『あぅ・・・たかっ』 たくさんの冒険者が集まり、その中でもひときわ混雑の激しいジュノ下層の競売前。 地方から出てきたばかりの若い冒険者は、目の前の品物の価格にため息をついた。 財布の中は見なくてもわかる。 残っているのは小銭だけ・・・ (無駄使いするんじゃなかったなぁ) 初めて訪れた大都会。 豊富な品揃えの魔法屋に興奮して、彼女は未修得の魔法を手当たり次第に買ってしまった。 次々と魔法を覚える贅沢に酔ったあと、本来の目的を果たすために上層に向かった。 チョコボ乗り免許証取得。 そのために必要なアイテムがあることを、彼女は知らなかったのだ。 競売のカウンターにあるゴビゼの野草を恨めしげに見つめて、また深いため息をついた。 『どうかした?』 頭上から男の声がした。 見上げると一人のヒュームがこっちをみていた。 初対面の人に話すようなことではなかったが、親しげな男の態度に促されるように彼女は事情を話した。 『そっかぁ。ちょっと待ってて。』 話を聞き終えると男はカウンターに駆け寄り、彼女の欲しがっていたものを手に入れた。 『はい。どうぞ。』 目の前に差し出されたゴゼビの野草。 (これさえあれば免許がもらえる・・・でも・・・) 受け取ることをためらっている様子を男は察したようだった。 『いきなり知らない人からものはもらえないか・・・』 こくこくと頷く彼女の頭から足先まで眺めて、男はこう提案した。 『じゃあさ。俺の手伝いしてくれない?その報酬ってことで。』 彼女の顔に笑顔がひろがった。 『私に出来ることならなんでもしますっ』 その答えににやりとして男は歩き出した。 『じゃ、ついてきて。』 人ごみの中、男の背中を見失わないように彼女はついていった。 『ここね。』 そこはジュノのレンタルハウスの前だった。 (掃除でもすればいいのかな?) そう思いながら彼女は男の部屋に足を踏み入れた。 『いや〜俺も運がよかったよ。』 彼女の後ろに回りながら男はそう言った。 『え??』 男の行動と真意がわからない彼女は無防備だった。 『野草くらいでついてくる女の子がいて。』 男は彼女の後ろからいきなり抱きついてきた。 『なっ・・・なにするんですかっっ?!』 動揺しながら必死で男の腕から逃れようとする彼女だったが、慣れている様子の男にはかなわなかった。 『暴れても無駄だよ。』 片腕で器用に彼女を押さえ込みながら、片手をローブの隙間から差し込んできた。 暴れる彼女をあやすかのように、小振りな胸をもみだした。 『やっやだやだやだっっ!』 さらに激しく暴れだす彼女に男は舌打ちをした。 『うるせぇなぁ。なんでもするって言ったろ?』 いらだった男は乱暴にブラを押しのけ、まだやわらかい乳首に爪をたてひっぱった。 『ひゃうっっ』 胸に走った痛みに動きが止まる。 『そそ。大人しくしてろよ〜』 痛み刺激のために固くなってきた乳首をころころと弄びだした。 囁いていた耳元から首筋にかけて舌を這わせる。 『ふ・・・あぁ・・・』 徐々に力の抜けていく彼女を支えながら、ローブを脱がしていく。 『や・・・やだぁ・・・はぅ』 スボンだけになった体を男に預けながら、彼女の口からはまだ抵抗の言葉が出ていた。 その言葉に男は手の動きを止め、彼女にささやいた。 『ふぅん。やめてほしいんだ?』 男に背を向けたまま勢いよく彼女は頷いた。 『・・・じゃあさ。濡れてなかったらやめてあげる。』 するっと男の手が伸び、彼女のズボンの中に入り込んだ。 『あっ!』 くちゅぅ 液体の溢れている音が彼女の耳にまで響いてきた。 男は手を抜き取り、恥ずかしさで顔を俯けている彼女の目の前に濡れた指を差し出した。 『こんなんじゃ、やめられないねぇ。』 追い詰めるように彼女の頬に濡れた指をなすりつけた。 打ちのめされ震える彼女の胸に、男は再び刺激を加えだした。 『こんなに固くしてさ。気持ちいいんだろ?』 触れられるのを望むように突き出してきた乳首を、男は遠慮なくいじりつづける。 『・・・ち・・・がいますぅ・・・』 『あぁ。そっか。ここも責めてほしいんだよな。』 ズボンをずり下げ、さっき確認した位置に男の指はまた侵入した。 ぴちゃ・・・ちゅくぅ 『はぁっ・・・ん・んん・・・』 『うわっ。すげー濡れてる。おもらしでもしちゃった〜?』 男の辱める言葉に、彼女の体からまた液体があふれだし腿をつたいだした。 『中はどうなってるのかな・・・?』 求めて開いているその口に、男はわざとゆっくりと指を差し込んでいった。 ぬちゅぅぅ 『あぁっ・・・』 さらに音を立てるようにゆっくりと引き戻す。 『ふぁぁ・・・あっ・・・はぁはぁっ・・・』 彼女は膝をがくがくとさせ、完全に男に体をあずけすべてをそこに集中させていた。 ゆるやかな指の動きに物足りなくなってきてしまう。 (もっと・・・はやく・・・) 高みを求めて、腰が動き出す。 彼女の変化に男は、支えとなっていた自分の体をすっと後ろに下げた。 『きゃあぁっ』 ふらつく足は倒れる彼女を踏みとどめる力もなく、しりもちをついてしまった。 男は倒れた彼女の足首を掴んで、大きく広げる。 『ぃやぁっ・・・見ないで・・・』 男の目がそこに注がれているのを感じて、彼女は羞恥に身を固くした。 ぬめぬめと体液で光るそこは、侵入している男の指をしめつける。 『俺の指、そろそろ離してもらおうかな?』 くちゅくちゅと中で指を遊ばせながら、充血して顔をだしてきた花芯にも指をはわせた。 『ひあっ・・・はぁぅ・・・』 さっきまでとは違う、鋭い快感が腰から頭にかけて走った。 ちゅぽっん 『はぅ・・・』 快楽を与え続けていた指が一気に引いていって、彼女は寂しげな声を上げてしまった。 『そんなに寂しがらなくていいよ・・・ほらっ』 男は彼女にのしかかり、さっきまで指を埋めていた部分に自分のモノを押し当てた。 『じゅうたんに染みをつくっちゃうくらい欲しかったんだよね〜?』 にゅちゅぅ 先端だけゆっくりと侵入してくる。 彼女の顔をにやにや見ながら男は言った。 『・・・いやだったらやめるけど?』 もう抵抗どころか、腰は奥まで差し込まれるのを待って小刻みに震えている。 『や・・・もっと・・・』 『素直じゃないなぁ。欲しいって言ってみ?』 入り口が熱い。我慢できない・・・ 『・・・ほしいです・・・』 顔を赤らめ目を潤ませてそう言った彼女の頭を、男はぽんぽんとたたいた。 『よく言えました。ご褒美ね。』 ちゅくぅっ 『くはぁ・・・あっ・・・あ・・・』 一気に押し込まれ動き出すソレに意識が飛びそうになる。 くちゃくちゃという音が部屋中に響く。 ようやく満たされた中は、もう離さないといった風に男のモノを咥えこみ締め付ける。 『すげーいいわ。お前。』 『はぁっ・・・ん・・・あ・・・あぅくっ・・・』 男の両手が彼女の胸を掴み、乳首をこねまわした。 『いっやぁぁ・・・あっ・・・あぅ・・・いぃっ』 中の締め付けがきつくなる。 体液が溢れ、濡れた音が高く大きくなった。 『いぃ・・・はぁっ・・・い・・・いくぅっ・・・いっちゃぅぅ』 彼女は体を弓なりにそらせてしばらく硬直した。 力の抜けた瞬間、男の体から熱いものが中に注がれるのを感じた。 ちょこぼはなかなかゴゼビの野草を食べてはくれなかった。 しかし彼女は懸命に3日間看病を続け、やっと懐いてきたちょこぼに野草を与えることに成功した。 (これで免許がもらえるっ!) よろこぶ彼女に厩舎で働く少年がにこやかに言った。 『こんなに早く食べるなんてすごいね〜』 『もう少し続けると回復しそうだね。』 (え?え??) 困惑する彼女にあの男からtellがきた。 《言うの忘れてたんだけど。ちょこぼが治るにはあと3個ゴゼビの野草がいるんだよ》 《・・・・・・》 《俺の友達3人がお前のために用意してくれたのよ。》 《・・・・・・》 《俺の家、覚えてるだろ?欲しかったら取りに来いよ。強制はしないからさ。》 ほんの一瞬ためらったのち、彼女の足はレンタルハウスに向かっていた・・・ cherr/ふり