月はベッドに転がる竜崎の横で本を読んでいた。
「月くん」
呼ばれて振り返った月を押し倒し唇を塞ぐと、舌を割り込ませようとしてくる。
「ん」
歯を食いしばり侵入を防ぐ歯茎を、竜崎の舌がなぞっていく。
背筋がぞくりと震える。
竜先は唇を放すと、月の耳を囓った。
「ん…」
白い指が月のうなじを撫で、髪をまさぐる。
竜崎はまた唇を重ねてくる。
今度は竜崎の舌を受け入れてやると、口内にどろりと甘い液体が流し込まれた。
竜崎の手で首を絞めるように固められ動けない。
鼻をつままれ、たまらず飲み込んでしまう。
(これは・・・)
飲み込んだのを手で感じ取った竜崎は、月の頭を抱え込み、ねっとりと口の中を犯していく。
「ん…りゅ…や」
白いシャツに爪を立てる。
言葉とは反対に薄茶の瞳が潤み、月の頬は紅潮していく。
飲まされたのは竜崎の口でどろどろに溶かされたチョコレートだった。
月はカフェインに弱かった。
竜崎に珈琲やらチョコレートやら飲まされた晩は眠れず、翌日は睡眠不足で辛い思いをしていた。
今もこんなものを飲まされては眠れなくなるのだが、竜崎に弱味を見せると、余計に嗜虐心を煽るのは分かっていた。
カレーにもこっそり入れかねない。
月の爪から力が抜ける。
竜崎は半開きの月の口から糸を引くと、赤い舌でそれを舐め取った。
「…やめますか?」
と尋ねる。白い手が月の下腹部に伸び、固くなった部分を強く握った。
「あっ…」
「キスだけでもうこんなに固くなってます」
軽く扱く。
「罰が必要ですね?」
「っ…な…」
器用に月のシャツの釦が外されてゆく。
薄い色の乳首が見えると竜崎はそれを指と唇で挟み振動を与える。
「…ん…」
中途半端にはだけられた胸を指先と唇でなぞっていく。
鎖の音とベッドの軋む音と月の少し荒い息だけが聞こえる。
ふいに月の視界が真っ黒くなった。
「な…」
「目隠しです。…月くんは淫乱ですからこれで充分です」
ちゅぱちゅぱと音を立てて激しく月の胸の蕾を舐め回す。
舌先で乳首を倒しながら、竜崎が言った。
「今日、音だけで興奮してましたよね」
「な…っ…」
だが事実、昼間絶え間なく菓子を食べる竜崎の指と唇がたまに音を立てる、その度に月の腰にむず痒いような疼きが走った。
目が竜崎の指や唇に吸い寄せられるのを、目を瞑ったりして阻止しようとした。
竜崎は全く気付かない様子だった、はずだ。
「ほら、少しもう出てます」
濡れた茎の先を握りぐりぐりと指で塗り広げる。
「あっ…やめ、」
「…やめますか」
充血した先を口に含んで強く吸う。
月は顔を腕で隠した。
「んっ…あ、…やめないで」
竜崎のくすりと笑う声が聞こえたような気がした。
竜崎は濡れた茎を離すと、月の上にのしかかってきた。
「随分、素直ですね…」
目隠しを外し、顔を覗き込んでくる。
月は顔を逸らした。
「いつもは…もっと…」
耳をピチャピチャと音を立てて舐める。月の顔にがさがさと黒い髪がかかる。
竜崎は耳の穴に舌を突っ込んだ。月の下半身が痺れる。
「う…んっ…なんだよ、したいんだろ?」
「素直すぎます…」
竜崎の囁き声が頭に響く。
「何が言いたいんだ」
月は起きあがった。
「興奮しません、何故でしょう」
唇に親指を当てていじりながら、じっと月を凝視する。
「いいよ、もう寝る」
鎖を鳴らし月は布団に横になった。
不機嫌だと示すためにそっぽを向いて布団を頭まで被る。
とにかく一度終われば、竜崎は眠るし、本でも読めばいいと思ったのだ。
背後で鎖が鳴った。
すると突然、布団がはがされ月は力まかせに俯せにされた。
素早く後ろ手に手首を戒められる。
「何だこれ、やめろ!興奮しないんだろ!」
「やはり、嫌ですか」嬉しそうな声がする。
と、頭上から機械的な振動音が響いてきた。
乱暴に引き剥がされ露わになった尻に何かぬめる物が押し当てられた。
「何だ!何のつもりだ」
機械的に振動するそれで、溝をなぞるように往復すると、
「すぐ慣れます」
月の孔に入れ、襞をめくるように動かした。
「ひっ…ひぁっ…う、っ…やっぁ」
しばらく月の孔を弄ぶ。
「そんなに喚かなくても、挿れてあげますよ」
ゆっくりと月の奥へと卑猥な棒を押し入れた。
ぬめる凹凸が初めての刺激を月に与える。
「ああっ…やめっ、あ…いや、」
月はベッドに顔を押しつけ、形の良い尻を高く上げた。
ぎりぎりといきり立つ棹は透明な液を滴らせる。
「いやらしい格好ですね、月くん」
敏感な部分へ振動を集中させる。
「ひゃぁっ…あっぁー…んっ、ん…あ」
月はくぐもった唸り声を漏らした。
腰が振動で卑猥に蠢く。
竜崎はいきなり月から棒を抜き取った。
「っ…うっ」
衝撃で月は横倒しになった。
服を引っ張り裸にすると、竜崎は月の腰を掴んで膝を立て尻を突き出させた。
緩んだ孔にさっきより数段太い怒張を当てがう。
「っ…あ」
「月くん…」
ずぶずぶと孔を広げながら侵入すると、敏感な部分を引っかけるように腰を突き入れる。
「んっ、あっ…あっ」
月はベッドに押し当てた端正な顔を歪め喘ぎ声を上げると、引きつるように息を飲んだ。
痙攣とともに、そそり立った茎の先から半透明の白い液が飛び出す。
竜崎は月に目一杯に押し込むと、月の先を指先で撫で回した。
「月くん、早いです」
「あっ…ああっ」
月は放出で過敏になっている部分を弄られ全身をがたがたと震わせた。
竜崎が粘着音をさせて怒張を抜くと、月は鎖を鳴らし頽れた。
「まだです」
ベッドの端に座った竜崎が鎖を引っ張る。
「こっちに。…座ってください」
見ると、赤黒いモノが竜崎の垂らす液に濡れ、真ん中で待ち受けている。
月はそれを見て恐ろしくなった。
涙目でかぶりを振る。
「何です。大丈夫ですよ」
強引に腕を引っ張り後ろ向きにされる。
竜崎が腰を支えると、月は泣きながら腰を下ろしていった。
「…うっ…く…っひ…あ」
「ほら、入るじゃないですか月くん」
誉めるように月の柔らかい髪を撫でる。
挿入の刺激で月の茎は上を向いた。
すっぽりと根本まで納めると、竜崎は月の乳首を弄り始めた。
小さな蕾を摘み、優しく倒すようにしてやると、月の喉から甘えるような声が漏れた。
「感じますか」
固く尖った蕾をえぐり出すよう強くつねって引き、放してやる。
「あ…んっ」
更に乳首の根本をねじるようにこねくり回すと、月は腰をくねらせた。
茎の先からだらりと卑猥な液を垂らす。
「又、出ましたね…」
肌の感触を確かめるように指先で触れていく。
「ん…は…」
しっとりと長い愛撫に月の足が小さく震えた。
足の付け根に這ってきた竜崎の手が月の茎を強く握った。
「っ…」
「まだ、ですよ」ぬちゃぬちゃと音をさせて上下に扱く。
「あっ、…んっ、だめ」
「固く、なってきました…」
月を離すと、ベッドに寝かせ足を押し開いた。
屹立した月の茎を舐め始める。
「…っ、やめ」
「やめません」
ぐちゅぐちゅと唾の音をさせ、くわえ込む。
諦めたように閉じた月の目尻から涙が流れた。
竜崎は枕を月の背中に挟み、腰を高くすると覆い被さった。
広げた足の間へ怒張をゆるゆると押し込む。
「何で泣くんですか」目尻の涙を舐める。
「…分かってるんだろ」月は睨んだ。涙が溢れて止まらない。
「何がです」生え際へと舌を這わせる。
「分かってる癖にっ…っあ」
小刻みな律動で月が揺れ始める。
「何を分かってると、思うんですか」
「あっ、…だ…。んっ」
月は苦しげに喉を仰け反らせた。
喉に白い指先を当てると、反り返った胸へ下ろしていく。
尖った乳首をコリコリと摘んでこねる。
「分かってますよ。秋の夜長、いくらでも付き合ってあげますよ」
「んっ…あ。あっ…や、っ」
竜崎は激しく突き上げると、月の中へ勢いよく精を吐き出した。
「っは…」
ずるずると孔から怒張を抜く。しばらくすると、竜崎の放った液が垂れてくる。
竜崎は紙で拭き取ってやる。
月を抱き起こし、こめかみにキスすると、月はぐったりと首をもたせかけてきた。
「月くん?疲れましたか?」
「…ああ。当たり前だろ…」
月は口を開けるのももどかしい。
竜崎は傍らに置かれていた飲み物をずるずると飲む。
「じゃあ少し休みましょう」
やっと月の腕を解放した。
「月くん」
ふわりと顔を挟み月に口づけする。
半開きの月のピンク色の唇に湿った舌が割って入る。
と、ひどく甘い飲み物が喉に注がれた。
「あっ…な、何」むせて咳き込む。
「コーヒーです」
竜崎は平然と言った。
咳が治まるのを待って、ベッドのヘッドボードに月を押しつける。
対面で座ると、月の口に深く口付けていく。
「じゃあ、二回目ですね」
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月は眠れず、暗い窓の外を見やった。
朝とはいえ、まだ日も昇らない。
傍らでは竜崎が安らか寝息をたてている。
月は溜息をついた。
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