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I f . . . ( キバシカver. ) もしも、シカマルが雷ぎらいだったら。 テレビをつけるとアナウンサーが天気予報をつげていた。 テレビ画面に見入っていた俺のうしろでプツン、と音がして画面が暗くなった。 「シカマル、テレビ見てるんだから消すなよ。」 「見たら余計具合悪くなる」 「お前がテレビ見ようが見なかろうが天気はかわんねって」 「かわんなくてもどことなく変わるんだよ。わかれよバカ!」 シカマルが俺のことをバカバカ連呼するから前に、 そのバカってところに愛が含まれてんだよな、て言ったら殴られた。 シカマルは愛だとか好きだとかそういう感情に対して妙に照れるやつだから(まぁそこが可愛いんだけど) 俺が軽々しくそういう感情を素直に述べると殴ったり叩いたりする。(そしてそれも愛だと俺は思い込む) 「シカマル、なんで雷嫌いなの」 「うっさいバカ。キバなんてきらい」 三角座りをして頬を膨らました。のそのそと這って近づいてって シカマルの両方の頬をパンと勢いつけてはさんだらプ、と言って頬はしぼんだ。 「なにすんの、キバうざい!」 「なんで雷嫌いなの。」 「だまれってば」 「ちゅーして」 「死んじゃぇよ」 「ちっちゃい頃にー、」 しばらく沈黙が続いてシカマルは話し始めた。 シカマルは話すのがめんどくさいとか言うくせして沈黙が嫌いだから、沈黙に耐えられなくて思わず喋ってる。 そんなこいつが好きだなと思ってしまう俺はきっとバカ。たぶんバカ。 でもそのバカにはシカマルへの愛がたくさんだと言うことに気づいてほしい。 「ちゅーして。」 シカマルが話し終わってもう一回言ったら踵落しを喰らう俺はバカ。 - - - - - 前のサイトのアンケートお礼。そろそろ時効だと思うので 03.09.14 しま |