いしたらどうだ?」 喉の奥でくつくつ笑いながら爪で肉芽をぐりぐりと潰した。小さく円を描くように潰して,擦る。 「いやぁ!あああああああっ!あぁ!ああっ!」 開脚させられたまま、ナクォスはびくびくと痙攣した。快楽とどこかで繋がっているような、でも異質な刺激。 絶え間なく襲うその責めに、身体の奥で、栓が切れた。 ……あ…… じょろろろろろ… 水が溢れる音。小さな放物線が、ナクォスの股間から描かれた。 一瞬の静寂。 「放尿 (・∀・)キターーーーーーーーー!! 」 「うわすげえ マジすげえ」 その一瞬の後、房内は騒然とした。 「おいおい、お漏らしか。勘弁してくれ」 ラーアルが声をあげて愉快そうに笑った。 「まったく、いやらしい身体をして赤ん坊のようだ」 愛液と尿で濡れた手でナクォスの尖った耳を抓り上げる。 「………っ……」 ナクォスの頬に痛みと羞恥の涙がぼろぼろ落ちた。髪を掴まれているので俯くことも目をそらす事も出来ない。 「ナクォスさん、シーシーですよ、いっぱい出してください!」 隊員のからかいの言葉に房内が爆笑した。 「……いやぁ…あぁ…」 それでも涙は自分の意思では止められない。我慢していた尿意も抑えられない。 からかいと嘲笑に答えるように、尿は弧を描いて、少し前の石床にぴちゃぴちゃと跳ね落ちる。 じょろろろ…じょろ…ろろ……… 「よちよち、いっぱい出てますね〜 よくみえますよ〜」 「ほら、もっと脚ひらいてよく見せてくださいよぉ、おしっこ出てるとこを!」 「……おねがい……視ないで…おねがい…」 ろろ…ろ……… 放物線に勢いがなくなり、小さな雫が股間のすぐ下に落ち、やがて止まった。 「うぅ……あぅぅ……えぐっ……うぐっ…」 排泄を終えてもその姿勢をとらされたまま、ナクォスは子供のようにしゃくりあげて泣いた。 「楽しい余興だったな、さあ、浄化をはじめようか?」 泣きじゃくるナクォスにラーアルの容赦ない声が飛んだ。 「厭なら、ここからひり出すのも、見せていただくことにするが?」 長い指が菊門あたりをぐいと突いた。。 「…い…いや……言います…」 意味するところを理解したナクォスは弱弱しくかぶりを振った。 「よし、前をむいて大きな声でお願いしろ。目を瞑るのは許さん」 ラーアルが乱暴に髪を放した。ぐい、と抱えなおされ、正面にむけて脚がめいっぱい開かれ、胸がそらされた。見上げる男たちの欲情した目があらためてざくざくと突き刺さる。 意を決して、ナクォスは命じられた言葉を唇に乗せた。 「わ…私ナクォスの…いやらしい身体を……お…お?????こを…」 「声が小さい!」 「……み…皆様の………た…逞しい………お……お…お??????ん…で…浄化……してください…」 「ぶちこんでください、だ。やり直し!」 「あぅぅ…」 ラーアルの言葉に顔を真っ赤にして涙を流すナクォス。 それをみて、男たちが再び笑った。 「隊長、きびしー(笑)泣いてますよぉ」 「鬼畜ですねー、いや冗談ぬきで」 「ナクォスさ〜ん、ちゃんと言わないとこのヒト何するかわかりませんよ〜?」 部下たちのヤジをものともせず、再びラーアルがナクォスの尻に手を伸ばした。 「別に強制はしないさ、ここから出すか、こっちに入れるか、選ぶのは副隊長自身だ」 その指先が菊門を少しこじ開ける。僅かに進入した爪先はぐりぐりと押し入ろうと旋回していた。 「……いっ……いたぁ……あぅ…」 体験したことのない異物感と裂かれる痛みがナクォスを苛む。その痛みとラーアルに対する恐怖感は、ナクォスの羞恥心と僅かに残った誇りを屠るのに必要にして十分なものだった。 「………ナ…ナクォスの……いや…いやらしいお????こに……皆…皆様の逞しい……お?????んを……ぶちこんで……ください……」 ラーアルはナクォスが着ていた木綿の薄物を石床に敷き、その上にごろりと寝そべった。 レデルセンのホックは既に外れていて、怒張した彼自身が垂直にそそり勃っている。 「くれてやる。自分で咥えろ」 床に下ろされ、所在なさげに佇むナクォスにちらと目をやり、顎で自身を指し示した。 「はい……」 おずおずとナクォスがラーアルに跨った。その身体は細かく震えている。 「……い……いただき……ます……」 男根の根元を軽く掴み、探るように膣口へ導く。 くちゅ…くちくちゅ… いやらしい音を立てながら、ナクォスの膣が先端を咥え込んだ。 「はぁぅ……」 ゆっくりとナクォスの腰が沈む。赤い襞がまくれあがりながら赤黒い男根に絡み、ゆっくり飲み込んでゆく。愛液がぶちゅぶちゅと男根と襞の間から溢れ、淫猥な音をさせながらとろとろと溢れた。 「旨いか?ナクォス」 ナクォスの胎内は火傷するほど熱く、ひたひたとラーアルを締め付けた。更なる快感を求めて突き上げる。 「…あぁぁ!…あぅ……!」 じゅちゅっ じゅちゅっ ナクォスがのけぞり悲鳴をあげる。自身の先端に感じる壁を突くと、ひときわきつく啼き、ラーアル自身もきつく締め上げられた。 「隊長、私も参戦致します」 先刻までナクォスを抱えていた副隊長がナクォスの髪を掴み、その口に無理やり自身を捻じ込んだ。 「……むぁ………!」 ラーアルの頭上で、口腔を犯される光景が繰り広げられはじめる。 「スゴイ光景だな」 紅い唇からグロテスクなそれが出入りし、涎が糸を引いて落ちてくる。その動きにあわせて深く突き上げると、喉がしなり、形のいい胸がぶるんぶるんと揺れた。 「むふぅ……ふぅ……あむ……ぅ…」 「ほら、しっかり吸って下さい。舌も使って」 副隊長がナクォスの長い耳を引っ張り、ついでに指先でこちょこちょと弄ぶのが見えた。屈強な手でがっしり固定された小さな頭は、快感で反ることも許されず、くぐもった喘ぎ声だけが途切れ途切れに漏れる。 その切なそうな様にラーアルの加虐心が刺激された。乳首に爪を立てて捻りあげる。 「−−−−−っ!!」 涎と一緒にばたばたと涙が落ちてきた。尤も、きぅ、とラーアルを締め付けてくるから痛いだけではないようだ。 ぴちゃぴちゃ…ぬちゃぬちゃ… じゅちゅっ…じゅぽじゅぽ… 口腔と膣から、それぞれ異質な水の音がする。 「えーっと、ボクもいいですか?」 ダボイ担当の新米騎士がズボンを脱ぎ、ナクォスの菊門に手を伸ばした。 「おめー、ペーペーのくせに!」 「先輩たちだって階級はボクとたいしてかわんないじゃないですか」 新米はラーアルとの結合部から溢れ出た愛液を掬い取り、菊門に丹念に塗りこめて行く。 「−−−−−−−−−−っ!!」 「さっき隊長の指が結構入ってたから、大丈夫ですよ♪」 その言葉を裏付けるように、少しくちくちと弄ると、菊門はあっさりと指を咥えてしまった。 「ほらね♪」 満足そうに指を抜き、男根をあてがう。 「−−−−!……ゃぁっ………っ−−−−!」 少しずつ、少しずつ、菊門が犯されてゆく。みちみちと裂かれる痛みの奥に快感を感じ、ナクォスは愕然とした。 …こ…こんなとこでも…… 「ほら、お尻も濡れてきた」 新米が菊門から分泌された白っぽい粘液を目ざとく見つけた。本来は排泄をスムーズに行うために分泌されるものだ。 「気持ちよくなってきたんでしょう?」 ずぶ、ずぶと新米の男根が挿入されてゆく。 「−−−−−−−−っ!!」 ふたつの穴と口を同時に犯され、ナクォスは声にならない叫びをあげた。 何度気をやったのかもうわからなかった。 覚えているのは、ラーアルが胎内に精を放ったことと、副隊長の精を呑んだあたりまでだ。苦い苦いそれは、とても全部呑み込めなくて、口から胸までどろどろになってしまった。まだ身体に触れていないのに、自分で限界に達してしまった男も何人かいて、彼らに放たれた精が身体のいたるところを汚した。 わからないぐらい犯されたのに、ナクォスは未だ四つんばいで、後ろから膣を貫かれながら口腔での奉仕をも強制されていた。陰核を舌で責めながら、ふたつの胸の谷間に男根を擦りつけている男もとりつき、ナクォスを幾度目かの絶頂へと無理に追いたてるのだった。 「この3人で最後か?」 「そうですね、どさくさにまぎれて2回目のもいますけど」 「え〜〜 1回目はどこにも入れてないんだから見逃して下さいよ」 「早漏は嫌われるぞ 娼婦以外にはな」 「……あぁぁ……あぅ……ああああああああ…いっちゃぅ……いくいくいくいくいくぅぅぅぅぅ!」 冷静さを取り戻した男たちの冷ややかな視線と蔑む視線を感じながら、ナクォスは絶頂の叫びをあげた。 獣じみたその声が響く房内は、もう、夜明けが近かった。 <終> ------------------------ ◇CAST◇ Rahal ドラギーユ城H-9。顔は4A(多分)。こんな人ではないっぽい。 Nachou ドラギーユ城H-8。顔は8A。ラ神のイラストと同じ顔で嬉しかったっす。 副隊長 イメージとしてはガルカなんすが、騎士団だからエルなんでしょう。誰でもいいや。 新米君 ダボイの入り口の木のとこにいる人想定。 過去作品あります。ラブエロは少ない。つーかない。 http://f15.aaacafe.ne.jp/~kitamomo/